ではどうぞ
「師匠、、、」
彼女が師匠である刃と会うのは実に数年ぶりである、嘗て自分に様々なことを教えた後何も言わずに自分の前から消えたのだから。
「、、、、、」
「、、、、、」
両者とも何も言わず只沈黙が部屋内に広がるそんな師弟に挟まれた夜兎はとても気まずそうにしている。
「あーなんだその、久し振りだな、バカ弟子、元気そうでなりより。」
「ぁ、うん、久し振りです、師匠、えーと、何年ぶりでしたっけ?。」
「、、、済まん、憶えてない。」
、、、ある意味似たもの同士の師弟だからか、お互いにあった気まずさは早々になくなった。間に挟まれていた夜兎も気まずが消えたのが分かったのかホっと息を吐いた。
「取り敢えず、目が覚めてなりより、怪我の具合はどうだ?」
「取り敢えず、全身が痛いです、何したんですか?師匠」
赤芽の刃を見る目がジド目になる、自分が何故か負っている怪我の原因は今の所自分の師が付けたものと判断している模様。其れを聴いた夜兎の目も赤芽と同じようにジド目になる。
「ウグ、流石に夜兎までそんな目で俺を見るのは辞めてくれ色々と心にくるから、、っておいこらバカ弟子、なんだその変態を見る目は?、辞めろよ俺は変態じゃないからな!?。」
自分の娘と愛弟子にジド目で見られた嘗て恐れられた鬼神の名誉挽回は数時間に及んだ。
「はぁ、何してるんだ、刃」
名誉挽回をしようとしてる刃のその背後彼が入ってきて開かれたままの廊下側の襖の向こうからため息をつきながら彼の妻であるコンガラが入ってきた。
「母様」
「え、母様?、、、、ってことは、夜兎ちゃんのお母さんで、師匠の奥さんですか?。」
「ああ、君とは初めましてだな、私はこいつの妻のコンガラだ。君のことは刃が酔っ払ってるときによく聴いてる。」
赤芽は夜兎と初めて会ったときに彼女は師匠から名前を聴いたと言っていたので、その師匠の奥さんも知ってるんだろうなーとは思っていたがまさかの酔ったときに自分のことを話していると言われ彼女の中にあった師に対する尊敬の念が薄れっていった。
「あのー、コンガラさん?なんかバカ弟子からの視線が更に鋭くなった気がするんですが、其れは」
「そんなの、自分のことを酔っ払って話したとなると、その子の中のお前に対する尊敬の念が薄れたのだろうな。」
其れを聴いた刃はまるで、錆びて動き辛くなったロボットのように首を愛弟子と娘の方に向ける、その二人の視線は完全に冷たいものになっていた。
(ああ、完全に目が冷てぇ、夜兎は兎も角、何でお前まで視線が地味に怒った時のコンガラに似てるんだよ。)
もはや、部屋の中の女達に冷たい視線で見られてる鬼神はガックシと頭を落とすしかなかった。
どうも苦労バランです、何故かギャグ風味になりました
前書きで言ってた新たなオリキャラは次回に持ち越しになりました。
ついこの間、本作に感想を送ってくれた方がお気に入り登録している作品の作者様でした!
では次回ものんびりお楽しみに
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