東方鍛冶録   作:苦労バラン

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台風が猛威を振るう中投稿です。
前回の投稿から数日経ってる。
台風の勢力圏に住んでる方は気をつけて。


宗教戦争異変六

旧都中心部

其処は彼方此方の店から賑やかな声が響き渡り店の中には酒を飲み陽気に成っている旧都に住む妖怪や鬼がどんちゃん騒ぎを為ている。其れなりに広い旧都の中でもこの辺りは飲み屋街に成っており、何時も1日の終わりに飲みに来る客達で賑わっている。だが今は普段とは違い賑やかと言うよりも騒がしいと言う方が合っている状態だった、地上で厭世感が広まっている一方で気楽な物や厭世感に囚われる心の弱い者が居ない旧都では地上で起きている異変は関係なく何か上で起きてるなという認識でその事を肴にして酒を飲み者が大勢居たのだ。そんな者達の中1人ふらふらとあっちこっちをキョロキョロ為ながら歩いているピンク色の髪をしお面を着けた少女、こころは周りの物珍しさに辺りを見渡しながら歩いていた。中心部の喧騒に誘われて一緒に来ていた赤芽に何も言わずにふらふらとまるで誘蛾灯に誘われる蛾のように来てしまったのだ。直ぐに黙って来てしまった事に気づき戻ろうと道を引き返したのだが道中にある店の賑やかさに気を取られ気づけば元来た道からずれて別の道に来てしまったのだ。其処からは周囲の店を見つつどうにか戻ろうと為ている。だが、こころが居ないことに気づき赤芽も中心部の方に探しに来て地味にすれ違ってしまっていることにお互い気づけなかった。

「、、、どうしよう。、、、完全に迷った。」

道の端で途方に暮れるこころ、元々は自分の捜し物に付き合って貰った友人からはぐれないようにと釘を刺されていたのに自分からはぐれて迷った今の状況に落ち込んでいた。 

「、、、このままじゃ、、、希望の面を探せない」

すると。

「お、ねぇねぇ其処の彼女!今暇?」

「暇なら俺たちと一緒に飲もうぜ!」

落ち込んでいるこころに話しかけたのは如何にも酔っているのが分かり易いほど頬を赤くしている若い鬼の青年2人だった。いきなり知らない人に話しかけられたこころは固まる。

「え、、、いや、、、その、、えっと、、」

「よく見るとこの辺りじゃ見ない顔じゃん!」

「おぉ!ほんとだ!可愛い子だ。」

そんなこころの様子に気に掛ける様子は無く飲みに誘う2人組、すると。

「おいこら!!僕の友人をナンパするな!酔っ払い!!」

こころと酔っ払いの間に滑り込むように割って入ったのは赤芽だった。

こころを探して中心部まで来た赤芽は旧都に住む知り合いに聞き込みをして途中勇儀に絡まれる事になったがどうにか逃走しこころを探していて酔っ払いに絡まれる彼女を見つけたのだ。

「おお?これまた可愛い子が来たねぇ、ねぇねぇ君もどう?お兄さん達が奢るよ?」

「誰が酔っ払いと飲むか!。生憎僕らは別の用事があるので!行くよこころ!」

こころの手を引いて立ち去ろうする赤芽だが、酔っている2人組は赤芽達の進路を塞ぐように立ちはだかる。

「おぉっと逃がさないよ?」

「しつこいな、あんたら、一度痛い目見なきゃ分からんかこのy「おい、俺の連れ達に何かようか?」!?」

ヘラヘラと笑いながらにじり寄ってくる2人組に苛ついた赤芽が腰に差した刀を抜こうとすると2人組の肩を誰かが叩いた。2人組の後ろに立っていたのは赤芽の鍛冶の師匠である刃だった。




台風で外が凄いことに成りつつある光景を見つつこっそり投稿
次回もお楽しみに。
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