東方鍛冶録   作:苦労バラン

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(^^)/お久しぶりです。苦労バランでございます。
中々卒夢想編にするか永夜紗編にするかで迷って至ら、前回の投稿から数日たってしまいましたー! 誠に申し訳ございません!m(_ _)m
また、ワールドトリガーの二次小説に嵌まってしまいこっちを忘れかけていました。
本当に申し訳有りません。
其れでは東方卒夢想三日置きの百鬼夜行編開始です。


三日置きの百鬼夜行編
三日置きの百鬼夜行壱


紅い霧が幻想郷中を覆った夏、中々冬が去らず訪れるのが遅れた春。これらの異変が起きたところで終わってしまえば幻想郷の住民達がやることは一つ、宴会である。

人里から少し歩いたところに有る小高い山の中腹其処には古くから幻想郷が生まれたときから有る神社が有る。その神社の名は博霊神社、代々幻想郷で起きた異変を解決する博霊の巫女が住む神社であり二つ有る神社の内の一つでも有る。嘗ては里の人が参拝に行っていた神社だが現在では境内内に妖怪が出入り為ているため人が参拝為なくなっているのだが。

ガヤガヤ ワイワイ ハハハー フフフー

普段は人気が無い博霊神社の裏側に位置する森の中とても賑やかな声が聞こえてくる、其処には数多くの妖怪達が集まっていた、いや、妖怪以外にも夏に起きた異変の主犯である紅い館の吸血鬼やそのメイド、また、霧の湖に住む妖精、とある少女の願いにより生まれた騒霊3姉妹、冥界のお嬢様に庭師、吸血鬼の友人である魔女、魔法の森の人形遣い、同じ魔法の森に住む普通の魔法使い

、そして先に起こった二つの異変を解決した。現在の博霊の巫女、博霊霊夢。

その様子から見るに花見なのだが、参加している者達の顔色は少し悪い、何故ならこの花見はここ毎日のように行われているからだ。幾ら人より体が丈夫な人外の者達でも毎日のように行われる宴会には疲労が溜まっているのだ。 そして、そんな毎日のように行われる宴会で疲れている者達を見物するように境内に漂う妖気、その妖気は宴会が始まる度に濃くなっている。まるでその妖気の主が宴会を起こして、いや、宴会に生じて何かを為ようとしているのは宴会参加者の誰もが勘づいていた。そのため、毎日のように行われる宴会の参加者達全員の思うことはただ一つ。

(絶対にこの妖気正体を掴んでやる、もしくはとっちめる。)

一方その頃、赤芽は困惑為ていた

「えーと、」

「姉様♩♩」スリスリ

自宅で刀を打っていた所自分を訪ねてきた編み笠を被った少女に抱きつかれているからだ。少なくとも彼女に妹は居らず妹弟子的な子も存在しない。

「えーと、君は誰かな?少なくとも僕には妹はいないんだけど」

困惑為ながらも問いかける赤芽、少女は赤芽の腰に顔を擦りつける事を辞めると赤芽の顔を見上げる。

「!?」

 その顔には彼女の師である、刃の面影が有った。

「君は、」

「私は夜兎、姉様の事は、父様がよく話してた、其れを聞いて会いにきた。」

「父様?って師匠奥さんいたの!?というよりか師匠がよく話してたってあの人僕の事なんて言ったのさ!!。」

彼女からすれば自分にいろんな事を教えた後突然姿を消した師に奥さんや子供がおりしかも自分の事をよく話してたと聞いてパニックに陥らないのが凄いのである。

「えーと、つまり夜兎ちゃんは師匠から僕の事を聞いてここに来たと、所で本当に姉様って何?。」

「そう、此処の場所は微かな父様の気配を追ってきた。後姉様は姉様、父様は姉様の事も自分の可愛い娘だって言ってた。」

「、、、師匠、、、///」

自分の師匠の娘から師匠が自分の事をどう思っていたか聞かされ、娘とは兎も角可愛いに関しては彼女中の乙女為ての部分が反応して少し赤面する。彼女も乙女なのだ。

「はぁ、取り敢えず家の中においで?子供が好きそうな菓子は余り無いけど。」

「ん、大丈夫、これから宜しく、姉様」

夜兎の言葉の中に何か不穏な物を感じる赤芽は聞き返した。

「あれ?、今これからって言わなかった?」

(何だろう、もの凄ーくいやな予感が)

「うん?、これから私もここに住むから宜しくってことだよ?」コテン

その言葉を聞いた途端赤芽は固まった。そして、

「えええええええええええええええ!?」

その声は人里まで響いたという。




はい(^^)/改めて苦労バランです。
いやー久しぶりの投稿になりましたが、どうでしょうか
何か意見等がありましたら感想欄にコメント為て頂ければ返信いたしますので、はい。 やっと夜兎を本格的に出せましたよー 何時だそうかなと思い余り待たせるのもなと思い春雪の最後で出して今回赤芽と対面させました。因みに補足為ておきますと夜兎の背丈は赤芽の腰よりちょっと上、赤芽自体背丈は妹紅と同じ位と考えていますので、まあ、赤芽自体そんな大きく有りません。
さて、今話ちょろっと出てきた東方キャラの数々何人かは分かったかと思います。また、冒頭の宴会のイメージはYouTubeで見ることが出来る東方二次創作幻想万華鏡のあるオープニング曲のPV映像です。(あえて曲名は伏せます。運営から注意されたくないので。)
其れでは、また、次回もお楽しみに

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