時間差でお送りします。
みなさん台風大変でしたね、ご無事でしょうか
私は夜眠れなくて本当に辛かったです。
では遅くなりましたが、どうぞ
「もう行くのか?」
「ああ、CPも引き返してるらしいからな...」
花が美しい丘の上の家で今回の戦いの英雄たちが眠る。
そしてもう一人無視できない人物にその視線が集まった。
彼はこの場で選ばなくてはならない。
「名前も聞いてなかったよな?」
「俺はマルドリード・エクトル、歳はたぶん5つ、人さらいにあった後この顔の事もあって利用されそうになった、そこをアンタたちに助けてもらった、よろしく」
火拳のエースとそっくりなほど似ている顔、きっとルフィが見れば目が飛び出すほど驚くだろう。
麦わらのメンバーが軽く自己紹介をする
「見れば見るほど似てやがるな」
「アァ、新聞で見た顔そっくりだ」
一度アラバスタで会っているゾロと写真でしか見たことがないフランキーが反応する。
「俺のことは...知っているみたいだが一応な、サボだよろしくエクトル」
握手をしつつ本題に移る、、あまり時間はない。
「それでだ本当にエースの子供なのかはともかく、お前はどうしたい?」
このままここに残ることも出来るし、どこか安全な街まで行くことだって出来る。
「俺を連れていってください」
子供は頭を下げた。
その声には悔しさが滲んでおり、顔は見えないが唇を噛み締めているのかもしれない。
「俺が火種を持ち込むことなんてわかり切ってて、本当は一人で生きていたいんだ、もうだれも悲しいことを思い出して欲しくない...」
ぽふっと帽子が被せられ軽々と子供は抱き上げられてサボの膝に乗せられた。
「大丈夫だ、なァエクトル生まれてきてくれて、ありがとう」
「っ!?」
その言葉で気がついたのかほかの三人も口を揃える
「おおう!その小さい体でよく生き残ったぜ!」
「...ああ、悲しいなんてのはお前が決める事じゃねぇ」
「そうよ、その人とすごした楽しい記憶も蘇るものなの、だから気にしないでいいのよ」
父親と同じく生まれながらに悩みを抱えて生きる子供にそんなことは無いと、微笑んだ。
「アンタ達ズルいって、よく言われない?」
帽子で顔を隠した子供が三人に聞けば、さぁてなととぼけられてしまう。
「じゃあ行くか、ルフィは手かかる弟だけどよろしく頼む!」
ニッと笑うもう一人の兄と子どもは少しだけ明るくなった顔付きで三人を真っ直ぐ見る
「俺もきっといつか海出るから、そしたら美味い酒ご馳走させてくれよな」
そんな小さ約束と兄としての頼みを残して二人の影は消えていった。
「はは...!エースと似たようなこと言ってやがる」
暁の星がひとつ、闇に呑まれる事無く空に灯される
それはいつか大きな星になって、やがて太陽のように輝くのだろう。
けれどそれはまだ誰も知らない未来の話だ。
どうもポポビッチ磯野です!
これにて番外編if《暁の星は空に呑まれるか》完結です!
イエーイどんどんパフパフ〜!!
読み返すとありえないほど駆け足、お前誤字も含めてガバガバ過ぎィ!ってなりますが、もう書いたもん勝ちだと思って投稿しましたよね。
まあやっぱり麦ちゃんたちに着いてくのは難しいなァって事で、革命軍に保護から経由で平和な島まで逃げる事にしました。
ちょっとだけ未来の話もできたらいいなぁ。
あと思いつきで違うオリ主考えてしまったので、そのうちオリ主詰めのとこが更新されるかな(予告)お楽しみに!
台風で寝てないのでもう限界!寝ます
では次のお話で!☆*。
ポポビッチ磯野