「ラジオネーム、さば缶さんからのお便りです。明後日、原稿の締め切りなのですがどうすれば間に合うでしょうか?そうだね、きっとこのお便りが読まれているときには結果が出てると思います。現実を受け止めましょう!」
ラジオから流れる音、私はただそれを聞き流している。その音とは関係なく私から別の音が聞こえる。風邪をひいたからだろう、その証拠に身体が怠く、いつもより汗が流れてる。ラジオの音を聞き流していると突然、眠気が襲ってくる。退屈だから眠くなるわけとは違う、身体が私の意思に関係なく働いているからだろう。疲れて眠くなっているんだ。
「今は……15時57分か」
私は仕方ないと思いながら目を閉じた。
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「……」
風邪の怠さがなく身体が軽い。風邪をひいたのは今日だから短時間でいつも通りの身体の軽さになるなんてありえないから、夢の中かな、昨日遅くまで起きているんじゃなった。珍しいことに客観で見るものではなく主観だ。今の夢の舞台が家なのかは触れないでおこう。あっ、動いた。私の意思とは関係なく動くから夢だろう。
「うーん、部屋から出たけどどうするんだろう」
夢の中だからこの後の展開は全く読めない、この後どうするんだろう。階段を下りて、キッチンに向かったみたいだ冷蔵庫から飲み物を取り出し飲んだ。うん、なんだろう普通過ぎる。そう言えば、家に誰もいない、どうしてだっけ、思い出せない。私じゃない私?も同じ疑問を抱いているのかな、周りを見渡してる。今の時間は、16時10分みたいだね、現実の時間だといつも母さんは帰ってきてるはずだ。
「居間の方に向かうのかな?」
私?は居間に向かっていた。そこにも誰もいなかった。私?は家中探した。けど、誰も見つからなかった。私?は現実の私と同じ風邪だったみたいで探しただけで体力が尽きかけていた。流石に、そこで寝るのはダメだと思ったみたいで自分の部屋に戻って、布団の中に入った。ラジオの音が聞こえるけど、疲れてすぐに寝てしまった。
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「よく寝たー」
夢から覚めた私は少し、家を回った。なんも変なところはなかった。
「夢と現実は違うからそりゃそうか」
時計を見ると時刻は17時になっていた。
「うーん、暇だな……そうだ!」
私は自分の部屋から色々と持ってきて、面白い仕掛けを作った。けど、それで疲れたので再び、部屋に戻って寝ることにした。
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「また夢か……」
今日はこういう夢を見る日なのだろうか、私の部屋から始まっていた。私?は起き上がった。
ジリリリリ!
どこかから目覚ましの音が聞こえた。私?は急いでそっちに向かう。母親の部屋なっていた。なぜか押し入れから、私は押し入れを開け、目覚ましを止めた。そこに袋があった。気になった私?は袋を開けて中身を見た。それを見て私は気を失った。
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「えー……」
母親の部屋で目が覚めた私は袋の中を見た。中には血が流れている人の腕が入っていた。
「昨日、殺した人のこと覚えてないのか……もう、仕方ないね、私」