舞鶴第一鎮守府の日常 作:瀬田
定期的には更新できるようにしていくので、気長にお待ちください。
「···ぅ」
思わず、小さな呻き声が出てしまった。
(重い···?)
開いた目には非常に眩しい光が飛び込み、それがもう朝だという事実を知らせる。
肌寒いこの季節、日が昇り始めているということは、もう昼も近いのではないか。
そして、思い出したように、動かない上半身に視線を戻すのだった。
「え···」
今のところ、まともな日本語を喋っていない。
そうは分かっていながら、目の前の光景が信じられなくて、声が出せないのだった。
「ず、瑞鶴···なの?」
「···zzz」
すやすやと自分の身体を枕にして眠っていたのは、後輩の五航戦の片割れだった。
最近では赤城さんがもう一人の方の面倒を見ることが多く、私はこの子にかかりっきりであったりする。
「うーん、翔鶴姉···」
「···寝言でも翔鶴なのね」
その言葉に、他意はない。
少し笑ってしまった。
「ほら、起きなさい瑞鶴」
頬をつつくと、彼女は顔を顰めたのだった。
「んもう、翔鶴姉なに···って、え?」
「私はあなたの姉ではないわ」
胸元で熟睡していた瑞鶴が、驚愕に口を開き、羞恥に顔を赤く染める。
「えええ!?か、加賀さん!?」
「ええ。おはよう」
「あ、おはようございます···じゃなくて!」
軽快にノリツッコミを入れていく瑞鶴は、決してボケには回れないのだろう。
彼女が空母の誰よりも真面目な性格の持ち主であることを、一体何人が知っているのだろうか。
「昨日は飲み過ぎたわね···頭は痛くない?」
「あ、うん···そういえば、飲み会で」
頭を片手で抑える瑞鶴。
二人の頭の中に、昨日見たその光景が浮かんでくる。
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『うへへ、蒼龍ぅ~』
『ちょ、ちょっとまって飛龍!や、やめむぐぐ』
溢れんばかりに酒を注ぎこまれる蒼龍。
みるみるうちにその顔は赤くなり、やがて目を回して仰向けに倒れた。
『全く、情けないなぁ蒼龍は』
『飛龍さんこっわ···』
酒に酔う暇もなく、後ろで青ざめていた瑞鶴に、彼女の双眸が向く。
『あれ?瑞鶴、まだ飲み足りてないんじゃない?』
顔も青いし、と付け加える飛龍に、後ずさりする瑞鶴。
『そ、そんなことないから!ちゃんと飲んでるから!』
『先輩の酒が飲めないのかー!』
『パワハラだー!』
全力で逃げようとする瑞鶴の腕を、誰かが掴む。
『どこへ行くの?瑞鶴 』
『ちょ···え、ちょ、翔鶴姉、まっ──────』
『今です!』
『おうともよ』
『あ゛──────っ!』
そんな光景を目の当たりにして、赤城は苦笑し、加賀は額に手をやるのだった。
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「そうだ、飛龍さんと翔鶴姉にお酒を···」
「あなたも災難だったわね」
下ろされた瑞鶴の髪を撫でる。
いつもは両側を束ねているから、長く暮らしていないと瑞鶴だと分からなかったりするのではないだろうか。
「そ、それはそうだけど、私、どうして加賀さんたちの部屋に···?」
きょとんとした顔で呟いた瑞鶴。
首を傾げる仕草は、年相応の、可愛らしいものだった。
(二航戦があざといと言う理由も、わかる気がします)
問題といえば、彼女が艦娘で、艦歴を含むと80年近いということだろうか。
(私はもう一世紀経とうとしているのだけれど)
艦娘の外見は変わらないとはいえ、精神が老いていくのではないかと思うと、少し震えてくる。
「ん···どうしたの?」
「いいえ、何でもないわ」
そう考えて、はたと思い出す。
(そういえば···)
「まあとにかく、翔鶴姉やみんなを探しに行かないと」
その瑞鶴の一言で、加賀は我に返る。
「そうね···時間も微妙だから、朝食には遅いことだし」
「またご飯の話してる···」
呆れる瑞鶴をよそに、加賀は早々と支度を始めているのだった。
「あっ、蒼龍さん」
宴会部屋には、申し訳程度に毛布を掛けられた蒼龍が床に倒れ伏していたのだった。
「あのままだったのね···可哀想に」
無理には起こさないでおこうと、瑞鶴の背に乗せ、部屋へと連れ帰る。
「う、う~ん···?」
「起きたようね···蒼龍、大丈夫···?」
加賀が心配げに顔を覗き込む。
その表情が珍しすぎて、瑞鶴が目を奪われていたのは別の話。
「あれ···かがさ···うぷっ!?」
(···不味いわ)
咄嗟に顔を青くした加賀に瑞鶴が不思議がっていたが、何か叫びながら、瑞鶴から半ば奪い取るように、蒼龍を抱えて走り去っていくのを見て、ようやく理解した。
「も、も限界···」
「が、我慢して蒼龍!!」
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「ふう、何とか間に合ったわね」
「あ、ありがとう加賀さん···」
「色々と···すみません···うぅっ」
小柄な蒼龍が、更に猫背になって悶える。
加賀は、お水でも貰いましょうか、と辺りを見回す。
「···何だ、どうしたんだ三人とも」
訝しげな表情をして、我らが提督が話しかけた。
休日の私服姿だろうか、ラフな格好をしていた彼に蒼龍を除くニ人がドキッとしていたのは置いておくとして、片手に持った袋に目がいく。
「お、おはよう提督さん。昨日の宴会明けで、蒼龍さんの酔いが酷くて···」
「なるほど···大丈夫か?さっき買った水があるぞ」
名前通り顔の青い蒼龍の前に、フタを開けたペットボトルを差し出す。
「んっ、ぐっ···ぷは、あ、ありがとぉ···」
依然としてフラフラの蒼龍を提督が慌てて抱える。
「だ、大丈夫か」
「ゔ···い゛てて···」
流石に艦娘とはいえど、非艤装展開時に人一人を持ち上げるのはきついだろう、と提督は思い当たった。
「···蒼龍は俺が運んでおくよ。これ、渡しておくから、必要なら飲んでくれ」
そう言って渡したのは、手持ちの袋の中の瓶に入ったサプリ入りのドリンクと水。
「これ···提督も二日酔いなの?」
「いや。昨日那智と隼鷹、千歳と飲んだんだが、飲みすぎたらしくて」
「あの三人が酔うって、どれだけ飲んだのよ···」
おぞましい量の酒瓶を思い浮かべ、ゾッとする二人であった。
「酒保にも売ってるんだな。まあ取り敢えず、今は念のために他の子を見てきてくれ」
「すみません、有難く頂きます」
そう言って、蒼龍を背に載せた提督が、顔色一つ変えずに行く。
「「いいなぁ···」」
思わず漏れ出た本心にニ人ははっと顔を赤らめるが、当の提督は全く気付く素振りはないのであった。
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二航戦部屋。
「お邪魔しま~す」
そっと扉を開けるが、気配はない。
「···寝てしまっているのかしら」
加賀がそう呟いて、奥へと入って行く。
「飛龍さーん?もうお昼ですよー···」
それについて行った瑞鶴が問うが、やはり反応はなかった。
「ここかな···?」
部屋の隅まで彼女の姿を探したが、見つからない。
「もう起きてるのかな」
「そのようね。赤城さんのことですし、ひょっとすると自主練されているかも知れないわ」
「うひゃぁ…しばらくぶりの非番なのに?」
「赤城さんはそういう人です」
まさに尊敬のまなざし、赤城は、加賀が目を輝かせるほどの艦娘らしい。
瑞鶴は自分の師である加賀からここまで信頼される彼女の人物像を、大食いファイターからようやく改めようとしていた。
と、その時、廊下の先からパタパタと走る足音が聞こえた。
「あれ…風雲」
「あっ、お疲れ様です、瑞鶴さん、加賀さん」
ぺこりと頭を下げる風雲であったが、何やら袋を抱えている。
「どうしたの?」
「随分と急いでいるようね」
気になって両人が尋ねてみると、風雲は苦笑して答えた。
「ええ。昨晩飛龍さんが翔鶴さんのお部屋へ翔鶴さんを引き込んで遅くまで飲んだらしくて…二人共ひどく酔っていらっしゃるようだったので、そのお見舞というか」
「…本当にごめんなさいね」
「なんていい子なの…!」
静かに涙を流す加賀と瑞鶴に、風雲は怪訝な目線を送るばかりであった。
「ここは私たちに任せて?風雲、今日は確か非番だったでしょ?わざわざ朝からこんなゲロ酔いの世話なんて···」
「ゲロ酔いって、貴女···」
「い、いえ。大丈夫ですよ。飛龍さんは昔からお世話になってますので···」
遠慮する風雲。本当にいい子なのだが、流石にこんな事で大切な時間を浪費させるわけにはいかない、と瑞鶴は感じているようだ。
「なら、とりあえず私たちも行きましょう。それで最低限処置をしたら、それぞれ部屋に送り届けるということで」
「そ、そうね。風雲、それでいい?」
「あ、はい。ご一緒します」
まったくとんだ迷惑な酔っぱらいです、と呟く加賀であるが、どことなく楽しそうにしている。
この空母六隻で一緒にいることは、彼女にとって何より重要な意味をもつのだ。
口数の少ない加賀ではあるが、いつもより三割増で激しく動くサイドテールを見てそれを感じ取った瑞鶴は、ふふっと笑うのであった。
「お゛お゛お゛あ゛あ゛あぁぁぁ···、いてぇ···」
「ううう···いたい、いたいれすぅ···」
惨憺たる光景。
五航戦の部屋では、阿鼻叫喚の絵面が広がっていた。
「獣のような声ね···」
「風雲は見ちゃダメ」
「えっ、そんなにですか···?」
なす術なく地を這う飛龍と翔鶴の上半身は肌蹴ており、なんとも情けない格好となっていた。
加えて二日酔いに苦しむ様はまるで死相のようであり、酒癖の悪さを映し出すようであった。
「酒の量には気をつけなさいとあれほど」
「ゔぁ···か、加賀ひゃん···み、みずぅ」
傍に寄った加賀から水の入ったペットボトルを受け取り、大量に流し込んでいく飛龍。
「飛龍さーん、風雲見てますよ」
「はっ!?か、風雲!?」
「ひ、飛龍さん···大丈夫ですか?色々持ってきました」
心配そうに飛龍の顔を覗き込む風雲。
二日酔いの頭痛と、風雲の純真な視線に晒され、飛龍の心はにわかに苛まれる。
「だ、大丈夫ですぅ!」
「···なんで敬語なんですか?」
「哀れ、飛龍さん···」
涙をこらえるフリをする瑞鶴。もちろん内心は爆笑ものなのであるが、これをネタにするのはまた今度だ。
「おっとそうだ、翔鶴姉も、ほら起きて。これお水」
「ゔあぁ···瑞鶴···私の天使···」
「何言ってんだか」
恭しく容器を受け取った翔鶴。飛龍と同様に凄まじい勢いでペットボトルの水を飲み干した。
「っふう…た、助かりました加賀さん、あと瑞鶴」
「あとって何よあとって…それに、風雲もいるんだからね?」
「そ、そうだった…風雲ちゃんも、ありがとうね」
「い、いえ。昨日はかなり飲んでましたもんね」
先輩を騙れないような醜態にも拘らず、風雲はおろおろとした表情で心配しているようだ。
その愛らしい姿に頭痛が和らいだような気になっていた飛龍は、ふと思い当たることがあった。
「ってか風雲、私たちが呑んでるの見たってことは、結構夜遅かったの?」
「ええっと…昨日、遠征から帰ってくるのが遅かったので。睦月型や朝潮型の子だと結構眠くなっちゃう子もいるので、夜間遠征は夕雲型と陽炎型で担当することになってるんです。だから、起きたらすぐ飛龍さんと翔鶴さんのところに行こうと思って…。」
そう説明する風雲は、少し得意げだった。
個人差はある駆逐艦の年長組とはいえ、まだ彼女らは自分の半分と少しくらいしかない年齢だ。
そんな子たちがくたくたで帰ってきたところにこんなぐでんぐでんに酔う空母がいたらどうだろうか。
「…飛龍、翔鶴」
「わ、わかってます…ホントごめん、風雲」
「ごめんなさい風雲ちゃん…年長者失格だわ」
自己嫌悪に囚われて俯く二人に、風雲は慌てて言う。
「そ、そんな。普段の出撃も大変でしょうし、わ、私は気にしてないんです!むしろ尊敬してます」
「…よかったね、嫌われてなくて」
「ホントに…」
恐らくそれが建前でないと(祈って)安心しつつ、飛龍は相方の居所が気になった。
「そういえば、蒼龍はどこなの?」
「そうですね。あと赤城さんも」
「蒼龍は置き去りにされてたから、提督に保護してもらっています」
「赤城さんは練習だってさー。すごいよね」
聞き捨てならぬ情報が耳に入ったが、あれだけ飲ませておいて文句は言えないだろうと自制する飛龍。
ともかく何があったのかは尋問…ではなく事情聴取する必要があるので、ある提案をした。
「それじゃあさ、提督と蒼龍と赤城さん呼んで、鳳翔さんのところでお昼ご飯にしない?風雲にもお礼したいし!」
「えっと…いいんですか?」
遠慮がちに、それでいて目を光らせる風雲。
たくさん食べさせてあげようと、飛龍は大きく頷いたのであった。
「いいじゃない!私、さっそく蒼龍さんのとこ行ってきます!」
「それなら私は、赤城さんのところに。貴女たちは着替えて、先に風雲と鳳翔さんのところに行ってもらえるかしら」
話がまとまり、部屋を出る加賀と瑞鶴を見送って、飛龍と翔鶴は怪しげな笑みを浮かべた。
「気になりますね…蒼龍さん」
「ええ…。何があったのか吐かせるまでは、手段は選ばないわ」
「え、えっと…」
何を言っているのか分からない風雲は、ただオロオロとするばかりなのであった。
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「話は聞いていたが…そりゃあ災難だったな蒼龍」
「そうなんですよ!艦娘は体は丈夫ですけど、アル中になりますよあんなの」
「貴女たち…どれだけ飲んだのよ」
「あはは…」
居酒屋鳳翔に客はまばらだった。
執務を大淀と長門に任せているとはいえ、提督が休暇のため、遠征も出撃もほとんどない。
艦娘たちは哨戒中か、自主トレ、演習、そして空母娘のように休みの者も多いようだ。
「嗜む程度はいいですが、くれぐれも気を付けてくださいね。はい、提督のご注文ですね?」
そう言って料理を運んでくる和服の艦娘。鳳翔だ。
前線から退いた現在は鎮守府の厨房を担当し、その傍らで居酒屋を経営している。
「お、ありがとう。…鳳翔の言う通りだな。嗜む、というのが何でも丁度いい」
「なら、提督さんのお仕事のアレも嗜んでるの?」
痛いところを突いてくる瑞鶴。
途端に二航戦も意地悪そうな目つきを向けてくる。
「まあ、慣れればあれも趣味みたいなところも出てくるな」
「趣味って…」
呆れる一航戦に、苦笑する風雲。
鳳翔に取り皿を頼んで、話は続く。
「私と加賀さんに瑞鶴は引き揚げたけど…あの後も飛龍と翔鶴は飲んでいたの?」
「ええ。かなり話し込んだよね?」
「はい。もうほとんど記憶がないですけど…。」
「私が遠征から戻ってきて、飛龍さんと翔鶴さんを見たのが二時くらいだったと思います」
「飛龍…」
「あ、あはははは…まあ、今日は非番だったしね?」
冷たい目線を送らつ一同を宥めようと、提督は口を開く。
「た、たまには休暇も必要だしな。それじゃあ、飛龍と翔鶴以外はどうしてたんだ?」
「私はその場でダウンでした…今朝加賀さんたちに起こされるまでずっと」
「私、よく覚えてなくて…。加賀さんも?」
「ええ。でも、何か赤城さんに頼まれごとをされたのを覚えています」
顎に手を当てて思い出している加賀に、隣の赤城がニッコリ微笑んで告げる。
「ああ、それなら加賀さんに爆睡している瑞鶴を部屋まで運んでもらおうと思ったんですよ」
「え、そうなの?」
「ええ。でも加賀さんも酔っていたのか、自分の部屋に担ぎこんじゃうものだから…布団をもう一枚敷いたんだけど、加賀さんも部屋に入った途端に布団に倒れたっきりで…結局、そのまま二人で寝てしまったようです」
提督は、加賀の顔がみるみるうちに赤くなっていることに気付いていた。
「あらあら、仲いいんだね?」
「師弟っていうより姉妹って感じだね」
顔を見合わせる二航戦たち。彼女らも彼女らで仲が良いようで何よりだ。
「そ、そうだったんだ…加賀さん、なんかごめんね?」
「い、いえ、いいのよ…。私も酔っていて、どこへ運んだものか判断できなくて」
「いいじゃないですか。昨日の夜を見る限り、瑞鶴も加賀さんに甘えっぱなしだったし」
「!?」
今度は瑞鶴が慌て出して、翔鶴の方を向く。
どうやら昨日、酒が入ってからのことは覚えていないようだ。
「ねぇねぇ加賀さーん、ってずっとくっついてたね」
「ちょちょちょちょっとぉ!?私それ知らないんだけど!」
「加賀さんもたじたじだったよね?」
完全にこの話を面白がっている蒼龍が加賀に話を振る。
すると、加賀は気まずそうに答えた。
「まあ、そうね…あっ、でも瑞鶴、決して嫌な訳ではないから…安心して頂戴」
「あ、安心できないぃ!」
そう叫んだ瑞鶴の周りで笑っている空母艦娘たち。
その中で、一人加賀は小さく、そして安堵したような笑みを浮かべていた。
(どうやら懐いてくれているのかしら…)
前任の鎮守府では、仕事ばかりで交わす言葉も少なく、無表情も相まって、怖がられていたようなので、加賀としてはいかに表情豊かな生活を送るかがカギになっていたようだ。
日頃からドタバタする生活も、彼女にとっては楽しみのひとつとなっている。
「仲がいいなら何よりだ。健康に気を配っていれば完璧だな」
「はーい、善処しまーす。ってか蒼龍、提督の部屋で何があったのー?」
「ふえ!? ひ、秘密…」
面白がっていたところに投げ込まれた爆弾に怯む蒼龍。途端に口数は少なくなった。
「是非お聞かせ願います」
「あら。私たちも聞きたいわね。加賀さん」
「ええ。あの後何があったのか。提督の証言も挟みつつ」
「お、俺もか?」
「ま、待っ…!ちょ、ご勘弁を!」
にじり寄る空母娘たち。
提督は脱兎する機会を伺っていたようだが、隣の翔鶴と風雲に腕を組まれて逃げられないようだ。
「き、君らもしや…!」
「うふふ。どちらへ?」
「て、提督、すみません…」
「私、気になります!」
「も、黙秘権!黙秘権です!」
「これは裁判ではありません。尋問です」
「さあ吐け!さあ!」
手をわきわきと動かす飛龍。
間もなく先制攻撃が始まり、やがて陥落する蒼龍に、瑞鶴と提督は苦笑するばかりなのであったとさ。
加賀さんと瑞鶴の近いけど微妙な距離が好きです。
海外艦、もし追加するなら初登場は
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ドイツ艦
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イタリア艦
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ロシア艦
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アメリカ艦
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イギリス艦