シンフォギアァァァァァァァァァッ!!!!!!
諸事情によってノイズの群れに追われてしまった小日向未来とその幼馴染み!
シンフォギア奏者は各地に同時出現した多数のノイズの駆除に終われ、街には一人もいなかった!
「ど、どうしよう!」
小日向未来は十年来の幼馴染みに走りながら問いかける。少年!童貞!十六歳!
「俺の聖遺物で対処する!」
「ええ!?そんなの初めて聞いたよ!」
「初めて言ったからな!」
少年は立ち止まり、ノイズ達と対峙する。その背中に嘗てないほどの覇気を垣間見た未来は足を止めた。
「見せてやる!俺の!エクスカリバー!」
「エクスカリバー!?」
未来が驚いたのも無理はない。その聖遺物の名は昨今の日本では知らぬ者はいないほどのビッグネーム。各種業界で聖なる剣として名を轟かす、有名な剣。
「うおおおおお!」
少年は叫びながらズボンに手を掛け―――一気に引き下ろした!
「ん?」
脱ぎ捨てたズボンはノイズにより分解されるが、構わず下着を引きずr「待って」
「何だよ未来!早く抜かないと、死ぬぞ!」
「いや、わかってるよ?うん。わかってる。エクスカリバーを抜くんだよね?」
「そうだよ、俺のエクスカリバーを抜くんだよ」
「……エクスカリバーは?」
「ここだよ」
少年が指すは、自身の股間。下着に隠されながらも圧倒的存在感を放ち、下着に山を形成しているソレ。
何となくわかっていたが、未来は頭を抱えた。
「ふざけてる場合じゃないんだけど」
「ふざけてるつもりもないんだけど」
頭が可笑しいのだろうか。一度精神科にでも見せたほうがいいのかもしれない。
「おい、コイツマジやべーって頭可笑しいじゃねーのって目で見んなよ。いいか、漢字変換と英語変換をしてみろ」
精剣
つまり男が持つに相応しい、最強の剣。
「えぇ(困惑)」
「まあいい、見てろ」
「ちょっ!」
少年は最後の防壁を投げ捨て、エクスカリバーを抜剣する。未来は咄嗟に視線を外したが見た、見てしまった。
股間が黄金に光っているのを!
「な、何で光ってんの!」
「エクスカリバーは光るだろ」
「知らないよ!」
右手をエクスカリバーに当て、血走った視線を未来の胸に向ける。
「あっ」
すると、なんということでしょう!先程まで天を向いていたエクスカリバーは突如輝きを曇らせ、元気を無くしたではありませんか!
「えっ何?どうしたの?」
「萎えたわ。萎え萎え」
野外の幼馴染みの前というシチュエーションで限界まで高まっていたフォニックゲインが未来のまな板によって急速に鎮まる。だって服もあるし。
「チッ!やっぱ未来じゃダメだわ。響のオッパーイを呼んでくれ」
チェンジ!まさかのチェンジ要求に流石の未来さんも怒りを抑えきれない。
「オラァッ!」
未来さんの黄金の右足が唸る!陸上部の脚力より繰り出された一撃は少年の股へとダイレクトアタック!股と腹部にダメージを与えた。
因みに未来さんの脚力は、いつかの未来でソロモンの鍵をバビロニアの宝物庫まで轟かせる肩力を支えているので半端ない強さだ。
「アッーーーーーッ!!!」
叫ぶ。全力で叫ぶ。しかし、最低なことを言っていたため同情の余地などなし。仕方ないね。
だが、この少年。転んでもただでは起きない。痛みに悶え苦しみ地面にのたうち回っているように見えて、実は下から未来の下着を覗いていた。
純白の布に包まれたお尻。ナイスです!
「や、やっぱ」
「何?」
「やっぱ未来は、尻だわ」
もう一度蹴られた。
「いくぞ!エクス、カリ、バァァァァアアアア!」
少年のエクスカリバーから解き放たれたのは白いビームである。とある世界では女の子もエクスカリバーからビームを出せるので、男の子の彼が出せない道理はない。
「うおおおおお!」
少年のエクスカリバーは辺りのノイズ全てを薙ぎ払った。ちなみに少年のエクスカリバーのビームに物理攻撃力は余りないので、建築物は無傷である。
「うっ…ふう」
一通り射ち終わった。最低だ。
「人は何故争うのだろう」
穏やかな、清々しい気分で辺りを見回す。少しの脱力感と、爽快感が、多くの人々を救ったことを証明していた。
「なんかもうどうでもいいから帰りたい」
こうして、完全聖遺物と融合している少年の存在は明るみになったぞ!この後の苦難もその光る股下でなんやかんや解決するのだろう!
頑張れ少年!負けるな少年!
君の明日は輝いているぞ!股間も輝いているぞ!
因みにこの少年。この後助けにきた響によって股を蹴りあげられるのだが、それはまた別のお話。
なんでこんな中学生みたいなこと書いたんだろ