問題児たちと孤独の狐が異世界から来るそうですよ?   作:エステバリス

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箱庭世界の日常やら兎は煉獄へやらにあったアレ。

今回の白夜叉先生は孤独の狐について、原作では10000%(二時創作的に)教えてくれないことを教えてくれます!




特別編!教えて!白夜叉先生!

白夜叉「おうさおうさ皆の衆!よくぞやって来た!今回は問題児たちと孤独の狐が異世界から来るそうですよ?の孤独の狐的な説明をしようではないか!今回はアシスタントもいるぞよ!」

 

竜胆「あのさ……なんで俺がアシスタントなの?もっと適任とかいなかったの?アホなの死ぬの?」

 

白夜叉「まあそういうな竜胆よ。……うむ?そういえば私がおんしのことを名指しで呼んだのは今回が初めてかの?」

 

竜胆「みたいだな。どうも他のSSに比べると二巻時点の絡み俺達多めなのになんでなんだ?」

 

白夜叉「まあ、大方作者の文才じゃろ。気にすることはない」

 

竜胆「そうだな……気にして仕方ない。んじゃ、さっさとこの変な空間から脱出するためにも質問、補足はちゃっちゃと答えてくぞ」

 

Q."人類の罪"

 

竜胆「いきなり人のプライベートを奥底まで踏み抜かれた気分だぞオイ」

 

白夜叉「気にするでない。そもそもおんしについてはこのギフトを語らずして語りようもあるまいて」

 

竜胆「それもそうか……んじゃ説明する。

"人類の罪"は俺……すなわち高町竜胆としての存在を確立させているギフト……まあこれ自体は作中で何度も言及したか。というかむしろこのギフトについてはほとんど作中で説明したんだがな」

 

白夜叉「甘い甘い。おんしのそのギフトには未だおんしが知らぬブラックボックスが存在する。そのブラックボックスの正体は……不明だ。まあ一種の"正体不明"ととってもらえればよい」

 

竜胆「まあ今はタマモのおかげで"人類の希望"になったけど、ギフトの在り方そのものは一切変わってないな。だから神の部分が強引に引っ張ってる獣の部分はなにかの弾みでまた暴走するかもしれん」

 

白夜叉「おんし……懇切丁寧にフラグをおっ立てたの」

 

竜胆「うるさいな。説明中だから黙っててくれ。……まあともかく、この力自体は今も昔も変わらない、不安定な力であることには変わりないな」

 

白夜叉「また、このギフトは人類の進み過ぎた欲の化身だ。その欲望は人の時代が進めば進むほど大きくなって行くであろう。箱庭最古の連中が創り出すものが"人類最終試練(ラスト・エンブリオ)"であるならば、常に進みゆくこのギフトは"人類継続試練(コンティニュー・エンブリオ)"と呼ぶべきだの。

いつその力が牙を剥くか本人もわからぬ上、時が進めば進むほどその力が長大になるなど、厄介としかいいようがないな」

 

Q."玉藻の前"

 

竜胆「"玉藻の前"……か。ぶっちゃけこのギフトに説明はそういらないな」

 

白夜叉「そうじゃの。それでも言うのであれば、このギフトはギフトが一新する前の竜胆が持っておった神格……否、此奴の家族と言うべきか」

 

竜胆「詳しい記述はインターネットなりなんなりで調べればわかるが、それじゃわざわざ説明する意味もない。ここでは普通の日本神話として伝わっている玉藻の前と俺の家族のタマモを比べよう」

 

白夜叉「日本の記述によれば玉藻の前の以前の姿はあの封神演義の蘇妲己……つまり中国の王朝時代にまで遡る。妲己として悪の限りを尽くし、太公望によって討伐された末に日本に逃げ込んで来た……それが本来の玉藻の前じゃ」

 

竜胆「だけど、ウチのタマモは少し違う。確かに妲己とタマモは同一人物と呼んでいいが、タマモの正体はかの天照大御神の表情の一つだ。日本の最高神が余所者の化け狐なんていい目で見るわけがない……だが、タマモは妲己が日本に現れたちょうどその時、見えもしない神……つまり自分に一方的な信仰を丁寧にする人間に興味を持った。

そして天照大御神は自らを絶世の美女へと変えて、記憶を失って、ただの人として生き始めた」

 

白夜叉「なんの因果か、妲己はその美女に取り付いたのだ。タマモは自分の正体に一切気づいていないわけだからの。知らぬ間に化け狐と太陽神が融合して、太陽神と豊穣神となった。

それからは史実通り……天皇家に嫁ぎ、天皇が原因不明の病に伏したことから、陰陽師の安倍晴明がタマモの正体を割り出したのだよ」

 

竜胆「そうして自らの正体に思い悩むままタマモは那須の地に逃げ延び、そこで自らのことを思い出す。

一度目はそんなこともあってほぼ放心状態で軍を壊滅させ、殺しの愚かしさを改めて知ったその後の二度目は話し合うために毒矢の嵐の中、たった一人で訴え続けた。『自分が悪かった。もう一切人里には現れない。だから帰ってくれ』と……だが、それが止むことはなかった。

神と言えど、人の子として転生していたのだから、やがて全身に毒が回って、彼女は死んだ。

そうして彼女は思い知ったのさ。人と神は相容れない存在なのだと。人ではない人のような生き物を化け物とするこの世界は、自分を人として認められる場所はない、とな」

 

白夜叉「うむ。これは流石の私も唇を噛み締めざるを得まい。見た異常を異常としてでしか見れないのは実に人間の業よ。そういう意味では被害者同士、おんしらはお似合いかもしれぬ」

 

竜胆「嫌だな、そんなお似合い……」

 

Q."呪術"

 

白夜叉「カット」

 

竜胆「おいこら待てクソ神」

 

白夜叉「なんじゃ。ぶっちやけ語ることなんてないじゃろ」

 

竜胆「だからと言って仕事を放棄するな」

 

白夜叉「仕方ないのお……では、説明するぞい。

このギフトは本来タマモが持っていたものじゃ。しかしまあ、この小娘のような小僧に取り付いた時に契約の証として譲渡したものじゃ」

 

竜胆「小娘のような小僧は余計だ」

 

白夜叉「ホントにそれ以外言うことないのう。まあ言うのであればこのギフトは神格と共にある。つまり今現在は神格を正式に譲渡された竜胆のものとなっておる」

 

竜胆「呪術、そう一口に言っても色々あるからな。風の呪術とか、炎の呪術とか、氷の呪術とか……あとはタマモ本人に聞いたが、筋力を呪術で強化した金的の呪術もあるらしい」

 

白夜叉「金て……流石は日本最古と呼んでもよい妖怪じゃの」

 

Q."太陽神の表情"

 

竜胆「前々から気になってたが、そもそも太陽神って一口に言っても色々あるよな。天照大御神しかり、アポロンとかラーとか。なんで色々あるんだ?」

 

白夜叉「それはまあ宗教的な問題云々もあるだろうが、一番大きく捉えられるのはその国の太陽への捉え方じゃろ」

 

竜胆「つまり?」

 

白夜叉「ほれ、ラーは神話の石碑じゃと隼と人が合わさった鳥人間もしくはスカラベ人間じゃろ?つまりラーの場合は太陽は日の浮き沈みと共に現れるそれぞれの生物の中でほぼ食われることのない、食われる立場にとっての絶対上位存在というわけじゃ。

それでも人間の姿があるということは、食われる側でありながら食う側にとっては敬う対象なのじゃ」

 

竜胆「なんか言い訳っぽいな……まあいいか」

 

白夜叉「つまり太陽神とは食われる側と食う側、両方の気持ちを知っておるということだ。……ほれ、おんしもグリフィスの小僧の件では食うものを作り上げる側でありながら食われる者の想いをしっかりと受け止めておったであろ?」

 

竜胆「まあ、そうだな」

 

Q.高町家の壊滅

 

竜胆「お前……どんどん人のトラウマみたいな出来事土足で踏み荒らしてんな」

 

白夜叉「そうは言われてものー。これは私が知ることではなく読者に知ってもらうことだしのう」

 

竜胆「ああもう言い返せないのがムカつく……まあいい。だが説明と言っても、俺がこの事態に気づいたのは全てが終わった後だ。

……正直、凄惨の一言に尽きたよ。身体に一切外傷がないのに死んでいたり、一切燃えていないのに人が持つには溶けるほどの体温……まあ、これ以上はグロ的な意味でR-18になりかねないかもしれないから言わないでおくよ」

 

白夜叉「言うて、作者は次回にグロ表記するらしいがの」

 

竜胆「鬼畜の所業じゃねーか」

 

Q.マッチ売りの少女[アンナ]

 

竜胆「アンナ……ねえ。俺自身はあの子が記憶無くなってるから詳しくは知らないんだが、アンタはあの子のことをどれくらい知ってるんだ?」

 

白夜叉「人類最終試練じゃの」

 

竜胆「……はい?」

 

白夜叉「あれは様々な時空の箱庭をゲーム盤ごと渡り歩いておる人類最終試練の一種じゃ。まあ、おんしらがクリアしたことでその試練はあらゆる時間、歴史を歩んだ箱庭で同時に終わりを告げた……じゃが、物語とはハーメルンの笛吹きのように諸説様々ある。もしかしたら、どこかの世界には魔王にならなかったマッチ売りもおるかもしれぬの」

 

竜胆「魔王……だったのか?え?じゃあアンナって実質俺が隷属させたのか?」

 

白夜叉「そうなるの。しかしあのマッチ売りは記憶を失い戦い方とギフトを喪失しておる。今ではただの幼いマッチ売りの少女だよ」

 

竜胆「そうか……」

 

Q.タマモの末路

 

竜胆「お前死にたいのか?俺に殺されたいのか?」

 

白夜叉「お、落ち着け!別におんしの恨みを買っておるわけではない!ただ私は読者におんしの境遇や感情を知ってもらおうと……!

というかそれらに関してはおんしが幸薄すぎるのが問題じゃろ!?」

 

竜胆「白夜が太陽に沈められるって中々面白いジョークだと思わないか?」

 

白夜叉「まっ、待───」

 

今しばらくお待ちください……

 

Now Rording……

 

白夜叉「むほほほほ!!よい胸をしておるわ!」

 

竜胆「やめろバカ!んなとこ触───ひぎぃっ!?」

 

白夜叉「よいよい!くるしゅうないくるしゅうない!」

 

竜胆「くるしゅうあるって!やめ、やめらめぇっ!」

 

白夜叉「うむ。一通り楽しんだところで本題に戻るとしよう」

 

竜胆「はぁっ、はぁっ……人の身体好き勝手弄って愉しみやがって……」

 

白夜叉「では本題に戻る。タマモが竜胆に譲渡したのは彼女の神格……つまり存在を確立させる最重要要素となっている」

 

竜胆「つまり?」

 

白夜叉「タマモは霊格ごと完全消滅したということじゃ。輪廻の輪にも乗れず、その魂は天に登ることもなければ地に下ることもない……完全な孤独が途方もない永遠を彼女を襲うだろうな。

そういうわけでは、おんしもタマモも"孤独の狐"というわけじゃ」

 

竜胆「……ばーか。俺がそんなこと知ってアイツを放っておくと思うか?」

 

白夜叉「思わんの。ハッピーエンドシンドロームのおんしはの」

 

竜胆「その通り。何百何千年かかろうと絶対に迎えに行って、連れ戻すさ」

 

白夜叉「ふっ、私はおんしのそういうところ、嫌いではないぞ」

 

竜胆「ただの自己満足さ。こんなのはな」

 

白夜叉「それでよいのではないか?おんし含め、生物とは欲の塊。私とて例外ではないし、そんな欲のない人間は私からすれば恐ろしい生き物以外の何物でもない」

 

Q.最後に白夜叉先生とアシスタントさんから一言

 

白夜叉「今現在解き明かされていまいちよくわからない点については一通り語ったはずじゃ。いずれはまたこのコーナーも新しい謎が解き明かされれば随時行われるであろう」

 

竜胆「もう俺はコイツと一対一で語り合うなんて死んでも御免だ」

 

白夜叉「そう言うなよ、つれないなぁ」

 

竜胆「つれるつれない以前の問題だ」

 

白夜叉「まあよいか。しっかり付き合ってくれたおんしは改めてツンデレと思い知ったよ」

 

竜胆「なにがだ!?」

 

白夜叉「因みにこのコーナー、次回は未定だが……アシスタントはもう決まっておるらしいぞ」

 

竜胆「誰だ」

 

白夜叉「おんしの姉だよ」

 

竜胆「……次回が今回より何倍も酷い結果なのが目に見えてわかるよ」

 





というわけで教えて!白夜叉先生!でした!

因みにまた一人募集してくれました。ギンレウスさんありがとうございます。

取り敢えず、見ていて疑問に思ったこと……というよりは理解力の低さから聞きたいことが投稿してくれた三人様にあります。例の活動報告のコメント欄に載せておいたので、返信してくれれば幸いです。
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