アナザー・ディメンジョン -異界交流記-   作:誠龍

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異界の門出現編
第1話 巡り会う世界


帝国歴262年ーーアルカ帝国領内・トルトの森

 

 

「それじゃあ、行ってきます」

 

エルフの少女、ディレットはトルトの森にあるエルフ達が住まう村の自宅の玄関で両親に別れの挨拶を告げていた。小鳥のさえずりが聞こえ、そよ風に揺れる木々の音や川のせせらぎが緩やかに響き渡るこの美しい故郷の森ともしばしの別れだ。

 

「忘れ物はないね?」

 

「気を付けて行くんだぞ」

 

「うん、大丈夫。…もう、そんな顔しないで。別に永遠の別れじゃないんだから…」

 

今日、ディレットは村を経ち、アルカ帝国帝都へと向かう。"ある目的"のために。

 

「こんな顔をしたくもなるさ…なんせ向かう先は異世界の国だ。あれだけ反対したのにまったく、お前ときたら…」

 

「お父さん…」

 

「…まあいい。お前の好奇心旺盛な性格はよく知っている。自分の好奇心を満たすためなら止める父親を張り倒すくらいにはな。まったく、誰に似たんだか」

 

ディレットの父ノーブルはそう言って苦笑した。

 

「もう、やめてよ…昔のことでしょ…」

 

「ははは…それもそうだな」

 

ノーブルの記憶にも新しい、娘との親子喧嘩。ディレットは好奇心旺盛な性格故に時折融通が効かなくなる時は多々あったが、"あれほど"の勢いがあったのは初めてだと再び苦笑せざるを得ない。

 

「お、そうだ。母さん、あれを……」

 

ノーブルが妻のマリアに何かを持ってこさせた。一つは葉とツルで編んだ丸い物体、もう一つは革袋に入れた何かだった。

 

「これは…」

 

「こっちはお守り。あなたの旅の安全を願ってね。オルディオの大樹の葉とツルから作ったのよ」

 

オルディオの大樹はトルトの森の奥深くにある古代エルフの精霊が宿るといわれる神木である。その葉で作られたお守りは邪悪な気を払い、持つ者の旅に安全をもたらすと言われ、トルトの森のエルフ達は森を出て旅に出る際にはこのお守りを持ったという。

 

「お母さん…ありがとう…ところでこっちは?」

 

ディレットが受け取ったもう一つのものーー謎の革袋だ。

 

「それはタペストリーよ。"向こう側"であなたを置いてくださる家族…サイトウさん…だったわね?お土産として渡しなさいな」

 

「母さんが丹精込めて織った大事なお土産だ。……なくすんじゃないぞ?」

 

「なくさないわよ!…わあ…綺麗…」

 

ディレットは母が織ったタペストリーを見た。緑を基調とした色鮮やかな柄で織られている。エルフの伝統的な柄のタペストリーだ。ディレットはしばらくタペストリーを眺めた後、丁寧に折り畳んで袋にしまう。

 

「ありがとう、お父さん、お母さん。…じゃあ、そろそろ行くね」

 

ディレットは家の外に出ると、繋いでいた馬に跨がる。いよいよ出発の時だ。しばらくこの故郷に帰ってくることはないだろう。彼女が目指す場所はそれほどまでに遠く、特異な地なのだ。

 

「気を付けるんだぞ!」

 

「あちらに着いたら向こうのご家族によろしくね!」

 

「うん、わかった!行ってきまーす!!」

 

ディレットは馬を駆り、夢にまで見た異世界の国ーーニホンを目指して故郷を旅立った。ノーブルとマリアは馬に乗って駆けていく愛娘の姿が見えなくなるまでいつまでもその後ろ姿を見守っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー事の始まりは一年前に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西暦2015年4月、日本。珍しく全国的に晴れとなった今日(こんにち)の日本は温暖な気候で春の陽気を感じさせていた。

福岡県福岡市に住む高校生・斎藤龍馬は高校生活にも慣れ、親友の城島勇斗と共にそれなりに楽しい日常を楽しんでいた。ほんの少しのトラブルはあるものの、喧嘩の腕っぷしは相当に強い二人は時折喧嘩をふっかけてくる不良(ヤンキー)どもを返り討ちにしつつ、高校生活を満喫していた。……勉強に関しては例外だが。その日、龍馬は勇斗と学校帰りにゲームセンターへ足を運んで二時間ほど遊んだのち、ファミレスで軽食を取りつつ、あることについて話し合う。

 

「なあ、勇斗。お前バイク何にするか決めた?」

 

「ああ。お前は?」

 

二人はテーブルに広げたバイクのカタログを前にバイク談義に花を咲かせていた。彼等は今年で16歳だ。日本では自動二輪、すなわちバイクの免許が取得可能である。彼等の通う高校は校長がバイクや車好きなためか、珍しく生徒の原付・自動二輪の取得を許可している(ただし学校への届け出、保護者の許可が必要)。龍馬は5月、勇斗は6月の16歳の誕生日に向け、免許の取得を目指していた。ちなみに免許とバイク代は親が肩代わりしてくれる代わりに16歳になったらアルバイトをして毎月少しずつ返す約束ということになっている。

 

「やっぱりカワサキだろ。Ninja250だ。お前はアメリカンがいいんだっけ?」

 

「ああ、ヤマハのドラッグスターかビラーゴで悩んだが、ビラーゴに決めたぜ」

 

日本のバイクメーカーと言えばホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキの四大メーカーだ。龍馬はかねてより憧れだったカワサキのSS(スーパースポーツ)バイク・"Ninja250"のために、勇斗はヤマハのアメリカンバイク・"XV250ビラーゴ"に乗るため、免許取得を目指す夢見るライダーの玉子と言っても差し支えない。そんな彼等の自動車学校通いもいよいよ後半。もう少しで憧れの愛車に跨がれる日が来ることを想像すると心が躍って仕方がない。

 

「じゃあ、あとは免許取得に向けて一直線だな」

 

龍馬はカタログをカバンにしまうとスマホを取り出した。時間は夕方の6時を回っていた。

今日はバイトもないし、道草も充分に食ったのでぼちぼち帰途についてもいいだろう。

 

「もうこんな時間か…そろそろ帰ろうぜ」

 

「そうだな」

 

二人は会計を済ませ、家路に付いた。途中で龍馬は勇斗と別れ、見慣れた商店街のアーケードに差し掛かった。ここは龍馬と勇斗の通う様々な飲食店が存在する商店街で、天神のど真ん中にあるせいか常に多くの人々で賑わっている場所だ。その時たまたま商店街の電気屋にあるテレビに目が止まった。それまで夕方のワイドショーを映していたテレビが一転、緊迫した様子のアナウンサーが映る緊急ニュース速報へと変わり、龍馬はただならぬ雰囲気を感じ取った。

 

「……ん?何だ……!?」

 

『ば、番組の途中ですがここで臨時ニュースです!東京湾沖に謎の空間が出現したとの情報が入りました!現場より生中継です!リポーターの岸田さん!?』

 

アナウンサーが映っている場面が変わり、生中継の映像で東京湾沖か映し出された。現場のリポーターが慌てた様子で実況している。

 

『……はい!こちら東京湾です!あちらの沖をご覧下さい!……見えますか!?』

 

カメラがズームアップされる。そこには東京湾の海のど真ん中の空間に穴が空くようにして別の景色が広がっている。龍馬は我が目を疑った。一瞬、緊急速報に見せかけたCMか映画の演出かとも思ったがそうではないことがわかる。これは本物のニュースの映像だ。

 

『あれはどうやら蜃気楼ではないようです!現在、海上自衛隊と海上保安庁が周辺の調査に向かってますが、詳しい情報はまだ入ってきていません!』

 

この異常事態に海上自衛隊の艦と海上保安庁のヘリコプターが映像に多く映っているのがわかる。空間に巨大な穴が開くなど誰が想像したであろうか。そんなSF映画かおとぎ話みたいな事が実際に起こり得るなど想像出来る方がおかしい。

 

「(な、なんだこりゃあ……!?)」

 

あまりの異常な光景に龍馬は絶句していた。その後映像がズームアウトし、現場の女性リポーターの顔が映る。

 

『詳しい情報が入り次第、お伝えしま……な、何なのあれは……!?カメラさん!!もう一度ズームして!!』

 

リポーターが慌ててカメラマンにもう一度ズームアップを促すと更に信じられない光景が映る。なんとその空間の向こう側から、いくつもの巨大な船が現れたのだ。しかも現代の船ではない。中世ヨーロッパに存在したような木造の帆船(はんせん)である。帆船の左右には大砲が顔を覗かせ、マストの頂上には国旗とおぼしき旗が付いており、その船はさらに大小様々な船を引き連れて空間の穴から東京湾の沖に侵入してくる。

 

『は、帆船です!向こう側の空間から帆船が現れました!こ、こちらに近付いてきます!』

 

すぐさま船団は海上自衛隊の艦とヘリコプターによって取り囲まれた。艦からスピーカーで警告音声が流される。

 

 

『警告します!直ちに船を止めなさい!ここは日本の海域です!繰り返します!直ちに船を止めなさい!』

 

 

その声が流れてしばらくすると、船の帆が畳まれ、船団は停止した。海上自衛隊特別警備隊SBUがヘリからのファストロープとボートからの2部隊で先頭の一番大きな帆船へと突入する様子がカメラにはっきりと映し出された。

 

『どうやら海上自衛隊が突入したようです!詳しい情報が入り次第、お伝えします!』

 

そこで臨時ニュースは終わった。これは……ただごとではない。龍馬は一瞬自分が夢でも見ているのではないかと正気を疑ったが……やはり紛れもない現実である。……試しに頬をつねってみるが、痛みが走るだけでやはり現実のようだ。だがそれでも先ほどの光景を鵜呑みには出来なかった。

 

「い、一体なんなんだありゃあ……!?映画の撮影……とかじゃないよな……?」

 

と、その時龍馬のスマホにLINEの通知音が鳴った。勇斗からだ。

 

 

勇斗

『臨時ニュース見たか!?』

 

 

『見た見た!!一体なんなんだよアレ!!』

 

 

 

勇斗

『知るかよ!!とにかく続報を待とうぜ!!』

 

 

 

 

 

 

「とにかく家へ帰ろう…!」

 

龍馬はスマホをポケットにしまうと足早に自宅への道を進んだ。もう少し時間が経てば何か詳しいことがわかるかもしれない。

 

20分後ーーーー。

 

「た、ただいま!」

 

「やっと帰ってきたかこのバカチン。飯出来とるからはよ手ぇ洗ってこい」

 

家で彼の帰りを待っていたのは龍馬の母親の涼子だ。口調がちょっときつい女性ではあるが家事全般、特に料理で彼女の右に出るものはいない。涼子はバカチン……もとい、龍馬の帰宅を確認するとエプロン姿で台所へと向かう。

 

「母さん、ニュース見た!?」

 

「ああ、見た見た。変な空間が出来て木造の帆船が来たアレやろ?今ちょーどニュースまたやっとる」

 

涼子がテレビを指差す。すると先程の帆船が今にも東京湾に入港するところであった。リポーターが興奮した様子で実況する。

 

『…ご覧下さい!帆船です!まるで中世の時代のような帆船です!一体この船には誰が…あっ!海上自衛隊員に連れられて誰か降りてきました!……えっ?……ええ!?』

 

入港した帆船から降りて来たのはこれまた中世ヨーロッパのような鎧を付けた騎士達。そして先頭を歩く騎士は装飾の施された大きな銀の鎧と赤黒のマントを付け、腰には剣を差した顔に傷のある男だ。その風貌は映画の役者などではなく、本当に死地を潜り抜けてきた軍人であることを漂わせる。

 

『き、騎士です!本物の鎧と剣を身に付けた騎士達が降りてきました!』

 

男は立ち止まり、恐らくはカメラより手前にいるであろう記者達に声高らかに叫ぶ。

 

『聞けい!未知なる異世界の国の民と兵士たちよ!我々に敵意はない!我等はアルカ帝国に所属するオールデン騎士団である!私は騎士団団長のアルバート・トゥロンフォ!この度は我が偉大なる帝国を治める皇帝陛下、ソフォス・レーグヌム・アフトクラトリアの命により異界の門をくぐり、異界の国の調査及び異国の王との平和的な対談を望み、ここまで来た!繰り返す!我々に敵意はない!どうかそちらの国の王と会わせてほしい!』

 

 

 

 

 

 

「……」

 

もう何がなんだかわからない。

どこからツッコめばいいんだ。龍馬は頭の中でそう呟きつつ答えを出そうと思っても出せないので龍馬はそのうち考えるのをやめた。

 

「…ねえ」

 

妙な沈黙の中、涼子が口を開いた。

 

「なんであの人達日本語なん?」

 

「そこかよ!!それもだけどもっとツッコむとこ他にあるだろ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、首相官邸にてあのアルバートと名乗る騎士のような男と現総理大臣・山中忠弘首相との対談の様子がTV中継された。内容によればあれはもちろん映画の撮影などではなく本当に現れた"異界の門"らしく、それは向こう側の人間達にも出現の原因はわからないらしい。門の向こう側には全く違う景色と港のようなものが見えたため、オールデン騎士団団長のアルバートが皇帝から直々に命を受け、調査に赴いたという。可能であれば異界の国との友好的な関係を築きたいと皇帝は考えているらしく、もし日本側が応じてくれるのであればすぐにでも異界の国である日本を統べる者と話し合いたいと言っているらしいのだ。テレビの向こう側で山中首相とアルバートの対談は続く。

 

『……にわかには信じがたいことですが……あのような光景を見てしまった以上、信じざるを得ないでしょう。そして……アルバート団長殿。ひとつ気になる事があるのですが』

 

『なんでしょう、ヤマナカ殿』

 

『あなたは異世界の国の人間でありながら、今もこうして我が国の言語である日本語を流暢に喋っている。それは何故ですか?』

 

『わかりませぬ。何故かニホン語の文字は読めないのですが、ニホンの方々が発する言葉はわかるのです』

 

その言葉に官邸がざわつく。

 

『一体これはどういう…』

 

『我等にもその答えはわかりかねます。…ですが今はむしろ都合がいいではありませんか。お互いに解らぬ言語で意思の疎通に難儀するよりはずっといい』

 

『た、確かに…今はその疑問は保留にしましょう…さて…あなた方の王…ソフォス皇帝陛下…でしたかな。現状ですがすぐに対談は不可能…と、言いたいところですが、事態が事態です。今からは流石に無理ですがこちらも準備ができ次第、皇帝陛下との対談に臨みたいと思います』

 

『ふむ…』

 

『ですが、条件として我々の国へと皇帝陛下が訪問していただきたい。…いかがですか?』

 

『…いいでしょう。ただし、まずは陛下への報告が必要だ。すぐにでも一度我が帝国へと戻りたい』

 

『ありがとうございます。良い返事を頂けることを楽しみにしています』

 

山中首相とアルバートはソファから立ち上がり、互いに握手を交わした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、約一週間は世間は異世界の話で持ちきりだった。

 

『異界の国の船、現る!?』

 

『異世界は実在した!』

 

そんな感じの似たような見出しの新聞や雑誌が連日発刊された。龍馬の学校でも異世界人の話題で持ちきりだ。

 

「マジ、すげくね!?異世界とか!!」

 

「うんうん、最初は映画の撮影かと思ってたけど…」

 

「ツイッターも異世界とか騎士とかそんなワードがずっとトレンドに上がりっぱなしだよ!」

 

クラスメイト達は誰もが異世界の話ばかりだ。異世界もののラノベやアニメは見てきたが、まさか現実になるとは思わなかった。しかし実際は派手なようでかなり地味な話だ。異世界の人間に実際に会えるわけでもなし、転移や転生でチート能力を使って俺TUEEEEな展開から美少女ヒロインに囲まれてウハウハなハーレムを築き上げる要素などかけらもない。こちらへやってきた異世界の人間はもっぱら政府関係者かマスコミくらいしか会えないし、龍馬からしてみればぶっちゃけハリウッドスターが日本に来日した程度の話と対して変わらない。それなのに周りの連中もマスコミも世間も毎日毎日異世界、異世界とやかましい。正直ウンザリしているのが現状だ。

そんな彼等には目もくれず、スマホでゲーム情報サイトを見ている龍馬。そこへ勇斗がやってくる。

 

「なんだ、龍馬?異世界には興味ないのか?」

 

「興味ないわけじゃないけど、連日これだけ大騒ぎされたら流石に鬱陶しくなってくるぜ…」

 

「んー、まあ、気持ちはわからんでもないな。だけどどうするよ?もし異世界にエルフとかいて金髪エルフの可愛い~女の子がお前んちにやってきて一つ屋根の下で一緒に生活するみたいなシチュエーションになったら」

 

「やめろよ、有り得ないだろ。何のラノベだよ全く…お前絵描くよりラノベ書く方が向いてるんじゃねーか?」

 

「ハハハ、もしそうだったとしても俺は絵一筋でいきたいね。…おっ、もしかしてこれは俺の方がラノベの主人公みたいにキャッキャウフフ出来るフラグ?」

 

「誰がお前みたいなゴリラが服着て歩いてるようないかつくてむさい野郎を好むんだよ。いたとしたらそいつは相当の物好きかお前のようにゴリラみたいな女だろうな」

 

「ウホッ、言ってくれるじゃないの?もしそういう展開になったら"ふくまる"でチャーシューメン半チャンセット奢れよな」

 

「天と地がひっくり返っても有り得ないな。まあ、ほんとにそうなったら奢ってやるよ」

 

「約束したからな」

 

龍馬はフッと鼻で笑う。彼等はまだ知らない。この後、自分達が異世界に大きく関わっていくことを。 二つの世界が巡り会うことで大きく動き出す物語の始まりを。異世界の人々と交わる、非日常な日常の数々と様々な出会いと別れ、戦いや冒険の日々が()の少年達の未来に待ち受けていることを。

 

 

 

 

だが、そんな彼等が異世界に深く関わることになるのはまだ先の話。

 

 

 

 

そして勇斗は絵師や作家よりも占い師の方が向いているのではと龍馬に一年後、言われることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍馬・勇斗イメージイラスト

 

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絵・かなめ(@kaname_pooh__)

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