久しぶりの投稿になります。
少し短いかもしれませんが、楽しんでいただけると幸いです。
それではどうぞ。
そして文化祭当日。
悠里は花咲川女子学園に向かっていた。
「(あー……テスト、しんどかったなぁ……)」
中間テストの結果は当分先なので、しばらくはゆっくりできそうと思う悠里。
何せ、中間テスト期間から、テスト当日まで徹夜で勉強したのだ……
テストが終わった後、瑠菜とティアにその事を言ったら……
『ゆうくん~、まさかテスト期間中、全くご飯食べてないとか言わないよね~?』
『…えっ? うん……食べてないけど。食べたら眠くなっちゃうし……』
『……ユーリ、とりあえずそこに正座して』
『なんで!?』
『『なんでじゃないっ!!!』』
といった感じで、幼馴染みに小一時間程、お説教をくらったのである。
ちなみに今回の事は、母である理事長には伝えとくからと瑠菜に言われる始末。
ティアもうんうんと頷いていたが。
そんな事を考えていると、目的地である花咲川女子学園が見えてきた。
「文化祭だけあって人がたくさん……」
そう呟く悠里。
入口の校門前には生徒の家族や友人、また私服の生徒が順番に並んでいた。
…多分、あそこで受付をやってくれるんだろう……
とりあえず『最後尾はこちらになります』というプレートを持った生徒がいたので、悠里は並ぶ事にした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ではこちらに、名前をお書きください」
「はい」
順番がようやく回ってきたので、紙に名前とその他の事を書く悠里。
書き終わったので、受付を行ってくれた生徒に渡す。
「えっと……『水無月悠里、月ノ丘高等学院』……失礼ですが、ご家族ですか?」
「いえ、友達に……丸山彩ちゃんに誘われて来ました。他校の場合は『誰かに誘われたかを受付の人に言ってね』って本人から聞いたので」
これ一応、学生証ですと生徒に見せながら付け足す悠里。
それを確認した生徒は、こちらが入校許可証になりますと言い、悠里に渡す。
帰る時に受付に返せば問題ないとの事。
「それではお楽しみください」
「どうも」
入校許可証を受け取り、制服の内ポケットにしまった悠里は校内に入るのであった……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
校内に入ったのはいいのだが……
「……(どうしよう、迷った)」
早速の迷子である。
いや、学校の中なんだから迷わないんじゃないかと思われがちだが、校内が広すぎるのだ……
まして、文化祭当日な為か人混みが想像してた以上に凄かった……
「……あ……彩ちゃんがいる教室、何処なのか聞くの忘れてた……」
ここで悠里、彩がいると思われる教室を聞くのをすっかり忘れていた事を思い出した。
幸いな事に分かっているのは、彩のクラスは『わたあめ屋』をやる事になったというのをメールで聞いたぐらい……
「……」
花咲川女子学園には、彩の他に4人の知り合いが通ってるのを悠里は知ってる為、いずれかの誰かに遭遇できればなんとかなるかもしれないと思った悠里だが、まぁそんな上手くはいかないのが現実なのである。
仕方ない。とりあえず校内を回ってみるか。
そんな時だった……
「「悠里(くん)?」」
誰かが悠里に声をかけてきた。
しかも聞き覚えのある声。
振り返ると、そこにいたのは……
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。