間が空いてしまい申し訳ありません……
楽しんでもらえると嬉しいです。
それではどうぞ。
「さてと……どうしようかな……」
カフェでの一件後。
彩を家の近くまで送り届けた悠里は、そのまま家に帰宅。
自室で考え事をしていた。
それは明日からの彩のスケジュール調整である。
実は社長から、彼女の前のマネージャーが書き記したスケジュール表を預かったのである。
中身を確認した悠里は顔が引き攣ってしまう……
何故なら、過密スケジュールまでとはいかないが、それに近い内容になっていたのだ。
まぁ、前のマネージャーは真面目過ぎるがゆえに悪気はないのだが……
そこで悠里は、彩のスケジュール表を一から作り直す事にしたのである。
「…確か、彩ちゃんが通ってる高校は
慣れた手つきでパソコンのキーボードを叩き、検索ワードを入力する。
検索が引っかかったので、マウスを動かし左クリックを押す。
するとホームページが画面に開かれた。
「へぇー……彩ちゃんが通ってる高校ってかなりの伝統校なんだなぁ……」
花咲川女子学園はかなりの伝統校だと理解する悠里。
というか、自分は男子なのに女子校を調べるのはいかがなものか?と頭が過ったが、下心とかは別に無いので今の考えを忘却の彼方へ捨てる。
「…となると無難に送り迎えかな? いや…でもなぁ……」
マネージャーの仕事って送り迎えも含まれるのか?と考える悠里。
仮にそれも含まれると仮定しよう。そうなると彩が通う女子校まで行かなければならない事になる。
ただこればかりは、悠里の一存だけでは判断ができないので……
(連絡して聞いてみるか……)
スマホを手に取り、彩本人に聞いてみる事にした。
実は帰り際に彼女とメールアドレスと電話番号を交換しといたのである。
別に他意はない。無いったらない。
時刻は間もなく17時。
この時間なら電話をかけても大丈夫かな?と思った悠里は、スマホの電話帳の欄に登録されている彩の電話番号を表示させ、通話ボタンを押す。
~♪~♪~♪~
『はい。もしもし』
「もしもし。悠里なんだけど……」
コール音が3回鳴り、4コール目に入ろうとした時、電話の主に繋がった。
もし繋がらなかったらどうしようと内心悩んでいた悠里は安堵する……
「今日はどうもね?」
『ううん。こっちこそありがとう。連絡してどうしたの?』
「その事なんだけど……」
明日からの内容についてを彩に詳しく説明する。
自分がスケジュール表を新たに作り直している事、送り迎えはどうするか等々……現時点で決めてある事を彩に伝える。
「…てな感じなんだけど……」
『う~ん……お互い、学校も通ってるから、帰りの方はお願いしてもいいかな?』
「ん。分かった。花咲川って……何時くらいに学校終わるの?」
『えっと~……ちょっと待ってて? 確かここに……あった! 帰りの
彩の学校が終わる時間を手元にあったメモ帳にボールペンを走らせる。
「16時10分ね? じゃあ明日、申し訳ないんだけど、学校が終わったらメールしてもらってもいいかな?」
『うん、分かった。あ、悠里くんって学校の場所って分かる……?』
「その辺は大丈夫。今しがた調べ終わったから。それじゃあ明日、僕も学校終わったら一応メールで連絡するから。また明日ね?」
『うん。また明日ね』
また明日ねという言葉を聞いた悠里は通話終了ボタンを押す。
「…さて。とりあえず明日からの予定も決まった事だし、晩ご飯の支度をしようかな……」
明日から頑張らなきゃと意気込む悠里なのであった。
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。