しがないサイヤ人の転生物語   作:ZN86

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ブロリーの映画楽しみすぎて思わず執筆。今年の冬は盛り上がりそうですね。


俺の名はキリュウ!?主人公より早く生まれたサイヤ人

「ほう、産まれた時点で戦闘力が1000もあるとは…」

「こりゃ将来安泰だな」

 

そんな声が聞こえて目を覚ます。いつも通りに起き上がろうとしたが体が思うように動かず困惑する。そんな僅かな感情の変化で何故か目頭が熱くなり泣いてしまった。俺はこんなに泣き虫じゃないぞ?

 

「はは、とは言ってもまだ赤ん坊だ。とてもそんな風には見えんな」

「仕方ないだろう。数年後に期待するとしよう」

 

泣き出した俺を笑って二人組の男は去ってゆく。おい待て誰が赤ん坊だコラ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤ん坊でした(絶望)

 

とりあえず落ち着こう。状況整理といこうじゃないか。

 

今の俺の姿は何故か赤ん坊だ。そしてさっきの二人組の男の話してた内容から察するに、どうやらドラゴンボールの世界に転生してしまったということなのだろうか。頭の中の記憶を探ってもほとんど覚えておらず、あるのはドラゴンボールの原作知識のみ。

 

ならばもう気にする事はあるまい!思う存分ドラゴンワールドを楽しんでやろうじゃないか!ハーッハッハッハ!

 

 

 

 

 

 

 

数年後

 

サイヤ人は何歳になったら無理矢理戦闘を教えられるのだろう、とか考えていたがウチの親はそういうのに無頓着なのか基本放置の教育だった。こちらとしても都合がいいので良いように利用させてもらうが。

 

とにかく基礎戦闘力が無ければ何も始まらんと思った俺は体を鍛えることに専念した。そうしてトレーニングを続けていた俺は僅か10歳にして戦闘力が10000を越すことになった。

 

伸びがおかしいと思うかもしれないが、他のサイヤ人のはほんの少し違うトレーニングをしただけだ。基本的にサイヤ人は怪我を負っても戦闘に支障がない程度に回復すれば多少のダメージや傷を残したまま再出撃するのだ。つまり戦闘において最大限のパフォーマンスを発揮できない上、体力の限界が近づいたらあっという間に倒れてしまう。

 

この頃はメディカルポッド?もまだ完璧では無いらしく、どれくらいで完全回復するのか分かってなかったみたいだし。そんな事ではサイヤ人の特性を活かしきれずに終わってしまうのも仕方が無いことだ。

 

そこで俺は亀仙流の教えにあるよく動きよく休む。このふたつを実践した訳だが、これが面白い様に戦闘力が伸びるんだ。コツは死にかけるまで自分を追い込み、完全に回復するまでしっかり休む事。

 

他のサイヤ人に教えようとも思ったが、ちょっといい思いをしたいから黙っておく。ヘタに動いて惑星ベジータの崩壊を早まらせる事もあるまい。勿論気のコントロールで戦闘力を抑えておくことも忘れていない。

 

ひとまず戦闘力の面では問題無かろうと思った俺は次に実戦経験を求めた。大人のサイヤ人の誰かと組み手をしてもらおうと考え、たまり場である酒場に行った。

 

そこには戦闘力1000そこらのいわゆる下級戦士が集まっていた。その中でも戦闘力5000と下級戦士から外れた戦闘力を持ち、頬に特徴的な十字傷を付けたサイヤ人を見つけた。

 

バーダックだ。

 

まさかこの目で見ることができようとは…俺は感動し、その衝動に身を任せてバーダックに話しかけた。

 

「ああ?組み手だぁ?へへ、いいぜ。ちょうど退屈してたところなんだ。戦闘力1000をもって産まれたお前の実力を試してやらぁ!!」

 

赤ん坊にして戦闘力が1000もあるのはサイヤ人でも珍しかったようで、密かに注目されていたようだ。俺たちは外に出てその場で直ぐに組み手を始めた。

 

俺の方が戦闘力が高いのにも関わらずそれを感じさせないバーダックの怒涛の攻めはまさに圧巻だった。結局俺は有効打を与えられずにやられてしまったが、この一戦で俺はバーダックについて行けば必ず強くなれると確信した。

 

思い立ったがなんとやら。俺はバーダックに頼み込んでなんとかチームに入れてもらうようにお願いした。バーダックは快く引き受けてくれたようで俺がはしゃいでいると「喜びすぎだぜ、ガキめ」と、照れくさそうに笑っていた。

 

 

 

この日よりバーダックのチームに新しい名前が刻まれることになった。

 

その名も『キリュウ』

 

彼はバーダックの仲間にも快く受け入れられ、バーダックのチームはさらに活躍していくこととなった。

 

 

 

 

 

ある者に注目をされているとも知らずに。

 




ちなみにウリ科の名前にはなっていますがパンブーキンとは一切関係ありません。

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