しがないサイヤ人の転生物語   作:ZN86

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サイヤ人の王子はワガママ!ヤンチャなカリスマベジータ

バーダック達に別れの挨拶(ガチバトル)を済ませて一週間後。ベジータ王子が住んでいる宮殿までやって来ていた。

 

「お前がキリュウか、噂は聞いてるぜ。俺はナッパ、これからよろしくな!」

 

おおう、ナッパに髪が生えとる…。それにしても二次創作でよく見てたけど、やっぱり仲間には気前のいいおじさんって感じなんだな。

 

「初めましてナッパさん。こちらこそよろしくお願いしますね。」

「硬っ苦しい話し方はよせよ、お前の方が戦闘力は上なんだろう?」

「それでも経験ではやはりナッパさんの方が上です。先輩として教わることも多いでしょうし、話し方に関しては気にしないで貰えると助かります。」

「おお、おお!なんだお前良い奴じゃねえか!」

 

ナッパがガハハと笑いながら背中を叩いてくる。戦闘力を抑えてるから地味に痛い。

 

「キリュウが来たらベジータ王子の所まで顔を見せるように言われてるんだ。ベジータ王子は気難しい奴だから気をつけろよ」

 

一緒のチームになるのに気を付けるとはこれ如何に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼しまーす」

「来たな。お前がキリュウか。」

 

ちっちゃいベジータが椅子にふんぞり返って座っていた。偉そうに…いや実際偉いんだけど。

 

「初めましてベジータ王子。私はキリュウと申します。」

「そんなに堅苦しい喋り方をせんでいい。このベジータ様のチームに選ばれたんだからな」

「しかしですね、それでは他の者達に示しが…」

「うるさい!この俺の言うことが聞けないというのか!」

 

何だこの野菜王子可愛すぎか?

 

「はぁ…分かった、これでいいか?ベジータ」

 

俺はベジータを真っ直ぐに見やる。

 

「ハッハッハ!中々いいツラをするじゃないか!気に入ったぞ!」

 

そうですか。お気に召しましたか。そりゃよかった。

 

「早速だが、お前の戦闘力を見せてもらおう。このスカウターは最新式だ、三万までは計れる。」

 

ベジータはスカウターをつけて俺の戦闘力を計る。

 

「ん?5000だと?そんなに低かったか?」

「それは戦闘力を抑えてるからだ。今解放するから」

「戦闘力を抑えるだと?そんな事をして何に…」

 

体に力を込めて気を解放する。

 

ピーーーボンッ

 

アカン、スカウター壊しちった。

 

「なんだと!?貴様の戦闘力は三万以上だというのか!」

 

これもひとえにバーダックのお陰だ。感謝感謝。

 

それはそうとベジータが何やら笑っている。一人でいきなり笑い出すのは怖いんだが。

 

「白状しよう、俺の戦闘力は最近ようやく一万を越した辺りだ。キリュウは俺の世話係だったな?ならば俺を鍛えろ!超エリートであるこの俺が貴様と特訓すれば三万などという数字は軽く超えて見せる!」

 

おいプライドどこいったし王子。同じサイヤ人の仲間だから問題ないのか?

 

「おあつらえ向きに任務がある。期限は三日だ。一日で制圧して残りの二日間を特訓にあてるぞ!着いてこい!」

 

ベジータが部屋を飛び出していく。騒がしいやつだ。

 

部屋を出ると待機していたのかナッパがそこに居た。

 

「どうだったんだ?偉く上機嫌だったが」

「なんかよくわからないけど、気に入られた様です。」

「そうか!まあお前のことだ、心配はしてなかったけどな!」

 

ナッパ本当にいいおっちゃんなんだが。

 

「さて、ベジータ王子を待たせるとあとが怖いからな。行こうぜ!キリュウとの初仕事だ、張り切って行こうじゃねえか!」

「了解です」

 

俺たち三人は出撃した。

 

任務先の惑星に着いて本当に一日で制圧したのは驚いたが、残りの二日間で成長した二人にはもっと驚いた。サイヤ人は実戦で強くなるしかないようで、教わりながら戦うってのは初めてだったらしい。

 

ベジータが一万から二万へ。ナッパが五千から八千へ上がった。

 

意図せず悟空たちの難易度が跳ね上がってる件について。悟空頑張れ。超頑張れ。

 

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