しがないサイヤ人の転生物語   作:ZN86

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そしてなんとランキング入りする事が出来ました!

まさかここまでいくとは思ってもみませんでした。

本当にありがとうございます!


思わぬ誤算!?フリーザのパワーアップ

あれから数分後、男は目を覚ました。また暴れ出すと思い身構えていたベジータ達だったが、その男は驚くほどあっさりと事情を説明してくれた。

 

男の名前はターレス。生き残りのサイヤ人で惑星ベジータが滅んだと知るといち早く軍を抜け出し、別の惑星で知り合った仲間と"クラッシャー軍団"を名乗り、共に宇宙を自由気ままにさすらう生活をしていた。

 

偶然手に入れた"神精樹の実"を使って、星々の生命力を吸い上げ徐々に力を付けて行った。しかしある星で神精樹の実の種を植え収穫待ちだった所に、なんとフリーザが軍を率いてやって来た。

 

ターレスの目の前で無惨に殺されるクラッシャー軍団の仲間達。神精樹の実の秘密を暴かれ、フリーザがそれを口にする。圧倒的に膨れ上がった戦闘力に、ターレスは為す術なく殺される……筈だった。偶然か気まぐれか、ターレスはギリギリのところで生き残った。

 

目の前に転がる神精樹の実を食べ、僅かに回復した体力でその星を去った。また新たな星に着陸し、残り僅かとなった神精樹の実の種を植えた。そして神精樹が成長し、収穫した神精樹の実を食べているところにベジータ達がやって来たのだ。

 

「俺はこのまま神精樹の実を食べ続け、奴を倒す力を得るつもりだった」

 

「……災難だったな」

 

「同情なんて要らねえよ、俺が欲しいのは奴の死だけだ」

 

ターレスは拳を強く握り締める。

 

「しかもフリーザの野郎さらに強くなってやがるのか」

 

「大きく開いていた差がこれで絶望的になったな。だがそれがなんだと言うんだ、俺はそれをさらに超えてやるだけだ」

 

「王子……」

 

新たに決意を露わにしたベジータ、そんなベジータに可能性を見出すターレス。そんなターレスにベジータがある提案を出した。

 

「ターレス、俺達に着いて来い。共に来ればこんな実を貪るよりも、もっと戦闘力を上げることが出来る」

 

「形振り構っている場合じゃ無い……か。こちらこそよろしく頼むぜ、王子」

 

「ならば、こんな木はもう必要ないな。やるぞ、ターレス」

 

「ああ」

 

2人が掌を木に向け気功波を放つ。着弾した気功波は爆発し、神精樹を燃やし尽くす。この行為はターレスにとっての決別でもあった。

 

こうして無事ターレスが仲間に加わった。後に心配して色々話しかけるブロリーにウンザリしているターレスだったが、こういうのも悪くないと心境の変化が訪れていた。

 

 

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ところ変わって界王星。既に到着していたキリュウ達は最初の試験(シャレ)を無事突破し、界王様に修行を付けてもらっていた。

 

「10倍界王拳……!」

 

「ほほぉー!やるのうキリュウ、もう10倍まで引き上げたか!」

 

戦闘力に関しては申し分ない3人はバブルス君を秒で捕まえ、早速界王拳の修行に入っていた。

 

「ふぅ、コツを掴めば何倍でも上げられるようになるな、その分反動が凄いが」

 

キリュウは界王拳10倍までは安定して使えるようだ。

 

「やっぱすげぇなキリュウは、オラ達なんてまだ3倍がいいとこだぞ」

 

悟空とラディッツは戦闘力10000を超え、界王拳は3倍まで使える。

 

「界王拳を使った戦い方ってものもあるな……ラディッツ!界王拳同士で組手だ、付き合え」

 

「お、おい!どれだけ差があると思ってるんだ!?」

 

「だから修行になるんだ、行くぞっ!」

 

「ちょっ!か、界王拳っ!」

 

キリュウとラディッツは界王拳同士で組手を始めた。

 

「あ、ズリぃぞ兄ちゃん!今度はオラが……」

 

「待て悟空、お前にはもうひとつの技を教えよう」

 

悟空は元気玉の習得に移った。

 

 

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「いいかラディッツ、界王拳にはこういった使い方があってな」

 

キリュウの気が界王拳特有の赤いオーラに包まれる。

 

「攻撃時や移動時のみ使用すれば余計な消費を抑えられる」

 

「なるほど……。よし、界王拳!……ってあれ?」

 

ラディッツは界王拳を使うも、攻撃する寸前に界王拳を解いてしまっていた。

 

「まあ言うは易し行うは難し、だな。実戦で使える様に訓練しておくように」

 

 

 

こうして3人の界王星での修行は順調に進み、約束の1年がたった。

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