「ヒロ友のみんな。ハローワールド! ついに現役アイドルの乙葉ちゃんとのコラボ配信が始まったよ。間近で見たら乙葉ちゃんすごくすごくかわいいよ。緊張する~~~っ。えっと、みんな、今日は楽しんで見てください」
「楽しんでいってクダサーイ」「ヒロ友たちがお行儀よくしてることを期待します」
ついに――、
ボクの観客者数は大台の百万人を突破してしまった。
そして、今も増え続けている。
みるみるうちにカウンターが増え続ける。
全世界の残存人類50億(推定)を考えれば、もしかすると百万人というのはまだまだな数値なのかもしれないけれど、ネットにつながってない人もいるし、いまもボクという存在を認知できる人は限られる。
言うまでもないけれど、純粋にボクをボクとして見てくれる人、つまりゲームしたり、あれこれしたりしている様子をいっしょに楽しんでいる人は"少数派"になってしまった。
ほとんどは、きっとゾンビをどうにかしてほしいと願ってる人たち。
政府関係者。どこかの国のエライ人。科学者。宗教の人。エトセトラ。
つまりは、普通の人ということになる。
でも、それでもいいと思ってる。
もしかすると、ゾンビをどうにかできる目途が立てば――。
人間の文化を取り戻せるという希望が戻れば、ボクはたいして必要じゃなくなって、またゲームしたり、歌を唄ったり、純粋に楽しんでくれる人だけが残るのかなと思うから。
今のところは、ヒロ友に貴賤なしだ。
そんなことを言ったら、命ちゃんには甘いって言われそうだけど。
『ピンクは……ピンクはそこに来たかった!』『ヒロちゃんが国民的アイドルの衣装着てる!』『ヒーローちゃんそこ替われ』『乙葉ちゃんそこ替わって』『ふたりの間に挟まれたい』『後輩ちゃん好き派は少数かよ』『乙葉ちゃんもあいかわらず殺人的にかわいいな』『なんだよ。かわいいのバーゲンセールかよ。配信ってレベルじゃねーぞ』『ていうか、コメント流れるの早すぎる』『配信場所は特定できそうにないな』『どこかの放送局みたいなところかな』『佐賀班特定はよ』『音源にこだわってるなら放送局だが、ライブハウスとか?』『エノズっぽい。それともレジンかな。たぶん改装してるのかわからん』『掲示板で特定禁止って決めただろうが!』
「ピンクさんも来てくれたんだ。ありがとう。いつか誘うから待っててね。あとここの場所、特定できても来ないほうがいいよ。周りはゾンビで固めちゃった』
『ゾンビシールドかよ』『さすが天使様』『ヒロちゃんに集まってるオレらがむしろゾンビ?』『ゾンビにめちゃくちゃにされちゃう』『ゾンビに噛まれても行きたい人いるんじゃないか?』『みんな静まれ。おちついて配信に耳を傾けるのじゃ』『ピンクは誘われた。勝利した。勝利した! よっしゃあああああああ』『ピンクがうるさい』『日本語うまくなったよな。ピンク』『毒ピンのくせに生意気な』『ピンクは所詮、アイドルに負けたヒロ友の敗北者じゃけえ』『ハァハァ……敗北者? 取り消せよ……今の言葉!』『ピンクのなじみ方がエグイ』
実をいうと、このコラボ配信に来たがった人は多い。
ピンクさんだけでなく、ツブヤイター社のエライ人。ユーチューブのエライ人。システム貸してるんだから、招待してほしいという子どもっぽい理論を語る大人な人たち。あとは海外の大物アーティストが乙葉ちゃんよりもへたくそな日本語でビデオレターを送ってきたり。ボクの好きな漫画を描いてる先生からサインとともに会いたいというメールが届いたり。他にもいろんな国の大統領やら大臣やら、大企業の社長さんやら、実際に行くから会いたいと言ってくれた人は多い。
もちろん、友好的な意味で。
ボクを確保するとか、独り占めするとか言い出したら、みんなに全力で潰されそうな勢いだった。実際、どこかの小さな環境保護団体がボクを狩るとか言い出して、三日もしないうちに物理的にすりつぶされてしまったみたい。空気を読む能力って生存に必須だよねって思います。合掌。
ボクに友好的で、かつエライ人たちには今回ご遠慮いただいた。
ボクには配信を純粋に楽しみたいって気持ちも残ってて、だから、対ゾンビ能力としてボクに期待している人たちには、こぼれ球みたいな情報で満足してもらおうって思ったんだ。
「実をいうと、わたしのほうにもたくさんの方々の熱烈なファンレター届いたデス」
「へえそうなんだ」
乙葉ちゃん側はいってみれば、人類代表みたいになってるわけで、そういった意味では、こうしろああしろっていう熱いメールが届いている可能性はあるな。まあ乙葉ちゃん側は、ここに十人くらいの人がいるのを見ても、仲間はたくさんいるから、そういった処理も物量的に問題ないのかもしれない。
「みんなヒロちゃんのことが大好きナンデスネ」
「そうかな。えへへ。みんなありがとう」
『守りたい。この笑顔』『このごろ表情が柔らかくなったな』『女の子してるなと思うぜ』『ゾンビ配信しようぜ』『プラグ因子で人類滅ぼして笑ってた頃を思い出す』『おいやめろ』『実際、この配信で何が変わるんだろうな』『乙葉ちゃんに期待するしかない』『つーか、今から何やるんだ?』
「みんなには何をするのか言ってなかったけど、まずは――」
引き継ぐように乙葉ちゃんに視線を合わせる。
「そうデス。まずはインタービュー、ウィズ、エンジェルちゃんデスネ」
『インタビューウィズエンジェルちゃん?』『いい語路が思い浮かばなかったんだろう』『ていうか、インタビューウィズゾンビちゃんなんじゃ……』『ヒロちゃんはゾンビじゃねえって言ってるだろ』『これだから童貞は』『は?』『ヒロちゃんがゾンビでも愛でるのは可能』『どっちかというと天使のほうがいいな』『インタビューって、ヒロちゃんはOKしたのかな』『OKしなけりゃ答えないだろ』
「みんなが知りたいことがよくわからなくて、対面だともっとうまく伝わるかなと思ってOKしました。乙葉ちゃんよろしくお願いします。後輩ちゃんもフォローよろしくね」
「ハーイ」「わかりました」
座り方の並びとしては、乙葉ちゃん、ボク、命ちゃんというふうになっている。シャワールームでの大岡裁きを思い出させる配置なので、少しだけ緊張するけど、どっちもボクの好きな子なんで、そういう意味では悪い気はしない。ボクも元男として両手に花なのは、やっぱりうれしいから。
「サテサテ何からお聞きシマショウ……。まずは、ヒロちゃんの正体はナンナノでしょうか。私自身は天使サマだと思ってるのデスガ、地上は楽しいデスカ? 人間は生きていていいですか?」
『うおおおお。いきなり核心ついた質問』『は? 天使だろ。なに言ってんだ』『ただの小学生のかわいい女の子』『ヒロちゃんはヒロちゃんだろ(きょとん)』『ゾンビでもかわいけりゃオーケー』『ゾンビにはみえねーよな実際』『超能力少女だという自己申告をみんな忘れてるぞ!』
「天使とかそんな御大層なものじゃないのは確かなんだけど、人間はもちろん生きていていいに決まってるよ。ボクは………、うーん、ボクってなんなんだろう」
「自分でもよくわからないデスか?」
「みんなも薄々感づいていると思うんだけど、ボクは彗星が降り注いだ日に、こんなふうになっちゃったわけで」
ボクは自分が持っている小さなマイクをフワフワと浮かせた。もういまさらこの程度ではみんな驚かないだろうけど、乙葉ちゃんと自衛隊の人たちはビックリしている。
「目の前で見るとすごいデス」
よいしょ。
マイクを空中キャッチ。
アイドルっぽいなと、少しだけ気持ちいい。
「ありがとう。で、あの日にゾンビがたくさん生まれたことはみんな知ってるよね。だから、ボク自身もボクがゾンビなんじゃないかって、そんなふうに考えていたんだ。でも、ゾンビってそもそもなんだろう」
「ゾンビはうすのーろで、人間を襲うデス。で、噛まれたらゾンビの仲間入りするデス。知能はあまりありまセーン。一説によると、昆虫並の知能だと言われてマース。ロボットみたいに人間だった頃の習性を引き継ぐところが、昆虫っぽいのだと思いマース」
こ、昆虫並みの知能ですか。
「ま、まあ、ボクはそこまで頭悪くないと自負してますけどね」
「ん? あ、はい。そうデスね。ヒロちゃんはすごく頭のいい小学生デース」
小学生レベルと言われてるみたいで、チクチク心が痛いけど、それは置いておこう。
「じゃあ、ゾンビって生きているのかな。死んでるのかな?」
「ヒロちゃんによって治せる可能性があるなら、病人になるのだと思いマース。あるいは死んでるのだとしたら、死者蘇生していることになるから、ヒロちゃんは神様デース」
「だから神様とか、そんなんじゃないよ。ゾンビになった人も生きているか死んでるか曖昧な状態なんだと思う。ゾンビウイルスに感染したら、呼吸もしていないし、心臓止まってるし、瞳孔も散大してるし、死んでるよね」
「死んだら、みんなゾンビの仲間入りデース。それは客観的事実デース」
「でも、ボクがゾンビウイルスを除去したら、生き返るんだ。だから、ゾンビは生死が重ねあわされてる存在なんだと思う」
「単純に死体をヒロちゃんが復活させてるとは思わないのデスカ?」
「心臓をパーンしてたり、頭がぶっとばされてるのを生き返すのは無理だから、復活ではなくて、ゾンビウイルスを除去しているだけかなぁって」
「どうやって、除去しているのですか?」
「感覚的には、ゾンビウイルスに向かって自壊しろって命令してる感じかな」
「つまり、悪魔を追い出している天使様?」
「うーん」
そういうことではないと思うのだけど、うまく伝わらない。
ボクが悩んでいると――。
「あなたは誰ですか?」
と、命ちゃんが質問した。ボクではなく、視線は乙葉ちゃんに向いている。
乙葉ちゃんはマイクを握りしめて答える。
「わたしは嬉野乙葉デス」
「そういうことです」
それで命ちゃんは黙ってしまった。
乙葉ちゃんも二の句が継げずに同じく沈黙。
ボクも微妙な空気にどう答えたものかわからない。
突然生じた沈黙の空間に、ボクは内心焦りまくる。
謎の禅問答とか、インタビューっぽくないし、配信にも適さないと思うんだけど。
『どういうことだってばよ』『後輩ちゃんが若干怒ってるぽい?』『乙葉ちゃんばっかり大好きな先輩にベタベタして嫉妬したんじゃ?』『哲学的な問いだからな』『おまえは誰だって乙葉ちゃんが言った』『ボクはボクだよって答えるしかないってことだろ』『はー、ヒロちゃんかわええ(聞いてない)』『ピンクはマイシスターだ。そう呼んでいいと言ってくれた』『は?』『ヒロちゃんはヒロちゃんだよ』『ぼっちもそう思います』
そうか。超速で流れるコメントを拾ってると、なんとなく理解できたよ。
乙葉ちゃんの質問は、どこまでも細かく質問できるし、どこまでも追及できるようなものだった。
ボクはわりとなんでもオープンにしていいと思ってるけど、それは、相手方にとっては知りたい答えをきくまで再チャレンジができるってことだ。
あまりしつこいと心証を悪くするだろうけど、少しずつ質問をズラしていけば問題ない。
つまり、誘導だった。
乙葉ちゃんってボクを天使にしたいのかな?
天使のイメージは一般的に悪くないから、ボクのことを嫌ってないのはわかるんだけど。
「乙葉ちゃん。質問に答えるね。ボクはボクだよ。そして、ボクはたぶん人間だと思う」
「わかりマシタ」
それからは他愛のない質問が続いた。
――配信をはじめたきっかけはなんデスか――
(ゾンビライフで暇だったからとか言えない)
――配信をはじめたばかりの心境はどうデシタ?
(まだ一ヶ月くらいしか経ってないけど、前は緊張してたかな)
――好きな食べ物はパンケーキ以外に何かありマスか――
(わりと甘党になっている)
「甘党だと太りマース。気をつけないといけまセーン」
「うん。まあそうだけど、ボクって体重30キロだし。わりと軽めだと思うんだけど」
「体重計に乗ってる配信みました。恐ろしくてわたしにはできまセーン」
「え、乙葉ちゃんすごくほっそいよ」
どこからどう見ても太っているようには見えない。
「日頃の努力デース。女の子にとって体重の話題は禁句デース。後輩ちゃんもそうなはずデース」
「そうなの?」
命ちゃんのほうを見てみると、フルフルと頭を横に振って否定。
「先輩になら、恥ずかしいとこいくら見られてもかまいません。先輩がそうしろというのなら、わたしは全世界に自分の体重を申告してもかまいません」
死にそうな顔で、歯をくいしばり、口を開きかける命ちゃん。
「あー、待って待って。言わなくていいから」
「そうですか」
命ちゃんはやっぱりほっとしてるみたいだった。
そういえば、あの体重配信って、そもそもは命ちゃんの奸計だったんじゃなかったっけ。
命ちゃん恐ろしい子。
自分がされて嫌なことはしないように言って聞かせねば……。お兄ちゃんとして当然のこと。
「体重については、ヒロちゃんの身長からするとちょっと軽すぎだとおもいマース。だから、今は甘いものをいっぱい食べてもいいかもしれまセンネ」
「うん。いっぱい食べさせてくれる人がいるから大丈夫」
「でも――、もしかすると?」
じーっと乙葉ちゃんに見つめられている。
アイドルの目力ってすごいな。観察されているような、そんな感覚。
「どうしたの乙葉ちゃん」
「ヒロちゃんは超能力をつかって自分を浮かせてたという線も考えられマース」
「うーん」
あの頃はまだそこまで重力制御はできてなかったように思う。
もちろん、無意識に力を使ってたということは考えられるけど、心の底から、体重とかに興味なかったから、たぶんそんなことはないだろう。
「超能力使ってないよ」
「本当デスカ?」
「本当だよ?」
『小学生の体重に興味がある乙葉ちゃん』『あの頃はバーチャルだっただろうが』『こんなかでバーチャルヒロちゃんに興味ある人いますか?』『オレ、バーチャル派』『生ヒロちゃんがいいに決まってるだろ』『お、戦争か?』『どっちでもいい派は少数ですかね?』『見た目かわいければたとえ体重1トンでも問題ないよ』
「じゃあ、調べマース」
「え?」
乙葉ちゃんが急に立ち上がり――、体重計でも持ってくるのかなと思ってたら、ボクの背後に回った。
そのまま、脇に手を通して持ち上げられちゃった。咄嗟に命ちゃんに視線をやると、こちらをにらんできている。完全にお怒りのご様子で、あとでご機嫌をとらなくちゃ、いろいろとヤバそう。
「お、軽……くはないですね」
そりゃそうだよ。いくら軽いといっても、ボクは30キロある。
肉体年齢的には年上でも、乙葉ちゃんはまだ15歳の女の子。
ボクを抱えられるほどの筋力はない。
「お、乙葉ちゃん。重いでしょ。えいっ」
ボクは超能力を使って自身の体重を軽くした。
「フフ。軽くなりマシタ。すっぽり腕の中に収まるサイズ。たまりません」
「あわわわわわわわ」
ボク、お姫様抱っこされ中。
乙葉ちゃんみたいなアイドルに、そんなことをされるなんて夢にも思わなかった。
細い腕が背中にまわされていて、側面にちょっと柔らかいものがあたって。
顔が近い。
ぽわーんってしてくる。
乙葉ちゃんの瞳もうるうるしている。
「視聴者の皆さんのために実況しマスが……、ヒロちゃん、とてもいい匂いデス」
『すううううううううう』『すううううううううううううう』『すううううううううううう』『おまえらの一体感wwすううううううう』『百合って本当に素晴らしいものですね』『すううううううううううううううう』『ピンクもすううううううう』『ピンク。おまえの初回は本当にかっこよかったよ。今はもういないんだ』『後輩ちゃんのハイライトが徐々に消えていく……』
「なんだか、この匂い吸ってるとおかしな気分になってきマスネ。ヒロちゃんの匂いだけでポンと元気がでてくる。縮めて言えば、ヒロポン……」
『おいやめろ』『ヒロちゃんでポン』『ポン』『ポン』『既にヒロちゃん中毒者』『みんなもう依存症』『乙葉ちゃんもヒロちゃん依存がすぎますぞ』『後輩ちゃんと悲しみの向こう側に行かないようにご注意』『ひえ。後輩ちゃんがついに立ち上がった』
「み、こ、後輩ちゃん。あの大丈夫だから座って座って」
「先輩」
「はい」
「あとでお話があります」
「はい」
死んだかと思った。
ゾンビに襲われるときの恐怖って、こんな感じなのかな。
全然違うと思うけど、死の恐怖を感じたよ。
まあ、乙葉ちゃんのお姫様抱っこは、たぶん冗談のひとつ。余興のひとつなんだろうけど、命ちゃんは洒落が通じないところがあるからな。
あとでの『おはなし』については気が重い。
それから後も、インタビューは続いた。ただの問答だけでなくて、さっきみたいに変則的だ。おそらくは人間側の実験も兼ねているのだろう。
握力計を渡されて、これで測ってみてくださいとか。
「ふんっ」
か弱い女の子を演じてもいいんだけど、どうせ超能力を持ってる謎仕様だ。
力を隠す必要はないし、むしろ隠さないほうがボクに手出しをしにくいと思わせることができてお得だ。
車をぶっ飛ばせるパワーを持つボクにとって、簡易的な握力計なんかで測りきれるはずもない。
もしもテレビスタジオだったら、いろいろと用意していたんだろうけど、ポータブルなやつじゃ限界があるよね。
あっさり針は振りきれて、そのまま握ってるところをぐにゃりをへし曲げた。
「人間超えてマスネ」
「まあ、パワーだけはあるよ」
――ヒーローという名前に由来はありマスか――
(元の名前がバレる。英雄にあこがれてと答えた)
――好きなヒーローはいるのデスか――
(特にないけど、無いと答えたら矛盾してるから、適当に仮面ライダーの名前を答えた)
「プリキュアが好きなんだと思ってマシタ」
それだと、ヒーローじゃなくてヒロインかなぁと思ったりもするけど、日本語的な意味のヒーローは性別はあまり関係ないかもしれない。
名前を文字っただけのヒーローちゃんだけど、少しはボク以外の人間のことも考えていたと思う。
世の為人の為ってやつ。偽善っぽいけど、それでもいいかなって。
――これから世の中にどのようなアピールをしていきたいデスか?――
自分ができることをしていきたいって答えた。
まぎれもない本心だ。
流され系じゃないアピールをしたかった!