ロリ魂   作:カイバーマン。

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五ヶ月目 二度目の人生も将軍かよォォォォ!!!

ようやく妊娠による体調の変化も収まっていき、食事も普通に食べれるようになった神楽

 

時たま感情的になる事はあるが、経過は順調だという事なので彼女は久しぶりに友人の所へとお邪魔していた。

 

「うわー! 久しぶり神楽ちゃーん!」

「久しぶりそよちゃん、挨拶来るの遅れちゃってごめんね」

 

広々とした客室で無邪気に笑って神楽を出迎えてくれたのは亡き将軍・徳川茂茂の妹のそよ姫。

 

時代は移り変わり国が新しくなるという最中で、社会的地位が低かった女性達を立派に活躍させる場所を作り続けている立役者である。

 

「謝るのは私の方よ、神楽ちゃんの事はずっと前から聞いていたのに、仕事にかまけて顔すら出せず、挙句の果てには身重の神楽ちゃんの方からこっちに来させるなんて……」

 

「何言ってるの当り前じゃない、そよちゃんの仕事は今この国にとってすごく大切な事だもの、もしそれをサボってこっちに顔出して来たら何やってんだってぶん殴って追い出してたかもね」

 

「アハハハ! 結婚してもやっぱり神楽ちゃんは神楽ちゃんだね! 良かったー変わって無くて」

 

お腹を膨らませた状態で得意げに拳を握って見せる神楽の姿に、昔と変わらないと懐かしむそよ姫。

 

そして肩を預けて神楽をソファに座らせると、彼女もまた向かいの席に座って軽く頭を下げてご挨拶。

 

「今日は来てくれてありがとう、そしておめでとう神楽ちゃん、ようやく仕事も一段落ついたから、しばらく会えなかった分沢山おしゃべりしましょう」

 

「うん、私もそよちゃんと色んな事一杯話したかった、最近誰にも旦那の愚痴を聞いてもらえなくてムカムカしてたしね」

 

「わー楽しみー、旦那様かぁ……」

 

友人である神楽の口から旦那という言葉を聞くことになろうとは思ってもいなかったそよ姫。

 

それが嬉しくもあり半面寂しくもあるのだが、いずれは自分も幸せな家庭を築きあげたいモノだとつい羨ましくも感じてしまう。

 

「あの元気一杯で酢こんぶ大好きなかぶき町の女王様が結婚して子宝にまで恵まれるなんて……」

 

「かぶき町の女王って……そよちゃんよくそんなのまだ覚えてるわね……」

 

「ウフフ、当然だよ、私が初めて神楽ちゃんに出会った時の事だもの、あの日の体験があるからこそ今の私がいるんだから」

 

「いやそよちゃんと出会えた事は本当に嬉しいんだけど、出来れば忘れてほしいモノもあるというか……」

 

昔は近所のチビッ子供のガキ大将として君臨し、そんな二つ名を自称していたなと、頬を掻きながら恥ずかしがる神楽。

 

そんな彼女の反応を口元を手で押さえながら無邪気に笑った後、そよ姫はふと後ろの方へ振り返り

 

 

 

 

 

「旦那様も聞きたいですか? 私と神楽ちゃんが初めて会った時のお話?」

「すみません、それより早くここから下ろしてください」

 

背後にある大きな窓の外で、紐に吊るされ宙ぶらりんの状態である坂田銀時に優しく微笑みかけながら尋ねるのであった。

 

しかし高層ビルの最上階近くでずっと宙吊りにされている銀時は、季節が冬という事もあってガタガタと寒さに震えてまともに答える事は出来なかった。

 

「姫様そろそろ俺を中に入れてくれませんかね? いいんですか、そろそろ凍りますよ俺? 大切な友人が明日から未亡人になっちゃいますよコレ?」

 

「? 言ってる事がよくわかりませんが?」

 

「わかれよ天然サド! 神楽は部屋に案内されてるのにどうして俺は屋外で落下死か凍死の二択を迫られているんだよ!」

 

「あれ? 自分からそうしてるんじゃないですか? 信女さんからの依頼をこなすために」

 

「はぁ!?」

 

本気で分かってない様子でキョトンとした顔を浮かべるそよ姫に、銀時が歯をガタガタ鳴らしながら素っ頓狂な声を上げていると、ガチャッと神楽とそよ姫がいる暖かい部屋に一人の女性が入って来た。

 

「そう、その男にはこのビルの窓ふき掃除を依頼している、この警察庁長官である今井信女直々にね」

 

「信女さん! 戻って来たんですね!」

 

「あらアンタも久しぶりじゃないの”のぶたす”」

 

「久しぶり」

 

「っておい! 俺を置いて勝手に話を進めるなサド娘トリオ!!」

 

やってきたのはかつては見廻組・副長、そして現警察庁長官を務める今井信女であった。

 

未だ争いが絶えないこの国からそよ姫を護るべく、彼女は今も共に行動をしている機会が多い。

 

「しばらく会わない内に太ったわね、若い内にあんだけ食べてたからここに来てしわ寄せが来たとか?」

 

「いや太ったんじゃなくて腹に子供いるのよ、てか今も若いから私、あとドーナツばっか食ってるアンタの方が絶対先に太るから」

 

「私は問題ない、昔ならともかく今はちゃんと健康管理を考え、ドーナツを食べつつもスムージーを飲むようになった」

 

「いやそれ何も変わってないから! なによドーナツとスムージーって! 警察庁長官がOLみたいな食事摂ってんじゃないわよ!」

 

相変わらず表情変えずに淡々とした口調でボケを挟んでくる信女に神楽はツッコむと、窓に宙吊りにされている銀時を軽く指さす。

 

「ところでさっきから銀ちゃんが喚いてるみたいだけど、もしかして無理矢理あんな真似してる訳?」

「おおよく俺に反応してくれた神楽! 流石だよハニー! 愛してるよ!」

「あそこにいられるとそよちゃんと内緒話も出来ないから、別の所で宙吊りにさせてくれない?」

「ってゴラァァァァァァ!! なんで宙吊りはOKみたいな感じになってんだよ! ふざけんなアバズレ!」

 

銀時の叫びがやかましいとクレームを入れ、速やかに撤去するよう要求する神楽に、窓越しで体を左右に振りながらブランブランする銀時

 

だが

 

「あ」

 

真上からブチっと嫌な音が聞こえた銀時、どうやら紐一本で大人一人長時間を支え続けるのは流石に限界だったらしい。

 

銀時が思わず激しく動いてしまったせいで、呆気なく紐は切れて銀時は己の身に起こった出来事にポカンと口を開けて固まった後……

 

「アァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

そのまま高層から真っ逆さまに物凄いスピードで落ちていってしまうのであった。

 

「嘘だろぉぉぉぉ!! 結婚してもうすぐ子供が産まれんのに!! こんなギャグみたいなノリで死にたくねぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

断末魔の叫びを上げながら、無慈悲にも銀時は何も出来ずにただただ落ちていく。

 

そして次第にはっきりと見えて来た地面に向かって思いきり……

 

 

 

 

 

「ってあれ……?」

 

次の瞬間、銀時が目を開けると目の前の景色が全く変わっていた。

 

つい先ほど地面に向かって落ちたと思ったのに

 

いつの間にか自分は地平線の果てまで広がる草原の上に立っているではないか。

 

「な、なにコレ……つかどこだココ……あれ? ひょっとしてここって天国……」

 

突然の急展開に動揺を隠せず、必死な様子で銀時はキョロキョロと周りを見渡していると

 

「!?」

 

そこへ突然、背後からパカラッパカラッと蹄の音が不意に飛んで来た。

 

即座に銀時が振り返るとそこにいたのは

 

 

 

 

「ほう、懐かしい顔だな……」

 

高貴な髷、凛々しい顔立ち、最上流階級の身でありながら鍛えられた肉体

 

そしてその身を粗末なブリーフのみで隠すという変態スタイルの男が黒くて巨大な馬に跨り現れたのだ。

 

突然現れたその男に銀時は血走った眼をむき出してピクピクと全身を痙攣させる。

 

何故なら今、あり得ない現象に続いてあり得ない人物までもが目の前に現れたからだ。

 

その人物を銀時ははっきりと覚えている、生前と変わりないその姿……まさしく彼は

 

 

 

 

 

「しょ、将軍かよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

「うむ、元気そうで何よりだ」

 

何年も前にその命を散らし、死後もなお銀時達を導いた偉大なる徳川家14代目の征夷大将軍・徳川茂茂。

 

どうして彼が目の前に現れ、どうしてこんな所に、どうして馬に乗り、そしてどうしてパンイチなのか銀時は混乱したまま頭を抱える。

 

「どどどどどういう事だ! どうして俺の目の前に死んだ筈の将軍が! やっぱりここは天国なのか!?」

「案ずるなここは天国ではない、知りたくば余の話を落ち着いて聞いてくれ」

 

 

動揺しすぎてパニックになっている銀時をなだめながら、元将軍・徳川茂茂が馬から身軽に飛び降りて話を始めた。

 

「そなたの言う通り確かに余は死んだ筈であった、しかし余は死んだ時、気が付いたらこの地にて再び復活を遂げたのだ、そう、この異世界という地で」

 

「いや落ち着いて話聞いても訳わかんないです将軍!! なんすか将軍! まさかの異世界転生してたんですか将軍!? 最近流行ってるからつい自分もって感じで便乗しちゃったんですか将軍!?」

 

まさかのここは異世界、どうやら茂茂は死後、この地に新しく生を受けてから今の今までここでエンジョイしながら暮らしていたらしい。

 

いきなりファンタジーな急展開を上手く呑み込もうとするがやはり呑み込めない……銀時が頭を抱えたまま唖然としていると茂茂は更に話を続け

 

「最初はおぬしの様に余も驚いていたが道中、魔王を討伐しに旅する勇者一行に拾われてな、その縁がきっかけでおかげで色々と助けてもらったという訳だ」

 

「魔王を討伐しに旅する勇者一行ってなに!? どさくさになにとんでもない要素詰め込んでんの!?」

 

「それからは余もその者達にならい、魔王打倒を目指し民達が安心して生きていける世界を夢見てる」

 

「いやいやいや! なんで将軍が魔王倒しに行かなきゃならないんですか!?」

 

話せば話す程理解不能に陥り、もはやこれは自分が見ている夢かなんかなのかと、銀時が頭を抱えながら絶叫を上げていると

 

茂茂の背後にいきなり四人の男女が現れた。

 

「ここにいたんですか将軍、早く行きましょう、魔王の城までもう少しです」

 

紫色のターバンとマントを装備した勇者っぽい男が真顔で茂茂に話しかける

 

「うむ、将軍のブリーフと俺の素晴らしい呪文で、この地に平和を取り戻そう」

 

金髪キノコヘッドの鼻の下に特徴的なホクロを付けた魔法使いっぽい男が力強く頷く。

 

「つーか将軍いい加減服着ろよ! パーティーの中にブリーフ一丁のおっさんがいるせいで周りの視線が痛いんだよ!」

 

肩に黄色い小鳥を乗せた村の娘っぽい女性は、今更ながら将軍のラフ過ぎるスタイルに耐え切れずに怒鳴っている。

 

「まあそう言うな、魔王の城に突入するタイミングだというのに一切防具を付けないこの強いこだわり、俺は嫌いではない、むしろ……俺もやってみたい……!」

 

長いもみあげをたくわえる強面の濃い男は、茂茂の無謀ともいえる格好でここまで戦ってこれた事を高く評価し、ちょっと彼に対して自分も見習ってみたいと羨望の眼差しを向け始める。

 

そしてそんな一行が現れた事に銀時は目をパチクリさせてしばり黙った後

 

「……あの将軍、将軍を拾った勇者御一行ってもしかしてコイツ等ですか?」

 

「うむ、皆とても気のいい連中でな、こんな私をすぐに暖かく迎え入れていれてくれた恩人たちだ」

 

「いや一人若干将軍にクレーム入れてる奴いるんですけど……つかどっかで見た事あるんだけどこの連中? もしかして定期的に空から佐藤二朗似の顔のデカいおっさんがお告げしに現れたりします?」

 

茂茂を迎えに来たと思われる彼らを指さしながら、銀時が恐る恐る尋ねると茂茂はすぐにコクリと頷いて肯定した。

 

「よければそなたも我々と共に行かぬか? 実はもう魔王の城はすぐそこなんだが」

「い、いや結構です、俺この後予定入ってるんで……それにレベル全然足りないです」

 

こんな一癖も二癖もある連中とすぐに仲良くなれるという茂茂のカリスマ性も見事だとは認めるが……

 

銀時は彼の誘いを丁重に断りながら、後頭部を掻きながら頬を引きつらせ、自分の事情を説明始めた。

 

「俺元の世界では今、結婚してもうすぐ子供産まれるんすよ、だからこっちで油売ってる場合じゃないんで……」

「なんとそうだったのか、それはめでたき事だな」

「ええまあ……ちなみに相手は俺の所で働いてるチャイナ娘です、将軍様覚えてます?」

「覚えているとも、確か余の妹の友であったな。友が結婚するとなればそよもきっと喜んでいる事であろう」

 

 

茂茂に神楽との話をすると彼は清々しい笑身を浮かべながら素直に祝福してくれた。

 

やはり彼は死してなお、新しき世界に来てもなお民の幸せを自分の事のように喜んでくれる偉大な仁君だ。

 

「そうだ、もし妹に会った時は余の事を伝えておいてくれぬか? 兄は今、新しき地で達者でいると」

「……アンタの兄貴は今パンツ一丁で胡散臭い連中と一緒に魔王と戦ってますってちゃんと伝えておくよ」

「フフ……頼んだぞ」

 

しかし将軍といえどやはりは一人の人間として一人残した妹の事は気に掛けているみたいだ。

 

銀時に彼女への言伝を頼むと、茂茂は微笑を浮かべたまま勇者一行の下へと戻っていく。

 

「待たせてすまなかった、では共に参ろう」

 

 

 

 

 

 

「我が叔父上にしてかつての将軍! そして今はこの地を征服せんと企む魔王・定定を倒しに!」

「って魔王も将軍かいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

 

 

 

 

  

 

 

力の限りツッコミを入れた次の瞬間、銀時がハッと気が付くとそこは雲一つない綺麗な青空と

 

「銀ちゃん!」

「……あ? 神楽?」

 

自分の顔を心配そうにのぞき込む神楽の姿があった、そして自分が大の字で道の上で転がっている事に銀時は気付くと、何事もなかったかのようにムクリと起き上がった。

 

「夢でも見てたのか……? いや夢にしちゃ随分とハッキリと覚えてるし……」

 

「びっくりしたアル、銀ちゃんが落ちた時どうなるかとハラハラしちゃったネ、デリケートな妊娠中の嫁になんつうモン見せようとしてんだヨお前」

 

「お前旦那が死にかけたってのに最初言う事がそれかよ……」

 

自分は高層ビルから真っ逆さまに落ちた筈、なのに体はピンピンしてるどころか全く痛みが無い事を不思議に思いつつ

 

銀時は恨めしそう睨みつけて来る神楽にジト目で答えていると、そこへそよ姫と信女も駆けつけてくれた。

 

「だ、大丈夫ですか銀ちゃんさん? あんな高い所から落ちて本当になんともないんですか?」

 

「心配ない、この男はギャグ漫画の主人公、高所から落ちようとすぐにケロッと起き上がる技能は既に会得してるはず」

 

「そんなモン会得する暇があったら必殺技の一つや二つ会得してるっつーの、ったく……」

 

慌てて大丈夫かと声を掛けるそよ姫とは対照的に、彼なら問題ないだろと楽観的に答える信女。

 

悪態を突きながら銀時が立ち上がると、そんな彼の体を神楽がポンポンと叩いて

 

「……ホントに大丈夫なの? 念の為病院行った方がいいんじゃないアルか?」

「問題ねぇよ、ちょいとばかり異世界に飛ばされちまっただけだ」

「……やっぱり病院で診て貰った方が良いわね、特に頭の方」

 

銀時の発言に可哀そうなモノを見る目で不安そうに見つめる神楽。

 

そしてそんな事もよそに、銀時は神楽の肩に手を置きながらそよ姫の方へと振り返る。

 

「なあそよ姫様、俺実はさっき異世界に渡ってそよ姫の兄上様と会ったんだよ、徳川茂茂公」

「兄上様と!?」

「相変わらずブリーフ穿いて外を堂々と歩いてるみたいだけど、気の知れた仲間を得られてそれなりに楽しんでたぜ」

「ほ、本当ですか……? あ、でも銀ちゃんさんが落ちたのに無傷で済んだって事は……兄上様が御護りして下さったのかもしれませんね……」

 

いきなり異世界だの死んだ兄貴がそこにいただのと言われても困惑するしかないそよ姫。

 

しかしこうしてピンピンして何事も無い様子の銀時を見て、もしかしたら常識では計れない奇跡が彼に起こったのかもしれないと、彼女がうーんと悩む仕草をしているとそこへ神楽が優しく語り掛けるように

 

「とりあえずここは一旦この場を落ち着かせるために信じてあげるフリでもしておいてあげて、今の銀ちゃん、ちょっと、いや大分おかしくなってるから」

 

「いや本当なんだって! 将軍が山田孝之似の勇者と一緒に魔王・定定を倒しに魔王の城へ向かってるんだって!」

 

「はいはい、分かったから病院行きましょうねー、のぶたす、車出して」

 

「聞けやオイ!」

 

ムキになって即座に説明しようとする銀時に対し、神楽は微笑を浮かべたまま彼の腕を掴むとそのまま病院へ強制連行しようとする。

 

そしてなおも喚く銀時に対し、神楽がじっと見上げると

 

「今のおかしくなってる銀ちゃんにアイツ等と会わせる訳にはいかないヨロシ、早く正気になって貰わないとなに言われるかわかったもんじゃないし」

 

「は? 誰に会わせるって?」

 

「いつかはわからないけど、いずれこっちから呼ぶ予定だから、挨拶の練習しておいてヨ」

 

つっけんどんな態度で報告する神楽に銀時が理解出来ていないでいると

 

神楽はジト目を向けながらはっきりとした口調で

 

 

 

 

「私のパピーとバカ兄貴、うっかり変な真似したら殺されちゃうから気を付けておいてよね」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

そう、銀時はすっかり忘れていた。

 

婿として、まずは嫁の父親と顔を合わせ娘との結婚を承認させる必要があるという事を

 

つまりあの宇宙最強のエイリアンハンター・星海坊主に、神楽との結婚を認めてもらう必要があるという事を

 

「ど、どうすんだよ! あのハゲが俺とお前の結婚を快く喜んでくれる筈ねぇぞ! 未成年の娘を孕ませたオッサンだぞこっちは! 100パー殺されるって絶対!」

 

「そんな心配しなくても大丈夫よ、私だってもうとっくに一人前なんだから、誰と結婚しようがパピーは平気ヨ」

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! やっぱ異世界に残れば良かったァァァァァァァ!!」

 

しかし既に神楽とは入籍してるしその上子供まで作ってしまっている……これはもう相手も黙っていないであろう……

 

ここに来て命がけの大試練が、銀時に牙をむいて襲い掛かるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

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