IM NOT MAN.I AM A DEAD MAN   作:HIKUUU!!!

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夜勤+残業で頭回ってねぇけど投げつけてもばれへんか・・・
割とクオリティ低くなってたら先方に申し訳立たないんでいざとなったら書き直す。大筋決まってるけど詳細な描写省いてたりしてたら追記するんでそこだけご勘弁・・・いや、お兄さん許して許し停。


cross line 結婚式 上

昇る朝日を煙草を咥えながら目を細めて、夜が明け、徐々に空が明るくなっていく様を、俺は静かに眺めていた。何度見ようと、世界が変わろうと・・・この光景は美しい。不思議な魅力がある。ずっと眺めていても飽きない程に・・・。

煙草に火を付け、早番担当のスタッフ達が緩やかに起床したのであろう宿舎の明かりがついたのを遠目で見つつ煙を吐き出し、基地内の端にいた俺も依頼された任務の指定時間にはかなり余裕があるが、装備を選別するべく基地内に点在する弾薬庫の一つに足を運ぶ。基地内の中で滑走路に程近い、倉庫型の弾薬庫に掛けられたナンバーロックをホログラフィックパネルを指で操作し暗証番号を入力して進入。

 

「やぁ、セイジ。相変わらず機嫌の悪そうな顔だ。あ、ところで私の創ったラボ兼養殖場を見たかね?あれは実に素晴らしいだろう?あああ、その顔は言わなくても分かる。感動した。そうだろう?やはり思うんだが、遺伝子の神秘的な構造。そして生命体の驚異的なバイオニズム、進化。実に興味が尽きない。曳いてはそれを我々が解明し、世の中に還元し化学を発展させる。実に素晴らしい。そして行く行くは私は神にも等しい存在へと―――――」

 

「――――BB。悪いが、無駄口叩いてる暇はねぇ。依頼だ。内容は重要人物の結婚披露宴での警備だ。威圧感を与え過ぎない方が良いだろうが、前情報だと結構恨みを買ってるのと綺麗所が多いらしい・・・LMG1丁。AR2丁。ラストは適当な非殺傷性のグレネード寄越せ。フラッシュでも、コンカッションでもいい」

 

所狭しと様々な銃器が壁に掛けられ、専用の棚に収められ陳列された銃器のデパートとでも言うべき場所の中心で、粗雑なパイプ椅子に座り俺の姿を見るや捲くし立てる様に呪文を唱えるがごとく、興奮した面持ちで充血した目をギョロギョロと頻りに四方に向ける黒人の男が囀る(さえずる)のを敢えて遮り、必要な武器のリストアップをそいつに叩きつけ黙らせる。

 

「ああ、ああ。分かったとも・・そう言えばここでは初めて会ったな。お帰りセイジ」

 

「今更かよ。・・・ただいまBB。また会えて嬉しいよ」

 

「随分姿が変わったが、やはり君は君だな。私もすごく嬉しい。また君とこうして話せるのが」

 

ガチャガチャと棚や壁にある銃器に手を伸ばし、淀みなく指定された武器を引っ掴み目の前にある机に置きながらBBは言葉を続ける。

 

「君がいなくなってから色々あった・・・ヘルドッグ、彼女には会ったかね?」

 

「いや・・・今は別の任務でいないらしい。こっちの世界に来てからは一度もだ」

 

「そうか・・・まぁ、キッチリ絞られる事だな。後で、な」

 

「言われなくても・・・っと、このラインナップでどうだ?」

 

「M16A3が2丁。M249か。悪くない。っというか過剰な威力になる7.62㎜系列は使えんわな・・」

 

「ミドルレンジからインレンジ主体で近接戦闘でも取り回しが悪くなく、又リロードも早いM16、そして過剰な威力ではなく高レートで単独での制圧射撃が可能なM249。要人を逃がすには持って来いのセレクトだと思うが?」

 

「文句もない。グレネードは?」

 

「フラッシュを5つだ。今ダッフルバッグに入れた。銃と弾もな」

 

「昔を思い出すな・・・」

 

しみじみと、昔からいる古参兵でもあるBBの鮮やかな手際に惚れ惚れとしながら呟き俺は腕を組む。

その様子に、ダッフルバッグのチャックを閉めたBBは煙草を取り出し、自らの口に咥えて火を付ける。

 

「ふぅぅ・・・私達も長いからな。初めて会ったのはマンハッタンだったか。亡霊のような姿のお前を見た時、私は本当にオカルトは存在するのだとあの時ばかりは信じてしまったよ」

 

「素直にゾンビみたいだったと言えばいいだろうが、血だらけで臓物を体中に塗りたくって敵の死骸の山に潜んで、確認しに来た敵兵を八つ裂きにしてた頃だからな・・・。銃器なんて真面に使ってない時期の話だろ?忘れてくれ・・・」

 

「無理だな。今でもたまに夢に出るよ」

 

「そこまでかよ・・・」

 

お互いに苦笑し合いながら煙草を喫い、俺は右手でダッフルバックを引っ掴み弾薬庫の出入り口へと歩を進める。

 

「ああ、セイジ」

 

「なんだよ?」

 

出入り口に向かった俺に掛かる背後からのBBの声に思わず振り返ると彼は煙草を指で挟みながら、俺へと笑いかけ話した。

 

「今度ゆっくり話そう。クローン技術の事もそうだが、刺身が食べたい。あとパンケーキもな」

 

「・・・帰ってきたら作ってやる。パンケーキは・・・週末にな」

 

「約束だぞ!?作らなかったらまたコーラを作るぞ!今度は3倍炭酸じゃなくて10倍だ!!!」

 

「変な所でキレるよなお前って・・相変わらずだな・・・コーラは、そうだな。何時かの時みたいに寝ている俺の部屋に忍び込んで、メントス入れて俺に投げつけて来なきゃご自由に、だ。じゃあ、行って来る」

 

ひらひらと左手をBBに振り、深く煙草を喫い始めた彼の姿を、俺が死ぬ前と何一つ変わらない様子に一安心・・・いや、やっぱりイカレてやがるから安心できないのか・・・?まぁ、問題を起こさなきゃいいか・・。

兎に角、目を瞑って煙草を喫ううちの部隊のやべぇ馬鹿の姿に後ろ髪惹かれつつ弾薬庫を後にした。弾薬庫から這い出た俺に、斜陽となった日光の眩しさに目を細めながら半分ほどになった煙草を咥えつつ、駐車スペースに適当に停められていたセダンタイプの車の後部座席に荷物を放り投げ、運転席へと座り込む。

 

「クソみてぇな悪路じゃない事を祈ろう・・・」

 

網膜認証して始動したエンジンの唸りを感じつつ、俺はアクセルを踏み指定座標へと向かうべく単身基地を後にした。

 

 

 

 

道中快適なドライブとは行かなかったが、独りで煙草を吹かせつつのゆったりとした通勤は何となく家族がいた時期を思い出し、憂鬱となる一面もあったが、色々な事が一気に起きた現状では気持ちや考えの整理に一役買ってくれて、俺自身の心の平穏を取り戻せた。

粗雑なアスファルトを敷いただけの舗装を、車を転がしながら目的地周辺が近くなった事を人工音声のナビゲーションシステムが告げ、徐々に近くなってきたこの世界では見慣れつつある壁に囲まれた市街地を見やり、思わず呟く。

 

「D08地区か・・・。厄介事の依頼じゃなきゃいいが・・・」

 

車をドリフトさせながら指定地の場所へと乱暴に慣性を押し殺して停車し、運転席を開け放ちながら俺は車から降りて、目先にある依頼主がいるであろう防衛基地のゲート前に立っていた小柄な金髪にカウボーイハットを被って露出が多めのアメリカンな出で立ちの少女に煙草を吹かせながら訪ねる。

 

「ここがD08防衛基地で合ってるか?」

 

「えっと、合ってるけど・・・ここ駐車禁止ですよ!」

 

「・・・悪かった」

 

一先ず駐車できるスペースを確認してこの車を置いてから詳細な打ち合わせとなりそうだな。まぁ、ひとまず幸先がいいスタートではないのは確かだな・・・。それと資料で確認してたが、ここの戦術人形・・・マジで通常のモデルより胸デケェのな・・・。

プリプリと怒りつつジャンプする度に揺れる彼女の胸に思わず戦々恐々しながら俺は彼女の言う駐車スペースに車を移動させるべく、再び車へと乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 




イベント完走できずおじさん。もうしらねー。あきらめたー。そしてねみー
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