鋼鉄の肉体を引き摺って今日も戦場を彷徨う。仇を求めて、この心の傷を慰めてくれる復讐の機会だけを只信じて正義もなく、敵を殺して恐怖を振り撒きながら探し続ける。死に場所等何時でも求めてる。家族の元に逝かせてくれ。
鋼のカラダに傷だらけで今にも砕けそうな心を抱えて今日も男は戦地を行く。どんな困難が、責め苦が男に突きつけられようと死ぬ瞬間まで彼は止まらない。憎しみと過去の記憶、戦火を広げた者達の嘲笑が原動力となって男を苛烈な戦場へと駆り立てる。

「俺の名はデッドマン、もしこのメッセージを聞いている者がいたら覚えておいて欲しい。自身にとって愛する人達を幸せにしてやってくれ。俺の様な人擬きの兵器に成る奴がこの先続くことがない様にどうか切に願う。間も無く俺、嫌・・・私は最後の戦場に向かう。そのデータを後に続く者が出ない様に記録し公開する。全ての戦友と仲間、友人達に感謝を。コードネーム:デッドマン、改めWRFゴッドスレイヤー部隊所属セイジ・シノノメ大尉。最後の任務に従事します。・・・今までありがとう」

――――音声ログはこれを最後に途切れている。


読みたくないなら読まない方が良いですよ。癖の強い作品なんで。そこはご留意ください。警告はしました。
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