ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件   作:勇樹のぞみ

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第30話 小さな防衛線 Cパート

「えっ?」

「ん?」

「うわあっ」

 

 量産型ガンキャノンの工場がある生産ブロックへとエレカーで向かうアムロたちだったが、建物のシャッターをぶち破り現れたプチ・モビルスーツ、ツヴァークの姿に驚き急停車する。

 

『あ、みなさん』

 

 と、機体を制御するサラの声。

 そしてプチモビサイズのリヤカーを引いていたツヴァークも停止。

 ぱくん、と車のボンネットのように胴体前面のコクピットハッチが開くと、中にはカツ、レツ、キッカの姿が。

 デザイン元である『装甲騎兵ボトムズ』でも身長2メートルを超す巨漢のクエント人傭兵ル・シャッコが乗っていたように、ツヴァークのコクピットは余裕がある。

 そのため子供たちなら三人とも何とか一度に乗せられるのだった。

 

「アムロお兄ちゃん」

「カツ、レツ、キッカ? いったい何してるんだ? こんな所で」

「ジオンがね、爆弾仕掛けたの。で捨てに行くの」

 

 キッカの返答。

 

「爆弾?」

 

 リヤカーを覗いたカイは、

 

「うっ、こ、これは」

 

 と顔を引きつらせる。

 

「アムロ、ほんとらしいぜ。時限爆弾だ」

「どこにあったんだ?」

「モビルスーツの工場の中」

 

 これはまずいということで、アムロは子供たちを降ろすことにする。

 

「さあレツ、あとは任せて代わるんだ。早く」

「うん」

 

 全高3メートルも無いツヴァークはドラケンE改のように降着ポーズを取らなくても乗り降りが可能。

 左右非対称の右ひざ張り出しがステップになっており、ボディ前面下部のパイプバー共々乗降の際に使われる。

 それを利用してコクピットから子供たちを順に降ろし、下で待ち受けるリュウに渡すアムロ。

 

 なお、このパイプバーの取付基部は通常、溝が掘られ一定以上の応力がかかると破断するシャーピンで固定されている。

 これにより宇宙空間作業中の事故でデブリに引っかかって外れなくなってしまった場合や、敵に捕まれて引っ張られた場合にはすっぽりと抜けることで拘束状態から脱出することが可能。

 脱落を嫌って、もしくは整備で手を抜いて普通のボルト止めにしてしまう者も居たが……

 安全上、お勧めはできないのだった。

 

「リュウさんたちは、子供たちを乗せて安全なところまで逃げてください」

「お前は?」

「この機体で爆弾を捨ててきます!」

 

 そうしてツヴァークのシートに着き、コクピットにあった簡易式のゴーグル型HMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)を身に着け走り出す。

 

『……捨てるだけなら私一人でも良かったんですけどね』

「って、サラ?」

 

 HMDの隅に映し出されたサラのアバターに気付くアムロだったが、今さら遅い。

 

「ならなんでキッカたちを?」

『あの場に置いて行って、もし見落とした爆弾が残っていたら……』

「ああ、そういうこともあり得るのか」

 

 工場には別の機体もたくさん並んでいるのだからそれを使えば、という話もあったが、十分な燃料が積まれていたのはこの試乗用の一機だけだったのだ。

 ミヤビの前世、西暦の時代の自動車工場などでも同様だったが、完成した車両には出荷作業、つまりキャリアカーや運搬船への積み込みに必要な分だけの少量の燃料しか入れないのが普通である。

 

 ともかく、そうやってアムロが納得したところで峠道へ。

 

『ドラケンE改はかかとにインホイール・モーターとランフラット・タイヤを組み込み、つま先に補助タイヤを設置していましたが、ツヴァークではかかととつま先、両方にインホイール・モーターとランフラット・タイヤを組み込んでいて、乗り味が結構変わっています』

 

 と、機体制御をアシストしながらサラ。

 

『基本的には後輪を常時駆動させるFR駆動ですが、走行条件に応じて前輪にトルクを0:100 - 50:50の範囲で配分するもので』

 

 ミヤビの前世において日産自動車が開発した電子制御トルクスプリット四輪駆動システム、あのGT-Rにも搭載されたATTESA E-TS(アテーサ イーティーエス)、『Advanced Total Traction Engineering System for All Electronic - Torque Split』と機構は違えど同様な動作をする。

 

『前後4輪の車輪速度センサーと、Gを検出する三次元Gセンサーを備えていて、これらからの入力信号を受けコントローラーが前輪へのトルク配分を調整するんです』

「へぇ?」

『後輪がスリップしだすとそれを検知して前輪へも駆動トルク伝達を行うわけですが、その比率は横Gの大きさと前後輪の回転速度差に応じて変化します』

 

 どういうことかというと、

 

『例えばアイスバーンのように、タイヤの摩擦係数μ(ミュー)の低い路面で、ハンドリング量に対して横Gが小さかったり、後輪のスリップ量が大きい場合は、普通に前輪へのトルク伝達を増やす』

 

 これはまぁ、当然のこと。

 

『一方、ドライ路面でのコーナリングのように、横Gが非常に大きい状態では、ホイールスピンが起こっていても前輪へ伝達するトルクをあまり増やさない』

 

 何故そんなことをするのかと言うと、

 

『これは後輪側の駆動トルクを大きくし、かつ前輪の駆動トルクを小さく配分することにより、後輪をアクセルワークによってコントロールするマージン(ドリフトコントロール性)と、前輪のグリップを確保しているためです』

 

 なおGT-RのATTESA E-TSで確保されているのはあくまでも『ドリフトコントロール性』であって、GT-Rで本当にドリフトするのは困難。

 しかしローラーダッシュを使った戦闘ではドリフトができないと話にならないため、そこはチューニングにより必要時には前輪の駆動トルクを落とすセッティングで対応している。

 

 そうやって制御されるドリフトによって振られ、流されたケツ、その先のリヤカーをガードレールの切れ目から崖下に放るツヴァーク。

 

『そぉい!!』

 

 ツヴァーク自体はフルブレーキ。

 

『ツヴァークのローラーダッシュ機構はABSとの総合制御も実現していて、4輪それぞれに設けられた車輪速度センサーやGセンサーを活用して作動タイミングをきめ細かくコントロールできるため、より自然な制動性能を確保しています』

 

 と、サラ。

 これもやはりATTESA E-TS同様の仕組みだ。

 

『急制動時には4輪すべてに適切な割合で回生ブレーキ力を割り振り、ブレーキ性能とアンチスキッド性も高めているんですね』

 

 鮮やかにブレーキングを決め、サラは自慢げに言うのだった。

 そして、しばらく後に時限爆弾が爆発!

 

『やりましたね、アムロさん』

 

 そう告げるサラだったが、アムロの表情は険しい。

 

「ホワイトベースが危ない。これを仕掛けた連中はおそらくホワイトベースも狙ってくるぞ」

 

 そういうわけでカイたちに一声かけるとツヴァークで疾走を始めるアムロ。

 

『お急ぎのようですからジェットローラーダッシュのロックを解除しますね』

 

 前傾姿勢を取り、搭載された二基の可動ノズルによる推力偏向制御ロケットエンジンによる推力をプラスしてさらに加速!

(ただしロケット噴射は尻から出る)

 ドラケンE改より低い位置、腰の、いわゆるふんどし部分からの噴射なので安定性は増しており、この機体に初めて乗ったアムロでも容易に扱うことができた。

 まぁコーナーの度に、

 

 SHAKE it up a BABY!(ケツをふれっ!)

 

【挿絵表示】

 

 とばかりに尻をアウト側に振り向ける動作がアレではあったが……

 

 

 

 一方、シャアはというと潜入に失敗し、ホワイトベースが収まっているドックから逃げ出したところだった。

 史実より状況が切迫しているのか、陸上競技の短距離走の見本になるような華麗なフォームで疾走。

 いつもの軍服に仮面とヘルメットという姿で途中にある車止めの柵をハードルの要領で飛び越していく様は、大変にシュールだった。

 

 なおミヤビの前世の記憶では見つかったのはシャアの赤い軍服のせい、と言われることが多かったが……

 よく考えると全身タイツなアカハナたちだって、先ほど逃走してきたドックのように照明のある場所に足を踏み入れたら普通に見つかるし、

 

「あ…… あやしいーっ」

「あやしさ大爆発だーッ」

 

 となること請け合いの格好なのだが。

 シャアたちは追っ手からの銃撃を岩陰に隠れることでやり過ごし、

 

「……フフッ、ラジムの方は派手にやったようだな」

 

 爆弾の爆発音はここまで届いており、こちらがダメでもいいかと割り切るシャア。

 まぁ、その爆弾はアムロによって無事、捨てられてはいるのだが。

 

「イワノフ、聞こえるか?」

 

 通信機を使って待機する部下へ連絡。

 

『は、はい、シャア大佐』

「こちらは失敗した。アッガイを出して注意をそらしてくれ」

『わかりました』

 

 そしてシャアは、

 

「行くぞ」

 

 と部下たちと共に再び駆け出すのだった。

 

 

 

「カツー、キッカー」

「レツー」

「キッカ、どこに居るの?」

 

 育児官から子供たちが道を外れて逃げ出したことを聞いたホワイトベース女性陣、セイラにミライ、フラウは徒歩でそれを追い、ジャブロー洞窟内を未だ探し続けていた。

 そこにヤシマの工場に行ったついでにもらってきたツヴァークに乗ったミヤビがやってくる。

 

「子供たちならリュウが保護したそうよ」

「あらそう」

「良かった……」

 

 胸をなで下ろすミライとフラウ。

 

「セイラは?」

「向こうで探しているはずね」

「それじゃあ、私が迎えに行くから二人は早く帰って。ホワイトベースが襲撃に遭ったみたいで、この辺りも物騒よ」

 

 そう言って腰のアーマーマグナムを抜いてミライに差し出すミヤビ。

 

「二発ともゴム散弾を入れてあるから、必要な時はためらわず撃って」

「ええ」

 

 そうしてセイラを探しに行く。

 

(まさか運命とか歴史の修正力じみた力が働いて、史実どおりにシャアが一緒に居るとか無いでしょうね……)

 

 それが怖いからミライたちに合わせた徒歩ではなく、ツヴァークなんぞを持ち出してきたのだが。

 

 

 

「ア、アルテイシア」

「に、兄さん!?」

 

 やっぱり対面しているダイクン兄妹。

 

「ま、まさかジオン軍に入っているなんて。やさしいキャスバル兄さんなら」

「軍から身を引いてくれないか、アルテイシア」

 

 

 

(「ニュータイプはニュータイプにひかれ合う」って言うけど! 確かに二人ともニュータイプの素養は持っているけど!)

 

 目にした光景に頭を抱えるミヤビ。

 それがいけなかったのか、シャアにツヴァークの存在を気付かれレーザー銃で撃たれる!

 

『ひぃっ、ミヤビさんっ!』

 

 悲鳴を上げるサラ。

 しかし、

 

「大丈夫よ、ツヴァークの装甲はプラスチック製だけれど、対レーザー兵器用の積層コーティングが施されているものだから」

 

 ジオン軍士官がレーザー銃を持っているようにこの世界、レーザー兵器も実用化されている。

 そのため元ネタだった『装甲騎兵ボトムズ』登場のツヴァーク同様にレーザー対策も行われているのだ。

 これは宇宙線によるプラスティック装甲の劣化防止も兼ねていたりする、むしろそっちを主な目的としての加工だったが。

 そして、

 

「使用されている特殊プラスチック製の装甲自体は『八洲軽金属』が持っていた技術を流用したものだし」

 

 ということ。

 ミヤビの前世の記憶に、

 

『ガンダムって何であんなに軽いのさ』

 

 という疑問に対して、

 

『外骨格がルナ・チタニウム合金の中空フレームと、高強度プラスティックを融合成型したものでできているから』

 

 という設定を語っている書籍があったが、この技術の開発には『プレーン金属』『プレート・テクニクス』『八洲軽金属』といった企業が参加しており、この『八洲軽金属』はその名のとおりヤシマ重工の関連企業。

 その技術を使ったものであるので、十分な強度、耐弾性を持っている。

 プチ・モビルスーツって基本、民生品で耐弾性なんて必要ないんじゃ、という話もあるが宇宙空間でも使用するのでスペースデブリ対策のために必要なのだ。

 

「2種以上の材質を積層させた複合装甲(コンポジット・アーマー、Composite Armour)、積層装甲とも呼ばれるものと同じ機能を有した装甲を、張り合わせでなく一体化して形作る傾斜機能複合材を実現しているの」

 

 ミヤビの前世、旧21世紀に『フィギュアライズラボ ガンダムビルドファイターズトライ ホシノ・フミナ』に使われていた技術。

 ピンクの下地の上に肌色の表面成形を行い、その厚みを調整することで必要な箇所だけ微妙に透けさせ、肌の赤みや陰影といった『人の肌の質感』の表現を彩色することなく成形色で実現する、BANDAI SPIRITSの特許技術である『レイヤードインジェクション』。

 これを発展させた手法を使っているものだ。

 さらに、

 

「ステルス加工された耐弾強化繊維が封じ込められていて耐弾性、およびステルス性能が素材レベルで担保されているものよ」

 

 ステルス戦闘機、F-35 ライトニングIIでは機体表面に用いられるカーボン複合材にはカーボン素材の段階からレーダー波吸収材(RAM)が混合されていたわけだが、それと同様の仕組みだ。

 

 そう言ってしまうと旧20世紀の時代のFRPボディのように手間のかかったアホみたいに高価なものになりそうに思えるが、実際にはプラモデルの部品のように金型に流し込んでサクサク造れ、大量生産が効くのでかなり安価。

 そもそもプチ・モビルスーツは安さが売りなのでプラスティック装甲を採用したのだから当然ではあるが。

 

(まぁ、安さ優先だからエコロジーを売りにしたエコプラが使用されているんだけど)

 

 これはバンダイがガンプラ製造時に出る廃プラスチックを再生利用して作った同名の商品と同じコンセプトのものでバージン原料より安く仕上がる。

(注:多くのエコロジーソリューションと同じくバンダイのエコプラがエコロジーであることはともかく採算性がある、バージン原料を使用するより安く上がるのかは不明だったが)

 

 ただしバンダイのエコプラが黒一色だったように廃プラスティックには様々な色があってそのままではまだらになってしまうため、黒の顔料を入れて作らなけばならない。

 ツヴァークも同じで真っ黒ではないが暗い灰色。

 その上に施される対レーザー兵器用の積層コーティングの色付けも、実用機ゆえに傷が付き剥げても目立たない同色が採用されている。

 狙ってのことではないが、これはミヤビの前世、旧21世紀の戦闘機において低コストながらどのような状況でも効果があるため主流だった、機体を艶のないグレーで塗装することにより上空での見分けがつきにくくする「ロービジ迷彩」に類似した効果がある。

 

 なお再生プラスティックを使った製品製造に関わった経験のある、または3Dプリンターで再生ペレットを使った経験のある人間なら分かることだが、

 

(再生プラスティックには収縮、パーツのヒケやソリがバージン原料より酷くなりがちという欠点があったりするのよね)

 

 ツヴァークも技術的工夫で反りこそ防いでいるが、部分的に生じるヒケは避けられず。

 しかし安さが売りの機体なのでそのまま出荷されている。

 

 それが味があっていい、という人間。

 

 そんなの気にしない、という人間(作業用重機だし普通はこれ)。

 

 そして一生懸命パテを盛ってヤスリで平面を出す人間。

 

 と反応はまちまちだが、まぁそういう製品だと受け入れられてはいるものだ。

 

『よ、よし、それなら反撃です! セイラさんをあの仮面を被った怪しすぎる人から助けなきゃ!(使命感)』

「あ、こら」

 

 シャアからの銃撃が効かないと分かったとたん、強気になるサラ。

 ツヴァークの左手首がかくんと折れ下がると、そこには11ミリ3連装機関銃が内蔵されており、

 

【挿絵表示】

 

「威嚇射撃で済ませて」

『はい』

 

 ミヤビの指示でぶっ放される。

 

 11ミリは『装甲騎兵ボトムズ』の世界ではメジャーな口径だが宇宙世紀世界ではどうなのという話もあるが、実はこの銃弾はそこそこメジャーな存在だったりする。

 というのもミヤビの前世、西暦の時代でも、

 

「.45ACP弾ってストッピングパワーはあるけど扱いにくいよな」

「そんなあなたに10mmオート弾」

「初速高過ぎて.45ACP以上、.357マグナム並みで扱いにくいんですがそれは」

「なら減装弾をどうぞ」

「発射薬を減らすなら、薬莢も小さくした方が、弾薬も銃のサイズもよりコンパクトにまとめられるんじゃ、.40S&W(10mmショート)弾をどうぞ」

 

 というように拳銃弾では新たなカートリッジが開発、登場していた。

 同様に、

 

「.50口径(12.7x99mm)弾っていまだに使われてるけど(ガンダムEz8の12.7mm対歩兵用旋回式バルカンとか)西暦1910年代に生まれたカートリッジでしょ。現代技術で性能据え置き、小口径・多弾装化できんの?」

「なら伝統の.45口径(11.5mm)かな?」

「もう一声! .44口径(10.9mm)でどうよ」

「宇宙世紀にもなってインチで語るなよ。大体、表記と実際のサイズが合ってないんですが、それは」

「ヤードポンド法は悪い文明!! 粉砕する!!」

「というわけで新規格は11ミリな」

 

 という経緯で生まれた重機関銃、アンチマテリアルライフル用弾丸であり。

 あまりに12.7x99mm弾が広まりすぎていてすべての置き換えは無理だが、それなりにシェアを獲得しているものだった。

 カートリッジが小型なので多弾装化が容易であるし。

 

 なお機関銃を3丁束ねるくらいならガトリングガンにすればいいじゃん、という意見もあったが、ガトリングガンには、

 

・根本的な欠陥である重量過大さ

・構造の複雑さによる信頼性の低さ

・動作用電源が必要

・回転作動し始めてから給弾・発射されるまでの一瞬のタイムラグがある

 

 という点が軽量なツヴァークの、しかも腕に内蔵するには不向きと判断されていた。

 逆に通常の機関銃においてもっともクリティカルな問題となる銃身の過熱については、腕に内装できる銃弾数には限りがあること、弾倉交換して撃ち続けるわけでも無いことから障害にはならず。

 また発射サイクルはガトリングガンには及ばないが、それでも重機関銃の3倍、両腕で射撃を行えば6倍の投射量があれば十分だろうということでこれも問題とされなかった。

 

 そんなわけで、重機関銃3丁分の射撃に、シャアは身をひるがえすと走り出す。

 ミヤビはその背を追うことなく、セイラに近づくのだった。




 ツヴァークの活躍の続き。
 このように割と濃い設定があったりします。
 でもまだまだ語り足りないので次回も続くんですけどね。
 アムロのツヴァーク対アッガイという展開が……

 みなさまのご意見、ご感想等をお待ちしております。
 今後の展開の参考にさせていただきますので。

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