ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件   作:勇樹のぞみ

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第10話 ガルマ入籍す Bパート

 人気のないバルコニーで見つめ合い、愛を確かめるガルマとイセリナ。

 

「ジオン軍の総帥たるザビ家の息子に娘はやれぬとおっしゃられた」

「はい」

 

 イセリナに邸宅を焼かれてもまだそう言えるとはヨーゼフ・エッシェンバッハ氏もさすがである、と思えるだろうが実際は、

 

「こんな恐ろしい娘を嫁に出せるわけが無いだろう!? ましてやザビ家の息子のところにやって、何かあったらどうするんだ!!」

 

 と恐怖に頭を抱えているだけだったりする。

 しかしそれが分からぬガルマには、

 

「君の父上ならそう言うだろう」

 

 と、普通に娘の結婚に反対する父親、という具合に受け止められていた。

 そんなガルマにイセリナは言い募る。

 

「わたくしにはジオンも連邦も関係ありません。ガルマ様はガルマ様。お慕い申しております」

「イセリナ」

 

 その手を取ってくれたガルマにイセリナは身体をあずけ、

 

「……たとえ父がどう言おうと、わたくしはあなたのお側におります」

 

 いじらしくそう言ってくれるイセリナの髪をその手で撫でながらガルマはささやく。

 

「私も父とジオンを裏切るわけにはいかないが」

 

 弾かれるように顔を上げたイセリナに笑いかけ、

 

「大丈夫。連邦軍の機密を手に入れさえすれば、父とて私の無理を聞き入れてくれる」

「ガルマ様……」

 

 愛しい人の言葉に、感極まったように瞳を潤ませるイセリナ。

 そしてガルマはさらに、

 

「それで聞き届けてもらえねば、私もジオンを捨てよう」

 

 と、シャアが聞いていたら「勢いに任せてとんでもないことを言うな!」と叫んでいただろうという言葉を言い放つ。

 イセリナに嘘は通用しないのだから……

 

「……ガルマ様」

 

 見つめあい、口づけをかわす二人。

 しかしそこに兵士が駆け込んでくる。

 

「ガルマ様!」

「何事だ?」

 

 ガルマは慌てず、声を荒立たせることもなく聞く。

 イセリナはその背に隠れるように控えていた。

 

「あ、これは」

 

 と状況を察し、口ごもる兵だったが、

 

「構わん、言ってみろ」

 

 と、ガルマに促され報告する。

 

「は、木馬がS3ポイントに紛れ込みました」

「なに?」

「ここの最後の防衛線を突破されれば、連邦軍の制空圏内に入られてしまいますが」

 

 しかしガルマは慌てることなく答える。

 

「予定通りだよ、あそこに防衛ラインもある。私も機動一個中隊で現地へ向かう。シャア少佐にも伝えろ、出動だ」

「は」

 

 自ら出撃すると決めたガルマを、イセリナは心配そうに見るが、

 

「連邦軍の新兵器を奪い取ったら国に送り届ける。その時には君も一緒だ」

 

 そしてイセリナと口づけをかわし、駆け出すガルマだった。

 

 

 

 ホワイトベースは戦争で荒廃したシアトル市街に進入していた。

 ホワイトベースが迷い込んだのはニューヤーク市街とされることも多いが、劇場版では北米大陸西海岸にあるシアトル市街とされている。

 実際、TV本編でもあの廃墟がニューヤークだとは一言も言っていないわけだし、この後、ホワイトベースは太平洋に逃れるのだし、また夜会に出席していたガルマが出撃して戦闘が終了するころには夜が明けている、という時間経過を考えると、シアトル市街までの移動時間がかかったためと考えるのが妥当か。

 まぁ、ミヤビの存在のせいで史実とは状況が変わっている、という可能性もあるのだが。

 

 そんなことをデッキで待機するドラケンE改のコクピットで考えるミヤビ。

 というか寝ないと頭が働かない彼女にはこの深夜の待機はきつく、だからこそ半分寝ている頭で余計なことをつらつらと思い浮かべているわけである。

 

『ジオン軍は私たちをこの街から出さないつもりね』

 

 という妹、ブリッジに居るミライの言葉を艦内通話越しに何とはなしに聞く。

 

『ああ。しかし、このままでは』

 

 と思案するブライトに、こちらもまたガンキャノンで待機するアムロは、

 

『ブライトさん、僕が先頭に立っておとりになりましょうか?』

 

 と、提案する。

 自分が動いた方が早くて確実と考えているところは相変わらずで、ミヤビは変わらぬ表情の下で小さく吐息を漏らす。

 

 そしてブライトは、

 

『いや、それはまずい。ちょっと遅いようだ』

 

 と答える。

 

『聴音機のキャッチした結果です。北から敵機の編隊接近です』

 

 そう報告するのはホワイトベースの目であり耳であるオペレーターの片割れオスカ。

 

『ガウはいるのか?』

『一機はいるようです』

『戦闘機も付いているな』

 

 ガウと護衛のドップらしき編隊が近づいている様子だ。

 やはりガルマ、そしてシャアが来た様子。

 そして、

 

「月は出ているのかしら?」

『は?』

「月は出ているのかと聞いています」

『は、はい……』

「なら、こういう作戦はどうです?」

 

 とミヤビが言ってしまったのは半分以上寝ぼけた頭で「早いこと片付けてさっさと寝てしまいたい」と考えたためである。

 そして…… 正常なときのミヤビが聞いたら「ちょっと待って、何言ってるの、私」と呆れ果てるような策に、ブライトを筆頭としたホワイトベースの面々は乗ることになるのだった。

 

 

 

「パトロール・ルッグン、木馬が見つからんだと? まだ街から出てはおらん、よく捜せ」

 

 ホワイトベースを発見できず苛立つガルマ。

 それに対しシャアは、

 

「フフフ、穴に逃げ込んだネズミを燻りだすのは絨毯爆撃に限るな」

 

 と提案する。

 市街地は遮蔽物が多く隠れやすいが、既に廃墟と化した街なら無差別の絨毯爆撃で燻り出すことが可能だ。

 ガルマはうなずくと兵に命じる。

 

「よし、全機ローラーシフトを敷き、ただちに爆撃を開始しろ」

 

 

 

 近づいてくる空爆による破壊音。

 史実どおりホワイトベースは雨天野球場…… 正確には半壊した超大型多目的スポーツドームの中に隠れていた。

 

「クッ、これで当たらなければおめでとうって所だな」

 

 コア・ファイターのコクピットに待機するリュウがつぶやく。

 だが、ホワイトベース左舷モビルスーツデッキにあるはずのガンキャノン、ガンタンクの姿はそこには無かった。

 

 

 

「どうだ? 木馬は出てきたか?」

「いえ、まだです」

 

 空爆の効果を確かめるガルマだったが、部下からの答えは芳しくない。

 

「なぜ出てこない? 居ないのか?」

 

 予想が外れ、そもそも想定条件が間違っているのかと疑うガルマ。

 予測と違う結果が出ても「バカな」と思考停止することなく、立ち戻って全体を見直す、

「そもそもここに居るという前提が間違っているのでは?」

 と考え直す思考の柔軟性。

 やはりこのガルマ、覚醒している。

 

 惜しむらくは、

 

「連中も戦いのコツを呑みこんできているのさ」

 

 と、シャアが言うとおり、ここは焦らず粘り強く行く場面であり、そういった意味では頭の柔らかさより経験に裏打ちされたしぶとさが必要な場面であることだ。

 その点では親や周囲に大事にされ、前線に出ることのできなかったガルマにはやはりまだまだ経験が足りない。

 そして、

 

「こうなれば地上に降りて見つけ出すしかないか……」

 

 と、ガルマは次の手を打つことを考える。

 これもまたいい考え方である。

 ここは我慢のしどころであるのは間違いないが、だからといって現状維持では戦いの主導権を握ることができない。

 いったん戦端を開いたのなら、常に次の手を考えイニシアチブを取り続けることが必要だ。

 

 それならばとシャアは、

 

「まあ待て。そういうことなら私が部下と降りてみる」

 

 と提案する。

 

「やってくれるか?」

「当たり前だろう、私は君の部下だ」

「今はそうだが、もともと君はドズル兄さんの直属だ。私だって……」

 

 言葉を途切れさせるガルマに、シャアは、

 

「そういう風にこだわりすぎるのもまた良くないだろう。使えるものはなんでも使う図太さも指揮官には必要だ」

 

 と言う。

 実践している人間だけに説得力がある。

 ガルマは苦笑し、自分の心を落ち着かせると、

 

「任せる」

 

 と素直な気持ちで答えた。

 

 

 

 ビルの谷間の暗闇に、きらりと光る五つの目、5連式多目的カメラモジュール。

 

【挿絵表示】

 

 ミヤビの駆るドラケンE改はステルス機であり、またその機体の濃い赤は夜の闇に溶け込みやすく夜間迷彩として優秀だ。

 移動もインホイール・モーターとランフラット・タイヤを組み込んだローラーダッシュ機構によるものだから音を立てないし、歩行するにしても屋内でも使用する作業機械でもあるドラケンE改、床面を傷付けないためのラバーソールが足音をかき消す。

 背中のロケットエンジンを使用してジャンプ。

 通常サイズのモビルスーツよりはるかに軽量であることを生かして廃ビルの屋上に着地。

 星が降りしきるペントハウスに機体を紛れさせる。

 

「月が綺麗ですね、か……」

 

 ミヤビは夜空を見上げ、そうつぶやく。

 無線封鎖しているので聞いているのはサラと月だけだ。

 

『何か言いました?』

「……いいえ、何も」

 

 けぶる瞳でHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)の画面片隅に映し出されるサラを見て答える。

 なお、思わせぶりなセリフもその表情も、ただひたすら眠い、というミヤビの意識が生んだ幻想である。

 

 

 

 ちなみにドラケンE改に採用された民生品のステルス塗料だが、これは別途、意外なところでヤシマ重工の役に立っていた。

 

 話は複雑になるのだが、宇宙世紀0078年当時、地球連邦軍はサラミス級巡洋艦のステルス化改造計画を進めていた。

 ミヤビの前世の記憶でも『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0099』に載っていたことで、それによるとヤシマ重工とアナハイムエレクトロニクス社の先進開発事業部、通称『クラブ・ワークス』の共同で進めたが、この後ミノフスキー粒子により従来のステルス技術が陳腐化したため大損をした、という話だった。

 

 ミヤビは父、シュウ・ヤシマにミノフスキー粒子が与える影響について、ある程度の根拠と共に予測として告げており、ヤシマ重工は当初、この事業への参加を見送ろうとした。

 しかし規模が大きいうえ最先端の技術を要するこのプロジェクト、受注できるメーカーは非常に限られる。

 そのため発注元の地球連邦軍に、

 

「競争入札にしないといけないけど、本命以外、どこも受けてもらえない。すまんが形だけでも入札してくれ」

 

 と頭を下げられ、仕方がないとばかりに、

 

「ドラケンE改に採用した民生品の低コストだが高性能とは言い難いステルス塗料を使用しただけの画期的でも何でもない内容の提案書」

 

 に、間違っても落札できない、馬鹿みたいに高い入札金額を付けて提出したのだ。

 

 競争入札というのは、仕事を頼む場合などにおいて一番有利な条件を示す業者と契約するために複数の希望者に内容や入札金額を書いた文書を出させて、内容や金額から契約者を決める方法。

 簡単に言うとオークションの逆、一般的には安い入札金額を提示した方が契約をもぎ取ることができる。

 つまり高い入札金額、しかも内容に見合っていないものを付けたヤシマ重工は、最初から勝負を捨てている、仕事を取りに行っていないというわけだ。

 ミヤビの前世、旧21世紀の日本でも「採算が取れないから辞退したいけど、まぁお付き合いで入札しますよ」という場合に見られたやり取りである。

 そんなものでもライバルが居る、ということで本命の業者が入札金額を下げてくれる場合もあるので発注側にしてみれば無駄ではないのだ。

 

 しかし、である。

 地球連邦軍の上層部は落札予定の他社、つまりアナハイムエレクトロニクス社単独での受注に難色を示し、すったもんだした挙句、2社とも採用という異例の事態に発展したのだ。

 約束が違うし、そもそもレベルの低い提案に不釣り合いな高額の入札価格を丸呑みされたせいで、

 

「おいおい、癒着や談合を疑われたらどうするんだ」

 

 とヤシマ重工側は危惧したのだが、幸いドラケンE改がステルス機として高い評価を受けていたため、そういった詮索はなされなかった。

 

 とはいえ金をもらいすぎている面もあるので後々に変な追及を受けないよう、ヤシマ重工では有償ではあるがアナハイムへのステルスに関する技術提供を積極的に行う(ミノフスキー粒子による技術の陳腐化前の処分セールとも言う)と同時に、

 

「うちの案だとステルス性が低い? どうせ攻撃を始めたら居場所はばれるんだし敵より先に発見できればいいのでしょう? 偵察機を飛ばして秘匿性の高いレーザー通信によるデータリンクで射撃できるようにすればいいじゃん。あと索敵系も電波を使ったレーダーじゃ居場所を教えるようなもんだから光学系をメインに開発するね。艦内の通信や制御系も今まではワイヤレスが多く使われていたけれども電波は使わない方がいいんだから全部光ケーブルで引き直すね」

 

 ということで、ついでとばかりにステルス運用に必要な技術開発(ミノフスキー環境下でも有効)と共にサラミスの船体前方に艦載機格納庫とカタパルトデッキを装備した試作案を提出。

 もちろん簡単な改装でモビルスーツ搭載艦にもできるようにした……

 

「それって『機動戦士Zガンダム』で出てきたサラミス改級じゃん」

 

 というもの。

 1/1モックアップを作ってみたら「そのまま本当に動かせる実証試験艦に仕上げろ」と指示を受け、その四角い棒状に見える船体から『モック・バー(mock bar)』と名付けられた。

 そして開戦後にモビルスーツ運用艦に改装、ペガサス級強襲揚陸艦の開発に必要な諸々の試験を行ったという。

 またビンソン計画、つまり地球連邦宇宙艦隊再建計画で建造される予定だったサラミス級も、この仕様に沿って作られるサラミス改級となる予定。

 そしてサラミス改級は『機動戦士Vガンダム』の時代、つまり宇宙世紀0150年代になってもミノフスキー・クラフトを搭載して大気圏内でも航行可能にするなど改修を受けながら使用され続ける艦種。

 ……であるからしてヤシマ重工は大損をしたアナハイムエレクトロニクス社を尻目に莫大な利益を上げる模様。

 さすが辣腕の経営者であるミヤビパパ。

 機を見るに敏というか、利益の最大化に余念がない。

 正直、アナハイムの連中に刺されるんじゃないかと心配するミヤビである。

 

 

 

 ミヤビには未来知識を使って軍事で儲けようなどという気はない。

 それをやったらお終いだとばかりに『コロニーリフレッシュプロジェクト』のように戦争を避ける方向で努力するわけで。

 

 しかしヤシマグループが損失を被るような未来を分かっていながら無視できるかというと無理で、つい父親に助言してしまう。

 そしてミヤビパパとゆかいな仲間たちはミヤビと違ってものすごく優秀なので、ミヤビが迂闊に漏らす情報の切れ端で簡単に未来を予見し、最適な行動を取ってしまう。

 それがこういった状況を産み出しているわけである。

 

 

 

「シャア、木馬なりモビルスーツを発見したらすぐに知らせてくれ。ガウで仕留めてみせる」

 

 モビルスーツデッキ、窓越しに語り掛けるガルマ。

 シャアは仮面の下で苦笑すると、

 

「わざわざのお見送りには恐縮するよ。今回はそのつもりだ。頼むよ、ガルマ」

 

 と答える。

 

「頼んだぞ、シャア」

「勝利の栄光を、君に」

 

 シャアはそう告げて敬礼を送るとザクに乗り込む。

 

 

 

『5連式多目的カメラモジュール、目標監視継続中』

 

 ドラケンE改には独立した可動式の頭は無いが、その代わり機体前頂部に固定設置されている保護ボックスにカメラモジュール群を搭載することができる。

 後にジオンの高性能強行偵察型モビルスーツMS-06E-3ザクフリッパーの頭部に装備される3連式多目的カメラモジュールと同様の仕組みで、ナイトスコープ、赤外線、超長距離望遠、大光量補正(フレア・コンペンセイション)カメラ、レーザーセンサー、超音波センサー、更にはショットガンマイクなど複数の異なるカメラセンサーを目的に合わせて選択装備し束ねたものだ。

 これらから得られたデータをコンピュータで統合、幾通りのモードの中から最適な画像とデータを搭乗者に提供するようになっている。

 

 今回は夜間長距離索敵向けに選択、調整されたものになっており、上空を飛ぶガウ攻撃空母の姿がそれにより見事にキャッチされていた。

 

 まぁヤシマ財閥令嬢というミヤビの地位とRX計画に招聘されV作戦に組み込まれた協力者という立場が、一般には供給できない高額の最高級センサー類の複数搭載という『札束で殴り倒す』『金の力で無双する』がごときチートなごり押しを可能としているという事実。

 

 また、サラミス級巡洋艦のステルス化改造計画にヤシマ重工が参入したことによる副産物、新開発の光学系センサー類の充実もあった。

 理想を言うならジオンのモノアイシステムの開発に貢献したという光学器機メーカー『カノム社』を傘下に引き入れたかった…… ミヤビの前世の記憶でもジオンがモビルスーツ等に採用していた光学機器類は一年戦争当時、連邦軍からも羨望の的とされていたし。

 しかし無理だったので結局なじみの深い日本系企業、ミヤビも前世でお世話になった某C社などの流れをくむ日本人独特の職人芸的な技術を持つ企業との協業でジオンの物に負けずとも劣らないセンサー類を開発していた。

 

 そしてもちろん、月が良く見える雲の無い天候、そして視界が開けるビルの屋上への位置取りもあってのことだが。

 

『想定どおり低空を進入。速度なおも低下中。目標データ転送、レーザー回線通信良好……』

 

 そうして、

 

『正面モビルスーツハッチ開きます!』

「今!」

 

 シャアの赤いザクがガウから飛び出した瞬間、地上からの砲撃がガウを貫いた!




 相変わらず夜更かしが苦手なミヤビによる寝ぼけた頭で立てた迎撃作戦。
 空気を読まずにいきなりガウを撃ち落としにかかりますが、これが吉と出るか凶と出るかはまだ分からず。
 そしてガルマの危機にシャアがどう出るかは次回。

 みなさまのご意見、ご感想等をお待ちしております。
 今後の展開の参考にさせていただきますので。

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