ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件   作:勇樹のぞみ

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第16話 セイラやっぱり出撃 Cパート

 ウラガン少尉が入室すると、部屋の主、マ・クベ大佐は骨董品の壺を愛でていた。

 その指先が壺を弾くと、硬質な、なんとも言えない響きがあって、

 

「いい音色だろう?」

 

 自慢げに言うマ・クベにウラガンはうなずいて、

 

「はい。良い物なのでありますか?」

 

 と、問う。

 

「北宋だな」

 

 というのが答えで、しかしよくわからないといった表情を浮かべるウラガンに、

 

「なんだね?」

 

 と気分を害した様子で語気を強め報告を促す。

 

「は、ランバ・ラル大尉には仰せの通り伝えておきました」

「そうか」

 

 そこに通信。

 

『マ・クベ大佐』

「なんだ?」

『諜報員から新たな情報が入りました。木馬と思われる船が方向を変えました』

 

 スクリーン上に映し出される地図と、その想定される進路にマ・クベはほくそ笑み、

 

「好都合だな。私の鉱山から離れてくれる」

 

 そうつぶやくが、考え直す。

 

「待てよ…… ウラガン、ランバ・ラルに教えてやれ。奴が木馬を早く始末してくれればこの辺りにうろうろされることもなくなる。とにかく私が発掘した鉱山の実態をドズル中将に知られるのはまずい」

「はっ」

 

 そしてマ・クベは再び壺を弾いて音色を楽しむと、声を上げて笑うのだった。

 

 

 

 ウラガンから報告を受け、戦闘の準備を開始するラル。

 ギャロップの後ろに連結されたカーゴを切り離すと、所定の位置へと進撃を開始する。

 

「マ・クベの部下も律儀よな。木馬が我らの裏をかいて迂回したことを知らせてくれるとは」

 

 そうつぶやくが、裏をかいたのではなく、ただ食料を求めて飢えた狼のように進路を変えただけだ。

 もちろん、それはラルには分からないことだったが。

 ハモンはうなずかずにその美貌に浮かぶ笑みを深めてこう答える。

 

「さあ、どうですか。マ・クベ様のお考えを……」

 

 しかしラルは人好きのする、ハモンが惚れた笑みを浮かべて、

 

「心配しすぎだよ、ハモン」

 

 そう語る。

 それだけで自分を黙らせてしまうラルに、ずるいひとだと、ハモンはそう思うのだった。

 

 

 

「うぇっ、何だいこのレーションは」

「アムロ、それ梱包された調味料を使ってどう魔改造しても駄目なベジタリアン……」

「そ、そうなんですか、ミヤビさん」

 

 食材が切れたため備蓄されたレーションで飢えをしのぐアムロだったが、彼が選んだのはよりによって地雷メニューのベジタリアン。

 菜食主義者向けのものだった。

 そもそも、

 

「アメリカには四大味覚「あまい!」「からい!」「すっぱい!」「しょっぱい!」だけで普通が無いの。デリケートに好きして」

 

 と言われ、その流れを受けて作られている地球連邦軍のレーションはアムロのように繊細な舌を持つ日系の人間には辛いものがあるというのに……

 

 そしてミヤビは魔改造と言ったが、アメリカ軍のMRE同様、地球連邦軍のレーションのメニューの多くにはタバスコの小瓶が付けられている。

 これには二つの理由があって、

 

「アメリカには四大味覚「あまい!」「からい!」「すっぱい!」「しょっぱい!」だけで普通が無い」つまり、もの凄い速さで味に飽きが来るのでタバスコで変化を付けて誤魔化さないと完食できない。

 

 そもそも最初から不味くて食えないので、タバスコを使って「タバスコの味しかしない何か」に変えて胃に流し込むしかない。

 

 ということだった。

 

「うう、酷い。酷すぎるぅぅぅ……」

 

 涙目になる少年に、ミヤビはしょうがないにゃぁ、とばかりにわずかに瞳を細めると、

 

「ミヤビさん?」

 

 少しばかり調理みたいなことをやってみることにする。

 

 取り出したのはCMK(Complete Meal Kit)、つまり個人用食事キット。

 ミヤビの前世、アメリカ軍でも利用していた市販の食品をまとめてパッケージングしただけのものだ。

 栄養バランス的に良くなるはずが無いし、かさばるし、ゴミが出るし、そのゴミには一切の迷彩効果は無いどころか派手な色合いをしているため、比較的安全な後方で移動時などに間に合わせ的に使用されるもの。

 

 これに入っていた、一度ふかしたジャガイモを細い棒状に整形して油で揚げたスナック菓子、つまりミヤビの前世で言うカルビーの『じゃがりこ』、その類似品を使う。

 といってもただ皿に開け、お湯を注いでスプーンですり潰す、それだけ。

 

「ミヤビさん、それ…… マッシュポテト?」

「そうね、ふかしたジャガイモが原料っていうのは同じだから」

 

 粉末にしたマッシュポテトの素も売られているわけで。

 言わばそれを固めて揚げているだけなので、お湯で戻してすり潰せばマッシュポテトになるわけだ。

 

「味は最初から付いているけど、レーションの中に含まれるチーズスプレッドやインスタントコーヒー用の粉末ミルクを混ぜるとコクが出てさらに美味しくなるし、ジャーキーを砕いて入れてもいいわ」

 

 と、言いつつ全部盛りにして仕上げると、アムロに差し出す。

 使ったじゃがりこもどきはサラダ味だったので、練り込まれたニンジンとパセリの粒のオレンジとグリーンが見た目にも鮮やかで食欲を誘った。

 

「はいどうぞ」

「い、いいんですか?」

「もちろんよ、あなたのために作ったものだもの」

 

 作ったというのもおこがましい『簡単な料理のようなもの』だったが、アムロは嬉しそうに受け取ると味わいながら食べる。

 

「美味しい、美味しいですよ、ミヤビさん!」

 

 喜ぶアムロにミヤビは説明する。

 

「手に入りやすく、持ち出しやすい食材を使った簡単なアウトドア料理として知られていたものよ」

 

 前世において、バックパッカーで旅行作家のシェルパ斉藤こと斉藤政喜氏の本に紹介されていたことで知ったものだった。

 

 

 

 ミヤビの工夫で何とか食事を楽しむことができたアムロとは対照的に、他のクルーたちはレーションのあまりの不味さに精神的に追い詰められていた。

 そして目標の湖に到達したはずの一同が見たものは、

 

「あ、湖が消えちゃったの?」

 

 と、子供たちが言うとおり、

 

「確かに湖か何かあった跡らしいけど」

 

 干上がった荒野だった。

 

「そ、そんな……」

 

 タムラコック長がへなへなと膝をつく。

 ブライトは、

 

「地図と照合しろ。間違いないのか?」

 

 そう指示するが、マーカーの答えは、

 

「はい、間違いありません」

 

 というもの。

 

「しかし、おかしいじゃないか」

 

 そう言いかけるブライトだったが、

 

「だ、駄目だ」

「タムラさん」

「食材がないばっかりにホワイトベースをうろうろさせてしまった。もうジオンに見つかっちまってる」

 

 そう嘆くタムラコック長に、どうしたものかと困り果てる。

 その窮状に、ミライはマーカーに問う。

 

「マーカー、この湖のデーターってないものかしら?」

「探してみます」

 

 そして出てきたのは、

 

「ロブ・レイク、鹹湖。五百年ごとに西と東に振り子の様に移動する」

 

 というもの。

 この一帯は高低差が少ない砂漠地帯。

 そのため川が運ぶ堆積物で水深が浅くなると湖の場所が変わってしまうのだ。

 

「移動する? データーの地図っていつの?」

「戦前のでしょう。戦争からこっち、地図を作る人工衛星なんてありはしませんから」

「ブライト」

 

 ミライの視線を受け、ブライトはうなずく。

 

「よし、移動だ。湖を追いかける」

 

 そう指示するが、そこにオスカが報告する。

 

「何か接近します。二時の方向、地上を一機で来ます。ただし、機種は不明です」

「相手がわからない?」

 

 戸惑うアムロ。

 

「速度とか高度とか質量から割り出せないのか?」

 

 ブライトはそう問うが、一方でセイラは、

 

「たった一機の敵?」

 

 そうつぶやいていた。

 

「マゼラアタックにしてはスピードが速すぎます。ガウにしては小さすぎます」

 

 マーカーからもたらされる情報に、ブライトは、

 

「アムロ、行けるか?」

 

 と問うが、アムロも戸惑いがちに、

 

「戦力がわからないと辛いですよ。ガンキャノンで出ていいものかどうか」

 

 と答える他ない。

 ともあれ、

 

「ホワイトベース、発進させます」

 

 とミライが動き出したように迎撃準備を進めなくてはならない。

 ブライトは決断する。

 

「全員、第一戦闘配置。ガンキャノン、ガンタンク、ドラケンE改はスタンバっておけ。発進はもう少し様子を見てからだ」

 

 

 

 一方、ランバ・ラル隊のギャロップではハモンが指揮を執っていた。

 

「ランバ・ラル、アコース、コズンの展開は終わりましたか?」

「は、ご覧ください」

 

 副官のクランプはモニター上に配置図を映し出す。

 

「敵に対して我がギャロップが側面から攻撃を掛け、ラル様以下二機のザクでこれを殲滅します」

「結構です」

 

 ハモンは色素の薄い瞳を砂漠の強い日光から守るため、そしてホワイトベースのメガ粒子砲から放たれる光への対閃光防御のため、ゴーグル型のサングラスを付け、前方を注視するのだった。

 

 

 

「ガ、ガンキャノンが……」

 

 アムロたちがノーマルスーツに着替え、左舷モビルスーツデッキに着いた時にはガンキャノンは動き出していた。

 そして、床に倒れているミヤビ。

 

「み、ミヤビさん!」

 

 慌ててミヤビを抱き起すアムロ。

 ミヤビは腹を押さえ苦悶しつつ、

 

「ガンキャノンにセイラが……」

 

 と何とか声を振り絞る。

 セイラにはシャアの行方も知らせたし、暴走したりしないだろうと安心していたミヤビだったが、念のためにデッキで待機していたところ、史実どおりセイラがやってきて。

 

(時代劇じゃないんだから当身で気を失うとか無いから……)

 

 セイラはミヤビを気絶させようとその腹部に一撃を加えたのだろうが、それで気を失うのは創作物の中だけ。

 単なる腹パンをみぞおちに食らったミヤビは悶絶しへたり込み、セイラを見逃すハメになっていた。

 

「そんな……」

 

 アムロはガンキャノンへ呼びかける。

 

「セイラさん、降りてください!」

 

 

 

『何かアムロが呼んでるよー?』

「特命だって言ったでしょ。無線封鎖を解いてはダメよ」

『んー、りょーかーい』

 

 マスターたるアムロではなくセイラの操縦だけに、今一つ気乗りしていないサラツー。

 それをなだめつつ、セイラはガンキャノンを前進させ、両足をカタパルトに接続する。

 

「カタパルト装着完了、発進します。あっ!?」

 

 その強力なGにうめくセイラ。

 

「うっ……」

 

 耐Gスーツも兼ねるノーマルスーツを着込む時間が無く、通常の軍服姿で乗り込んでいたこと、さらにまずいレーションを無理やり飲み込むような食事をしていたこともあって、胃の中身を吐き出しそうになるのを懸命にこらえる。

 そしてガンキャノンは膝をつき、肘をつきながらもなんとか着地。

 これはサラツーの補助があってのことだ。

 

「し、シミュレーションで完全に覚えているつもりなのに、Gがこんなにすごいなんて…… あっ」

 

 正面にギャロップ。

 その砲撃がホワイトベースを襲う。

 

 

 

「くっ!?」

 

 ギャロップからの砲撃に、思わずうめくブライト。

 

「左舷、応戦しろ。ビーム砲急げ。ガンタンク、ドラケンはガンキャノンを援護しろ!」

 

 その指示に従ってせり出した左舷メガ粒子砲が、ビームの光を放ちながら砲撃を開始する。

 

 

 

「あっ」

「おおっ!」

 

 ホワイトベースからの反撃に、ギャロップ周辺に砂漠ゆえの水柱ならぬ砂柱が盛大に上がる。

 ハモンはそれにひるまず、

 

「回避運動を行いながらも攻撃はやめぬように」

 

 とクランプへと指示。

 

「そろそろあの人が出るはず。それまで敵を引き付けておくのです」

 

 ギャロップの役目は陽動と牽制なのだ。

 

 

 

『歩行システムのモードは+7、いえ+8に設定。砂に足を取られることを忘れないで』

「ええ」

 

 セイラはサラツーのサポートを受けてガンキャノンを立ち上がらせる。

 

「なんとしてもジオンの兵と接触しなければ」

 

 そこに接近警報。

 

「敵?」

『左後方、ザクだよ』

「は、反対からザクが」

 

 ギャロップの陽動に引っかかり、思わぬ方向から回り込んで現れた敵に慌てて砲撃を開始するが、

 

「狙っているのに当たらない、ああっ」

 

 逆に至近弾を受け、爆風に翻弄される。

 

「こんなに射撃が難しいものだなんて」

 

 今までもセイラはガンタンクで砲手を担当していたが、どちらかというと固定砲台的な運用がメインであり、また機体制御はカイとサラスリーに全面的に任され、射撃のみに集中することができていた。

 そして今、ガンキャノンで射撃姿勢を自分で制御して、そして撃つという初めての体験に困惑し、焦りもあって照準が定まらない。

 

 

 

「フフフフ、あのパイロットめ、不慣れらしい。気の毒だがいただく」

 

 ラルは射撃を続ける僚機のザクを牽制に使い、背面ランドセルのロケットエンジンを利用して一気にジャンプで飛び込んでいく。

 

 

 

『右上空から来るよ!』

「新型!?」

 

 サラツーの警告に驚くセイラ。

 

「バルカン!」

 

 音声コマンドで近接防御を指示。

 サラツーによる照準で頭部60ミリバルカンによる迎撃が試みられるが、グフはそれを左手に構えたシールドで弾く。

 AI制御に頼った射撃は、正確であるがゆえに敵に読まれやすいのだ。

 そして、すかさず振るわれたヒートロッドが、ガンキャノンを弾き飛ばす!

 

「うっ、ああっ」

 

 そして倒れ込んだガンキャノンのすぐそばに着地したグフはすかさず5連装75ミリフィンガー・マシンガンを向ける。

 いくら装甲の厚いガンキャノンでも、この至近距離から集中的に撃ち込まれてはただでは済まないし、数を撃ち込まれれば装甲の弱い部分へのラッキーヒットもありうる。

 しかし、

 

 

 

「うおっ」

 

 突然、割り込んできた砲撃にとっさに回避運動に入るラル。

 ガンキャノンを救ったのは、ガンタンクからの援護射撃だった。

 またそれと並走するドラケンE改の姿もある。

 

 

 

「ああ、もう、お腹痛い」

 

 そう言いつつもドラケンE改を方向転換、ザクに向け進ませるミヤビ。

 

 足元は普通なら足やタイヤを取られる砂地だが、ドラケンE改は長い板状のつま先を微妙に反らすことで、追加オプション無しでスキーのように砂上(または雪上)を滑走が可能だった。

 これはミヤビの前世の記憶にあるディザート・ザクが使っていた砂上走行用ジェットスキーと同様の機能を簡易的に持たせたものだ。

 まぁ、この機能とは別に安定性や走破性をさらに高めるためのオプション装備のスキー板も存在していたりもするのだが。

 

 また推進力になるドラケンE改のかかとに仕込まれたローラーダッシュ機構には接地圧可変タイヤと言われるタイヤ内の空気圧を調整できる機構が備えられている。

 旧21世紀の装輪装甲車にも採用されていたもので、空気圧を下げ接地面積を広げることで砂漠や泥濘地などグリップが悪い荒地でも走行が可能となっていた。

 アニメ『コードギアス』の紅蓮弐式の脚部に組み込まれた高機走駆動輪(ランドスピナー)にも同様な機構が備え付けられ、それがあの機体のハチャメチャな走破性を保証していたが、そんな感じだ。

 いざという時には、背面装備のロケットエンジンを推進力に使うこともできるのだし砂漠でも問題にはならない。

 

「グフは怖いから私たちはザクを相手にするわね」

『いいんですか、そんなで』

「いいのよ。ジャンケンと同じで兵器にも相性ってものがあるんだから」

『本音は?』

「電撃怖い」

 

 そういうことだった。

 

 

 

 キャプテンシートのアームレストを固く握りしめるブライト。

 

(ミヤビさんは、グフとの戦闘を避けるために他へまわった! それもある!)

 

 先ほどのミヤビとサラのやりとりは、オープンで流れていた。

 

(だが彼女が考えていることは、もう一つある! まさか! まさかそんな! だめだそんなことは!)

 

 ブライトは確信している。

 あえてミヤビは自分たちの会話をオープンで流したのだと!

 

 

 

『でもドラケンでザク二機の相手は……』

「仕方がないから出し惜しみなしで行くわ!」

 

 右腕肘のハードポイントに接続した60ミリバルカンポットを派手にぶっぱなしながら牽制を行うドラケンE改!

 

【挿絵表示】

 

 今回は左わきの下、アームシャフトアンダーガードに予備の武器、甲壱型腕ビームサーベルも吊るしたフル装備だ。

 

 

 

「ミヤビさん、あなたって人は……」

 

 ブライトはうめくように呟きを漏らす。

 

 ミドルモビルスーツに過ぎないドラケンE改にザクを二機も抑えてもらわなければならない絶望的な状況。

 それを自分たちが負い目として思わないよう、ミヤビはあえてグフとかいう青い新型モビルスーツとの戦いから逃げるという卑怯者の道化を演じたのだ。

 その行為は彼女に負担を、いや犠牲を強いることしかできない無力な自分たちには、あまりにも美しすぎた。

 

 ……そう信じているブライト。

 まぁ、

 

(また姉さんはあんな誤解を招くようなことを言って……)

 

 と、妹のミライには、姉はそんな深いことなど考えていない。

 ただの天然発言であるというのが分かってはいたが。




 レーションって調べてみると色々と面白いですよね。
 そしてミヤビを腹パンで黙らせてのセイラ出撃。
 ……酷い話ですね。

 みなさまのご意見、ご感想等をお待ちしております。
 今後の展開の参考にさせていただきますので。

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