ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件   作:勇樹のぞみ

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第20話 死闘! ホワイト・ベース Dパート

『ミヤビさん、サラシックスが、ガンキャノンLが!』

 

 妹の上げた悲痛な叫びに慌てるサラ。

 ミヤビの前世の記憶にあるマンガ『キン肉マン』登場の完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)の一人、「完裂」の異名を持つ超人『マックス・ラジアル』の必殺技、高速回転する両肩のタイヤに相手を押し付けて切り裂いてしまうという『ビッグラジアル・インパクト』。

 それをさらに強力にしたかのような残虐無比な攻撃にドン引きするミヤビは、ピタッとドラケンE改の足を止めると、

 

「やめた! この仕事ワリに合わない! 帰る!」

『ええ! み、ミヤビさん!』

 

 と、マンガ『ファイブスター物語』登場の剣聖ダグラス・カイエンみたいなことを叫んでしまう。

 

 こんなヤベエ所にこれ以上いられっか!

 

 とカイエンは言っていたが、ミヤビの今の気持ちもそれそのものである。

 

 ミヤビの前世の就職先、某重工の職場には東北の秋田県出身の先輩が居て、仕事で無茶振りをされると、

 

「んた!」

 

 と叫んでから話を聞いていた。

 ミヤビがそれを不思議に思い、わけを聞いてみると秋田弁では「いやだ」ということを「んた」と言うらしい。

 つまりその先輩は無茶な仕事を頼まれた場合「いやだ」と即答しているわけである。

 

『ででで、でもリュウさんとハヤトさん、それにサラシックスは? 私の…… 妹……』

 

 とサラはカイエンのパートナー、忍耐力No.1のファティマを自称するアウクソーのようにミヤビに言いすがるが、別にミヤビは帰るためにドラケンE改の足を止めたのではない。

 

「短距離ミサイル発射!」

 

 有線誘導で放たれるミサイル、その命中精度を上げるためにこそ停止したのだ。

 発射までの間はサスの揺れ、機体の動揺が収まるまでのもの。

 

(先輩と同じく嫌だと言いつつも仕事は受けなきゃならないのよね)

 

「仕事は遂行する」「自分も部下も守る」

「両方」やらなくっちゃあならないってのが「組織人」のつらいところである。

 覚悟はいいか? 私はできてる。

 

「アッグの弱点はここ!」

『何で分かるんですか?』

「おもいきりビジュアルに主張してるでしょうが!」

 

 アッグの脚部基部に命中し、ジョイントを破壊。

 その片足を吹き飛ばす!

 

 

 

「た、助かった……」

「ミヤビさん!」

 

 胸をなで下ろすリュウとハヤト。

 

 

 

「すぐに帰投して。装甲がボロボロよ!」

 

 ゴッグのアイアン・ネイルがガンダムの頭に穴を開けたように、ジオンの冶金技術には凄いものがある。

 チタンは強いように思えるが、軽く強度に優れているので同じ重量ならスチール系より頑丈になるというだけで、刃物に求められる硬さ、切れ味はまた別ということだ。

 ミヤビの前世でもリアルで斬鉄剣が造れる、ダイヤモンド砥石でないと刃付けが困難と言われるCV-134という鋼材を用いたカスタムナイフなんかがあったし。

 それゆえガンキャノンLの上半身、Aパーツはルナ・チタニウム製であるにも関わらず、まだ裂かれていない装甲はないのでは、というくらいにズタズタにされていた。

 

 

 

「速い!」

 

 ガンキャノンLが抜かれたため、ラルとステッチのアッグ武装型の接近を抑えるのはカイとセイラのガンタンクのみとなっていた。

 ホワイトベースからの援護射撃があるとはいえ、これはきつい。

 

 

 

「アムロ、コア・ファイター発進します!」

 

 味方の危機に救援に駆け付けるべく発艦準備を進めていたアムロだったが、

 

『待て、アムロ』

 

 ブライトに止められる。

 

『リュウたちのガンキャノンLが後退する。修理途中で右腕が使えないが、Aパーツを換装でガンキャノンで、ガンキャノンで出てくれないか』

「わ、分かりました」

 

 アムロは了承。

 

「サラツー、ガンキャノンAパーツの修理状態の詳細データをくれないか?」

『うん、データ回すよ』

「これは…… 確かに右腕はまだ使えない。武器はビームライフルを使うか?」

 

 ソロモン戦で左手にビームスプレーガンを持ったジムが登場したように、地球連邦軍のモビルスーツは武装がアンビ、両利き対応となっているものが多い。

 ガンキャノンのビームライフルは照準スコープが左側にしか傾けられないため完全な両利き対応とはなっていないが、しかし片手使用なら倒す必要も無いので今回は関係ない。

 ミヤビの記憶にあるアニメ『機動戦士ガンダム』作中でも、ガンキャノンは左腕でビームライフルを持ったことがあるし。

 しかしアムロは首を振る。

 

「いや、射撃はガンタンクとホワイトベースに任せてヒートホークで近接防御をしないと支えきれないか?」

『アムロ、ガンキャノンLが着艦するよ』

「わかった。って、どこもかしこも傷だらけじゃないか」

 

 ガンキャノンLの惨状に目を見張るアムロ。

 救いは損傷が上半身、Aパーツに集中していること。

 下半身、Bパーツはほぼ無事だから換装すれば何とかなる。

 

「換装作業、急いでくれ。武器はヒートホークで発進するよ」

『了解』

 

 

 

「左舷エンジン損傷!」

 

 迫るアッグからのミサイル攻撃がついにホワイトベースを捉えた。

 

「エンジン出力降下。不時着します!」

 

 降下、墜落に近い形で不時着するホワイトベース。

 艦内各所で悲鳴が上がり、損害報告がブリッジを騒がす。

 怪我人も多数出ている様子だ。

 そこにギャロップが迫る。

 

「マーカー、オスカ、銃は持っているの?」

「は、はい」

 

 ミライは自分も銃の用意をしながら聞く。

 

「……ホワイトベースを乗っ取るつもりがなければ、ギャロップだってもっと当てているわ」

「ああ、そういえば」

 

 つまり敵は最後は白兵戦を仕掛けてホワイトベースを占拠するつもりなのだ。

 

「各自、銃を点検しろ!」

 

 ブライトの指示が下り、ブリッジクルーも覚悟を決め、それぞれ銃を手に取る。

 しかしフラウはひとり蹲ってしまっていた。

 

「私…… 私、鉄砲なんて撃てません……」

「練習で何度かやったでしょう?」

 

 強く言い聞かせ、フラウの手に銃を握らせるミライ。

 

「でも、その時は人なんて居なかったんですよ!」

「フラウ・ボゥ! 撃たなきゃ死ぬのよ!!」

 

 ミヤビの前世、ガンダムファンの間でよく論争になるのは、

 

 敵を撃てない→偽善。

 ためらいなく撃つ→サイコ過ぎて共感できない。

 

 というもの。

 その点、ミヤビあたりの感覚からすると、ガンダムファンに『殺戮マシーン』呼ばわりされることもあるアムロがノーマルスーツ姿の敵兵を撃つことにためらい、そして「相手がザクなら人間じゃないんだ」と戦えるあたりがリアルで親近感を持てる、感情移入が妨げられないと言えるだろうか。

 

 ザク、特に量産型ザクという存在は、作劇的、そして心理的にはスターウォーズに登場する帝国軍の白い甲冑のモブ(名無しキャラ)、ストームトルーパーと同じ意味があったという。

 登場時はいかめしく、強そう、悪そうに見えるが実際には無個性な雑魚でバンバン倒されることで主人公たちの強さを演出させるための存在。

 

 そしてストームトルーパーは『西部劇のインディアン』をハリウッドとジョージ・ルーカスが現代に適応する形で再発明したもの、と言われる。

 昔の娯楽作品としての西部劇では主人公に倒される雑魚モブとしてインディアン、ネイティブアメリカンが使われていた。

 もちろん現代ではそのようなことをしたら大変なことになるし、受け入れられない。

 日本の時代劇では「出合え出合え」で出てくるモブの侍を峰打ちで済ますことでこのような問題を回避したが(昔は『水戸黄門』だってモブを斬り殺していた)、ガンファイトでは無理。

 そこで生まれたのがストームトルーパーだ。

 没個性で人間味が無く、気兼ねなく倒せるモブ。

 良い悪いは置いておいて、あの白い甲冑にはそういう心理効果があるということだ。

 

 マンガ『HELLSING』(ヘルシング)でも主人公、アーカードに殺し尽くされる名無しのモブは世間的に絶対悪とされるナチス以外は制服にバラクラバと呼ばれる目出し帽で顔を隠し個性を消した特殊部隊員だったり、甲冑を着込んで顔をヘルメットで覆ったカソリックの騎士団だったりした。

 作画の問題もあるだろうが、娯楽作品として心理的にも有効な手法であった。

 

 そして同じ効果がザク、モビルスーツにはある。

 だからこそアムロの「相手がザクなら人間じゃないんだ」というセリフ、割り切り方に多くの視聴者が共感できるわけである。

 もちろん繰り返しになるが、良い悪いは置いておいてということだったが。

 

 

 

「ガンキャノン、出るぞ!」

 

 左手にヒートホークを持ったガンキャノン。

 その漆黒の機体が出撃する!

 

 

 

「黒いモビルスーツ、来たな、ガンキャノン」

 

 不敵に笑うラル。

 互いにダッシュで駆け寄る。

 ガンキャノンの左腕に構えたヒートホークが振るわれた。

 しかしそれをラルは避けずに踏み込んで、掲げた右のドリルでガンキャノンの腕を受けることで無効化。

 初戦での一幕の再現だ。

 

「グフとは違うのだよ! グフとは!」

 

 そしてドリルを上方向に回転させることでガンキャノンの腕を上に弾く!

 

 

 

(ガオガイガー!?)

 

 ミヤビはアニメ『勇者王ガオガイガー』で敵の打撃を右腕で受けたガオガイガーが、ロケットパンチ『ブロウクン・マグナム』の回転機構を利用して跳ね上げたシーンを思い起こす。

 がら空きになったボディに、左腕のミサイルポッドを棍棒のように叩き込むラルのアッグ武装型。

 右、左、右!

 思いきりふりかぶって叩き込まれる打撃。

 ガンキャノンは致命的な損害をもたらす右のドリルを避けるだけで精いっぱいだ。

 

 

 

「うあっ!」

 

 殴り飛ばされるガンキャノン。

 

「こ、こいつ、違うぞ。グフなんかと装甲もパワーも」

 

 うめくように言うアムロ。

 実際にはドリルやカッターが固いだけで装甲は並み。

 パワーも戦闘巧者のラルだからこそ強いと錯覚させているだけだったが。

 

『アムロ、立って!』

 

 そこにミヤビからの通信、そして援護のミサイルが放たれる。

 しかし、

 

 

 

『ステッチ!?』

 

 ミヤビのドラケンE改からのミサイル射撃を受けたのは、割り込んできたステッチの機体だった。

 

「ラル大尉、ここは自分が押さえます。大尉は木馬を!」

 

 彼は前回、ラルの足を引っ張ってしまったことに責任を感じていたのだ。

 

 

「ハハハ、隊長やりました、タンクをやりましたよ。こいつにとどめを」

「なにを寝ぼけておるか、ステッチ。木馬だ、木馬を討ち取らねば我々の、我々の戦いの意味はない」

「……そ、そうでありました」

 

 

 元々彼はコズンたち正規のパイロットの予備人員。

 能力的に劣り、負い目を持っていた。

 しかし彼は上官の言葉を守り、愚直に努力する精神を持っていた。

 そのままガンキャノンへと体当たりを敢行する!

 

 

 

「何を!」

 

 とっさにヒートホークを振るうアムロ。

 しかし、

 

 

 

「そ、そう来るのは分かってるんだ!」

 

 ステッチは機体をずらし、回転する肩のカッターでそれを受ける。

 回転に巻き込まれ、弾かれたヒートホークがガンキャノンの手を離れ、宙を舞う!

 

「行ってください、ラル大尉!!」

 

 

 

「おおおお!」

 

 ステッチの声を背にホワイトベースを目指すラル。

 その進路上にガンタンクが割り込み、機体の突進力を上乗せした左ストレートパンチが繰り出される。

 ミヤビがアウターシェル・バレルと呼んだ、アムロが見せた打撃技。

 ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』にてガンタンク系のモビルスーツが放つ格闘攻撃で、腕部40ミリ4連装ボップ・ミサイル・ランチャーの強固な外殻をもつ砲身を用いた打突攻撃だ。

 それをガンタンクの教育型コンピュータとサラスリーが学習してライブラリーに登録、使えるようにした技だったが、

 

「甘い!」

 

 ラルは再び左腕のミサイルランチャーを破城槌のごとく繰り出した!

 その一撃は腹部コクピットを捉え、カイを一撃で意識混濁にまで追い込んだ。

 一方、ガンタンクの、カイの攻撃はリーチ差により届かない。

 見事なクロスカウンターであり、ガンタンクは己の突進力を上乗せした恐ろしいほどの一撃を食らってしまったわけである。

 

「終わりだ!」

 

 ラルは右のドリルを振り上げ、ガンタンクの頭部コクピットを狙う!

 しかし、そこで緊急の出撃でノーマルスーツもヘルメットも身に着ける暇も無く出撃したセイラの姿を捉えてしまう。

 

「なっ、ひ、姫? 姫様か?」

 

 それが見分けられたのはラルの戦闘者としての研ぎ澄まされた感覚か、それともカンとでも言うべきものなのか。

 とっさに攻撃を止め、ガンタンクの風防を砕くにとどめる。

 しかし無理にそうしたせいでバランスを崩し、アッグ武装型はガンタンクとまともに衝突してしまうことになる!

 ガンタンクを巻き込み、大地を削りながら滑って行くアッグ武装型。

 そして、

 

「ひ、姫様……」

 

 ラルは血を吐き、痛む身体を引きずりながらも動かなくなったアッグ武装型のコクピットから這い出る。

 横倒しになったガンタンク、頭部コクピットへ向かい、セイラ、いや彼にとっては主君の娘、アルテイシア・ソム・ダイクンを助け出す。

 

「……間違いない、アルテイシア様に違いないな」

「んっ!?」

 

 目を覚まし、ジオン兵に抱えられている現状に気付き、身体をこわばらせるセイラにこう語る。

 

「私をお忘れか? あなたの父上ジオン・ダイクン様に御仕えしたジンバ・ラルの息子ランバ・ラルですぞ」

 

 それでセイラは思い出す。

 幼いころ、若かりし日の彼に遊んでもらったことを。

 彼はセイラ…… アルテイシアを軽々と持ち上げてくれて。

 そしてどんな子供でもそうであるように、アルテイシアは無邪気に喜んでいた。

 そんな、失われた過去を……

 そこにミヤビのドラケンE改が到着する。

 気づけばステッチのアッグ武装型も、そしてギャロップも撃破されていた。

 

『あなた、どうなさったのです?』

 

 ノーマルスーツの通信機からは、まだ辛うじて生きているアッグ武装型の通信機に中継されたハモンの声が聞こえていたから脱出はできたのだろう。

 

「ハモン、すまぬ。ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた…… アルテイシア様が」

 

 そこで限界を迎えた身体が崩れ膝をつく。

 近づいてくるガンキャノン。

 その開け放たれたコクピットにはやはりあの少年、アムロの姿が。

 

 そして意識を取り戻し、ガンタンクのコクピットから這い出してきたカイもまた、銃をラルに向ける。

 

「……わしの戦っていた相手が皆、年端のいかぬ少年たちとは皮肉なもんだ」

「ランバ・ラル、退きなさい」

 

 降伏を促すセイラを、ラルはあえて突き放すと手榴弾のピンを抜いた。

 

「君たちは立派に戦ってきた。だが、兵士の定命がどういうものかよく見……」

 

 皆まで言わせずに銃声。

 セイラが見れば、ミヤビのアーマーマグナムが火を噴いていた。

 

 空気を読まない行動、だったがそれどころではなく、ミヤビはフォアグリップを前後させ、排莢と共に次弾を装填。

 すかさずゴム散弾でラルの手から零れ落ちた手榴弾を撃ち、遠くに弾き飛ばすことで安全を確保する。

 そして爆発。

 

 手榴弾には破片手榴弾(防御型)と爆裂手榴弾(攻撃型)がある。

 

 破片手榴弾は広く殺傷能力のある破片を飛ばすため、使用側は投げたら伏せるか巻き込まれないための遮蔽が必要。

 このことから防御型、とされる。

 ミヤビの前世、旧21世紀ならアメリカ軍のM67破片手榴弾が有名だ。

 

 一方、爆裂手榴弾は爆発の衝撃波で敵を倒すもの。

 殺傷範囲が限られるため、投げつけながら前進、ということも可能。

 それゆえ攻撃型、とされる。

 また、コンカッションとも呼ばれる。

 コンカッションというと某ゲームの影響で非殺傷のイメージがあるが、そんなことはなく普通に死傷する。

 第二次世界大戦でドイツ軍が使ったポテトマッシャー、M24型柄付手榴弾も破片による殺傷を狙わず火薬の爆発で敵を殺傷する爆裂手榴弾、コンカッションに分類されるものであったし。

 

 ランバ・ラルが自決に用いようとしていた手榴弾はビン型、筒状をしていた。

 缶のような形状をしているアメリカ軍のMK3爆裂手榴弾と同じく、破片を飛ばさなくても良い爆裂手榴弾なので、このような形になっているのだ。

(破片手榴弾は古いものを除けばどんな向きにしても全周に破片を振り撒けるよう球に近い形状となるのが普通)

 そして爆裂手榴弾ゆえ、殺傷範囲は限定的であり、距離を取ってしまえば被害は及ばない。

 それを手榴弾の外見から見て取ってのミヤビの対処だ。

 

 なお、ミヤビがラルに撃ち込んだ一発目は、おなじみスタンガンを弾頭内に内蔵したテイザー弾である。

 

 

 

「隊長から連絡はありませんか?」

「は、はい。あれが最後で」

「そう」

 

 つぶやくハモンの瞳に暗い光が宿る。

 

「ランバ・ラル……」

 

 

 

次回予告

 戦死したランバ・ラル……

 そう思い込んだハモンたちは数少ない武器を持って迫る。

 ハモンはついにガンキャノンを討ち取るのか?

 その危機にリュウ・ホセイのコア・ファイターがハモンを襲う。

 次回『さよなら、リュウさん……』

 君は生き延びることができるか?




 熱い戦いに唐突に終止符を打つミヤビの空気を読まないメッセージスキップという荒業。
 でもラルさん、これで生き残りましたね。
 とはいえハモンさんはそれを知らないので次話では史実どおり特攻を仕掛けてくるのですが。
 そして次回予告、というかこのサブタイトルは……

 みなさまのご意見、ご感想等をお待ちしております。
 今後の展開の参考にさせていただきますので。

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