ドラゴンボールad astra 作:マジカル☆さくやちゃんスター
地球の神殿。
そこで丸いテーブルを囲い、リゼットとビルス、ウイスと界王神、そして老界王神とキビトの6人が話し合っていた。
会議の内容は、開催が決定した全王主催の全宇宙対抗武道大会に参戦するメンバーについてだ。
まず当然ながら破壊神と界王神の参加は不可能であり、ビルスやウイスをメンバーに入れる事は出来ない。
そうなると必然的に第7宇宙で最強の戦力を保有する地球在住メンバーが中心となるわけで、今はそのうちの誰を出すかを話し合っているのだ。
「まずリゼット、お前は強制参加だ。第7宇宙の主将を務めろ。
神は参加禁止だから、一時的に地球の神の座をあのタピオンとかいうのに譲っておけ。
本来はこれもアウトだが、確認したら『面白い』の一言でOKが出た」
「分かっています。しかしそうなるとタピオンは出せなくなりますね」
「問題ない。お前が出られなくなるよりはマシだ」
以前の第7宇宙と第6宇宙の試合はビルスとシャンパの二人でルールを決めていた。
そこには双子ならではの適当さもあって『地球の神くらいならまあいいや』でリゼットも出場出来たが、今回はそうはいかない。
だからリゼットには地球の神を退いてもらい、タピオンに役職を譲ることでルールの穴を抜ける事にした。
これをやってしまうと当然ながらタピオンは参加不可能になるが背に腹は代えられない。
負ければ第7宇宙が地球以外消滅してしまうこの試合に、リゼットを出せないなどという事があってはならないのだ。
「後は、まあいつものメンバーになりますが悟空君、ベジータ、ターレス、セル、ピッコロは固定でいいでしょう」
「異議はない。それとあのミラとかいう奴も入れろ。
あいつもお前達に近い力を持っているからな」
「そのつもりです。今の彼なら……まあ悟空君達とも上手くやれるでしょうし」
この時点でメンバーは7人。
リゼット、悟空、ベジータ、セル、ターレス、ピッコロ、ミラとそうそうたる顔ぶれが決まったが、残る枠は後3つだ。
この3枠に誰を入れるかが今回の議題の中心と言ってもいい。
まずこれに、最初に意見を出したのは界王神だった。
「フリーザをドラゴンボールで蘇らせて協力してもらうのはどうでしょう?
流石の彼もビルス様が命じれば嫌とは言えないでしょうし、第7宇宙と共に消えるのは嫌でしょうから手を貸してくれるとは思いますが」
「界王神様、それは悪手です。確かにフリーザといえど今回ばかりは協力せざるを得ないでしょうが、それでも私達の予想もしない動きに出る可能性もあるのです。それを警戒しながらでは全力など出せませんし、いつ裏切るか分からない味方などに背を預ける事は出来ません。
それに彼はベジータやピッコロ、ターレスといったこちらの主力との因縁が深すぎる……彼の戦闘力は確かに魅力ですが、結果的にはチームの輪を乱して全体的な戦力の低下を招くでしょう」
「う……す、すみません。いい案だと思ったのですが」
界王神の案は確かに戦力面で見れば悪いものではない。
以前の第6宇宙との試合のように、1対1の試合形式であればあるいは考えるに値しただろう。
だが今回の大会は全員が一斉に戦うバトルロイヤルだ。
このルールの中でフリーザという危険因子を易々と迎え入れる事は自滅に繋がりかねない。
戦士として純化したミラとはまるでケースが異なるのだ。
「後は、魔人ブウと悟飯君も候補に入れましょう。
神の気を抜いた戦力ならばトップクラスです。
もっとも、悟飯君には悟飯君の生活もあるので、本人の意向次第ですが……」
界王神の案を蹴り、リゼットが候補に入れたのは魔人ブウと悟飯であった。
魔人ブウは純粋な戦闘力では置いていかれているものの、その能力は反則と言っていい。
ダメージを受けない不死身の身体に魔術の数々、回復魔法だって使える。
おやつ光線も一見即死技だが、実際はお菓子になった時点では死んでいない。
食べるか潰すかしなければ、お菓子の状態から戻す事は可能だ。
つまりルールに抵触しない一撃死技である。
悟飯は現状では戦力としてあまり期待出来ないが、潜在能力の高さは相変わらずぶっちぎりだ。
精神と時の部屋と組み合わせて老界王神に能力を引き出して貰えれば今からでも十分戦力に食い込めるだろう。
流石に老界王神も今回ばかりはお礼がなければ嫌だ、などと言ってられまい。
「サイヤ人4人ですか……少しバランスが悪いですね」
「だが実際強いぞ。戦闘種族の名は伊達じゃない。
ちょっと前まではフリーザにペコペコしてる弱い連中としか思ってなかったんだけどねえ」
メンバーの半分近くがサイヤ人になってしまう事にウイスがバランスの悪さを指摘する。
しかし実際戦力で物を見ればサイヤ人だらけになってしまうのだ。
問題は……サイヤ人達は少し連携が弱いと言う所か。
尋常の勝負を望むが故に個々が突っ走るスタンドプレーに走り易い。
だがこの点はリゼットが上手く手綱を握れば問題ないだろう。
「界王神様、現在第7宇宙にはいくつ人間が住んでいる惑星があるのですか?」
「惑星サダラや惑星ベジータ、ナメック星が無くなってしまいましたので……28個でしょうか」
「……」
界王神の言葉を聞き、リゼットは目を細めた。
あえて咎めるような言葉を口にする事はなかったが……よく分かった。彼はこの宇宙に存在している星を全く把握出来ていない。
28個……ハッキリ言おう。そんなはずがない。
惑星フリーザ系統だけで最低でもNo.79まである事が確実なのにそんな少ないわけがあるか。
余談だが惑星フリーザNo.79はまだ悪人だった頃のベジータが地球から逃げて回復に専念した惑星である。確かキュイが初めて顔を見せた場所でもあったか。
惑星フリーザだけでそんなにある上に、更にフリーザの仕事は宇宙の地上げ屋だ。
環境の整った惑星を他の異星人に売る仕事をしており、つまり滅ぼされる側と買い取る側が存在している事となる。
サイヤ人は下級戦士ですらが少数精鋭のチームを組んでいくつもの惑星を滅ぼしているし、ベジータなど一つや二つでは利かないだろう。
更にフリーザの部下を見れば分かるように多種多様な異星人が存在している。
これで28などという数字が出るはずもない。
「……その中で戦力になりそうな方は?」
「それなら東の銀河にいるレジックという戦士はどうでしょう?
フリーザを遥かに上回る戦力を持っていますよ。
……まあ、勿論トレーニング前のフリーザという意味ですが」
次にキビトが別の惑星に住む宇宙の強豪の名を挙げた。
レジック……確かGTに登場した宇宙の用心棒だったか。
その強さは子供になって弱体化してしまったノーマルの悟空より若干上、超サイヤ人には手も足も出ずに負けるくらいだったはずだ。
推定戦闘力は……数十億といったところだろう。
「へえ、そんな奴がいるのか。ウイス、強さを測ってみろ」
「もうやっています……そうですね、確かにかなりの力の持ち主のようです。
通常状態の悟空さんならば圧倒出来るでしょう」
ビルスの命令に応えるまでもなく、ウイスは杖に映し出した映像からレジックという男の戦力を図っていた。
知られざる強豪の存在に多少の驚きを示しつつも、それ以上の感情は声色に出ていない。
強い事は強い。間違いなく強い。
だが参加が決まっている七人や候補に並べられている二人と比べてしまうと、残念ながら圧倒的に格下という他なかった。
「M2という惑星にマシンミュータントなる連中がおるらしいが、それは戦力に出来んかのう」
「あれは無理でしょう、ご先祖様」
老界王神が次の案を出すが、それを界王神が否定した。
マシンミュータント……これも確かGTで出るワードだったはずだ。
まさかの時代先取りである。
「どんな連中なんだい?」
「ええと、機械ベースの生命体でして、自分達こそが最も優秀な種と信じて宇宙を支配しようと目論んでいるとんでもない奴等です」
「なんだ、そのふざけた奴等は。第7宇宙の人間レベルが低いのもそいつらのせいじゃないの?
不快だから後でついでに破壊しておく事にするよ」
「そ、そうして頂けると助かります」
これは酷い。登場すらしていないのにバッドエンド確定だ。
破壊神が破壊すると決めたならば抗う事など出来ないだろう。
どうやらリゼットや悟空が何もせずにベビーはあの世に送られそうだ。
しかしウイスが杖を眺め、ふむ、と呟いた。
「その必要はなさそうですよ、ビルス様。もうその星は何者かに滅ぼされています」
「へえ、そりゃ好都合だ。第7宇宙は僕が何もしなくても星を壊してくれる奴が現れるから楽でいい」
とんでもない怠け猫である。
こんなんだから第7宇宙は人間レベルが低いのではないだろうか。
それにしてもM2が滅びているとは一体どういう事か。
仲間割れでもして滅びたか、それとも外部の敵に滅ぼされたのか……。
もし後者だとすると、それは少し怖いかもしれない。
現時点ではベビーは弱いのでM2最強の実力者はリルド将軍として、彼の強さはGT悟空曰く『ブウ以上』だ。
それが滅ぼされたとなると、つまりそれだけの脅威が宇宙のどこかにいるという事になる。
「リゼット、あの世にいる奴で誰か使えそうなのはいないかい?
過去に君達が戦った奴でもいいからさ」
ビルスに言われ、リゼットは過去の強敵を思い浮かべた。
まずガーリックやウィローは除外。今更蘇生してもそもそも戦力外にしかならない。
ボージャックはどうだろう? 悪党には違いないが、とりあえず第7宇宙そのものの存亡の危機となれば流石に共闘するくらいには理知的だったとも思う。
しかし戦闘力を言えば正直微妙という他なく、無理に蘇生する意味をあまり感じない。
ブロリーは……いや、これは論外だ。理性の殆どないバーサーカーなど味方に加えても扱いに困る。
戦闘力的には今でも十分通用するだろうし、あの馬鹿げた成長スピードを考えればすぐにでもトップに返り咲くかもしれない。
だが彼はルールなど理解しないだろうし、敵を殺して回るのが目に見えている。
死体の山が出来るだけだ。
最悪、悟空に攻撃を仕掛けて落としてしまうかもしれない。
ジャネンバとヒルデガーン……話にならない。そもそもあれは会話が成立しない相手だ。
「…………」
いや、待て。
確かに会話は通じない。これは今更考えるまでもない事だ。
だがジャネンバはともかく、ヒルデガーンならば魔術で制御可能なのではないだろうか?
少なくとも魔導師ホイ達はかつて魔術でヒルデガーンを操っていたはずだ。
劇場版では踏み潰されてしまったが、あれはヒルデガーンが進化してホイの力では制御し切れなくなったからだ。少なくとも、進化前ならばホイは確かにヒルデガーンを制御出来ていた。
そしてリゼットの力は完全にヒルデガーンを上回っている。単純な戦闘力でも桁が違うし、加えて今はあの時と違って神の力もあるのだ。
ならば可能かもしれない。あのヒルデガーンを味方に加える事も。
「……幻魔人ヒルデガーンならば、戦力的にも申し分ないでしょう。
理性のない怪物ですが、今の私なら魔術で制御出来ると思います」
「なるほど……今回は前と違って知力テストなんてものはない。それも一つの選択か。
しかしお前が脱落したら味方に攻撃しかねない危険性もあるぞ」
残る枠は三つ。候補も現在三人だ。
このまま悟飯、ブウ、ヒルデガーンで決定してしまうべきか……。
リゼットは一瞬アラレちゃんを思い浮かべたが、すぐに切り捨てた。
あれは無理だ。確かに強い事は強いがチーム戦など出来そうもない。
武舞台をいきなり叩き割って味方ごと落とすのがオチだ。
「他にはパイクーハンなる戦士があの世最強と名高いようですが……」
「前見た時、ジャネンバにやられてましたよ」
「……」
界王神がここであの世の戦士であるパイクーハンの名を挙げるが、残念ながら今となっては彼は大した戦士ではない。
その強さは精々、あの時の悟空以下。
これではとても今回の戦いになどついてこれないだろう。
「うーん……じゃあヒルデガーンを蘇生させるって方向でいいかな?」
「まあそれでいきましょう」
果たしてあの怪物を目の当たりにした悟空達がどう反応するのだろう。
幸いにして、ヒルデガーンには裏切りを働くだけの知能はないので、リゼットが上手く制御出来れば連携も十分に行える。
巨大過ぎて集中砲火を浴びる危険もあるが、煙化の能力と上手く組み合わせれば囮としても機能するだろう。
八人目はヒルデガーンで決定だ。
ならば残る枠は二人。悟飯とブウをそのまま入れてもいいし、他の戦士を探してもいい。
だが先も言ったように悟飯は参加するかどうか分からない。
なので彼はあくまで暫定としておき、悟飯が出れない時の為の別の戦士は用意しておく必要があるだろう。
「他に候補はいるかい?」
「戦力を言えば一応ナッパですが……」
戦闘力を言えばナッパがギリギリで候補に入る。もっとも今となっては彼すら候補止まりだ。
しかもナッパは既に前線を退いており、戦いの勘が若干鈍っている可能性がある。
これならばまだ彼より多少弱くとも何らかの特殊能力を有する戦士を入れるべきだろう。
ならば天津飯はどうだろう? 4人に増える事が出来る彼は案外意外な活躍を見込めるかもしれない。
悟天とトランクスは最初から候補にない。超サイヤ人といえど基礎能力の低さで微妙な強さというしかないし、それにお子様な彼等は何をしでかすか分からない。
二人参加させてゴテンクスにすれば戦力は上がるが、しかしゴテンクスはすぐに調子に乗って遊ぶので正直微妙だ。
それどころか、最悪勝手な独断先行をして足を引っ張る可能性すらあるし、主戦力である悟空とベジータの弱点になるかもしれない。
こう言ってはあれだがゴテンクスを入れるくらいならば、超能力持ちの餃子を入れた方がいい。
しかしそれならばまだ16号やゴッドガードンを入れたい所だが、完全ロボットタイプの彼等は参加出来ない。
……それを言えばどのみちアラレちゃんも参加禁止か。
他には人造人間17号と18号も候補として考えていいだろう。この二人ならば17号の方がやや強いだろうか?
後はパイクーハンも一応候補だ。老界王神に頼んでアルティメットパイクーハンにすれば少しはマシになるかもしれないが……いや、駄目だ。時間がない。
それにしてもパイクーハンの事を考えていると誰か一人忘れているような気分になってくる。
何だろう。こう、パイクーハンと顔が被っていて尚且つ強いのが一人いたような……。
「あ」
――そうだ、一人いた。戦力的にも申し分のない戦士が。
性格的にも正々堂々としており、名前に邪悪を冠しているはずなのに全然邪悪じゃないあの男が。
もう死んでしまっているはずだが、しかしリゼットの知る知識では死んだ後に普通に蘇生したりもしている。
確かその方法は悟空がドラゴンボールを飲み込んでマイナスエネルギーを浄化したとかだったか。
「どうしたリゼット。何かいい事でも思い付いたか?」
「ええ。確実というわけではありませんが、試す価値はあるでしょう」
ビルスの問いにリゼットが頷いたのを見て、その場の神々の視線が彼女へ集中した。
これでうまくいけば九人目が決定し、悟飯がもし駄目ならばブウを入れればいい。
……ブウが補欠扱いな辺り、この宇宙も大分世紀末だなあと改めてリゼットは思った。
「邪悪龍を一体復活させます」
「んなっ!? ば、馬鹿者! 何を考えておる!」
リゼットの口から出たとんでもない10人目に真っ先に老界王神が反発した。
それはそうだ。邪悪龍の危険性を最も知っているのが彼である。
確かに戦力にはなる。だが蘇らせた龍によってはフリーザ以上の脅威となる事は間違いない。
だがリゼットはこの方法が上手くいけば、彼が敵になる事はないと考えていた。
あれは話の分かる龍だ。
「いいじゃないか。面白そうだ。
役に立たない奴だったら僕が破壊すればいい。許可する、やってみろ」
老界王神と異なり、ビルスはそれに面白そうに許可を出した。
彼にしてみれば邪悪龍など復活した所でどのみち敵ではない。
仮に全てのドラゴンボールを取り込んだ超一星龍になられても、元が大したことのない地球のドラゴンボールから発生した邪悪龍ではビルスには勝てないだろう。
ビルスの賛同を得たリゼットは超能力でボールを手元に取り寄せ、掌で包む。
そのボールは……四星球。邪悪龍の中で味方に加える事が出来るとしたらこの龍だけだ。
自らの放つ神の気の波動でドラゴンボールの中のプラスエネルギーを一気に増大させ、限界まで高める。
要は邪悪龍の発生手順と逆だ。マイナスエネルギーを高め過ぎて邪悪龍が出たのと同じようにプラスエネルギーを限界以上に溜め込んでやれば溢れたエネルギーが龍となって現れる。
リゼットの知識でも、悟空が四星球を飲み込む事で四星球を正の気で満たし、正義の龍として彼を復活させていた。
その考えは当たっており、四星球が眩く輝いたと思った次の瞬間には、炎を纏った人型の龍がその場に馳せ参じていた。
彼は辺りを見渡し、そして静かに己の名を告げる。
「俺の名は四星龍……“浄化龍”四星龍だ。俺を蘇らせた理由を問おう」
……何故か、名前まで変わっていた。
ともかく、これで十人は決まった。
リゼット、悟空、ベジータ、ターレス、ピッコロ……。
そしてセル、ヒルデガーン、ミラ、四星龍ときて、最後に暫定で悟飯。彼が駄目ならば魔人ブウを出す。
恐らくはこれが現状揃える事が出来る最善のメンバーだろう。
【現在確定しているメンバー】
・リゼット
・孫悟空
・ベジータ
・ピッコロ
・ターレス
・セル
・ミラ
・ヒルデガーン
・四星龍
【最終候補】
・孫悟飯
老界王神+精神と時の部屋コンボを使えば今からでもインフレ特急への乗車可能。
ただし家庭があるので出場するかは不明。
・魔人ブウ
悟飯が出れなければこちら。
修行などをしない性格なので戦闘力は置いていかれているが、多彩な能力を持つ。
寝てしまった時は精神と時の部屋に放り込めばいい。
【候補落ち】
・復活出来ない『F』
リゼットによって完全に復活の芽を断たれた。
いつ裏切るか分からない上に、呼び戻してもどうせ向こうに有利な交換条件を突き付けて来るのは分かり切っているのでわざわざ呼び戻すメリットがない。
・ナッパ
引退してるので仕方ない。
・ブロリー
危険すぎる。
まず悟空を狙うだろうし、そうでなくても相手選手を殺害してしまうのが目に見えている。
・17号
このSSの世界では彼が強くなった理由であるセルジュニアがいない。
(漫画版で、生きていたセルジュニアとの戦いでレベルアップしていた事が判明している
。17号は『偽セルジュニア』と呼んでいるが、本物と見ていい。というかそんなものが野生にいてたまるか)
なので多少鍛えてはいるが戦闘力は精々数十億程度。とても参戦出来るレベルではない。
リゼットに『超』の知識がないので17号が強くなる可能性に気付けなかった。
・18号
まあ悪くはないんだけど他のメンツを押しのけてまで参戦させる意味があるかというと……。
・天津飯
強いし能力も便利なのだが流石に戦力的に厳しかった。
・クリリン
いや無理だろ……。
・亀仙人
謎補正込みでも参戦決定している面子を押しのけるほどかというと微妙。