なんだかんだ考えてましたが、この小説思ったより短くなるかも……とちょっと驚いている自分がいます。話数は、日常回を増やしたりすればいいだけなんですがね。
とある金曜日。会社が偶々早く終わったので、皆で夕飯を食べに行くことに。
俺は会社から家の方の駅へ。みぞれと秋風さんは家から駅に来てくれるらしいので、どうせだから駅近くのデパートへ。
そういえば、このデパートに俺が行くのはみぞれの服を買いに行った時以来か。秋風さんとみぞれの二人は、服を買いに行ったりなどでデパートにはたまに行っているらしい。
目的の駅に早めに着いたので、集合時間まで10分ほど余っていた。
近くの自販機で微糖のコーヒーを購入し、駅前の公園のベンチに座り込んだ。
時刻はまだ18時前で、まだ明るい事もあり公園には沢山の子どもが遊んでいた。
その風景を見つつ、缶コーヒーをちびちび飲んでいた。……傍から見たら、もしかしたら変態に見えるかもしれないな……。
バタバタと遊ぶ子ども達を見ると、俺にもあんな時期があったと思い出すな。今はあんなにはしゃげる体力もないし、なんなら危ない人になってしまう。
そんな事を考えていると、一人の少女が隣にちょこんと座った。他にもベンチはあるのにどうしてここなんだ……?
「お兄さん、今一人なの?」
「え、あぁ……。待ち合わせをしているんだ」
いきなり話かけられた為、ちょっと驚いたが普通に話すことが出来た。
少女の歳は、見る限り大体小学2~3年頃といった所だろうか。服は何故か和服で、何処か大人びた印象を受けた。
「……お兄さん、ペットとかって飼ってたりする?」
その言葉に、少しドキリとした。
みぞれも秋風さんも、元々は動物。何か獣っぽい匂いでもするのだろうか?
しかし、俺自身みぞれや秋風さんから獣っぽい匂いはしないし……。俺ってそんなに鼻悪かったっけ?
「えっと……、動物を飼ってる友達とよく会ってるからかな?自分はあまり感じなかったんだけど、もしかして気分悪くなったりした?」
「いえ、私も動物とは関わりが強いもので……。もしかしたらそのせいかもです」
よかった……。匂いがスーツについたら落とすの大変って聞いた事あるから、クリーニングに出そうか迷ったぞ。
しかし、動物と関わりがあるのに和服かぁ……。お金持ちとかだったりとかなのかな?
「……朝倉 誠さん。貴方、今後気をつけた方がいいですよ。その優しさが、己を傷つけますよ」
「――っ!?」
その言葉が少女の方から聞こえたので、少女の方を急いで向いた。
しかし、そこにはあの少女の姿はなく、俺一人だけベンチに座っていた。
そして、ポケットのスマホが鳴っていた。
急いで見ると、みぞれからだった。
『誠さん、着きましたが今何処に居ますか?』
「あぁ……、悪い。今駅前の公園に居るから、そっちに行く」
『わかりました。待っていますね』
電話を切り、缶コーヒーの缶をゴミ箱に捨てて駅に歩き始めた。
……あれは夢だったのだろうか?
気になるが、今はみぞれ達と夕飯を食うか。
――この時、俺はあの言葉をなんとも思っていなかった。
閲覧、ありがとうございました!
今回出てきた謎の少女。思いつきで書きましたが、結構重要人物にする予定ではあります。
……そもそも、日常回何書くか思いつかず、ストーリー進めようってなった自分にもうちょい頑張って欲しかったかもです。このままだと50話いかずに終わっちゃいそう……。
それでは、今回はこの辺で。また次回に~!