獣少女と共同生活!?   作:【夕立】

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どうも、【夕立】です。
Twitterを見て下さった方は知っていますが、実はこの話始めに書いていたものとは全く違う展開でした。要は書き直しました。
大体900文字くらい書き直したので、ほぼ一から書き直した感じでしたね。納得いかなかった(?)のが理由ですかね。
……それでも、微妙な感じですけどね(笑)


第十七話 誠、熱を出す

ピピピピッ、ピピピピッ。

 

「……しくじったな」

 

土曜日。少し体調が悪くなったので、あまり使わなくなった体温計で熱を測った。

結果、38.4℃。結構熱があった。

特に買い出しの用事や仕事の納期とかがなかった為、今日は元からゆっくりしていようと思ってはいたが、その休みが熱で取られるとは……。

ベットの上で座って体温計を見ていると、部屋のドアがコンコンとノックされた。

 

「誠さん、もう少しで朝食が出来ますよー」

 

どうやらみぞれが朝食の時間だと伝えに来たようだった。

けど、朝食は食えるか分からんし、かといって断るのも悪いし……。どうしたものか。

……ここは誤魔化しても仕方ない。素直に風邪だと伝えようと。

マスクを付け、温かくしておこうという理由でパーカーを羽織る。そして、部屋のドアを開けた。

 

「おはようござ──って、大丈夫ですか!?」

「おはよう、みぞれ。風邪をひいただけだから、大人しくしておけばすぐ治ると思う」

「そ、そうですか……」

 

出会ってから体調を崩したことがなかったから、みぞれは心配してる様子。そもそも体調不良なんていつぶりだろうか?

とりあえずリビングに向かうと、秋風さんの姿が見えなかった。

 

「アレ?秋風さんが居ないけど、まだ部屋?」

「いえ、お仕事であっちの世界に戻ってます」

「そっか」

 

巫狐さんが来てから、いつでも行き来出来るように門を開いておいてくれている。その門ことドアは、どうやら地下室に設置しているらしい。

……しかし久し振りにだな。みぞれと二人きりなんて。

俺が椅子に腰掛けると、みぞれが朝食を持ってくる。なるべく胃に優しいものがいいのだが……。

そして、目の前に置かれたのはうどん。珍しい朝食なので、少し驚いた。

その表情を見たみぞれは、少し笑ってこう言った。

 

「昨夜、誠さんの顔色が少し悪かったので、一応胃に優しいものをとうどんを作りましたが、結果的に良かったようですね」

 

昨日か……。体調悪い感じは全然しなかったが、どうやらみぞれは顔色の変化に気付いていたようだ。

……よく見ているなと共に、気付いてくれてありがとうという気持ちが凄い大きい。

そして、そのうどんを啜り食べ、一応完食。とは言っても、そこまで量があった訳ではないので普段なら足りないが、病人となった今では丁度いい量。ここまで来ると流石としか言いようがないな。

食器を洗い場に置き、その場で「ふぅ」と一息つくと、みぞれはこう言った。

 

「今日明日でお仕事もありませんし、ゆっくり休んで下さい。私でよければ何でもしますので」

 

ん?今何でもって……。いや、ふざけている場合じゃないな。

 

「あぁ、治るまでそうさせてもらうね」

「はい!」

 

みぞれは頼られると張り切るから、程々に頼るのが丁度いい。今日は恐らく頼るべき日なのかもしれないな。

こうして、休日二日間はみぞれに頼りっぱなしだった。




閲覧、ありがとうございました!
次回話も多分日常かな?なんて考えてますが、ぶっちゃけどんな話がいいか出なくなりかけてます。誰か助けて……。
出来れば二十話くらいまでは日常回で済ませたいと思ってます。出来るかはネタ次第ですが(笑)
それでは、また次回に!
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