こちら清澄高校、旧校舎内麻雀部!   作:ファンの人

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すこちゃんってそんな凄い人だったんだな…
でも、なんていうか、そんなオーラ感じないよなぁ



襲来!(染谷執行) 後編

まこ「ふむ…」

優希「うーん…」

咲「…カン」カシャ

 

和「うーん…やはり…」

京太郎「…どうなってんだこれ?」ボソ

 

健夜(さて、正体がバレたうえにいじられるというね…)

健夜(大人げないけど、仕返しさせてもらうよ!)

 

健夜(まずは全ての元凶のこの子から!)

 

まこ「…」トン

 

健夜(あなたがきょーくんに頼まなければ!私の正体に気づかなければ!)ゴゴゴゴゴ!

健夜(100%!行くよ!)

 

健夜「ロ…」

 

まこ「キングクリムゾン!!過程は吹っ飛び、この局は流局したという結果だけが残る!!」バァーン!

 

咲「テンパイ」

優希「ノーテン」

まこ「ノーテン」

健夜「テンパイ」

 

健夜「って、ちょっと!今のなに!?」

 

まこ「ほう…これがオカルト…こんなにもハッキリみえるとは」ドドドドドドドド

 

健夜「違うからね!?それはなんか違うやつだから!!」

 

まこ「小鍛治プロ、感謝するけぇ、あんたのおかげでわしは次の段階に行けた」

 

健夜「私なんもしてないよ!?勝手に変なのに目覚めただけだからね!?」

 

まこ「わしはこのオカルトを、スタンドと名付ける!名は『キングクリムゾン』!!」

 

健夜(なにこれ、なんかヤバそうなのに目覚めちゃったよ!?)

健夜(えーと、時を吹き飛ばすのかな?私も似たようなことは出来るけど…)

健夜(と、とりあえず目標変更!マスクとメガネをはぎ取ったこの子!!)

 

優希「♪」

 

健夜(な、なんかいい子そうで可哀想だけどごめんね!)

健夜(100%!行くよ!)

 

優希「遅いじぇ」

優希「ツモ!4000、8000!!」

 

健夜(うわ!?予想以上に速い!)

 

優希「感謝するじぇ、おねーさん」

優希「私の東風が最強だってことが今!確信に変わったじぇ!!」

優希「私は人間をやめるじぇー!!」ウオオオオ!!

 

和「ゆーき、うるさいです!」バシィ!

優希「タコス!!」グハァ!

 

健夜(…なんかパワーアップしてない?)

健夜(マズいなぁ…東場だと本気でも競るレベルだよこの子…)

健夜(とりあえず、南場になったら狙うとして)

 

健夜(そしてこの子は…)

 

咲「カン!ツモ!嶺上開花!」

京太郎「おお、すげぇな咲!」

 

咲「ふふーん!京ちゃんに今度教えてあげるね!」

京太郎「え、教えられるものなの?」

 

健夜(非常にやりづらい!微妙にずらされるし、一つのカンで色々な作用をしている!)

健夜(あと、京太郎くんと仲良さそうだね…結構長い付き合いみたいだし…)

健夜(あれ?なんかキャラ被ってない?排除しないと!)

 

健夜(これはもう、久々にやっちゃっても大丈夫かな?)ゴゴゴゴゴ

健夜(使うよ、本気でいこう)

 

~~~~~中略~~~~~

 

優希「ば、バカな!この片岡優希がぁー!!」ウワァァァ!!

まこ「わ、わしはいつ、どこで、あと何回トぶんじゃ?」グッタリ

 

京太郎「すげぇ、あんなに調子よさげな二人を…」

 

健夜「ま、まずは二人」ゼェゼェ

健夜(予想以上に疲れた…もつかなぁ…)ハァハァ

 

咲「むー!なんか避けられて半荘終わっちゃった!!納得いかないよ!!」

京太郎「咲が麻雀でここまでムキになるのって珍しいな」

健夜(あなたまで相手にしてたらこっちがもたないよ!)

 

和「さて、ようやく私の出番ですね、お手合わせお願いします」

京太郎「まこさんと優希は休憩に入るみたいだし…俺もやるぜ、すこちゃん!」

咲「次は逃がさないよ」ゴッ!

 

健夜「きょ、京太郎くん!?危ないからやめといた方が…」

 

京太郎「いや、いいんだ!俺も本気ですこちゃんとやってみたいんだ!」

和「いい心意気です、京太郎君なら大丈夫ですよ」

咲「そうそう!」

 

和「なんたって、私が基礎をしっかり教えていますし」フンス

咲「む」

健夜「むむ」

 

和「それに、オカルトなんてありもしませんから、危険もなにも…」

咲「むむむ!」

健夜「むむむむ!!」

 

和「あ、失礼、お二人ともオカルト(笑)を信じていましたね?」プププ

咲「オッケー和ちゃん、久々にキレちゃったよ」カチーン!

健夜「卓につこうか…」コチーン!

 

健夜「すぐに終わったらつまらないから、ハコ割れしても続行で」

咲「そうですね、そうしましょう」

 

京太郎「あ、なんか嫌な予感が」

和「さて、本気でいきます!」

 

~~~~~中略~~~~~

 

京太郎「と、とりあえず道端の石になろう…そう、誰にも気にされないような…」3200

 

和「京太郎君はオリに徹するようですね」

 

和(にしても…)

 

健夜「…」ゴゴゴゴゴ!

咲「…」ドドドドドド!

 

和(明らかに確率がおかしいといいますか…いやでも…)

 

健夜「和ちゃんだっけ?」

 

和「えっ?はい、そうです」

 

健夜「いい加減認めたら?」

 

和「な、なんのことですか?」

 

健夜「分かってるんでしょ?オカルトのようなものがあるってこと」

 

和「そんなものありません!ええ、ありませんとも…」

 

健夜「でも実際にあなたは、完璧に打ってるはずなのに勝てない、あがれない」

 

和「そういう日もあります!完璧に高い確率選んでも100%ではないので負けますよ!」

 

健夜「そう?じゃあ、これから毎日でもやってあげようか?何回勝てなかったら納得する?」

 

和「そ、そんなわけ」

 

健夜「じゃあいいよ、今から見せるね」

 

健夜「ポン」パタ

 

京太郎「?」

咲「…!」

和「…」

 

健夜「どうぞ和ちゃん、好きなのを捨てていいよ」

 

和「…」トン

 

健夜「ロン、12000」

健夜「これ見てどう?今の鳴きはなんのためだと思う?」

 

和「あ、ありえません…そんなことは」

 

健夜「あなたに当てるためだけの、本来不要な鳴きだよ?」

健夜「何回でもやってあげようか?世界であなたのような雀士は何百人も見てきたよ」

健夜「その全てに同じことをしてあげたよ?大体は自信を失って分からなくなっちゃったね」

 

健夜「ねぇ、和ちゃん」

 

健夜「あなたも結局その一人なの?」

 

和「……期待値とは全く異なった結果が出る卓には何百と出くわしました」

和「ええそうです、確かにオカルトはあるかもしれません」

和「私にはそれを感じることはできませんが、咲さんみたいに感じてる人は沢山いるみたいです」

 

和「……だからこそ」

和「ええ、だからこそ無いと言い切れるのです、オカルトを感じることのできない私だからこそ」

和「たとえ他の人がなんと言おうと、たとえホントにオカルトが存在していても」

和「私にすら影響を及ぼすような、そんなふざけたオカルトがあるのでしたら」

 

和「そんなオカルトありえません!!」

和「せめて私だけは、電脳世界と等しく、確率に平等であるべきです!!」ゴッ!

 

健夜「…!」

健夜(この感覚…オカルトは感じないけど、何か違和感が)

 

咲「カン!」カシャ

 

健夜「っ!また…」

 

和「ツモ、1000、2000」

 

京太郎「ぐはぁ!!親被り!」

 

咲「えっ」

健夜「!?」

 

和「どうしましたか?」

 

咲「い、いや、和ちゃんにあがらせないようにカンしたのに…」

健夜「や、やっぱそうだよね、でも」

 

和「ああ、言いませんでしたか?そんなオカルトありえませんって」

 

咲(和ちゃん、もしかして常時のどっち状態?)

健夜「オカルトを無効化…?それか自分に影響するとこだけ無効化…?」ブツブツ

 

健夜(…いや、オカルトを無視して自分だけ電脳空間と同じ確率を維持できるのかな?)

健夜(……厳しい戦いになりそう)

 

京太郎「と、とりあえず、当たらないこと第一…」1200

 

~~~~~中略~~~~~

 

和「うぅ~!!」二位

健夜「ふぅ…よかった…ホント…」一位

咲「」三位

京太郎「ハコ割れしてないだけマシか…」四位

 

和「あと少し!あと少しで一位になれたのに!!」プンスコ!

健夜「あはは…ここまで苦戦したのは久しぶりな気がするよ…」ゼェゼェ

咲「私なんにも出来なかった…」ズーン

京太郎「そんなこと言ったら俺は銀行してただけだよ…」

 

健夜「まあ、咲ちゃんはもうちょっと違うきっかけがないとダメみたいだね」

健夜(とはいえ、本気で潰しに言ったのに1万削るので限界だったよ!)

 

健夜「京太郎くんは最後らへんはしっかり堅く打ててたし、安かったけどあがれたのはかなり良かったよ」

健夜(かなり本気でやったから、それだけでも十分というか驚きというか…)

 

まこ「はっ!?わしは何を…」

優希「はっ!?た、タコスは…?」

 

京太郎「なーに寝ぼけてんだ優希!もう終わりだぞ!」

 

まこ「もう遅くなったし、今日はここまでにするかのぅ」

京太郎「そうですね」

 

まこ「小鍛治プロ、本日はありがとうございました!」

咲「ありがとうございました!」

優希「ありがとうございました!!」

和「ありがとうございました」

京太郎「ありがとうございました!」

 

健夜「こちらこそありがとうございました!」ニコッ!

 

京太郎「じゃあ帰るかすこちゃん」

健夜「そうだね、今日は晩ご飯なにかなー?」

 

咲「きょ、京ちゃん私も帰るよー!」トテテテ!

 

バタン!

 

まこ「…はああああ、疲れた!緊張したわ!!」グッタリ

優希「そうだじぇ…明日はタコス食べてゆっくりするじぇ…」

和「そうですね、私もいささか疲れました…」

 

まこ「京太郎め、小鍛治プロぐらいは知っておけ!」

優希「まったくだじぇ!!」

和「そのせいで最初はややこしいことになってましたね」

 

まこ「あー、もう、数日分の麻雀はやった気分じゃ…」

 

和「…」

優希「どうしたんだじぇ、のどちゃん?」

 

和「いや、小鍛治プロが帰るとき、笑ってたなと思いまして」

 

優希「?」

まこ「あ、あー!確かに!テレビでもあんな笑顔は見たことなかったわ!」

 

和「…楽しんでくれたのでしょうかね」

 

カン!

 




おまけ

京太郎「すこちゃんすこちゃん」
健夜「なーに、きょーく…」

京太郎「な?」
健夜「あ、あのー、その手にもっているのは?」

京太郎「猫耳だよ!」
健夜「だからバレるの嫌だったのにー!」

京太郎「スク水もあるよ!」
健夜「なんで!?」

京太郎「おばさんが持ってた」
健夜「ちょっと!おかーさん!!何渡してるの!?」プンスコ!

モウイッコカン!
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