こちら清澄高校、旧校舎内麻雀部!   作:ファンの人

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ふふふ、次のインハイのためにも偵察しにいくっす!
奴らの強さの秘密を暴いてやるっす!これさえあれば!
伝説の傭兵も使ったという戦法で侵入するっすよ!


ダンボール!

京太郎「…」

 

ダンボール「…」

 

京太郎「…なんだろこの荷物」

 

ダンボール「…」

 

京太郎「ま、後で開けるか、よーっす!」ガチャ!

 

和「おはようございます」

優希「おはようだじぇ!」

咲「おはよう京ちゃん」

 

京太郎「お、もうみんな揃ってたか」

 

優希「ま、ムロはいないけどな」

和「ムロは実家に帰ってるみたいですね」

咲「いいなぁ…私も福岡行きたいなぁ」

京太郎「福岡なぁ、太宰府天満宮とかがあるんだっけな?」

 

和「さて、練習前にミーティングをしましょう」

優希「ん?なんか決めることあったか?」

咲「もう対外試合については一通り決めたよね?」

京太郎「ああそうだな、他には…」

 

和「まずは、ここ三ヶ月の対外試合の詳細の確定」

和「及び、一月からの練習予定、練習方針を固めましょう」

 

優希「うへぇ…思いのほかやることあるじぇ」

咲「あー、対外試合の日のスケジュールとか?」

京太郎「せっかく対外試合組むんだったら目標はしっかりしておかないとな、とりあえず話し合うか…」

 

京太郎「っと、そうだ、部室前にあったダンボールって誰の荷物?」

 

和「?」

優希「そんなのあったか?」

咲「え?私は見てないし知らないよ?」

 

京太郎「ん?いや、確かに…」ガチャ

 

シーン・・・

 

京太郎「あれ?どこいった?」キョロキョロ

 

?? ササッ

 

??(ふふふ…上手くいったっす!)

??(伝説の傭兵も使ったというこのダンボール作戦!見事に潜入成功っすよ!)

??(京さんに見つめられたときはどうなるかと思いましたが)

??(あのおっぱいさんにも、嶺上さんにもバレてない!いけるっす!)

モモ(このステルスモモの独壇場っす!)

 

京太郎「うーん、気のせいだったのかな…?」

 

和「とりあえず話を始めますよ?」

優希「そうだじぇ!早く戻ってこい!」

咲「まあ、そういうこともあるよ京ちゃん」

 

京太郎「お前は電柱を人と見間違えたこともあるからなぁ」

咲「ちょ、ちょっとその話はいいじゃん!」

 

京太郎「電柱相手に逆ギレする咲…」

優希「さすがの私もヤバいと思うじぇ」

和「良い眼科紹介しましょうか?」

咲「もう!その話はいいからミーティングするよ!」

 

モモ(むむ、なんか楽しそうに話してるっす)

モモ(ま、とりあえず牌譜を…)ススッ

 

京太郎「この前の対外試合の話するなら、牌譜取ってくるわ」スタスタ

 

モモ(へ?)

モモ(きょ、京さんがこっちに…)

 

ドン!

 

京太郎「ってぇ!あ、足の小指がぁぁ!!」

モモ(いたたた…)

 

京太郎「ん?って、これはさっきのダンボール?」

モモ(ま、マズいっす!)

 

和「どうしましたか?」

咲「京ちゃん大丈夫!?」

 

京太郎「い、いや、なんかダンボールに足をぶつけた…」

モモ(今のうちっす!)カサカサ

 

京太郎「あれ?どこいった?」

 

優希「…京太郎、疲れているなら休むじぇ」

和「そ、そうですよ!さっきから言動が…」

咲「京ちゃん、ついにおかしく…」

 

京太郎「ちげぇよ!確かにダンボールが…」

 

和「ん?…京太郎君」ユビサシ

 

ダンボール ガサゴソ

 

京太郎「…あ」

優希「あ」

咲「あ」

 

和「…まあ、そんなことは放っておいて、ミーティングしますよ」

京太郎「はーい、分かりました!」

優希「そうだじぇ!やるんだじぇ!」

咲「うん!そうしようか!」

 

モモ(ふぅ、なんとかバレずに済んだっすね)

 

咲(あれ、どうみても怪しいよね、多分モモちゃんだよね?)ヒソヒソ

和(ええ、なんでバレないと思ったのか)

優希(ふっふっふ、この部室にしのびこむとはいい度胸だじぇ!)

京太郎(ここはいっちょ仕返しを…)

 

京太郎「あー、ちょっと雀卓邪魔だからどけるか」

優希「だったらここら辺がいいじぇ!」

 

京太郎「よいしょっと」ドン

優希「うんうん!これでよし!」

 

モモ(あれ?なんか雀卓に囲まれてませんか?)

モモ(身動きが取れないっす!)

 

和「でしたらこれも…」

京太郎「おう!了解!」

 

モモ(!?、なんか熱いっす!)

 

ダンボール ≡ヒーター

 

京太郎「じゃあこれもここに置いとくか」ヒョイ!

優希「そうするじぇ!」

咲「え?きょ、京ちゃん何を…」

 

ポスン

 

モモ(上になんか乗っかってます!?)

 

    咲

ダンボール ≡ヒーター

 

咲「も、もう京ちゃんいい加減に」スッ

咲「あ」コケッ

 

京太郎「あ」

和「ああ!」

優希「あ!」

 

ドンガラガッシャーン!!

 

モモ「ぎゃぁぁぁぁ!!熱い!熱いっす!!」ジタバタ

咲「う~ん、いてててて…」

 

京太郎「も、モモの大事なおもちが!」

優希「このままだと焼き餅になってしまうじぇ!」

和「別にヤキモチやいてるわけではなさそうですが」

 

モモ「そんなこと言ってないで、これどかしてほしいっす!!」ヒーター&ジャンタク

咲「む~!そんなおもちもってて、この!この!!」

 

モモ「やめて!押し付けないで…ほんとに焼けちゃうっす!」

 

京太郎「この追い打ちですよ」

優希「咲ちゃんの十八番だじぇ、弱ってる相手をいたぶる」

和「それはそうと、そろそろ助けてあげますか」

 

~~~~~救出中~~~~~

 

優希「では」

京太郎「これよりも東横桃子不法侵入裁判を行う!」

咲「被告人は前に!」

 

モモ「え、えーっと、ふとした出来心で」

 

咲「判決は有罪!」

モモ「ちょっと!裁判じゃないっすよそれ!」

 

和「待ってください、裁判長!」

モモ「お、弁護士はちゃんといるみたいっす!」

 

和「弁護側は無期懲役を求刑します!」

モモ「おかしい、弁護とはいったい…」

 

咲「えー?エンコ詰めじゃないの?」

京太郎「ここは餅つきの刑に…」

優希「いや、ここは…」

 

モモ「この人たちヤバいっす!?嶺上さんが特にバイオレンスっす!」

 

咲「さあ、モモちゃん、その胸をこの宮永ホーンでそぎ落としてあげるよ」

京太郎「和のピコピコハンマーを胸にえいえいって…」

和「ふむ…」

 

和「えいえい…怒りましたか?」ピコピコ

モモ「怒ってないっすよ」ポヨンッポヨンッ

 

京太郎「揺れてるおもちが…すばらっ!」

優希「すばらっ!」

 

モモ「ふふーん」ドヤッ!

咲「むむ!」

 

咲「えいえい!…怒った?」グサグサ!

モモ「」チーン

 

京太郎「ああ!!膨らんでたおもちがしぼんだ!」

優希「もはや量産型すこやんだじぇ!」

和「たとえ第一のおもちがしぼんでも、第二第三のおもちが…」

 

モモ「」ガクガク

 

和「…どうしますかこれ?」

京太郎「なんかダメみたいですね」

咲「着払いで送り返せばいいんじゃないかな?」

優希「それがいいじぇ!採用!」

 

その後、鶴賀に真っ赤なモモが届けられましたが、今日も清澄麻雀部は平和です

 

カン!

 




おまけ

ゆみ「なんだ、久々に来たのにモモは休みなのか?」
智美「そうみたいだなー」ワハハー

鶴賀1「ねえねえ、このダンボールなにかな?」
鶴賀2「開けてみようか」

ガサゴソ、パカッ

モモ「」チマミレダヨ!

ゆみ「」
智美「」
鶴賀1「ひ、ひぇぇぇぇ!!」
鶴賀2「きゃあああぁぁぁぁ!!」

ゆみ「な、なにがあったんだ!?」
モモ「か、蒲原先輩、やっぱダンボールじゃ無理じゃないっすか…ガクッ」

ゆみ「…おい蒲原、なにを吹き込んだ」
智美「ワハハ…ま、まさかホントにやるとは…」

モウイッコカン!
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