そして、ネタ詰まりの挙句、なぜか先の展開の方だけ書けてしまうという事態に(自分で言っててよく分からないことに)
展開的に原作の1stラウンドが終わり、2ndラウンドが始まるところまで飛びます。
まず完璧側は原作通り、グリムリパー、ジャックチー、ポーラマン、ネメシス、マーベラスが参戦。
そして正義超人軍の援軍に、回復したテリー・ザ・キッド、セイウチン、スカー・フェイス、ジェイド。
第一試合はテリー・ザ・キッドVSマーベラスとなったところから物語を始めます。
一応、端折りすぎなので間を埋めるお話も投稿できたらと思います。
カーン!
『さぁ! ついに過去の世界より帰ってきた
「俺の力を見せてやるぜ!」
ブン ブン ブン
テリー・ザ・キッドが開始早々フックを振り回していく。それをマーベラスは軽々と避ける。
『先手を仕掛けたのはキッド! 物凄い攻撃だ! 父テリーマンばりのナックルパート! しかしマーベラス軽々と見切っているぞ!』
「
ドゴォ
『あ――――――っ! マーベラスの突き出した右の掌底がキッドの顔面をとらえた――――――っ!!」
「ぐぅ!」
「これではスパーリングにもならんな」
ガコォ
「マーベラス! 追撃で左の前蹴りをテリー・ザ・キッドの顔面にくらわした――――――っ!!」
テリー・ザ・キッドは後ろによろめくが、踏ん張ってダウンを防いだ。
「これならどうだ――――――っ!!」
『キッド! マーベラスに向かってショルダータックルだ!』
「キュワキュワ、単純な動きだな」
マーベラスがキッドの足下に視線を向けた。
シュタン
『キッド! ショルダータックルの体勢から飛び上がった!』
マーベラスは瞬時に体を前転させる。
ガゴン
マーベラスは飛び上がったキッドの左膝に自身の体重を乗せた右のかかとをおみまいした。
「ぐああああ!!」
キッドは苦痛の悲鳴をあげ、左膝をおさえながらリングのマットに転げる
『これは凄い! マーベラス! キッドのショルダータックルのフェイントからの飛び膝蹴りを読んで、胴回し回転蹴りをキッドの膝に喰らわせた!』
「下等超人ごときのこそくなフェイント技など容易に読める。お前は私にかすり傷一つすら与えられずに敗北するのだ」
「舐めやがって!」
キッドは右膝の痛みに耐えながら立ち上がった。
「立ち上がると痛かろう! すぐに寝させてやろう!」
マーベラスが右のローキックで、テリー・ザ・キッドの左膝を狙った。
がしぃ
キッドはマーベラスの右脚をタイミングよく左手でキャッチした。
『お――――――っ! キッド! マーベラスのローキックを読んでいたかのように左手でとらえた!』
ゴロン
キッドはマーベラスの右脚をとって、バランスを崩しリングに寝させ、すかさずスピニングトゥーホールドの体勢に入った。
グギィン
「ぐうう!!」
マーベラスにキッドの技が効いている。
『出た――――――っ!! テリー一族伝家の宝刀スピニングトゥーホールドだ――――――っ!! ここまで劣勢のキッドでしたが、ようやく反撃に出ました――――――っ!!』
「過去の世界でロビンマスクが教えてくれたのさ。ウィークポイントは相手に狙われる弱点であると同時に、相手の動きを確定させる要素でもあるんだってな」
「なるほど、完璧超人である俺ならそこを攻めると予測したわけか」
「さて、技の動きを容易に読めるとか、かすり傷すら与えられないといったのはどこのどいつかな?」
テリー・ザ・キッドがマーベラスを煽る。
「キュワキュワ、俺を怒らせるとはな! ここからは手加減できんぞ!! ライジングドラゴン!!」
マーベラスの両肩の龍が動き出し、キッドに襲い掛かった。
がぶぅ
「うおっ!」
『あ――――――っ! マーベラスの両肩の龍がキッドの両腕に噛み付いた――――――っ!!』
「キュワ!」
マーベラスはキッドにできたスキを見逃さずにスピニングトゥーホールドから脱出した。
「お前の親父の時代では通じたかもしれんが、このマーベラスにそんな古臭い技が通用すると思うな!」
『さらにマーベラスの両肩の龍がキッドの腕を交差させたまま、つるし上げ、なにやら固め技に入ったぞ!!』
「双龍・トグロ固め――――――っ!!」
グキ グキ
『マーベラスの両肩の龍を利用した拷問ストレッチ技でキッドの背骨が軋む――――――っ!!』
「ぐああっ!!」
テリー・ザ・キッドが苦痛の悲鳴をあげた。
「よほどお前の血は旨いと見えて、紅龍と蒼龍が喜んでおるわ~~~~~~っ!」
「くっくっく……」
テリー・ザ・キッドが笑い始めた。
「どうした? 出血多量で頭がおかしくなったか?」
「な~に、昔俺が対戦したレックスキングの噛みつきに比べたら、全然弱い噛みつきで安心しちまったのよ!」
ガギャ
『キッド! 両の腕を強引に外した!』
「どおりゃあ!」
ずがぁん
『キッド! さらに足腰の力だけでマーベラスの身体を浮かせ、脳天をマットに叩き付けた――――――っ!』
「ぐぅ!」
「まだまだ!」
ぎゅーん
『キッド! マーベラスを抱えて上空へ高くジャンプ!』
その様子をネメシスと闘っているスカ―フェイスが考察した。
「俺と闘った時は身体も出来上がっていないところもあってパワー負けしているところがあったが、ロビンマスクとタッグを組み始めたあたりから第二の成長期が来て、身体もできあがりパワーもついてきたようだ。昔のキッドなら力不足で脱出できなかった技も何とか抜けられるようになったみてえだな」
テリー・ザ・キッドは空中でマーベラスの後頭部に両手をそえつつ右膝を載せた。
「カーフブランディング!!」
『出た――――――っ!! テリーマンが得意としていたカーフブランディングだ――――――っ!! これで勝負あったか――――――っ!!』
びきん
その時、テリー・ザ・キッドの右膝に激痛が走った。
「ぐわっ!」
「キュワキュワ、どうした? 技のかかりが浅いぞ?」
ぐいっ
『あ――――――っ! 技のかかりが甘くなったところを狙われた! マーベラスがカーフブランディングから脱出!!』
「そういえばうちのネメシスと闘っているスカ―フェイスがお前の技の改良版を使っていたようだな。しかし、このマーベラス様にかかればより強い改良版が可能となる」
ガキィ ガキィ
『マーベラス! 両膝をキッドの後頭部にのせて両の手をそえる! 更に両肩の龍でキッドの両腕を固定するように噛みついた!』
その様子をスカ―フェイスが見て驚いた。
「あ、あの技は!?」
「これがカーフブランディングの完成形! マーベラスブランディング!!」
ずがぁぁん
『決まった――――――っ!! マーベラスブランディングによってキッドの脳天がマットに強烈に叩き付けられた――――――っ!! スカ―フェイスが編み出したバッファローブランディングに比べ、こちらは双龍を駆使した分、より威力の高いものとなった――――――っ!』
絶体絶命の一撃!!