空の境界 偽典福音/the Garden of false   作:旧世代の遺物

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 ようやく序盤も終わり、壮絶な中盤戦が始まる前にこれまでの大まかな流れや人物設定を整理しておこうと思ったので、繋ぎとしてどうぞ。
「0/彼方を継ぐ者」に関する情報は終盤に入ってから記載します。



世界・人物設定/1

【時系列・事象】

 

 

「0/彼方を継ぐ者」

 

 

 戦国時代中頃:荒耶宗蓮、出生。

 

 1596年3月:全ての始まり。彼は『彼女』に出会った──。

 

 1986年春:荒耶宗蓮、両儀織と出会う。織はこの時6歳。

 

 

「2/殺人考察(前)」

 

 

 1995年3月:黒桐鮮花、両儀織と出会う。彼女はまだ、真相を知らない。

 

     4月:白純里緒、黒桐鮮花及び両儀織と出会う。

 

     7月:白純と鮮花の最初で最後のデート。

      :白純、鮮花に告白するも玉砕。後に荒耶宗蓮と出会い『特別』となる。

      :最初の殺人事件が発生。荒耶の計画が始動する。

      :鮮花、名無しのシキと出会う。

 

     9月:体育祭にて浅上藤乃と両儀織が出会う。

 

    12月:黒桐幹也と名無しのシキが出会う。

       :白純と名無しのシキが出会う。

 

 1996年2月:鮮花とシキと白純の最後の会話。三日後に白純が失踪し、織が不安定になる。

 

     3月:鮮花が織に告白する。織は保留したまま応えを返さず。

      :雨の夜、謎の人物が鮮花を襲う。この時、謎の人物に彼女を殺害する意図はなかった。窓から様子を見ていたシキが彼女を救う。そして自ら車に轢かれ、昏睡状態になる。彼の真意は不明のままだった。

 

 

「?/偽典福音」

 

 

 1997年?月:『相克する螺旋』にて荒耶と白純が『匣』を起動させる。

       一つの虚構の始まりにして終わり。匣はただ静かに決着の時を待っている。

 

 1999年3月:運命の終焉。ここに無価値なる偽典への福音は確かにもたらされた。

 

 

「3/伽藍の洞」

 

 

 1998年3月:鮮花が高校を卒業。織の見舞いの時に荒耶と会話する。

 

     5月:鮮花が大学の展覧会で一つの人形に目を惹かれる。既に橙子と知り合っていた幹也の助けを借り、「伽藍の堂」に辿り着く。

 

     6月:鮮花と橙子が出会う。鮮花は織と自分を守る為に橙子に弟子入りする。

       :織が昏睡から目覚める。荒耶も彼と再開を果たす。

       :白純とコルネリウス・アルバが出会う。

       :荒耶が転勤し、代理として橙子が織の担当を受け継ぐ。

       :覚醒から七日後、死者の群れに襲われた橙子と織は病院で応戦。織の「直死の魔眼」が開眼する。

       :織が退院する。この時に彼は名無しのシキの死の意味を悟る。

       :荒耶の計画が第二段階に突入する。選ばれた六人が活動を開始する。

 

「4/痛覚残留」

 

 

 1998年7月中の出来事。

 

 

「5/未来福音」

 

 

 1998年8月中の出来事。

 

 

「1/俯瞰風景」

 

 

 1998年8月:巫条ビルで浮遊する幽霊の群れが確認される。

      :黒桐鮮花が魂を取られる。織は単身巫条ビルに向かうも、敗北。橙子にフックシュート付きの義手を作製してもらう。

      :織が巫条ビルの幽霊と再戦し、勝利。鮮花の魂が肉体に戻る。

      :一連の騒動の原因だった巫条霧絵が橙子と織との会話の後、投身自殺。直前に玄霧皐月と出会い、その死の価値を永遠のモノとした。

      :玄霧が荒耶の忘却を再生する。

 

 

【人物設定】

 

 

【両儀織】

 

 第一の主人公。

 両儀式の代用品。あるいは代行者。

 遥か昔に何らかの霊的手術を受けた結果、純血を失った両儀家から生まれ落ちた不完全な『最高傑作』。

 どちらも男の人格を持つ二重人格者であり、陽極のシキと陽中の陰の織を内包している。

 本来は女の肉体に男の人格を潜ませた『式』として生まれてくる筈であったが、男として生まれた為に『式』の片割れである『織』の名を借りる事となった。その為もう一つの男人格には名前がない。

 男の肉体に男の人格しか持たない彼では太極にはなり得ないが、受け継がれた女性の因子によって補っている。

 

 己の存在意義や価値が「両儀式の代わりである」ことに依存している事を知っている為、極めて虚無的な性格。

 自身が異常である事すら借り物だと悟った時から誰にも心を開く事がなくなったが、黒桐鮮花との出会いでその在り方に疑念を抱くようになる。

 

 

【黒桐鮮花】

 

 メインヒロイン。

 本来は1998年時点では15歳だが、本作では18歳。

 黒桐家で育てられた為、礼園には通っていない。

 ある事象が起きなかった為に兄である幹也に恋慕を抱かなかった為、織に惹かれていく事になる。

 特別である事を望みながら普通である事も体現している。結果的にその中庸とも言える在り方は織の理想となり、彼の拠り所となっている。

 

 

【荒耶宗蓮】

 

 第二の主人公。

 死の蒐集家。あるいは『彼方を継ぐ者』。

 本来の世界では孤高の魔術師として独り螺旋(セカイ)の果てに挑むが、今作ではある人物とのありえない出会いの結果、彼と彼を囲む世界の運命を大きく歪めていく事となる。

 現在では長すぎる時の中でその運命の始まりに関する事は殆ど忘却しているが……?

 

 

【白純里緒】

 

 ライバル。死に逃避して自我する起源覚醒者。

 本来なら両儀式と黒桐幹也に愛情を抱いているが、本作では鮮花に愛情を向けており、織を乗り越えるべき理想の体現として見ている。

 荒耶に見初められた最初にして最大の手札であり、その特異な起源を生かして絶大な力を手に入れている。

 今はただ、来るべき時に向けて虎視眈々と牙を磨いている。

 

 




 前書きの通りまだ痛覚残留が投稿できそうにない為、繋ぎもとい設定の整理の為の投稿です。
 まだ隠している設定は大量に存在する為、終盤に入ってから/2を投稿しようと思います。

 感想等があれば気軽に書き込んでください。全て返答致します。
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