ある男は世界を救えなかった。だから女は男を救うことにした。
 あるシキは「式」に成れなかった。だから「織」の名を借りることにした。

 悠久より受け継がれし因果の果て、二つの運命は絡み合い相克する。
 この物語は偽典(いつわり)である。
 原典が無くては存在すら有り得ない偽物、贋作、紛い物。
 されど、無価値であっても無意味では無い。
 ────なぜなら、同じ存在(モノ)は二つと有り得ないのだから。

 ※空の境界の両儀式の男体化モノです。ヒロインは鮮花ですので何でも許せる方向けとなります。
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