空の境界 偽典福音/the Garden of false   作:旧世代の遺物

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不定期更新です。


痛覚残留/2

 

    /1

 

 

 わたしは春菜と別れた後、真夏の猛暑に曝されている街を一人歩いていた。

 理由はもちろん、その行方不明の後輩を探す為だ。

 正直、そういう手合いの人間とは関わりたくもなかったが、命が懸かっているとなれば断るわけにもいかなかった。

 そもそもこんな焼け付くような太陽の中、手掛かりすら掴めない人物の為に歩き回るなんて事自体が気が進まないのだが。

 

「はぁ、調べるなら夜の方が良かったかなぁ」

 

 わたしは誰にでもなく呟く。

 街は人でごった返し、熱はアスファルトに集められ、蒸すように暑い。

 気付けば汗でべたべたになっている肌が不快感を催す。

 もう引き返そうかと思っていた時、どことなく違和感がする人物とすれ違った。

 その人物は少女のようで、黒い礼服じみた服を着た、いかにもお嬢様といった感じだが、違和感を感じたのはそこではない。

 その礼服の少女は片手で腹を押さえ、よろよろとした足取りで何処かへ向かっている。

 もしかして、具合が悪いのだろうか。

 気になったわたしはおもむろに声を掛ける。

 

「ねぇ、ちょっとあなた」

「──はい。わたしですか?」

「ええ。なんだか具合が悪そうだけど、大丈夫?」

 

 彼女ははっとした顔で問題ないと言う。

 だが額からは明らかに気温によるものでない汗が流れ、呼吸も少し荒い。

 このまま放っておいてはいけないと思ったわたしは咄嗟に彼女を引き留める案を思いつく。

 

「でも、なんだか疲れてるみたいよ。そうだ、あの喫茶店で休んでいかない?」

 

 彼女も疲れていたのか素直に頷く。

 わたしたちは一先ず近くにあった喫茶店──アーネンエルベに入店する。

 

「ごめんなさい。わたし、持ち合わせがないのに……」

「気にしないで。いきなりこんなこと言ったのはわたしなんだし」

 

 それからはしばらく他愛のない話に興じる。

 どうにも彼女は厳格な事で有名な礼園女学院の生徒らしく、病院の定期健診の為に外出を許されているのだという。

 わたしもまた街を彷徨いていた理由を説明する。

 

「そうね……わたしは人探しよ。ちょっと友達に頼まれてね。……こうして出会えたのも何かの縁だし、ほら」

 

 そこで名前と連絡先が書かれた名刺を渡す。

 これも突然引き留めてしまった事に対する礼というものだ。

 

「わたしは黒桐鮮花。あなたは?」

「……浅上藤乃です」

 

 彼女はお嬢様らしく上品に名乗る。

 どうやらもう体調は良くなっているようだし、ここらで別れることにする。

 

「今日は楽しかったわ。それじゃ、困り事があったらそこに連絡してね。いつでも請け負うから」

「重ね重ねありがとうございました。黒桐さん。……機会があれば、また」

 

 そうしてわたしたちは店を出て別れた。

 ──彼女は何故か哀しげな顔でごめんなさい、と呟いた。

 

 

    /2

 

 

 時刻は午前十二時。

 不夜城のように喧騒の絶えない街の外れにて、惨劇が始まる。

 それはきっと、当たり前には起こりえないこと。

 しかしきっと、当たり前にも起こりえること。

 

「■■■■────‼︎」

「啓太さんの居場所、本当に判らないんですね」

 

 冷たいコンクリートの地面に、びしゃりと生暖かい血液が飛び散る。

 不思議な事にその青年の両腕は螺子のように曲がり、ただ血液を撒き散らすスプリンクラーになっていた。

 

「な、な、なんで──⁉︎」

 

 彼女はただ立っているだけだというのに、青年の両腕は捻れ飛んだ。

 痛みよりも先に、その理解不能な状況が頭を疑問で支配する。

 

(まが)れ」

 

 浅上藤乃は呪いを繰り返す。

 その度に青年の体は次々と捻じ切れていく。

 幾度目かの呪いが、残った頭と胴体を螺旋に変える。

 ──夥しい量の血が、倉庫街の地面に赤いカーペットを敷いていく。

 

「ごめんなさい。わたし、こうしないといけないんです。わたし──復讐しなくちゃいけないから」

 

 藤乃は歪に、心から愉しげに微笑む。

 ああ──わたしは今、生きている。

 形容しがたい感覚が、背中を駆け巡る。

 

「──ふん、やはりこうなったか」

 

 背後から、聞いた事のある声が耳に染みる。

 

「あなた──」

「……浅上藤乃。やっぱり、おまえだったのか」

 

 夜の闇に溶け込むような黒い男は、足音もなく血の池に踏み込む。

 彼は少しだけ惜しそうに彼女の名を口にした。

 

「……こうなるって判っていたなら、どうして止めなかったんですか」

 

 藤乃は自分の凶行にも関わらず、敢えて止めなかった彼を咎めた。

 

「オレは確かめたかっただけだ。おまえの復讐がホンモノかどうかをな」

 

 彼はそこに転がる肉塊を睨む。

 

「だが違うらしい。おまえの殺人はただの殺戮だ。復讐するのなら、そいつを殺す必要はなかった」

「違いません! それはこの人がわたしを傷つけようとしたから……!」

「だから殺したのか。なら最初からそいつに関わらなければよかった。おまえは復讐の為に無関係な人間を巻き込んだ。殺人を最終目的とした殺人。これを殺戮と言わずに何だと言うんだ」

 

 男は藤乃を咎める。

 彼女は困惑する。記憶の中にある彼はどことなく無気力さを纏っていたのに、今は静かながら鋭い殺気に満ちている。

 

「……一応聞いておくが、このまま大人しくついて来る気はないか? それなら仕事も楽になる」

 

 つまりそれは応じなければ殺すという事。しかし応じてしまえば彼女の罪は明らかになってしまう。

 なら、採るべき選択肢は一つしかない。

 けれど──。

 

「どうして……どうして来たんですか! もう会わないって決めたのに! あなたを傷つけたくなんてないのに、そうするしかなくなったじゃないですか……!」

 

 彼女は記憶の中に居る彼の姿を消し、覚悟を決める。

 一度決めてしまえば行動は早かった。

 藤乃の紅の瞳に、赤と緑の螺旋が宿る──。

 

 

    ◇

 

 

 行方不明の後輩、湊啓太を探すにはやはり彼の同類達が活発になるであろう夜が良いだろうと考えたわたしは彼らが遊び場にしているであろう場所に行く事にした。

 正直、そんないかがわしい場所に立ち入るのは抵抗があったけど、仕事となれば仕方がない。

 最終目的は湊啓太を見つけることだが、その為の新しい手掛かりが見つかったのだ。

 なんと彼らは常習的に女子高生を脅しておぞましい行為を要求していたという。

 しかもその少女は最後の日にも彼らに同行させられていたらしく、啓太と共に行方不明になっているのだ。

 虫酸が走るような話だが、彼だけでなくその少女の身も危険に曝されていると考えるとそんな嫌悪感は瑣末にしか思えなくなる。

 そうして立ち入ったカラオケルームの店員に話を聞くと、なんとその少女はすぐ近くの人気のない倉庫街で湊啓太の行方を彼の友人に訊ねているという。

 

 ──冗談じゃない。そんなヤツの考えることなんて一つに決まってる──。

 

 それだけを聞いたわたしは、倉庫街に向かって駆け出した。

 

 

    /3

 

 

 藤乃の瞳に宿る二色の螺旋。それを認識すると同時に男──織もまたその瞳に蒼い極光を灯す。

 二つの魔眼。二人の異能が激突せんとする瞬間、ある異物によってそれは遮られた。

 

「藤乃さん……? それに織? あなた達、どうしてここに──」

 

 現れたのは白いワンピースに桜色のサマーカーディガンを羽織った女、黒桐鮮花だった。

 彼女は今の状況──床一面に叩きつけられた紅を見て唖然とする。

 

「な、何よこれ……! ねぇ、何が起きたのよ……!」

 

 よく分からない形状の肉片と街灯に照らされる紅。その上で睨み合う二人。

 それは常人より遥かに聡い鮮花でも理解不能な状況だった。

 

「ち、違うんです! わたし、わたし……!」

 

 唐突すぎる知り合いの登場に藤乃は狼狽する。

 ──彼女にも見られた。見られてしまった。

 その脅迫めいた現実が、藤乃から判断力を奪い去る。

 そして藤乃は焦りから、無意識に()()()()()()()()()()()()()

 

「────この莫迦‼︎」

 

 瞬間、骨が砕け散り、肉が弾け飛ぶ音が閑静な倉庫街に響き渡る。

 

「──嘘、でしょ、織──」

 

 だがその螺旋が鮮花を捻じ切る事はなかった。

 織がそれを認識した瞬間、持てる全ての力を速度に変えて彼女を突き飛ばしたからだ。

 だが、その代償は重かった。

 何故なら、織の左腕は肩ごと捻れ、見るも悍ましい形になっていたのだから。

 織は痛みと大量出血による血圧低下で膝をつく。

 

「い、いやぁ! お願い、しっかりして! こんなのって……!」

 

 織は痛みに呻きながらも藤乃を睨み続ける。

 どうやら自分よりも鮮花を傷つけようとした事が許せないようだ。

 彼はこれまでに見せたことがないほどの殺意を、藤乃に向ける。

 たが──。

 

「だめ! お願いだから織だけは! 殺すなら……わたしを殺してっ!」

 

 鮮花は急速に思い出した。

 自分が二年前、織に守られたことを。──自分では織を守れなかったことを。

 もう、あんな気分は二度と御免だ。今度からは──自分が彼を護る。

 そんな想いが、本能さえ超えて彼女を突き動かす。

 彼女は藤乃の前に立ち、織を庇う。

 膝は震え、歯も鳴っているが、瞳には爛々とした決意が灯されていた。

 

 藤乃は、ただ呆然と二人を眺める。

 自分を睨みつける彼。自分に怯える黒桐鮮花。

 かつて唯一手を差し伸べてくれた先輩。自分の苦しみに気付き、案じてくれた女性。

 その二人は自分によって傷つき、自分に敵意を向けている。

 

 ──傷つけたくなかった。

 ──傷つけられたくなかった。

 

 彼らの暖かさが、今は藤乃の傷となる。

 

 ……わたしの所為で二人は。……わたしの復讐が、二人を。

 わたしは、あの人達を裏切ったんだ────。

 

 その絶望的なまでの罪が、藤乃のココロを刺し貫く。

 

「ああ……ああぁぁぁぁぁぁっっっ‼︎‼︎」

 

 藤乃は叫びをあげる。その激情に伴って街灯が、コンテナが、地面さえも捻れ飛んでいく。

 

「こいつはまずいな……! 鮮花、逃げるぞ!」

「ええ! でも、それより左腕が──」

 

 織は左腕から血を零しながら、鮮花の手を引いて走り抜ける。

 目的地は一つ。あの人形師が拠点にしている地──『伽藍の堂』だ。

 

 彼は胸に(つか)えるものを感じながら、脇目も振らず疾走する。

 

 ──面倒な事になったな。色んな意味で。

 

 脳裏に浮かぶのは鮮花の事、藤乃の事、左腕の事。

 面倒事ばかりが増えた事に織は歯嚙みするが、今は左腕の治療を最優先する事にした。

 

 

    ◇

 

 

「本当に大丈夫なんでしょうか。橙子さん」

 

 使い物にならなくなった為左腕を切り落とした織を尻目に鮮花は橙子に問う。

 橙子はその代わりとなる義手を作製しながら答える。

 

「まあ、左腕に関しては問題ない。どちらかというと失血の方がまずいんだが、それも回復しつつあるとは、流石は両儀だな」

 

 飄々と橙子は語るが、鮮花は不安を拭えずにいた。

 当然だ。この一時間の間に彼女が見たものは尋常ではない。

 豹変した浅上藤乃。魔眼を煌めかせる織。

 肉片と血潮の上で睨み合う二人。

 彼女には何故そんな状況に至ったのか分からなかったが、織にとっても最悪の事態だったに違いあるまい。

 それに──。

 

「……おまえ、どうしてあんなことをしたんだ。今回は運が良かったが、本当に殺されていたかもしれないんだぞ」

 

 織は底冷えするような声で言った。

 彼が憤慨しているのは鮮花があそこに来たことではなく、自分を庇おうとした事だ。

 彼は自分の左腕が潰された事ではなく、鮮花が自らを危険に曝した事を怒っていた。

 

「──ごめんなさい。わたしが来ていなければこんな事には……」

「そこじゃない。どのみち殺し合うつもりだったんだ。おまえが庇い立てる必要なんて少しもなかった」

「だって、あのままじゃ織が死ぬかもしれないと思ったから……。あなたなら逃げられたかもしれないけど、そう考えただけで我慢できなくなった。だから」

「だから庇った。無意味かもしれないと分かっていても。……まったく、なんて無鉄砲なヤツなんだ。──でも、ありがとよ。おかげで腕一本で済んだからな」

 

 織は一応の礼をする。しかしそれだけで怒りが治ったわけではなかった。

 

「ただ、もう二度とあんな真似はするな。心臓が何個あっても足りたもんじゃない」

「はい、ごめんなさい。でも、あなたも同じよ。もうできる限り無茶はしないで」

 

 努力はするよ。と織は返す。

 これで二人とも一応納得したようだった。

 そんなどこまでも純真な二人を見て、橙子は笑う。

 まったく、こいつらは似ていないようで根は同じなのかもしれないな、と。

 

「……ずっと訊きたかったんだけど、藤乃さんとあなたが睨み合っていた理由って……」

「おまえの察する通りだよ。あの猟奇殺人事件、あいつが犯人だったという事さ」

 

 織は少しだけ残念そうな顔をする。それは何の故か。

 だがむしろ織の方が訊きたい事があるようだ。

 

「藤乃さん、だと? おまえ、あいつを知っているのか?」

「ええ。今日の昼間に街で会ってね。そこで知り合ったんだけど……その口ぶりじゃあなたの方がよく知ってるみたいね」

「ああ。その事件当日に路傍で蹲ってたもんでな、一晩だけ泊めたんだよ──っておい」

 

 瞬間、織は何ら含みを入れずに答えたというのに、鮮花は凍りつく。

 その何とも形容しがたい妙に味のある顔を見て、織は噴きだしそうになる。

 

「おまえな、別に何かされたわけじゃないんだし、そんなに驚くか?」

「……ナンデモゴザイマセン」

 

 片言で鮮花は返すが、その焦りとも驚きとも言い難い態度がなおさら面白い。

 

「何と言うかな。オレは昔から──それこそ二年前からあいつを知っていたんだよ。体育祭の日のことさ、おまえが見たっていう。あの時にオレが運んだ女──そいつがあの浅上藤乃なんだ」

「そんな……それじゃあなたは、それを知っていたから彼女を止めに?」

「いや、オレもあの時まで犯人とは気づかなかった。とてもそうは見えなかったからな」

 

 口にはしなかったものの、織は内心間違いであって欲しかったと思う。

 理由は分からない。けれど、何故か彼女を殺したくはないと思っていたのだ。

 

「できる限り無傷で連れ帰るってのがオレの仕事だった。だが無駄に終わった」

「……でもあの子、苦しそうだった。きっと不本意だった筈よ」

 

 織は押し黙る。

 ここで反論してもさらなる反論が返ってくるであろう事は想像に難くないからだ。

 

「それはともかく、あいつは無関係な人間を殺した。自分の復讐の為だと言って。多分、復讐を完遂するまであいつは止まらない。なら、今やるべきことは二つだ。一つ、浅上藤乃を抹殺する。二つ、その相手を見つけて差し出す」

「……一つ目は論外ね。二つ目も同様よ。けれどそいつの手掛かりだけは今掴みかけている所よ」

 

 織は彼女の仕事の早さに驚嘆する。というよりも、彼女が別件の依頼を請け負っていたにもかかわらず結果としてこの事件に絡んでいたという奇妙な因果にだが。

 

「なら、やるべきことは決まりだ。浅上はこれからも衝動的に殺人を犯す。そいつに辿り着くまでな。なら、おまえが先に見つけてしまえばいい。対処はそれから考える」

「ええ。ならもう待っていられない。彼女にこれ以上殺人を犯させない為にも」

 

 鮮花はすぐにでも見つけると意気込むが、不安を拭いきれずにいた。

 もし、その後輩を先に見つけて保護したとしたら。もしかしたら彼女は対処を見失った事で更に罪を重ねるかもしれない。

 それを防ぐ為には後輩を差し出すのが最善に見えるが、そんなことは契約違反どころか人道に背く行為だ。

 対して藤乃本人を殺害する。これは最悪だ。わたしは彼女の人となりと置かれた状況を知ってしまっている。そんな彼女が罪人とはいえ殺されていい道理がない。

 そして何より──織自身が露骨に殺したくないとまで示してくれているから。

 そう、彼女は自分の知る限り初めて織が手を差し伸べた人物なのだ。そんな彼の初めての優しさを──彼自身が無意味にしてしまうなんて許せない。

 しかし、説得するにしても恐慌状態の彼女に会話は通じないだろう。

 ──もう、全て手遅れなのかもしれない。

 それでも、彼女を救いたいと思った。何よりも、織自身の為に。

 

「それじゃ、行ってくるわ。あなたは大人しくしておくこと。いい?」

「ああ、わかったよ。なら急げ。何も起こらない内にな」

 

 そうして急ぎ足で鮮花は退室する。

 残された織は作業を続ける橙子と退屈凌ぎに会話する。

 

「……ふむ、おまえと浅上藤乃は旧い知己、そしてこんな形で再会を果たすとは、奇妙な事もあるものだ」

「いや、オレはあいつに名前は教えていない。そもそも知己といってもほんの一瞬だったんだ。それなのにお互い憶えてるときた。ホント、出来すぎているのかもな」

 

 織は、少し感傷的になりながら浅上藤乃という少女の事を欠けた記憶の中から引っ張り出す。

 ……駄目だな。何も思い出せない。重要な事は何も。

 ただ、彼女を背負って運んだという事実しか憶えていない。

 

 彼はそこで思考を打ち切り、今後の対処について考えていくことにした。

 どうせ何も記憶していないのだ。なら、後は鮮花が帰って来てからでいいだろう。

 

 珍しく紫煙に覆われていない部屋の中、織は一旦睡眠を摂ることにした。

 

 




 今回もお読みいただきありがとうございます。
 鮮花さん漢気全開です。
 原作とは打って変わって藤乃を殺したくないと思っている織。果たしてそんな彼の情は身を結ぶのでしょうか。
 
 感想等気軽に書き込んでください。その一つ一つが作者の燃料になります。
 それと評価していただければ幸いです。

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