空の境界 偽典福音/the Garden of false   作:旧世代の遺物

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殺人考察 (前)/4

    

 

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 ある男は言った。

 僕は壊れていると。

 僕は狂っていると。

 だから僕も彼と同じ、異常(とくべつ)であると。

 その男は言った。

 だから彼にもそれを分からせてやらないといけないんだって。

 僕達は、当たり前に生きていく事なんて出来ないと。

 

 僕はその言葉を聞いてクスリでも得られない程の歓喜を味わった。

 だって、僕は特別だという事が証明されたも同然だから。 

 他でもない、魔法使いがそう認めているんだ。

 その魔法のおかげで僕はこんなにも強くなった。

 これならあの二人も僕を認めてくれる筈。

 方法は僕に任せるとその男は言った。

 

 ──だから僕は、僕にしか出来ない方法で、彼を本当の自分に戻してあげる事にした。

 

 

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わたしの夏休みは、一つの蟠りを抱えたまま幕を下ろした。

正直、友人のあんな姿を見て思うところがない筈もない。

わたしには、どうにか彼が立ち直ってくれることを祈るしかなかった。

 

 

    ◇

 

 

 九月。

 今日は体育祭の日だ。

 僕は程よく手を抜いていたおかげで、選抜選手には選ばれることはなかったものの、代わりに救護役に選ばれてしまっていた。

 ……中学生の頃までは本気で授業を受けていた所為で毎年選抜されてしまい、余計な注目を浴びることになっていたのだからまだマシだろう。

 ……運動部からの執拗な勧誘は本当に鬱陶しかった。

 因みに黒桐鮮花はその抜群の運動能力で複数の競技の選手に抜擢されている。

 

 面倒事とはいえ、引き受けた仕事は完遂するのが僕、延いては両儀家の主義だ。

 そうして問題がないか練り歩いていると、とある生徒と出会った。

 その生徒はどうやら他校の中等部の女生徒らしく、足を酷く挫いてしまっている様に見えた。

 だが、 不自然にもその生徒は痛がる様子も無く周囲に助けを求めようともしていない。

 その違和感から僕は、無意識に彼女の肩に手をかけていた。

 

「君、痛くないのか?」

 

 彼女は信じられない、という表情で此方に振り向く。

 そして頑なにその言葉を拒絶する。

 

 その無機質な、昆虫を思わせる瞳。

 何故だろう──彼女は僕に少し似ている様に思えてしまう。

 どこか異質で、でもその事実を認めたくない。 常識に溶け込んでいたい。そんな、許されない感傷。

 ……何を考えている。

 今はとにかく仕事を優先するとしよう。

 

浅上藤乃(あさがみふじの)……」

 

 そうして彼女の足に触れると、その傷の深さに僕は顔を顰める。……彼女は少しも痛がっていないというのに。

 これだけの傷なのに、どうして耐え続けてきたのか。

 その愚かさに我慢できなくなった僕には、言ってやらなければならない言葉がある。

 

「痛かったら、痛いって言えばよかったんだ。いいかい、傷は耐えるものじゃない。痛みは訴えるものなんだ」

 

 ……どの口がそれを言う。つくづく自分の自己欺瞞に嫌気が差してきた。

 一番分かってないのは、僕ではないか。

 

 その言葉に浅上は『そんなこと、考えもしなかった』といった顔をしている。

 

 そうして僕は彼女を背負い、保健室まで運んで行く。

 彼女は不思議と夢でも見ているように微睡んでいた。

 

 そうして彼女を保健室まで運び終えると、僕はそれ以上何も言わずに立ち去った。

 彼女は無機質ではない、名残り惜しそうな眼差しで僕を見送っていた。

 

 

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 季節は冬。

 誘われて、昼食を二人で摂る事になった。

 場所は屋上で周囲には男女の二人組が多く、僕達の様な男二人は珍しいとさえ思えた。

 相手は白純里緒。

 今日は珍しく一人で行動しているらしく、僕は彼の誘いに乗ることにした。

 そうして呆と食事をしていると、唐突に物騒な単語が飛んできた。

「──?」

「ほら、殺人事件さ。秋から起きているって言う」

「ええ、その事件なら僕も知っていますよ」

「そう、それも被害者は四人。内容はどれも凄惨で現場は血の海だってさ」

「それも、犯人はまだ捕まっていないと聞きますが」

 ……四人、その光景を僕は。

 

「しかも起きたのは深夜。……だからキミも気を付けた方がいい。キミは深夜徘徊の癖があるようだからね。何に苛立っているのか知らないけど、だからって四人はやり過ぎだろう」

「──え?」

 

 どうして、知っている。何故、見ている?

 そんな僕の驚きを余所に、彼は明らかに作り物の笑みを浮かべる。

 とても満足そうな、あの時の僕に似た。

 

「最後かもしれないからね、キミとこうして二人で話してみたかったんだ。それも叶ったことだし、じゃあね。縁があれば、またいずれ」

 

 そのワケのわからない言葉を最後に、白純里緒は屋上から遠のいていった。

 僕はその背中を困惑したまま見送る事しかできなかった。

 

 

    ◇

 

 

 今日は満月だ。

 両儀織は黒染めのロングコートを羽織り、日課の夜の散歩に出かける。

 雲ひとつない空からは、月明かりが煌々と射し込んでいる。

 街は警官が巡回している。

 鉢合わせると面倒なので、今日は川原へと向かう。

 余りにも強烈な月明かりと炯々と輝く街灯が地面に濃い影と陰を生み落としている。

 軋みを上げる車輪の音は彼に鉄橋が近づいていると知らせる。

 そこには、一つ人影があった。

 

 彼はふらつく足取りで鉄橋に向かう。

 

 鉄橋の下は静謐そのものだ。

 街灯という人智の光も、月光という星の意志すらも拒む橋の下の空間は正しくおぞみを孕んだ深みと言える。

 その加護なのか。

 今は、そこを濡らす赤さえも塗り潰されている。

「五つ目」

 

 両手両足を切り取られ、曲げられた死体はまるで寺院を象徴する卍のように放置されている。

 ……しかしこれでは神聖どころか邪教そのものだ。

 

 ──手慣れてきた。

 それが彼の抱く感想だ。

 

 ここには、死だけが置いてある。

 織の顔は狂気を含んだ歪な微笑みを形作る。

 彼は何をするでもなく、死体を見つめている。

 ただ、死に触れているという高揚感のみが、自身に生の実感を与えてくれるが故に。

 

    ◇

 

 

 夕方になり家に帰ると従兄の大輔兄さんと兄の幹也が炬燵でくつろいでいた。

 諸々の事で疲れてはいたが、挨拶だけはきっちりとしてその狭苦しい炬燵に足をねじ込む。

 三人も入っている所為で余っている空間は少なく、必然的にわたしは寝そべる事など出来なかった。

 

「忙しいって聞いていたんだけど、大輔兄さん」

「そりゃあな、こんな短期間で五人も殺られたんだ。家に帰る暇がないからここで休憩してるんだ。もうすぐ出るさ」

 

 この人は警視庁捜査一課の刑事だ。

 お世辞にも働き者には見えないこの人が何故こんな仕事についているかなんて、わたしには知り得ない事だ。

 

 そうしていると幹也が口を挟む。

 

「犯人はまだわからない?」

「まだな。ただ、今回でやっと手掛かりが見つかった。けど、なんかわざとらしいんだよな」

 

 そう言って彼は真剣な表情を見せる。わたしと幹也は揃って耳を傾ける。

 

「とりあえず、幹也はともかく鮮花は無関係じゃないから教えとく。一人目の死体状況は教えたよな。二人目からが不可解なんだ」

 

 一人目に関しては何故か死体に陰陽を表す太極図が彫り込まれていると聞いていた。

 不可解なのは二人目からで、奇妙な事に刺し傷、切り傷に加え喰い千切られた形跡があるというのだ。

 それも三人目、四人目となると原型を留めない程に食い散らされているそうだ。

 そして五人目となると一人目と同様に宗教的なシンボルが象られていたらしい。

 

「異常者なのは分かりやすいけど、三、四人目が変ね。カニバリストなのかしら」

「いや、それが死体を切り取って食べたんじゃなくてその場で喰ったという所が変なんだ。最初は通り魔とは関係ない、動物の仕業かと思ったが、明らかに鋭利な刃物による刺し傷があるから違うと判った」

「つまりそれって通り魔が肉食獣を連れていた、という事じゃないの?」

「それなら近くに何らかの足跡や毛とか鱗なんかが落ちている筈だ。死体周辺からはそれらしい物は無かった」

 

 ……確かにこれは不可解だ。それが通り魔の仕業なら、そいつは一人で数十Kgはある肉を食べたという事になる。しかも直接肉を噛み千切って。

 そんなことは人間には不可能だ。

 あり得るとしたら、そいつの正体が映画で出てくる様な屍人(リビングデッド)という事位だけど、我ながら非現実的過ぎる。

 

「もしかして、その''喰い残し''と通り魔は別人で、実は共犯なんじゃないかな」

 

 幹也がわたしも考えていた考察を口にだす。

 

「まあ、現実的に考えばそうだよな。明らかに手口が違い過ぎる。不可解なのは''喰い残し''の方だが、危険なのは通り魔の方だな。動機もなく、法則性も無い。こいつは家に押し入ってくるタイプだ。いつかはそうなるって上の連中も覚悟してくれればいいがねぇ」

「まあそれでな、五人目の現場にこんな物が落ちてた」

 

 それは、わたしが通う学校の校章だった。私服登校が可能故に軽んじられているが、登校時は着用が義務付けられている。

 

「これ、お前んとこの校章だよな? 現場に落ちてたって事は何らかの関係があるって事だ。犯人か、或いは関係者か。どちらにせよこれで尻尾は掴めた。近い内にそっちに行く事になるかもな」

 

 その言葉を最後に彼は刑事の顔をして、己の戦場へと向かっていった。

 

    ◇

 

 

1995年12月。

 僕、黒桐幹也はとある少年に出会った。

 彼の名前は両儀織。

 久々に実家に帰った時に妹の鮮花と一緒に居た少年だ。

 思えば鮮花には親しいと言える異性など僕の知る限り居なかった。

 だからこそ僕は初めて彼を見た時に歓喜を覚えた。

 昔は人を寄せ付けず、孤立していた鮮花だったけれど、彼のような友人が自然に出来ていると思うと妹の成長を実感できる。

 それに彼の人となりはとても活発で快活だったので、僕としても彼に好感が持てた。

 彼の存在は鮮花を良い方向に動かしてくれるだろう。

 何故なら、きっと良き理解者であってくれるだろうという期待すら抱く程に、僕は彼が何処か普通でない様に思えてしまったからだ。

 

 

    ◇

 

 

 放課後。

 全員が下校したのを確かめて教室に行くと、決まって名も無きシキが待っている。

 だが、今日は違うらしい。人影がもう一つ、彼の傍らに座っている。

 

 ────あれは。

 

 確認すると、それはなんと白純先輩だった。

 それも、彼と話しているのはシキの方だ。

 わたしは気まずくなり、恐る恐る教室に入る。

「おや、黒桐さんか。久しぶりだね。せっかくだから話していかないか?」

 

 どうやら彼はいつの間にかシキとも知り合っていたらしい。

 それに、その様子ではどうやら立ち直ってくれたらしく、わたしは少し安心してシキの居る窓際の席に座る。

「……そういえばあなた達、何を話してたの?」

 

 その問いにシキが何気なく答える。

 

「なんて事はない、物騒なだけの他愛ないお喋りさ。……ああ、その様子じゃどうしてこいつとオレが知り合いなのかって事の方が聞きたいようだな」

「それは僕が答えよう。簡単な事さ。生徒会の帰りにキミと彼が此処で話しているのを見て、何処か彼の様子がおかしいことに気がついたんだ。翌日の放課後に問いただすと、なんと二重人格だって言われてね。今の彼は話しやすいものだから、ついつい話し込んでしまってね」

 

 意外だった。どうやらわたしの心配は杞憂だったらしい。

 

「そう言えば、織が人間嫌いって話したっけ」

「まあ、言われれば納得するけど……初耳ね」

「オレもそうだが、子供の時からオレ達はそうだった。……ほら、子供って無知なもんだろ。他人からの悪意なんて概念を知らず、世界の全てが発見に満ちていて、誰もが自分を無条件に愛してくれるのは当然で、死という事なんか理解出来ずに当たり前の様に明日が来ると思っている、幸せな日々の結晶…まあ、最後のは大半の人間が分かっていても解らない事だけどな」

「そうね。子供ってそういう生き物だもの。……でもわたしは一度だってそんな『誰もが当たり前に自分を愛している』なんて思ったことはないけど」

「僕も黒桐さんと同感だよ」

 

 そう二人で返答するとシキは目を丸くして、少し困惑している様だった。

 

「あちゃ、こりゃ話の腰を折られたな。……とにかく変人のおまえらは例外として、殆どの人間はそう思っていると仮定しよう。前述の様に無知でいるというのはな、すごく大切なんだよ。子供の頃は自分が世界の中心で、それしか見えないから他人の悪意になんか気付かない。それが一方的なものだとしても、愛されているという感覚があって、誰かを同じように愛せるようになる。────人間が表現したり定義できるものは、自分が理解できる事柄だけだからな」

 

 ……彼の言う様に、ヒトとはそういうものなのだろう。

 けれどわたしはそれを分かってはいるけど、きっと理解していない。

 わたしにはそういった幼少期が無かったから。

 あの時のわたしはとにかく誰よりも早く大人になって、周囲を出し抜くことで特別になりたいと躍起になっていた。

 むしろそういった''子供たち''を軽蔑すらしていたのだ。

 

 先輩は、哀しげな、けれど確かに喜びを湛えた笑みを浮かべている。

 ……この人は、一体どんな形で幼少期を終えたのだろうか。

 

「オレは当然違う。おまえらとは違う形で、生まれた時から他人を知っていた。織は生まれながらにシキという異物(たにん)を抱えていた。この世には自分と同じような人間が居て、物を考えて、趣味趣向があって、違う方向性を持っているから、自分を憎む者すら存在する事を知ってしまった。子供の頃に悪意という感情を知ってしまった織は、何時しかヒトという存在の蒙昧さを許容出来なくなった。やがて憎むことすらも放棄して徹底的に無関心になってしまった。そうして織は拒絶というカタチでしかヒトを遠ざけるしかなくなった」

 

 シキは、卑下する様に自らの在り方を語る。

 

「でも、あなたは孤独じゃなかった。シキには織がいて、織にもシキがいる。……けれどね、それは結局自分でしかないから、一人であることには変わりないの。何時かあなたも孤立するという虚しさが解るわ」

「そこまでお見通しとは、恐れ入るな。でも、それを理解してしまえばきっとオレ達は壊れるだろうよ。何せ拒絶しか知らない生涯だ、今さら孤立を認めた所でどうしろと? もう手遅れなんだよ。オレ達は孤立なんか恐れない。──恐れちゃいけない。だから孤独じゃなければそれで本当に充分なんだ」

 

 この世には自分しかない、と云うかの様に迷いなく答えるシキ。

 そこには焦りも強がりもない。

 何もかもを拒絶するのなら、傷つけるしかない。

 何もかもを否定するのなら、傷つくしかない。

 それが、わたしが夢想していた理想(両儀織)の真相。

 特別であるということは、孤立であるということ。

 でも、それは間違いだ。

 それは、ダレカとは違うもの。

 ダレカとは居られないもの。

 ……ダレカを傷つけて、自分も傷つくだけのもの。

 

 その代償は何時か必ずやって来る。

 それが過ちである気付いた時、彼は後悔することになるだろう。

 わたしは幼い時にその過ちを正せたから、まだ代償は少なかった。

 ……彼はまだ、間違えたままだ。

『孤立を恐れてはいけない』 彼はそう言った。

 彼は本当はその代償を恐れているのだ。

 だから彼はずっと気付かないフリをして、自分すら欺いたまま一生を過ごすつもりなのだろう。

 

 駄目だ。

 そんなのは、悲しすぎる。

 そんなのは、哀しすぎる。

 ……そんなのは、苦しすぎる。

 

 彼にはそんな結末を迎えて欲しくない。

 いや、このわたしが許さない。

 

「けど、最近のオレはおかしい。自分の中の自分であるオレを肯定し始めている。織はそれを否定したがっている。肯定は織の領分で、オレは否定しかできない筈なんだけどな」

 

 シキは皮肉げに嗤う。

 殺意すら滲んでいるような、歪な笑い。

 先輩はそれを見て、満足げに微笑む。

 

「おまえら、人を殺したいと思った事はある?」

 

 その時、先輩は明らかに見た事のない表情を浮かべていた。

 それは後悔なのか、歓喜なのか、──自嘲なのか。

 

「さあな……殺したい、とは思っていなかったが殴った事はあるね」

「わたしは別に。まだ殴った事もないかな」

「そうだろ、けどオレはそれしかない」

「────どうして?」

「コクトーには言ったが、オレは織の負の衝動や感情を受け持つ存在だ。陰陽で言えば能動的な人格だから陽性だな。まあつまり、オレは両儀織という人物の闇そのものだから、あいつはオレという意思を殺してきた。自分で自分を数え切れない程殺害してきた。人が表現できるのは自分が理解できる事柄だけって言っただろ? それで、真に理解できるのは体験してきた事だけだとも言える。…なら、オレが体験してきて、理解できる感情は殺人だけだ」

 

 そうして彼は窓際から離れ、足音なくわたしに近付いてくる。

 何故かその動作が、とても恐ろしく感じた。

 

「コクトー、織にとって殺人というのはな」

「シキを殺すというコトだ。あいつはシキという殺人鬼を外に出そうとする人間を、自分の為に殺してしまいたいんだ」

 

 冗談じゃないぜ、と笑いながら彼は教室を後にする。

 そして先輩は、わたしには何も言わずシキの後を追うように去っていった。

 その二人をわたしは──沈痛な面持ちで見送ったのだった。




 今回は少し長めです。
 いやぁなんてガバガバな文体なんだと我ながら思いますね。まるで統一されていない……
 なんだか、自分で書いてても鮮花の人物像がブレている様に見えますね。
 やはりラノベの中でも空の境界は群を抜いて難解に思えます。

 これからは多分半月に一回程更新出来ればいいと考えています。
 漸く終わりが見えてきた二章。 
 大量の伏線が導く、運命の終着点にして始まりとは────

 この作品では先輩は大物として成長させて行きたいと思っています。
 それにいい加減、''あの男''も本格的に話に絡ませたいです…。

 それではまた次回。
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