戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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前回 奏汰達は水族館へ行き楽しんでいた、いろんな魚たちを見て響達も感動をしていた。

その帰り道でかつて響をいじめていた人物がアームドドーパントに変身をして襲い掛かってきた。

響達は新たなライダーギアを手に入れて、最後はダブルモードのジョーカーエクストリームによって倒される。

だがウェザードーパントの凍結によって彼女は殺されてしまった。

全員が構えたところに一人の男性が現れた、彼こそ門矢 士なのだ。




彼らの目的

翼side

 

現在、私たちSONGメンバーは集結をしていた、キャロルやエルフナイン・・それにオートスコアラーたちもだ。

 

「いったいどうした?俺たちまで集めて。」

 

「なにかわかったのですか?」

 

「あぁそのとおりだ、ではまず紹介をしよう。門矢 士君と小野寺 ユウスケ君だ。」

 

「どうも小野寺 ユウスケです。」

 

「俺は通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ。」

 

ユウスケさんは普通に自己紹介をしてくれたが、士さんって人はあーなのかな?奏汰に聞いてみるか。

 

「ねぇ奏汰、士さんって人はあーなのか?」

 

「あーそうだね、だけど俺はあの人に一度も勝ったことがないな・・・」

 

「え!?」

 

私は驚いた、奏汰が士さんに勝ったことがないということに・・・

 

「さて話をするぜ?お前たちを襲った奴らのことだ。」

 

「「「「「!!」」」」」

 

奴ら・・・確かウェザードーパントと名乗っていた人物のことだな、確かに私たちの前に現れて一体何者なのか・・・

 

「はっきり言えば奴は死んでいる。」

 

「死んでいるデース!?」

 

「どういうことだい?」

 

奏が聞くが、私も驚いている。死んでいる人物がなぜ目の前に・・まさか幽霊だというのか!?

 

「じゃあ私たちが戦ってきた敵は幽霊なんですか!?」

 

立花がそう聞いているが、誰もがそう思っていたが・・・士さんの口からは違う言葉が出てきた。

 

「あれは幽霊じゃない、言えばクローンといえば簡単だろ?奴らは財団Xが持っているデータから生まれた存在だ、だがそれでも成功体と失敗体がいる。」

 

「成功体と失敗体の違いは何ですか士さん?」

 

「成功体は自身の名前などの記憶を持っている奴だ、お前らの中でそんな奴と出会わなかったか?」

 

「ウェザー以外だと・・・いました!!ガオウってやつです!!」

 

セレナの言葉に私はガオウって奴が普通にしゃべっていたのを思い出した、そういえばほかのライダーは無言で戦っていたな・・・それが失敗作ってことか?

 

「どうやら会っているみたいだな、そう失敗体はしゃべったりしてなかっただろ?機械と一緒と思えばいい。」

 

「だな、俺や士はあいつらを追ってこの世界へやってきたんだ。」

 

「奴ら?」

 

「財団Xだ、俺の仲間たちはこれ以上財団Xをこの世界へ通さないためにたたかっている、おれとユウスケはその間に奴らを追ってこの世界へとやってきた。」

 

「本当だったら俺たちだけで解決をするつもりだったけど・・財団Xは何かを回収をしたのは知っている・・けど俺たちもほかの財団Xの敵と戦っていてね。」

 

「だから俺たちと合流が遅れてしまったってわけですか。」

 

「そういうことだ、だが合流をした今、俺たちも協力をする。」

 

「あのーーー士さんとユウスケさんに聞きたいことが・・・」

 

立花が手をあげていたが、いったい何を質問をするつもりなのか?

 

「私たちのペンダントを泥棒をした人がいたのですが、知っていますか?」

 

「「・・・・・・・・」」

 

立花の言葉に二人は見覚えがあるのかガックシをしていた、士さんの方はため息をしているし、ユウスケさんは苦笑いをしている。

 

彼らは知っているみたいだな。

 

「海東・・・あのバカ・・・・」

 

「あはははは、海東さんここでもそんなことしていたんだ・・・」

 

「あんたたち、あの人を知っているのね・・・」

 

マリアも聞いているが、彼らはため息をして答える。

 

「あいつは海東 大樹、仮面ライダーディエンドだ。」

 

「そうだな、あの人色んな世界でお宝といってコレクターみたいなものだからね。」

 

二人が苦笑いをしていると警報が鳴りだした、この警報は・・・

 

「司令!!ノイズ反応です!!」

 

「なんだと!!」

 

ノイズ!?そんな馬鹿なソロモンの杖でバビロニアは閉じたはずなのに、まさか財団Xがノイズを!?

 

「おじさま!!」

 

「全員出動だ!!オートスコアラーたちは待機をしてくれ!!」

 

「しょうがないぞ!!」

 

「なら俺もいくか。」

 

どうやらキャロルも出撃をするみたいだな、ならば見せるとしよう私たちの力を!!

 

翼side終了

 

全員が出撃をして奏汰と士はディケイドにユウスケはクウガに変身、キャロルはキャロルディエンドへと変身をしてシンフォギア奏者たちは普通の状態でノイズと対等をする。

 

「これがノイズか・・・まぁ関係ないな。」

 

士ディケイドはライドブッカーをガンモードにしてノイズたちを攻撃をしていた、クウガはマイティフォームでノイズたちを殴り倒していた。

 

「どりゃああああああ!!」

 

「響、先行をしすぎだよ!!」

 

「あ、ごめんごめん」

 

殴ってノイズを倒した後に、未来に言われて響は止まって扇を開いたのを閉じた。

 

「いくぜ翼!!」

 

「あぁ奏!!」

 

翼と奏は剣と槍でノイズを切ったり刺したりしてコンビネーションで戦っていた、クリスはというと?

 

奏汰ディケイドと一緒だった。

 

「クリス援護は任せた!!」

 

「任せろ!!おらおらおら!!」

 

奏汰に頼られていると感じた彼女はいつも以上に気分よくガトリングを放ちノイズたちを撃破していく、奏汰ディケイドはソードモードでノイズたちを切っていく。その切り損したノイズをクリスのガトリングで撃破している。

 

「行くわよセレナ!!切歌!!調!!」

 

「うん姉さん!!」

 

「ノイズなんてやっつけるデース!!」

 

「切ちゃん慌てないの」

 

四人は冷静に武器を構えてノイズたちを切っていく、切歌の鎌が調のヨーヨーが、マリアとセレナの短剣が次々にノイズたちを消滅させていく。

 

「さーて行って来いお前ら!!」

 

『カメンライド ライオトルーパーズ!!』

 

キャロルはライオトルーパーズを呼んで、六体が現れてアクセルクナイガンをクナイモードとガンモードにした部隊に別れてノイズたちを倒している。

 

「そうだ!!」

 

キャロルは何かを思ったのかあるカードを出してディエンドドライバーにセットをする。

 

『ファイナルフォームライド ククククウガ!!』

 

「おい!!」

 

「え?」

 

キャロルディエンドはトリガーを引くとクウガは変形をしてクウガゴウラムへと変形をする。

 

「ってな!!」

 

「ええええええええええ!!」

 

『なんで!?』

 

クウガ自身もまさかクウガゴウラムになるとは思ってもなかったので驚いていた、キャロルは糸を出してクウガゴウラムを操るかのように突撃させた。

 

『ああああああああああああああああああああ!!』

 

「必殺!!俺の必殺技!!どりゃあああああ!!」

 

『ぐあああああああああああああ!!』

 

「どあ!!」

 

「危ない!!」

 

「デース!?」

 

全員がキャロルが振り回しているクウガゴウラムを避けるためにしゃがんだりしている。

 

「どりゃあああああああああ!!」

 

『あああああああああああああああああ!!』

 

最後は上空から一気に振り落としてノイズたちを撃破したが、クウガゴウラムはユウスケの姿に戻りがくっと倒れてしまう。

 

「「「「・・・・・・・・・・・」」」」

 

全員がユウスケの方を見ているが。

 

 

「ユウスケ、ドンマイだなモモタロスに使われて今度は女に使われるとはな、まぁお前にとっては本望だろ?」

 

「うなわけ・・ないだろ・・・がく」

 

ユウスケは気絶をしてしまったので、緒川さんがしゅたっと現れて忍者のように去っていった。

 

「そういえば緒川さんって忍者なんだよな・・・・」

 

「忍者すげーーーー」

 

全員がノイズを倒して、辺りを確認をしている。

 

「ふぅノイズを倒したから疲れたぜ、だがなんでノイズが?」

 

「わからない、ギャランホルンが起動をしてたとは思えないし。」

 

「エルフナイン、ギャランホルンは?」

 

『キャロル、ギャランホルンは起動をしておりませんよ?』

 

「ってことは異世界からじゃないってことね?」

 

「まさか財団Xがノイズのデータを?」

 

「「「「「うーーーん」」」」」

 

全員が考えていると、士ディケイドと奏汰ディケイドはライドブッカーからカードを出してネオディケイドドライバーのバックルを開いてカードを入れる。

 

『『アタックライド ブラスト!!』』

 

二人が放ったブラストがどこかに飛んで行くが、当たった音がして全員がその方を向いた。

 

『いてえええええええええ!!』

 

「士さんあれは?」

 

「あれはダミードーパントだ、姿かたちをその人本人に化けることができるドーパントだ。」

 

「くそーーなんでばれた!!」

 

「いやさっきから覗いていたのを感じていたし、まぁ倒すには変わりないけどね?」

 

「おのれ!!こうなったら!!いでよ!!再生ライダーたち!!」

 

「「「「!!」」」」

 

すると彼が呼びだしたのをみて全員が驚いている。

 

「・・・・・・・・・」

 

リュウガ

 

「・・・・・・・・・・」

 

グレイブ

 

「・・・・・・・・・・」

 

アーク

 

「・・・・・・・・・・」

レイ

 

「・・・・・・・・・・」

 

歌舞鬼

 

と死んだライダーたちを蘇らせたみたいだ。

 

「しゃべってないとみると失敗作みたいだな。」

 

「なら遠慮なく倒させてもらう!!ガイム!!」

 

「電王!!」

 

「響鬼!!」

 

「キバ!!」

 

「フォーゼ!!」

 

「エグゼイド!!」

 

「ウィザード!!」

 

「ジオウ!!」

 

「龍騎!!」

 

シンフォギア奏者たちはライダーギア形態へと変えてライダーたちに構えていた。リュウガには翼と響が、グレイブにはクリスとセレナが、アークは切歌と調が向かい、レイはマリアと未来が戦う。

 

歌舞鬼は奏と奏汰ディケイドが戦うことになった。

 

「今のうちに!!」

 

「逃げれると思ったのか?」

 

「ひいいいいいいいいい!!」

 

ダミードーパントは逃げようとしたが、キャロルディエンドが前に立ち構えていたからだ、後ろに逃げようとしたが士ディケイドがおり囲まれていた。

 

「立花!!」

 

「くらえ!!」

 

口から鬼火を放ち、リュウガはドラグシールドを構えてガードをした。

 

「あら堅いもので・・・・」

 

「でああああああああああ!!」

 

翼は無双セイバーと大橙丸の二刀流を使いリュウガのボディへ攻撃をする、彼は右手にドラグセイバーを構えて翼が放った斬撃をガードをする。

 

「なんて硬さだ!!」

 

「烈火弾!!」

 

響は音激棒を持ち烈火弾を放ちリュウガへ攻撃をする、隙を見えたのか翼はロックシードをとり変えた。

 

『ミックス!!ジンバーレモン!!ははー!!」

 

彼女はソニックアローを持ち放っていきリュウガのボディに命中をする、響はチャンスと思い音激鼓をリュウガにセットをする。

 

「音激打!!火炎連打の肩!!いよー!!」

 

響の連続した音激打でリュウガのボディは爆発をして二人はリュウガを倒した。

 

『ストライクベント!!』

 

「えい!!」

 

ドラグクローを装備をしたセレナのドラグクローファイアーが放たれてグレイブはグレイラウザーで炎を切り裂いた。

 

「うそ!!」

 

『ロケットON!!』

 

「ライダーロケットパンチ!!」

 

そこにクリスが放つライダーロケットパンチが命中をしてグレイブを吹き飛ばす、彼は態勢を立て直していたが、次に見たときはセレナがファイナルベントを発動をしていた。

 

「でええええええええええい!!」

 

必殺のドラゴンライダーキックがグレイブのボディに命中をして、グレイブは爆発をした。

 

一方でアークのビームが二人に襲い掛かる。

 

「危ないデース!!」

 

「気を付けろ切歌!!奴はでかいしな!!」

 

「わかっているデース!!」

 

「えっとあった!!」

 

『マッスル化!!』

 

「アイテムゲット、そして!!」

 

『シャカリキスポーツ!!』

 

「大変身」

 

『マイティアクションX!シャカリキスポーツ!!』

 

「でい!!」

 

右肩のホイールを外してそれをアークの顔面に当てる調、アークは顔面にマッスル化したホイールが当たったので痛い状態なっており、調はドッガハンマーを持ちそのままアークの顔面を叩いていた。

 

「デース!!」

 

「そのままいくよ!!」

 

『ドッガバイト!!』

 

『ガシャットキメワザ!シャカリキクリティカルストライク!!』

 

二人は武器を構えてアークめがけてサンダークラップとホイールが命中をしてアークは爆発をした。

 

一方でレイと戦う、マリアと未来。マリアはハリケーンスタイル、未来はブレイドアーマーを装備していた。

 

「は!!」

 

肩のラウズカードが光りだして、未来の脚部のマッハが発動をして高速でジカンギレ―ドでレイの体を攻撃をしていく。

 

『スラッシュストライクハリケーン!!』

 

「はあああああああ!!」

 

風の刃がレイに命中をして、レイは吹き飛ばされる。

 

「一気に決めます!!」

 

『フィニッシュタイム!ブレイド!ライトニングタイムブレーク!!』

 

『チョーイイネ!キックストライクサイコー!』

 

二人のライダーキックがレイのボディに命中をして爆発をする、さて一方で電王モードの奏と奏汰ディケイドはライドブッカーガンモードとデンガッシャーガンモードで攻撃をしていた。

 

「お前倒すけどいいよな?答えはきかないぜ!!」

 

「いや答えを聞こうよ。」

 

奏の言葉にツッコミを入れる奏汰ディケイドの攻撃を歌舞伎は持っている刀ではじかせているが、ディケイドはライダーのカードをネオディケイドドライバーに装填する。

 

『カメンライド 電王!!』

 

ディケイド電王へと姿を変えてデンガッシャーを構えていた。

 

「あたしと同じか!!」

 

「そういうことさーて」

 

彼はカードを入れた。

 

『アタックライド 俺参上!!』

 

「「俺たち参上!!」」

 

二人で俺参上をして歌舞鬼に蹴りを入れて、カードを装填する。

 

『ファイナルアタックライド デデデデンオウ!!』

 

『フルチャージ!!』

 

「必殺!!あたしたちの必殺技!!」

 

二つのデンガッシャーの刃が飛び歌舞鬼めがけて放たれて歌舞鬼も一つをはじかせるともう一つの刃がボディを切りつけてそこから二つの刃が歌舞鬼を切り裂いていく。

 

そして最後は縦一閃と横一閃に歌舞鬼は爆発をする、全員が敵を倒してダミードーパントの方を見たが、すでに二人に倒されていたのであった。

 

「「「「まじかよ」」」」

 

「まぁこいつもどうやら財団Xに利用されていることはわかったからな、いずれにしても財団Xを倒すことには変わりないからな。」

 




次回 ダミードーパントたちを倒した奏汰達、ノイズが再び現れたことに驚きながらも倒していくが、それは財団Xたちが奏汰達の戦闘データをとるために仕組んだ罠だった。

次回「戦闘データ」

コラボ速報!!さぁ次に紹介する人物はこの人だ!!

「ここは俺が知っているシンフォギアの世界とは違うみたいだな・・・変身」

『マイティアクションZERO!!』

黒迅 正也参戦!!

次回もお楽しみにコラボ者発表デース!!

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