どうやら私はいろんな世界に転生するみたいです   作:夜紫希

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Q、どうしてこんな時間に更新するのか?

A、マジで忙しいからです。


選択と決断の時

―――その日は雨だった。

 

安物のレインコートを羽織り、水に弱いぬいぐるみに【憑依】した修一を抱きかかえながらダンジョンへと向かう無花果。バベルの中に入ればいつものように笑みを浮かべたリリが待っていた。

 

 

「おはようございますイチジク様。今日も頑張りましょう」

 

 

「お、おはようございます」

 

 

リリは【英豪(ヒロイック)】との話を聞こうとせず、すぐにダンジョンへと行こうとする。自分たちが昨日、ダンジョンに行ったことは知っている。

 

あの時は【ファミリア】の集会があると言って一緒に探索することを断っていた。

 

単純に興味が無いのか、プライベートに踏み込まないように注意しているのか、リリの気持ちが読めない無花果は少し戸惑っている。

 

考えていると、抱きかかえられていた修一は溜め息をついた。

 

 

「何だろうこのダルさ。ちょっと濡れたせいか? 湿気のせいか? 体が重いような……」

 

 

「修一君の体調不良は夜更かしですよ。ヘスティア様と遅くまで何を話していたのですか?」

 

 

「別に可愛い女の子と夜遅くまでお喋りするくらいいいだろうが。楽しいお話を」

 

 

リリの様子を気にすることなく、修一はいつものようにリリの背負ったカバンに飛び移った。

 

 

「今日も上層で稼ぎましょう。いくつか人の少ない狩場を見つけているので」

 

 

「おお! 今日も頼りになるぜリリ!」

 

 

「はい! 人が多いとモンスターの取り合いになるので助かります」

 

 

二人の笑顔にリリも照れた顔を隠す。「また照れて~」と修一がからかっている。

 

だが、その隠した顔に無花果は不安を覚える。

 

胸の奥に生まれるあの感情に、無花果の笑みは乾き始めていた。

 

 

 

###

 

 

 

―――12階層。

 

赤紫色のポニーテールを揺らしながら無花果は槍を振るう。槍の刃に当たることなく巨体のオークの首が簡単に切断される。

 

今日も無花果の持つ糸はモンスターを蹂躙(じゅうりん)する。いつものように転がった死体からリリと修一が魔石を回収する流れだ。

 

 

「とりあえず、これで終了ですね」

 

 

ルームに湧いたモンスターを全滅させた。無花果は一息つくと、魔石を回収しているリリたちに近づく。

 

集めた魔石の数を見れば稼げているのは一目瞭然。ダンジョンから抜けたあとは、ヘスティア様と一緒に『豊穣の女主人』へ行っても問題無い。

 

 

「やはりイチジク様はお強いですね。糸だけでモンスターを全滅させれるなんて」

 

 

「そんなことはないですよ。私はまだ―――」

 

 

「いえいえ、謙遜(けんそん)しないでください」

 

 

魔石を回収しながらリリは無花果を褒める。控えめな態度を取る無花果に、修一もうんうんと頷いている。

 

 

「本当はプライベートなことは触れちゃいけないと思いますが、そのカバンにはどんな風に糸が入っているのですか?」

 

 

「え、えっと……これはさすがに秘密です。リリさんでも見られたくない物があるので」

 

 

「パンツとか?」

 

 

ビシッ!!と余計なことを口にしたぬいぐるみの頭が凹む。恒例のチョップである。

 

顔を赤くしながら「違いますッ」と強く否定する無花果。そのやり取りにリリは微笑を見せる。

 

 

不躾(ぶしつけ)なお願いを言ってしまってすいません。イチジク様たちはモンスターが現れるまで休憩していてください」

 

 

そう言ってリリは座れる少し大きな岩を指した。椅子にするならちょうどいい大きさだ。

 

お言葉に甘えて修一と一緒に並んで岩に座って休憩する。リリは魔石の回収の続きをしようとした―――。

 

 

バシュンッ!!

 

 

「「!?」」

 

 

座ろうとしていた岩の後ろから噴き出した白い煙に無花果と修一は驚愕する。

 

無花果の反応は速く、急いで両手で口を抑えた。毒ガスの可能性を考慮した行動だった。

 

白い煙はあっという間に無花果たちを飲み込み、視界が奪われてしまう。そして、両手で口を塞いだせいで、

 

 

バシッ!

 

 

「むぐッ!?」

 

 

腰に付けていた小さなカバンが何者かに奪い取られてしまう。無花果が気付いた頃には盗人の姿は見失っていた。

 

 

「おごほッ!? げっほ!? 何だこれ!? むぐッ!?」

 

 

咳き込む修一を乱暴に掴み、煙の中から脱出する。視界が鮮明に開けた瞬間、

 

 

『ブブゴォ!!』

 

 

「ッ!」

 

 

ドゴンッ!!

 

 

汚い豚声と共に天然武器(ネイチャーウェポン)の大木が無花果に振り下ろされた。

 

体に当たる目前で跳んで回避するが、何度も地面を転がってしまう。

 

 

「オークか今の!? 何でだ!? さっき全滅したはずじゃ―――なッ!?」

 

 

修一の声が止める。その理由は目の前に広がる光景だ。

 

襲い掛かって来たオークだけでなく、他のモンスターも後ろに続いていたからだ。モンスターの数の多さに言葉を失っていた。

 

 

「い、無花果! 早く糸で倒せねぇとリリが危ねぇ!」

 

 

「ッ……すいません」

 

 

グッと修一の体を抱き寄せる。彼女の顔色は悪く、悔しそうに下唇を噛んでいた。

 

 

「カバンを……盗まれましたッ……!」

 

 

「……おいおい、マジかよ」

 

 

無花果の声音に修一も嫌な顔になってしまう。邪魔だった白い煙も消え、周囲を見渡すとリリの姿はどこにもない。

 

鼻を捻じ曲げてしまうかのような異臭。その臭いを辿(たど)れば地面に(あぶら)ぎった血肉の塊が転がっている。無花果はモンスターをおびき寄せるトラップアイテムだということを知っている。

 

 

「私たちは、リリさんに騙されました……このルームも私たちを罠に()める為の……!」

 

 

強い地響きが何度も鼓膜を震わせる。無花果たちを逃がさないようにモンスターは囲み始めた。

 

 

 

###

 

 

 

「本当に人が良過ぎですよイチジク様。シュウイチ様」

 

 

8階層の通路を走りながらリリは呟いた。その右手には無花果から盗んだカバンがあった。

 

モンスターとの衝突を避け、どんどん上へと逃げて行く。

 

―――完全な裏切りだった。

 

だがタイミングとしては良かったとリリは安堵している。

 

修一の方は自分を完全に信用していた。だが無花果はリリの行動に怪しさを持ち始めていたのだ。

 

二人との冒険の稼ぎは良かったものの、潮時だと判断した。

 

 

「ッ……」

 

 

少しだけ居心地が良かった。あの最低な【ファミリア】では心を休める場所が無い。リリに取って唯一の救いだった。

 

今になって罪悪感が押し寄せてしまう。慣れたはずの行為が、いつの間にか苦しくなっていた。

 

 

(冒険者なんてッ……冒険者なんてッ……!)

 

 

しかし、罪悪感はすぐに消える。今までリリを苦しめて来た冒険者を思い出すことで割り切ることができた。

 

だが、脳裏に二人の顔がチラ付き、リリの走る足はだんだんと失速する。

 

 

ドガッ!!

 

 

「かはッ」

 

 

その時、リリの右横腹に衝撃が走った。

 

呼吸と思考が同時に停止し、何が起きたのか理解できなかった。

 

 

「嬉しいねぇ。大当たりじゃねぇか」

 

 

倒れながら耳にした男の声にゾッと恐怖が襲い掛かる。リリが急いで顔を上げると、そこには同じ【ソーマ・ファミリア】の男が不敵な笑みを浮かべて立っていた。

 

 

(ゲ、ド……!?)

 

 

「本当に噂の冒険者からカバンを盗みやがったのか! クハハッ! 最高についてるぜぇ!」

 

 

ゲドはリリの背負っていた大きなリュックを蹴り飛ばし、彼女の腕に装着していたボウガンを奪い取る。

 

 

迷宮(ダンジョン)はありえねぇほど広ぇからな、誰も助けに来ねぇから安心しな!」

 

 

「このカバンはザニス様に届けるはずです……! こんなことが知られれば―――!」

 

 

「馬鹿かよお前ぇ! このカバンがあればザニス程度、楽勝に決まっているだろ!? 第一級冒険者を倒せる道具なんだぜぇ!?」

 

 

街で流れている噂を本気で信じてしまっている。哀れだと笑ってやりたいが、そんな暇は無い。

 

残った力でフードの中に隠した小さなナイフを取り出すが、

 

 

「何してんだ糞小人族(パルゥム)!!」

 

 

ドガッ!!

 

 

容赦なくリリの顔にゲドの蹴りが叩きこまれる。あまりの痛みにナイフが手から離れる。

 

ボールのように地面を転がりながら意識が朦朧(もうろう)とし始める。鼻血がボタボタと地面に滴る。

 

 

「ったく、手を焼かせるゴミだなぁ!!」

 

 

ドガッ!! ドゴッ!!

 

 

何度も腹部や背中を蹴るゲド。小さい体のリリを何度も痛めつけた。

 

 

「ハッハハハハハ!! いいザマじゃねぇか!」

 

 

揺れる視界の中、ゲドが腹を抱えながら笑っている。そして、遂にずっと手放さなかったカバンに手をかける。

 

 

「……おい」

 

 

だがゲドはリリからカバンを奪えない。

 

ナイフは簡単に手を離したのに、リリは無花果のカバンをずっと握っていた。

 

今すぐ手を離さなければまた殴打される。頭の中で分かっているのに、彼女は手を離さない。

 

 

ドガッ!!

 

 

ゲドの拳がリリの頭を殴打する。額から血を流すが、手は離れない。

 

 

「おいッ!! 離せッ!!」

 

 

「ッ……!」

 

 

強く歯を食い縛りながら手に力を込める。絶対に離さないと。

 

中々手を離さないリリに苛立って来たゲド。だがニヤリと口元を歪めたあと、背中の剣を抜いた。

 

 

「チッ……そんなに離したくないなら、その腕ごと貰ってやるよ」

 

 

ゲドはリリの反応を楽しむようにゆっくりと剣を抜いた。そのまま振り上げてリリの腕を切断しようとする。

 

だが、不思議とリリの中で渦巻いていた恐怖は消えていた。

 

これが無花果たちを騙した罰だと言うなら、何故か受け入れることができた。

 

 

(誰も助けてくれない……それくらい分かっている……)

 

 

こんな行為が無謀なことくらい、意味のないことくらい。

 

ちっぽけなリリを、何の価値もないリリを、そして寂しいリリを―――助ける神もいない。

 

 

「……しません……!」

 

 

「あ?」

 

 

なのに―――涙を流しながら見開いた目には、強い意志が宿っていた。

 

 

()()()()()()、渡しませんッ……!」

 

 

「テメェ……!」

 

 

血の付いたリリの口から、そんな言葉が吐き出された。

 

ゲドの顔は怒気に染まるが、すぐに笑みへと変わる。そして、剣を振り下ろした。

 

振り下ろすのは腕ではなく、リリの首。腕を斬るのではなく、命を断とうとしていた。

 

 

―――あぁ、やっと一緒にいてくれる誰かを見つけれそうだったのに。

 

 

つまらない意地を張ったと後悔した。でも、無様に泣いて降伏した方が後悔していたとリリは思う。

 

心のどこかで望み続けていたリセット。やっと苦しみから解放されて、死ねると。

 

 

ボフッ!

 

 

「んなッ!?」

 

 

その時、ゲドの驚きの声が耳に聞こえた。

 

リリの体に痛みは無く、目を開ければ白い雪が舞っていた。

 

いや違う。舞っているのは『綿』だ。

 

 

「助かりました修一君。あとで必ず、代えのぬいぐるみを作るので」

 

 

聞こえて来たのは女の子の声。リリのよく知る声だ。

 

超が付く程の真面目で、どこかズレた感覚を持っている少女。

 

ゲドの握っていた剣の先にはぬいぐるみの残骸が刺さっている。それは、シュウイチ様とリリが呼んでいた物だ。

 

 

「【無刀の構え】」

 

 

その直後、リリの視界に入ったのは赤紫色の長髪。ずっと綺麗だった服は汚れ、髪を縛っていたリボンは無くなっている。

 

―――リリの前に現れたのは、無花果だった。

 

 

「【黄泉(よみ)送り】!!」

 

 

ダンッ!!

 

 

「がぁッ!?」

 

 

無花果が両手をゲドの体の胸に触れた瞬間、後方に吹き飛んで行った。リリを蹴飛ばしたように、ゲドの体は何度もバウンドして壁に激突する。

 

信じられない光景にリリは呆然としてしまう。何度も目を擦っても、彼女の姿は消えない。

 

幻影じゃないと分かると、リリの目から大粒の涙が零れ始めた。

 

 

「ぐぅッ……がはッ……テメェ!?」

 

 

「ッ……」

 

 

―――リリルカ・アーデを守るように、無花果はゲドの前に立ち塞がった。

 

 

###

 

 

 

フラフラとした足取りでゲドは立ち上がる。無花果は武器を持たず、素手で戦おうとしていた。

 

本当ならカバンを急いで回収したいところだが、【黄泉送り】の衝撃でリリはカバンから手を離してしまい、ゲドの手に渡ってしまっている。

 

しかし、ゲドはカバンの中を見らずに後ろに放り投げる。剣を両手で構え、無花果を睨み付けた。

 

 

「テメェに武器はねぇ! 武術が使えるようだが、こっちには剣があるんだよ!」

 

 

ゲドの強気な態度に無花果は唾を飲み込む。下手にカバンを触って慣れない糸を出してくれた方が無花果に有利な状況が作られていた。有利な状況を作らせない為に、ゲドはカバンを一度捨てたのだ。

 

ダンッ!と剣を突き出しながら走り出す。対して無花果は動かず、攻撃を待ち構えた。

 

 

ブンッ!!

 

 

半歩後ろに下がるだけで横から薙ぎ払われた剣を紙一重で避ける。すぐに無花果は前に詰めようとするが、

 

 

「おっと!!」

 

 

ゲドは後ろに跳んで無花果から距離を取る。その行動に無花果は踏み込むことをやめる。

 

 

(この人、対人戦に慣れているのですか……!?)

 

 

心の中で驚愕してしまう。焦りが顔に出たのか、ゲドはニヤリと笑う。

 

 

「顔に出てるぜ新米! 自慢の武器が無けりゃこの程度かぁ!?」

 

 

「くッ」

 

 

「オラァ行くぞぉ!!!」

 

 

再びゲドが剣を突き出しながら無花果との距離を詰める。

 

ギリギリの距離まで無花果はゲドの攻撃を待ち構える。今度は上から振り下ろす斬撃!

 

それを回避したあと、今度は逃がさないように先程より速く踏み込んだ。

 

 

「ッ―――!?」

 

 

ピリッとした痛みが胸に走る。危険を感じて無花果は後ろに跳んだが、正解だった。

 

―――斬り返し。ゲドは上から振り下ろした剣を下から上へと斬り返したのだ。

 

無花果の胸の服に切れ目が入る。血は出ていないが、判断が遅れていれば戦いは終わっていた。

 

 

「チッ、これでもダメか」

 

 

(これが、命の駆け引き……!)

 

 

余裕そうに剣を振り回すゲドに対して、無花果は呼吸が乱れ始めていた。

 

 

「始まったばかりなのにお疲れのご様子だなぁ! モンスターの群れから脱出できたようだが、ボロボロじゃねぇか!」

 

 

ゲドの挑発に無花果は何も返せない。モンスターの群れを突破するのに体力を多く使い過ぎてしまったのは事実。

 

この戦いは一歩間違えれば死ぬ。その恐怖が無花果の体にゆっくりと伝わり始めている。

 

 

(やっとビビり始めたか……次がチャンスだな)

 

 

決して顔には出さないゲド。ポーカーフェイスで余裕そうな態度を維持している。

 

こちらが上だと。お前には勝てないと。無花果に恐怖心を煽る戦い方をしていた。

 

 

「すぅー……はぁ……」

 

 

自分を落ち着かせるように無花果は深呼吸をする。それだけで乱れていた呼吸は整い、小さく呼吸するようになる。

 

集中力を高め、頭の中で何をするのか決める。敵の行動を予測と予想を繰り返し、しっかりと目を見開いた。

 

視界に入っているのはゲド。無花果は敵を睨み付けた。

 

 

「死ぬ覚悟は決めたか?」

 

 

「私は、次の一撃で決めます」

 

 

「ほう?」

 

 

先程まで焦っていたはずの無花果。それが嘘のように落ち着いた様子で構えていた。

 

その姿にゲドは嫌な予感がするが、剣を構えて踏みだすタイミングを伺っていた。

 

一秒、二秒、三秒と、両者の睨み合いが続いていると、

 

 

ダンッ!!

 

 

「ッ!?」

 

 

今度は無花果がゲドに向かって走り出した。唐突に防御からの攻撃に移り変わり、虚を突かれたゲドは焦る。だが後ろに下がりながら無花果を待ち構えれるのは対人戦を繰り返し続けた経験者の功が成したのだろう。

 

そして間合いに入った瞬間、ゲドは上から剣を振り下ろした。

 

 

「終わりだぁ!!!」

 

 

「イチジク様ぁ!!!」

 

 

ゲドの声と、リリの声が重なる。そして、刀身が無花果の頭部に当たろうとした瞬間、

 

 

パシンッ!

 

 

 

 

 

真剣白刃取り―――無花果は両手でゲドの刀身を受け止めた。

 

 

 

 

 

「なッ―――何だとおおおおおおォォォ!?」

 

 

予想もしない光景にゲドが驚きの声を上げる。その隙に無花果はグッとゲドとの距離を詰める。

 

不味いと思った時にはもう遅い。無花果は刀身から手を放し、ゲドの腕を掴んだ。

 

ゲドの傾いた重心を利用して、無花果は細い腕に力を込める。

 

 

「くそがぁ!!!」

 

 

「やぁあ!!!」

 

 

ドゴンッ!!

 

 

そして、鮮やかな一本背負いが決まった。

 

強烈に地面に叩き付けられたゲドは肺から全ての空気を吐き出し、意識を手放す。

 

ゲドの手に持っていた剣は虚しい金属音を立てながらリリの傍まで転がった。

 

―――この瞬間、無花果の勝利で戦いは終わった。

 

 





無駄な補足。修一君は死んでいません。
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