俺ームアームズに乗ってオルフェンズ世界で無双する話   作:FAパチ組み勢

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 アンケートを受けて、
 ・天使の襲来
 ・こんな事もあろうかと
 の二件を採用しています。
 皆様、ご協力有難う御座いました。

 ※オリキャラとして、スパロボTより赤毛の宇宙人営業ウーマンを出しています。ただし出身は火星ですが。


拾:ソラを疾走る細剣と鷲の巨人  ーラピエール/フレズヴェルクー

 

 三日月とガエリオが、正史のようにどこかズレた漫才じみた言い合いをしている間。

 火星にあるクリュセ自治区首相官邸において、一人の男が脂汗を滝のように流していた。

 報告する秘書もまた、顔が青褪め、引き攣っている。

 

「テイワズ及びタントテンポの方が、火星へとやって来られるそうです。その折に、()()()()()首相とお話がしたい、と」

 

 手を組んで秘書の言葉を聞くノーマン・バーンスタイン。その手が震えているのは誰からでも見て取れた。汗が滝のように流れ、恐怖がにじみ出ている。

 火星でも名が知られる二大マフィア、まさかそのトップが泊まっていた施設にギャラルホルンが襲撃するとは思っても見なかったのだ。

 しかも、自分が手引した事は知られている。

 

「……それと」

 

 タブレットを操作しながら、秘書がある動画を見せる。

 

「バリストン会長並びにモルガトン会長より、動画データが……」

 

 正直に言えば、観たくない。

 だが、観なければもっと恐ろしい事になる。

 

『よお、初めましてだなぁ首相』

 

 和服を着た壮年の男とスーツを着た右腕が義手の男が、穏やかな顔でこちらへ話し掛ける。

 

『お互い、面倒な事になったな』

 

 終始穏やかな印象の二人。

 だが、ノーマンにはそれが逆に恐怖を煽った。

 世間話を通して、ノーマンは知った。

 彼らが最近では一年の三分の一を過ごすつもりの場所が、MSGである、と。

 そんな会社にギャラルホルンを名乗る無法者が押し寄せてきた、とあった。

 言外に、お前が依頼したんだろう、と詰問されている、とノーマンは悟った。

 動画なので返事は出来ない。……いや、最初から何の期待していないとも取れるが。

 

 そして、何よりも恐ろしいのが、彼らは終始世間話だけをしていたのである。

 

 少なくとも、ノーマンにとってはそうだった。

 やれ最近農作業をしていて、自分たちが育てた野菜の芽が出ただの。

 やれ可愛がっている料理人の食事が格段に上達しているだの。

 最近は目を掛けている若い衆も増えてきただの。

 そんなどうでもいいような内容だった。

 しかし安堵出来るはずもない。

 圏外圏と月で最も恐ろしい男たちの顔に泥を塗ったのだ。

 なんとしてでも和解に持ち込まなければ、政治生命どころか自分の命が危ない。

 致命的なスキャンダルをヤクザに握られたのだ。このままでは骨の髄までしゃぶられるどころか、ボロ雑巾みたいになるまで使い潰されるに決まっている。

 故にノーマンは、決めた。

 ギャラルホルンを切り捨てる事を。

 このままでは自分がギャラルホルンに、コーラル支部長に切られるかもしれないのだ。

 自治区という小さい政界であっても、トップになれるだけの器と運がノーマンにはあった。

 ギャラルホルンという下駄が無くても自分ならば再起出来る、そう考えたのである。

 だが、ノーマン・バーンスタインは失念していた。

 己の所業が忌々しい娘にバレている、ということを。

 

 

 そして、それこそが、自分への致命の一打になった。

 

 

 

 その日は、晴れていた。

 憎らしい程に晴天で、まるで娘の前途を祝福しているようで。

 そして――

 

 

 

 ◆◆◆◆

 

 

 

 

 ギャラルホルン火星支部。

 火星衛星軌道上に存在する建造物の名だ。

 その支部長室において、コーラルは再三に渡るテイワズ、タントテンポ、そして本部からの詰問の電子メールを受け、頭を抱えていた。更には襲撃した組織からも届いているではないか。後ろ暗い事など何一つないとばかりの開き直りっぷりだ。

 だが事実として、例のMSG社には確かに珠疵は無い。

 あの忌々しいノーマンとギャラルホルンの都合のいい政治の犠牲になろうとしただけだ。そして、ノブリスによる商機拡大とそのお零れを自分が貰うために悪役をとなってもらったのである。

 事が露呈してしまえば、どちらが悪党かなどは明白だ。

 事実、部下からも疑問や猜疑の声は上がっている。

 別の悪役として命令違反を犯したクランク・ゼントを追わせているが、ヤツが死ぬなり捕まるなりしなければ抑えきれない。いや、捕まってしまえば真実が明らかになる。やはりヤツは死ななくてはならない。

 故にコーラルはある人物へ連絡を取った。

 

「……私だ」

『これはこれは。コーラル支部長、いったいどうなさいましたかな?』

 

 年老いた男の声だ。

 人に穏やかな印象を与える声色。

 しかしコーラルは、そしてノーマンは知っている。

 この男は数多の利権を貪る生粋の強欲商人である、と。

 その資金力は凄まじく、火星でも指折りの資産家としても有名だ。

 

「ノブリス、お前が頼んできた件だが……」

『ええ、承知していますとも。わたくしは、()()()()()()()()()()()()。……そうですね?』

「……ああ」

 

 ともすればその言葉に怒りで震える自分の腕を無視して、コーラルは努めて冷静な口調でノブリス・ゴルドンの言葉を肯定した。

 勿論これは打算あっての事だ。

 

「分かっているだろうが、あのMSGとかいう会社は相当だ。恐らく互するか圧倒出来るのは本部の連中だけだろう。それも精鋭の、な」

 

 弱い者虐めしかしてこなかった昨今のギャラルホルンではあの連中を叩ける筈がない、とはコーラルは言わなかった。

 自分をこんな火星という辺境に追いやった本部には、少なくない恨みがあるからだ。長年身を粉にして忠勤を尽くしていながらのこの仕打ち。到底納得出来る筈がない。

 だからこそ、コーラル・コンラッドは腐った。

 有力者からの賄賂を受け取り、ノブリスやノーマン等に便宜を図ってきたのである。心付けを持ってきたのならばどんな政敵や商売敵でも潰してやった。

 だが、今回はその権力が通用しない相手だ。しかもギャラルホルン火星支部ではどうしようもない実力者の可能性があった。そんなMSGだけでも厄介なのに、更にテイワズやタントテンポまで出張るというのだ。

 このまま支部長の椅子に座っていれば、どんな貧乏籤を引かされるか分かったものではない。

 だからこそ、コーラルは逃げる事を選んだ。

 尊敬する上司の真実に絶望するあの下士官を言葉巧みに誘導し、クランクを追い求めさせたのもその為だ。

 既に同部隊の面々には、極秘任務としてアイン・ダルトン三尉の背信疑惑の調査も命じてある。

 あの小僧は、結局最後は情に絆されてクランクに接触しようとするだろう。その場合はヤツも死んで貰う予定だ。

 もしアインがクランクを殺せば万々歳。返り討ちにあったのなら、数を頼んで殺せばいい。相討ちになれば儲け物だ。

 大事な部下たちだ。

 丁寧に使い潰さなければ。

 そんな内心を隠し、コーラルはノブリスと会話を続ける。

 

「さすがのお前も、この状況は読めなかっただろう」

『……まあ、そうですね』

 

 投資の回収を手駒に指示していたが、しかしその回収が容易に出来なくなった事をノブリスは認めていた。

 舞台から退場する筈だった革命家気取りの小娘が、本当の意味で協力者を得たのだ。

 このまま一定の距離を保っていても、更なる利益も債権の回収も儘ならないだろう。

 今までの収支を考えれば、若干の赤字といったところか。

 嫌に理性的な小娘のせいで、武器弾薬に頼る革命家気取りのテロリストは減った。想定よりも、だが。

 根っからの反動勢力は根深い。

 そういった連中は、良い客だ。カモ、または金づるであるとも言えたが。

 故に再度の火種として、クーデリアの劇的な死を演出しようとしたのだ。

 だが彼女は、MSGという新たな力を手に入れた。

 MSG。

 火星(Mars)警備及び公共事業(Securityservice)統制管理(Government)会社。

 クリュセ自治区郊外にありながら、火星と政府を意味する社名を掲げる以上、反社会勢力と取られてもおかしくなかった。

 だが、その立ち上げと同時に、テイワズ傘下のタービンズとの業務提携、及びにタントテンポの輸送部門との商取引があった為、その新米企業を潰すことがノブリスには出来なかったのである。

 残念な事に息のかかった手駒を入り込ませようにも、基本的に連中はスラムの孤児を集めて教育してから入社させていた。ノブリス自身も似たようなことをしている為、その有用性は理解していたが、こうなっては忌々しい限りだ。

 だが、会社という組織を運営していくには即戦力が必要な事もまた事実。

 その点であの明星とかいう小僧は、まだまだ小物だ。そんな零細企業の社長は、小物の割に運に恵まれている。運の良い会社とクーデリアが結託した。

 いや、せざるを得なかったのは理解している。

 ノーマンと自分が、コーラルに発破を掛けたせいで両者の結び付きは強くなってしまったのだ。厄介な事を引き起こした自覚はあった。

 だからこそ彼は、コーラルの策を利用する事にした。

 恐らくこの男は、今ある支部長の椅子を守るよりも、己の命を守ろうとしているに違いない。

 その判断は間違ってはいない。

 しかしながら、甘い。

 あのテイワズとタントテンポが、逃がすはずがないだろうに。

 確かに企業としてはノブリスの運営するゴルドンコーポレーションが格上だが、それ以上の凶暴さを秘めているのを彼は知っていた。大きい企業同士だ。多少なりとも取引はある。

 企業ヤクザの怖さも十分に彼は知っていた。

 

「(恨まんでくれよコンラッド支部長、わたしも手土産がいるんだ)」

「(精々欲の皮を突っ張っておけこの業突く商人め)」

「「(私の為に、生贄となるがいい……!)」」

 

 彼らは穏やかに話しながらその裏で如何にして相手を出し抜こうか画策していく。

 唯一共通しているのは、ノーマン・バーンスタインを破滅させる事だけ。

 自治区代表首相などという存在は、彼らにとってはその程度でしかないのである。

 必要であれば幾らでもすげ替えるだけなのだ。

 客観的に見れば、ノブリスの方がまだカバーは効く。

 しかしコーラルが口を滑らせれば、テイワズとタントテンポ、そしてMSG(クーデリア)に自分が黒幕だと気付かれてしまう。

 暴力を生業としている連中を使うのがノブリスの常だが、しかしその凶暴性に警戒していないわけがない。

 彼らは、自分には理解しかねる誇りを汚されるのを何より嫌う。

 そうなれば、不利益を顧みずに食らいつく。

 事実、ノブリスも過去にそんな失態を経験している。

 それなりに身代が大きかったので致命傷ではなかったが、代償は大きかった。

 だから彼は暗殺者を送り込むのを躊躇わないが、決して自分に繋がらないように工作する。

 今回のコーラルとの取引もその為だ。

 クーデリア暗殺の首謀者をコーラルとノーマンだとしておけば、自分には累は及ばない。……恐らく、マクマードとテッドにはバレているだろうが、それでも下請けの提携先とそこまで親密な付き合いはしていないに違いない。ならばこれまでの付き合いに免じて黙っていてくれるはずだ。

 そう、ノブリスは考えていた。

 

 

 しかし彼もまた甘い。

 砂糖菓子のような甘い考えだ。

 

 

 ノブリスは知らない。

 コーラルやノーマンに送られたビデオレターを。

 そこには、自分たちが可愛がっている料理人(むすめ)や義理の息子たち、そして懇意にしている友人の孫を殺されそうになって怒り心頭で殺意に満ちた(穏やかな笑みを浮かべる)彼らの姿があった。

 もしコーラルがノブリスの関与を口にすれば――彼は少なくない代償を支払う事になるだろう。

 

 

 

 ノブリスの部屋を見遣る赤毛の美女。いつもの自信に満ちた笑みは消え、その怜悧な視線は扉の奥を見透かしているかのようだ。

 実際に彼女は、部屋へと戻るノブリスの態度に違和感を覚えた。

 あの商売の化け物が、動揺している。

 何かのプランが大幅に狂い、予期せぬ多大な不利益を被っているのでは?

 そう考え、ぽつりと言葉が漏れる。

 

「……これってもしかして、チャンスなのでは?」

 

 裏切るなら、今よりも良い次の雇い主を探してから。

 常々そうフミタンに言っていた彼女(RD)は、思考を高速で回転させ、算段する。

 どうやら、自由の日は近いらしい――と。

 

「……フミタンさん、爆発しないといいんですけど」

 

 そう思うが、所詮はただの同僚。

 積極的に助けようとする関係性ではない。というか、どうにも彼女には嫌われているようにも思える。

 

「ま、私は私の部下を助けるのが精一杯ですしねー」

 

 彼女は、数十人の部下を率いていた。一人でやってやれないこともないが、彼女はチームを組んで仕事をしている。部下の中には業務だけの関係の人間もいたが、そうでない者もいた。そういった部下を彼女は切り捨てる事が出来なかったのである。

 彼女独りであればいつでも逃げる事が出来たのだが、しかし可愛い部下たちを置いて逃げる事は出来ない。

 幼い自分を拾ってくれた恩はあっても、彼女はノブリスの会社に長くいるつもりはなかった。

 ここは、典型的なワンマン会社だ。ノブリスに何かあれば瓦解するのは早いだろう。

 後継者と目されているような人間はいない。

 一代限りの大企業。

 会社としての寿命は長くない。

 それがRDの見解だった。

 勿論その事を口にした事はない。ノブリスの秘書にでも知られれば、自分も排除の対象にされる可能性がある。部下も巻き込んで粛清されてしまっては洒落では済まない。

 故に内心を悟られないように、彼女はいつも笑みを浮かべるのだ。

 彼女にとって笑顔とは鎧であり、仮面だった。

 彼女はこう見えて、身内とそれ以外を明確に区別している。そして、身内の為ならばどんな事でもこなしてきた。

 本人も自覚しているのだ。自分が情に脆いことは。

 内心、フミタンの事を笑えないRDだった。

 

「まあ、兎も角――今はお仕事お仕事」

 

 耳に通信機を嵌めて通話をオンにし、部下へと通達する。

 

「皆さん、次のお仕事ですよー。()()()()()の人を回収しに行きます。火星はちょっときな臭いですけど、私たちは私たちの仕事をやるだけです。いいですね?」

 

 通信機の向こうで、部下の了承の声がする。

 

「宜しい。(……鉄火場になりそうな火星とは距離を置いておかないと、私よりも部下の子たちが死んじゃいそうですしねぇ)」

 

 RDという名を付けられた彼女は悪寒を感じていた。命の危機を。

 彼女は、事実勘が冴えていた。

 

 

 

 ◆◆◆◆

 

 

 

 キュィン、とカメラアイが動く。

 どこかで何かが何かを観ていた。

 

 

 人には感知出来ないやり取り。

 しかし敢えてそれを言葉に直すと、こうなる。

 

 

 

 ――殲滅対象である人類による大規模な式典を確認。付近の戦闘指揮官機の指示を乞う。

 ――殲滅。人類種は抹殺対象である。

 ――了解、付近及び地下にてスリープ中の僚機へ戦闘要請開始。検索……敵機と僚機主天使ハシュマルを検知。両機共に沈黙。こちらの要請に応じず。

 ――他は?

 ――検索……発見。当該人口密集地より60km離れた地点にて、力天使デュナミスを発見。比較的破損軽微。要請開始……受諾確認。

 ――式典開始と同時に、当該地区への威力偵察を命令。貴機の全性能を発揮し、現在の人類種の性能を調査せよ。

 ――デュナミス、了解とのこと。

 ――各機はデュナミスの戦闘データを収集し、生産工廠へと帰還せよ。一機でも多く情報を持ち帰れ。

 ――了解。

 

 

 

 

 御使いは、人を知ろうとしている。

 破滅への足音が微かに聴こえた。

 気付いた人間は、まだ少ない。

 

 

 

 

 ◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 御使いたちは知らない。

 報復の刃は、とうの昔に造り出され――担い手を待っていた事を。

 一人の男の目覚めと共に、錬磨は成された。

 最早蹂躙は叶わず、これより本当の意味で彼らは敵に相対する。

 

 

 

 

 ◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 時を遡る。

 テイワズの支配する木星圏。

 テイワズの本拠地である歳星の中には名瀬の住まいもあったが、しかし本拠は別に存在する。

 五万という従業員を抱える以上、歳星ばかりにはいられない。

 無論輸送業の為か各地に拠点はあるものの、本拠地がどこかと問われれば、名瀬は宇宙に存在する彼が所有するコロニーを挙げるだろう。

 名瀬の子を産んだ妻たちは、こことハンマーヘッドが家だとも言っている。愛しい女たちがそう言ってくれるのだ。

 名瀬本人としても否定する理由はない。

 しかしそれ故に、その所在地は秘匿されていた。

 

「……」

 

 そんなコロニーの一角にて、名瀬は整えられた顎鬚を触りながらタブレットを操作していた。

 タブレットには、モビルアーマーの情報が記載されてあった。

 弟分である龍治からの情報だ。

 

「……モビルアーマーが来ないのが一番良いけども、来た場合も想定しなきゃいけねぇ――か」

 

 確かにそうだ。

 一家を預かる家長なのだ。

 家族を養い巣立つまで護る義務がある。

 であるのなら、御伽噺だと一蹴するよりもしなければならない事があった。

 ふと、外へと視線を向ける。

 そこでは弟分と取引をして得た新型機体を動かしている妻がいた筈だ。

 

「よぉ、アミダ――」

『凄い、すっごいよ名瀬ぇ!! あっはははははははははははは!!』

 

 狂喜。

 まるで生娘のような嬌声を挙げる嫁の姿に、名瀬は面食らってしまう。

 自分用にチューンされた百錬を駆っている時とは全く違う印象だ。

 どこか女性っぽいシルエットの機体。

 しかしその機動性は、たおやかな印象を裏切る程に鮮烈だ。

 百錬も悪い機体ではない。

 テイワズの力の象徴なのだ。その性能は下手なガンダムフレームを凌駕する。ブルワーズ時代のグシオン程度ならば、どうとでも料理が可能だった。

 だが、このフレームアームズは設計思想から違う。

 同じモビルスーツよりも、強大で巨大なモノを相手にする事を想定して造られていた。単純な出力、機体剛性、パイロットへの追従性等、様々な面がハイクオリティに仕上げられている。

 龍治によれば機体そのものは古いらしいが、そんな事は気にもならない。

 何よりも、フレームアームズという機体シリーズそのものがアミダは気に入った。

 こうして子供のようにはしゃいでいるのがその証拠だ。

 

「《ラピエール》、だったか。面白そうな機体じゃないの」

『ああ。どうもこの子は遠距離射撃に特化してるみたいだね。色は気に入ったけど、相性が良い子はアジーとかかな』

 

 はしゃいではいるが、きちんと性能は調べているようだ。

 ただ、モビルスーツと比べて弱点も存在する。

 

「……エイハブ粒子の影響を受けねぇから、ちと防御に難がある、か」

 

 成程、龍治がモビルスーツとの同時併用を薦めるのも分かる。通信障害はあるものの、モビルスーツにはモビルスーツの利点がある。

 しかし、

 

『だけどTCSだっけ? コレがあれば防御は上がるし、私は良いと思うけど……』

「まあ、な。レアアロイ弾頭をああもあっさり止めたんだ。素の状態の防御力がモビルスーツに劣っていても、総合的にはこっちがいいかもな」

 

 全フレームアームズに搭載することが出来る『ある装置』が、その価値を底上げする。

 使い所を間違わなければ強力な防御を発揮出来るのだ。総合的な安全性は高いと言えた。

 モビルスーツのフレーム、つまり骨格にも使用される高硬度レアアロイは、経年劣化に強く常軌を逸した堅さを誇る。

 そんな硬い弾丸を受ければ、フレームアームズでもタダでは済まない。

 しかし、前述のTCSと呼ばれるハニカム構造状の発光障壁を発動すれば話は変わる。

 TCS攻撃転用時の恐ろしさは、龍治の愛機が証明しているが、防御面でも凄まじい事を名瀬は今回の商売で思い知らされた。

 T結晶によって産み出されるエネルギー障壁だが、より強いTCS光波を撃ち込むか、度重なる波状攻撃でオシレーターに負荷を掛け続けて減衰するしか破る方法が無いらしいのだ。

 アミダは、射撃の際はTCSを消さなければならないので、撃ち合いは極力避けた方が良いと考えた。如何に射撃やビーム攻撃に強いモビルスーツと言えども、許容量を越える攻撃を叩き込まれればスクラップにもなる。

 自分の性には合わないが、このラピエールと呼ばれる機体は良い。

 コロニーへと戻り、ラピエールから降りたアミダは、即座に別の機体へと身体を移す。

 MSGから購入したフレームアームズは、他にもあるのだ。全部乗って評価するのが彼女の今の仕事だった。

 昔負った怪我のせいで子供が作れないにも関わらず嫁たちの取り纏め役を張っているのだ。他の妻たちが乗る前に知っておきたいと彼女は考えていたのである。……まあ、新顔の機体にいち早く乗りたいという気持ちが無いわけではないが。

 次に彼女が乗り込んだのは青い機体だ。先程まで乗っていたラピエールと似た機体だ。カラーリングが違うだけのようにも見えるが、実は味付けは若干違う。

 ラピエールのバリエーション機、名を《ラピエール ゼファー》。

 一対多での空戦に特化した機体だ。

 手持ち式の二挺のハンドレールガンを用いてラピエールの狙撃を護衛するのが基本運用だそうだ。

 

『……同じようで違う味付けだねぇ。私としてはこっちが好みかな』

 

 淡々とした様子だが、それもその筈だ。

 最初のラピエールは初めてのフレームアームズという事もあって感動したが、よくよく乗りこなしてみれば若干物足りない印象を受けた。バリエーション機であるゼファーも同様の印象になるのは寧ろ当然だ。

 だが、それは言い替えれば操縦し易いという事でもある。

 アミダ個人としては不満はあれども素直な機体は大歓迎だ。

 しかしそんな妻の様子に通信越し旦那は気付いた。

 

「なんだ、アミダ? 物足りなさそうだな」

『まあ、ねぇ。私個人の意見だと、この子らは素直過ぎるのさ。もっとこっちを振り回してくれるような子がいたら、って思ってね』

「成程。つまりアミダはもっとじゃじゃ馬がお望みか」

『そうなるね』

 

 頷く。

 パイロットである以上、ここに嘘は吐けない。いや、吐いてはいけないのだろう。己の命と家族の命運を預ける機体だ。妥協したくないという彼女の想いが伺えた。

 ならば、そんな嫁の願いを叶えようではないか。

 龍治より、“パイロットの事をあんまり考えてないフレームアームズがある”と言われ、つい面白半分で借りた三つのバリエーション機体。

 色は、紫に白に赤。

 元々はAI制御による無人機だったらしいのだが、コックピットを無理矢理搭載した変わり種だとか。

 

「そんじゃあ格納庫に戻ってみな。三機とも用意させとくから、乗り比べてみると良い」

 

 そう言いながらも名瀬はなんとなく確信があった。

 ウチの嫁が子供のように喜ぶ事が。

 

「フレズヴェルク。北欧神話に出てくる鷲の巨人……名前負けしてねぇのだけは保証するぜ」

『言ったね。あんたがそこまで言うのなら、かなり期待してあげようじゃないか』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして。

 

「……参ったね」

 

 アミダはコックピットで俯いてしまう。

 両手を操縦桿から離し、ヘルメット越しに頭を抱える。

 期待外れだったのか?

 いいや、違う。

 

「この子たち、期待以上にも程があるよ」

 

 喜悦に身体が震えるのが抑えられない。

 ああ、なんというじゃじゃ馬だ。

 推進機の多さやフレームの露出具合でこれも空戦用の機体だと分かってはいたが、乗った瞬間からアミダは虜になった。

 まずはプレーンな紫の《フレズヴェルク》。手持ちの武装は、持ち方を変えることで斧や剣、銃として使えるベリルショットランチャーに、牽制用の胸部機関砲が二門だけという潔さ。

 随所にある金属とは違う結晶そのもののようなパーツも派手で良い。機体性能はラピエールよりも上だった。

 確かに龍治の言う通り、この機体、とんだじゃじゃ馬だ。

 次に乗り込んだのは白いフレズヴェルク。

 名前は、《フレズヴェルク=アーテル》。

 完全な近接特化の機体だ。

 得物は、大鎌や薙刀、大斧に変形するベリルスマッシャー二本のみ。多少距離を取られても追い付けるだけの加速を備えているし、TCS製の武装は光波による遠距離攻撃が可能だ。

 そんなフレズヴェルクには目玉機能が他にもあった。

 人型から航空機へと変わる変形機構だ。

 サイドワインダーモードと呼ばれる航空機の状態で敵に突貫し、人型に戻りながら一撃を見舞う。無論操縦技術が高くなければ出来ない芸当だ。

 そんなアミダが、一番気に入ったのは――赤いフレズヴェルクだった。

 速さが売りの筈のフレズヴェルクなのに、大型のベリルショットライフルを四挺も搭載する過積載具合。加速を犠牲にしてまでも火力を高める殺意の高さがアミダのハートを撃ち抜いたのだ。

 

「《フレズヴェルク=ルフス》……イイ」

 

 コックピットで身悶えもする筈だ。

 ここまでとは思っていなかったのだから。不意打ちにも程がある。

 銃剣部分がTCS製なのでそこで斬れるのも面白い。

 

「……いっその事、アーテルの得物をルフスに持たせようか」

 

 

 ふと思い付きでそんな事を考える。

 機体の太腿にベリルスマッシャーを、テールユニットにベリルショットライフルを装備すれば、自分にとって最強のフレズヴェルクになるのでは。

 

 

 なのでやってみた。

 結果として、

 

「不味いねぇ」

 

 相性が良い。

 それがこれ以上なく実感出来た。

 

「……うん。イイじゃないか」

 

 決めた。

 このルフスは、絶対に私が乗る。

 

 

 

 

 

 

「……あれ、借り物なんだけどなぁ」

 

 テンションが天元突破してそうな妻の様子を見ながら、名瀬は苦笑する。

 ラピエール二種は確かにモビルスーツよりも割安だった。

 だが、フレズヴェルクシリーズは、ガンダムフレーム並みに高価なのだ。

 勿論、大企業の社長である名瀬には買える値段だ。しかし出費がデカい。絶対に経理担当の嫁に嫌味を言われる。……まあ、そこが可愛くもあるんだが。

 そんな機体をぽんっと貸し出す龍治の度量に感心すると同時に、ある憶測が脳裏を過った。

 

 ……こんな機体を用意しなきゃいけないくらい、モビルアーマーってのは脅威なのか。

 

 表情を厳しくすると、名瀬は電子メールを龍治へと送る。

 内容は、フレズヴェルクシリーズの購入と、家族から頼まれていた新武器の発注、それとこのコロニーの防衛システムの見直し等々。

 ジャスレイの一件もある。

 無関係な海賊を使って闇討ちされる可能性だって考慮すべきだ。

 

 

 

 

 

 

 こうして。

 タービンズでも、本格的にフレームアームズの運用が開始された。

 アミダの予想通り、ラフタやアジーを筆頭にパイロットたちはラピエールを気に入ったようだった。こうなれば、他の機体も欲しくなるのが人情だろう。

 更に追加で購入した武器も概ね好評だった。一部困惑するような代物もありはしたがそれでも大部分の武器やサポートロボットが受け入れられた。

 

 着々と名瀬たちの家は防衛戦力を拡大させていった。

 

 

 

 

 

 ◆◆◆◆

 

 

 

 

 出発式典当日。

 集まった観衆の視線の先には、パレードをする集団があった。小気味良い勇壮な音楽と共に、車が通りを進んでいく。

 MSGだ。

 男たちは黒いスーツにサングラスと同じ格好をしているが、なるべく銃は見せないように隠し持っている。気付くのは荒事に慣れている連中くらいだろう。

 そんな男共に護衛され、オープンカーの後部に座るクーデリアは、周囲に笑顔を見せていた。

 

「大真面目な顔は、演説の時までしなくていい」

 

 そう、明星社長に言われていたから、クーデリアは逆に緊張してしまった。隣に座るフミタンや、MSGでよく話すアトラや三日月なら気付けただろうが、実はその笑顔は引きつっていた。

 彼女は知ってしまったからだ。

 貧困に喘ぐ孤児――そういったカテゴリーでしか見ていなかった子供たちの実態を。

 今までクーデリアは、声を上げるだけだった。

 他の独立運動活動家たちと同じように、高い場所からただ声を上げるだけ。そこから一歩踏み出せたのは、ノアキスでの演説だろう。

 だから彼女は経済の立て直しと雇用の活性化という手段を考えた。ただ声を上げるのではなく、どうすれば救えるのかを考えたとも言える。

 そして、彼女は知った。

 声を上げるよりも早く、力技で孤児たちを引き上げる男を。

 

 明星・龍治。

 

 元々は彼も孤児だったそうだ。

 育ての親がいた分、他の子供たちよりも恵まれていた――と本人は言っていたが。

 MSGを立ち上げた事も、元々は助けたヒューマンデブリの少年の家族を助ける為だとか。

 そう言うと、照れて『こっちにも理由があっただけだ』と明星社長は釈明する。そんな若社長をニヤニヤと見る社員たち。

 そんな風景を見て、クーデリアは衝撃を受けた。

 そう、これだ……これだったのだ。

 彼女の活動に根本的に足りなかった事は。

 確かに声を上げるだけでも現状を訴える事が出来た。

 独立の為、少なくない人間が動き出した。

 だが、自分は声を上げただけなのだ。

 他の活動家たちもそうだ。

 声を上げ、動いてはいる。

 だが、貧困層の救済を謳いながら現実にその層の人々と直に触れ合っている人間のなんと少ない事か。

 彼女もまた、声を上げるだけで満足していた。

 

 自分が声を上げれば誰かが動いてくれるだろう。あとは誰かが自分の代わりにやってくれる。

 

 そんな気持ちが無かったと言えば、嘘になる。

 だがそれでは誰も本当の意味で動いてはくれない。

 口先だけの、率先して動かないお飾りのトップなぞに、誰も信用しないし、何の結果も出せない人物に魅力など感じるはずがないのは当然だ。そんなものに誰が心から付き従うものか。

 そんな話をフミタンとしたが、彼女も衝撃を受けた様子だった。

 自分の至らなさを言葉ではなく、自分の目で現場を見て、行動で教えられた。

 だから彼女は、この一か月間式典準備以外でMSGの業務に携わった。流石に傭兵稼業や護衛等には同行出来なかったが、農作業や建築及びレース事業などには参加できたのだ。主に炊き出し等で。アトラとの縁はその時に出来た。

 その仕事を通じて、クーデリアは自分の浅慮を思い知らされた。

 声を上げるだけでは、孤児たちには届かない。

 明星社長のように、時にはちょっと無理矢理をしてでもいいから自分が相手の手を引いてやる事も重要なんだ、と。

 やるからには中途半端な事はするべきではない。

 だからこの式典も。絶対に成功させる。

 

 

 

 

 

 

 

 そう意気込んでいたのだが――

 

「どうした? ……なに?」

 

 出発式典における目玉であるクーデリアの演説。

 それがもうすぐ始まる――そんな時だ。

 既に関係各所から出席者たちからの声明や、祝電等も読み上げられている。

 会場のボルテージも高まっているのが肌で実感出来た。

 そんな中だ。

 明星社長が、険しい声を出した。

 

「クリュセ郊外で、モビルスーツの戦闘? 機種はグレイズ同士か」

 

 更に別にタブレット端末を操作し、メールフォルダを開く。

 

「ああ、今こっちにもギャラルホルン火星支部から連絡があった。犯罪者であるクランク・ゼントの捕縛任務の為、戦闘中。介入は控えられたし……だとさ」

 

 どうやら陰謀に巻き込まれたあの男性が戦っているらしい。

 実際はどうあれ、彼は犯罪者だ。

 そういう事になっている。

 

「郊外っつっても、ウチの本社とはクリュセを挟んで反対側だからなぁ。介入する理由が薄い」

 

 市街地で戦闘が始まれば介入する口実は幾らでも作れるが、彼らはきちんと距離を取って戦闘をしているらしい。

 

「一機だけのグレイズは、逃げるか迎撃するかしかしてないんだな。なら、多分乗ってるのはあのオッサンだろう。多少の縁はあるが、それでも助けるかと言われてもなぁ」

 

 だが、どこか面倒そうな明星社長は、通信機から聞こえる報告を受けて表情を変えた。

 今まで見たことの無い厳しく鋭い眼だ。

 

「……強力なエイハブリアクターの反応? モビルスーツに乗ってるヤツよりもデカいんだな? ガンダムタイプじゃない、通常反応で」

 

 なんとなく、クーデリアは不安を覚えた。

 何か、よくない事が起きそうな……

 

「間違いねぇんだな? ……相手のデータはあったか?」

 

 送られてくる情報を見て、頭を抱える明星社長。

 

「ない、と。……それで、ソイツはクリュセに近付こうとして、戦闘中のギャラルホルンに襲い掛かったんだな? オッサン諸共に殺すつもりで」

 

 ギャラルホルンのモビルスーツに襲われて撃退するMSGのような場合は兎も角、自分から攻撃するとは、一体何者なのだろうか。

 クーデリアがそう思っていると、

 

「人型じゃねぇ機械……まさか」

 

 明星社長はタブレット端末を操作して、あるデータを戦闘を観測している社員に送る。

 

「この中に似たヤツはいるか? いる? どれだ? ……力天使か」

 

 天使、という言葉に何故か不安を覚えてしまう。

 全員の視線が明星社長に集まる。

 確信を込めて、彼は言った。

 

 

 

「間違いねぇ、敵はモビルアーマーだ」

 

 

 

 三百年前の恐怖が、クリュセを襲おうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、若社長とオルガは対ギャラルホルン襲撃を想定して戦力を市外にだが控えさせていた。

 

「こんな事もあろうかと、待機させといて正解だったな」

「そうっすね」

 

 しかし、まさかメディアが見ている前での初戦闘の相手が、モビルアーマーだとは思いもしなかったというのが本音だが。

 混乱する式典関係者を宥める為に、マクギリスやガエリオにも手伝いを頼んだ。

 

 

 

「行けるか、三日月」

 

『往けるよ、若社長』

 

 

 

 通信機の向こうで、三日月の声。

 オルガがそれを受けて、宣言する。

 

「これより、モビルアーマー討伐作戦を急遽だが開始する。いつか来るかもって思ってた敵が来ただけだ。命を粗末にするんじゃねぇぞ!」

『『『応!!』』』

 

 オルガが力強い笑みを浮かべ、自分が信頼する弟分に発破を掛ける。

 

「各員、状況開始。やっちまえ、ミカぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 バルバトスのコックピットの中。

 兄貴分の言葉に、三日月は笑う。

 

「了解、オルガ」

 

 機体を戦闘モードに。

 手と背中に熱が入る。

 阿摩羅識システムが起動し、自分とバルバトスを繋げる。

 バルバトスも、どうやら三百年振りの敵との戦闘に高ぶっているようだ。

 なんとなくだが、そんな事が感じられた。

 

 

 

「ガンダムバルバトス。三日月・オーガス」

 

 

 

 機械の敵を眼前に。

 白亜の悪魔は、

 

 

 

「推して参る」

 

 

 

 

 

 刀を振るう。

 

 




 俺ームアームズのネタが足りません。
 誰か使ってもいいよってネタをお持ちの方はいませんか……!!

 

 それと、これは余談なんだけど……アームズフォートって素敵じゃない?

  機体解説
  NSG-X1 フレズヴェルク
  月におけるエース機。クリアパーツが眩しいイケメン機体。
  FA屈指の優遇枠。
  某重ね着FAとは違い、地球の各地で猛威を奮った経歴の持ち主。打たれ弱い見た目だが、バリアによる防御によって大抵の攻撃を防ぐ事が出来る。ただし自分の射撃も防ぐので攻撃時にカウンターを食らう事もあったりする。
  月との最終決戦でも味方部隊と激突。
  破壊した個体も多いが、撃破出来ずに見逃した個体もあるとか。
  バリエーションは今の所三種のみ。更に簡易量産機も存在するらしい。
  ノーマルの紫、塗り絵コンテスト最優秀賞作品+大型複合近接兵装の白、ライフル4つ載せの赤と選り取り見取り。
  某傭兵をロックオンしているとか。
  後述のゼファーパイロットの機動データを有しているらしいが……?


  SA-17 ラピエール
  スティレットのバリエーション機。
  FA初の女性型機体。ガールズとは違うスティレットの妹枠。
  更にそのバリエとしてゼファーがある。
  しかしこの機体、不遇と言えば不遇。
  余りフューチャーされなかった。更にインストにて赤い合体マシンによって破壊され持ち去られるという結末に。
  色々とガール化されているが、筆者としてはこの子がガール化される未来が見えない。好きな人には悪いが。
  しかし引っ越しのCMにて、全国区でその姿がお披露目された。……破損したプラモとしてだが。
  それでいいのかコトブキヤ。

この作品にアームズフォートっぽいのを出してもいいですか? ネタ枠有り

  • 良いよ(魂の母)
  • 構わん(突撃野郎)
  • 良い度胸だ(子持ち戦車)
  • 人類に黄金の時代を……
  • 偽りの依頼、失礼しました
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