ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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IS学園入学前
試験と少女達との出会い


 

 

 

 

「お前がアイツが言っていた園崎だな?」

「はい。二人目の男性IS操縦者、園崎律華です。えっと、織斑千冬さんだったか?」

 

 束さんたちと生活し始めてから2年後、私は本島の神奈川県、横浜市にある大型スタジアムが隣接している学校前に来ていました

束さんの気まぐれもあって私は何故かIS学園に入学することになってしまいました

 

「そうだ。これからお前も入学することになるだろうから言っておく…学園内では先生と呼ぶように…………それにしても、なんだ…あの人達の息子を教える日が来るとはな……」

「織斑先生は私の母さんと父さんをご存じなんですね……」

「私も束、程では無いが美春さん達には世話になったからな…」

 

 やっぱり、この人も母さん達の事を知っているのですか……

 

「すまないが、今回俺が呼ばれた理由を聞いてもいいだろうか?」

「ンン、すまないな。今回お前を呼んだのは試験を受けてもらうためだ。本来なら男性IS操縦者のお前は強制的に入学が決定するのだが、お前には学業での成績が無くてな」

「ああ、小学校途中から中学まで一度も学校に行ってないからな。それからの成績は皆無か」

 

 目を覚ましてから一度も小学校には行ってないし中学もエスカレーター式だったみたいですけど一度も行ってませんからね

 

「遅れてすみません!!」

「遅いぞ、クロニクル」

 

 早い足音が聞こえ、振り向くとクロエさんが走ってきました。

本来ですと一緒にくる筈だったのですが途中で束さんの親バカが発動してしまいクロエさんはそれをなんとか宥めていたようです

 

「す、すみません。たば……母様がずっと離してくれなかったので……」

「……それは…何かすまない」

「い、いえ織斑さんが謝ることでは……」

 

 少しだけ話してなんとなく面倒見がいい人で束さんに苦労させられた苦労人なんだなぁ……

 

「試験会場に案内する。念の為にお前達二人は後期受験者達とは別の部屋で筆記試験を受けてもらう」

「分かった」

「分かりました」

 

「ところで、園崎。お前の隣の機械はなんだ?」

「此奴はポメプロトタイプ。オレが造ったロボットだ。彼女も驚いていたな」

<(オラ、ポメ0号機!!プロトポメって呼んでね!!)>

「造った後から基本一緒だったからな……ついそのまま連れてきてしまった」

「……まあ、いいだろう。筆記試験が終わるまで私が預かることになるが構わないな?」

「あぁ、頼む」

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、筆記は問題なかったかな?」

「そうですね、律華さま。私は少しだけ不安ですが……」

 

 筆記試験が無事に終わり中庭のベンチに二人で座っていました

 

<(クロエなら大丈夫、クロエなら大丈夫)>

「ポメプロトの言っている通り大丈夫だと思うぞ。クロエは元から頭はいいんだ。筆記試験の範囲に的を絞れば直ぐに覚えられただろ?」

「そうですけど……私は初めての試験なんですよ?こう言う緊張感や不安は初めてなんです…」

「それもそうか…オレの配慮が足らなかったな。すまない」

「あ、い、いえ律華さまが謝ることでは……」

「クスッ」

「ふふ」

 

 私とクロエは互いに笑い合いました。

それにしても…少し前から3つほど視線を感じますね…敵意と言うよりは興味ぽいですが、

 

「オレ達になにか用か?」

「律華さま?」

<何かいたのか?>

 

 私の言葉に視線に気がついていなかったクロエさんとプロトポメは不思議そうな顔とはてなマークのプラカードを出してきました

 

 

「…見てたのはごめんなさい」

「ごめんなさい」

 

 視線のした方からピンク色のセミロングの少女と眼鏡を掛けた水色セミロングの少女が謝ってきた

 

「いや、謝らなくてもいい。オレもなんか用があるのかと思ったから声をかけただけだからな……もしかしてこのベンチで昼食にしようと思っていたか?」

「?!は、はい。良くわかりましたね?」

「オレは読心術がそれなりに得意だからな」

「律華さまが()()()()なら他の読心術が使える人はごっこですよ?」

 

 私の読心術はそれなりなんですけどね……クロエさんに私はどう見えてるのでしょうか?

 

「ねぇねぇ~君ってどうしてここにいるの~?」

「本音!!……す、すみません。本音が…」

「いや、いいさ。IS学園の後期受験者しかいないはずの場所に男がいるんだ。その子が言いたい事だってわかるさ……そうだな、ここであったのも何かの縁だな」

 

 私はベンチから立ち上がる

 

「オレは園崎律華、リッカでもリカでも呼びやすい方で呼んでくれて構わない。一応これでも二人目の男性IS操縦者でもあるな」

「では私も……私はクロエ・クロニクル。律華さまのメイドです」

<(オラ、ポメ0号機!!プロトポメって呼んでね!!)>

「「え!?二人目の男性IS操縦者にメイド、それにロボット!?」」

 

 二人ともそんなに驚く物でしょうか?……あ、束さんも「男性IS操縦者は殆どいなくて珍しい」言ってましたっけ?

 

「それで、お前達は?」

「え?」

「いや、オレ達は自己紹介はしたぞ?」

「あ……ごめん。私は更識簪。出来れば名字で呼んでほしい」

「私は布仏本音で~す。よろしくね~」

 

 あ……忘れかけてましたけど、この二人、原作のヒロインとモブキャラなのに色々と関わってくる準主要キャラじゃないか……まあ、あまり気にしなくてもいいか……

 

「更識、本音でいいか?一緒にお昼でもどうだ?」

「いいの?」

「ここであったのは何かの縁だろ?それに二人で食べるなら四人で食べた方が楽しいだろ?」

「私は構いませんよ」

「私も~」

 

 私の言葉にクロエさんと本音さんが了承してくれた。

 

「私もいいけど……ベンチは一つだけだよ?」

「地面と椅子どっちがいい?」

「?椅子の方がいい……かな?」

「私も椅子の方がいいかな~」

 

 二人とも椅子の方がいいんですね…

 

「ポメ、椅子四つにテーブル」

<かしこまり!>

 

 プロトポメは敬礼すると赤い頭が半分に割れ中から背もたれ付きの椅子四つと白いテーブルが飛び出してきた

 

「これでいいな」

「これで……良いじゃ無いよ!?なに、これどうやったの!?」

「ん?ポメの中には高度な3Dプリンターと特殊プラスチック樹脂が内蔵されていてその樹脂で椅子とテーブルを生成したんだ。他にも食い物以外と成分が分からない物以外は基本作ることが出来るぞ」

 

 私の話を聞いた二人は唖然としていました…束さん達も唖然としてましたっけ?

 

「あまり唖然としているとお昼の時間が無くなるぞ?」

「あ、う、うん。そうだね」

 

 更識さんと本音さんはまだ少し驚いているみたいですが椅子に座ってくれました

 

「……それって、クロロ~が使ったの~?」

「いえ、これは律華さまがお造りになりました。律華さま、こう見えてお料理得意なんですよ……」

 

 私達の弁当を見た本音さんがクロエさんが作ったのかと聞き、クロエさんは作ったのは私だと、言うと本音さんも更識さんも驚いた顔をしていました

 

「律華はなんでも出来るんだね…」

「?なにを勘違いしているのか分からないが…オレはなんでも出来る分けじゃ無いぞ。ポメ造りも料理もそうだが最初なんてガラクタやダークマターしか出来なかったし、洗濯機を回したら爆発させて家を火事に仕掛けたさこともある。それに、今でもISは真面に乗り熟せない」

「え?!律華さまって料理出来なかったのですか!?」

 

 いや、あの……クロエさんには少し前に話したと思うんですが…更識さん達も唖然としてますし

 

「オレも何でもできるわけじゃ無いって事だ……何か悩みでもあるのか?」

「?!ど、どうして……」

「なんでも出来るらへんからどうも様子が可笑しいからな。それに、読心術を使った分けじゃ無いが何かに怯えている気がしてな。今日会った見も知らない俺で良ければ話を聞いてやるぞ?

無理して話せとは言わないが…」

 

 私の言葉を聞いて簪さんは戸惑いながら迷っている顔をしていた

 

「かんちゃん…私が言うのもアレかもだけど……ザッキーに話しても良いと思うよ。自分だけで背負い込んで解決出来るなら話さなくても良いと思う……けど、かんちゃんはずっと……「本音は黙ってて!!」ッ…ごめん」

 

 本音さんが話していると急に机を叩き、大声を簪さんが上げた

 

「あ、……本音、ごめん。律華、クロエさんもごめん」

「いえ、私は気にしてません」

「うんん、私の方こそごめん」

「オレも気にしてないからな」

 

 大声を出した事に簪さんは謝ってきました

 

「色々と聞き過ぎたな。オレ達はもう、行く。また、学園でな」

 

 私はそう言い椅子から立つと歩き出そうとする……

 

「待って…話、聞いてくれる?」

 

 

 

 

 

 

続く

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