ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
回想も同じくその枠に収めるつもりです
~回想~
試験日から2週間前
「ねぇ、リックン。これからもずっとここで毎日を過ごすのかな?」
「?私はそのつもりですよ。退屈はしてませんしバトスピが無い世界で外に出る必要は無いと思ってますから」
束さんが変なことを聞いてきましたが私は外に出るつもりはありませんよ。バトスピがあるならまだしてもこの世界にはトレーディングカードゲームは存在してません……私はこうして毎日を静に過ごせればいいと思ってますから……ね
「そう……だよね。変なことを聞いてごめんね…」
「……何か頼みが……悩みがあるなら言ってくださいよ」
「?!どうして、わかった……そう言えばリックンは読心術を使えたんだったね……忘れてたよ」
束さんは私の読心術を忘れていたらしく驚いた顔をしていた
「クーちゃんに普通の女の子の生活をさせてあげたいと思うんだけど……」
「普通の定義が少し分からないんですけど……学校に通わせて上げたいみたいな事ですかね?」
束さんはうんうんと頷いていますが……私にどうしろと言うんですかね…私はそんな権限を持ち合わせていないのですが……
「その通りなんだけど……指名手配中の私の娘だとバレるとクーちゃんが危険な目に合うし…クーちゃんが一人で学校に通えるか心配になって……」
「流石の束さんもお手上げだから私に聞いてみたっと…」
「うん…」
今度はしょぼくれたように頷く束さん……さて、どうしたものでしょうか?束さんの娘とバレてもある程度は安全で私も通える学校……
「あった……クロエさんが束さんの娘とバレてもある程度は安全が確保されていて私も通える学園が一つだけ……私はあまり乗り気しませんが…」
「え?!本当!?どこ、どこ!!」
私が【あの】可能性に気がつくと束さんは凄い勢いで私に尋ねてきた
「あるじゃ無いですが、【その】土地はあらゆる国家機関に属さず、いかなる国家や組織であろうと【その】関係者に対して一切の干渉が許されないという国際規約が結ばれている場所が…」
「ま、まさか……でも、リックンはいいの?私のワガママの為に……」
「言ったじゃ無いですが、乗り気はしないって…でも、まあ……クロエさんは私にとって妹……いえ、娘みたいな存在ですから……私も束さんのワガママに付き合ってあげますよ」
これでも私は精神年齢は30近くですからね……クロエさんと料理していると娘と料理しているみたいなことを何度か思ったことがあるんですよね
「リックン……ありがとう…でも、クーちゃんを娘と思っていいのは私だけだからね!!」
「はいはい、分かってますよ。それじゃあ、学園への連絡は任せておきますよ。私も外に出る当たって口調を変える特訓しておかないと行けませんから」
「束さんに任せるのだぁ~」
束さんはそう言うと研究室から出て行ってしまいました……はぁ~、これで私も原作介入することになりましたか……自分で言いましたがあまり乗り気はしませんね……原作はそれなりに読みましたが…白と紅は好きになれなくて途中で読むの辞めましたからね……さてと、口調の練習しておきますか……今の口調は女子だった前世で使ってたものですから、違和感ににってしまいますからね
簪side
私が彼に気がついたのは偶然だったのかもしれない
「ふぅ~終わったね、かんちゃん」
「まだ、実技が残ってるよ、本音」
IS学園、後期受験者の私と一応メイドの本音は筆記試験を終わらせてお昼を食べようと校舎内を歩いていた
「かんちゃん、お昼何処で食べる~?」
「中庭にベンチ合ったと思うからそこでいい…」
「そうだね~」
私と本音はそんな話をしながら歩いていき、中庭に出ようとした時だった……彼を…彼らを見つけたのは…
「ねぇ、本音。彼、知ってる?」
「うんん、私も知らないよ~。変だよね、噂の【彼】以外に男の子がいるなんてさ~」
私達が昼食を予定していたベンチに多分、受験生であろう銀髪の女性と同い年くらいで赤髪の男性が座り話していた…あまり近付かない方がいいかな?
「本音、別の場所に……「オレ達になにか用か?」!!??」
気付かれてた…?どうしよう……逃げるのは……ダメだよね…。うん、出てちゃんと謝ろう
「行くよ、本音」
「……うん」
私と本音は中庭に歩き出す、女性の方は私達の視線に気が付いていなかったのか私達を見て驚いていた
「…見てたのはごめんなさい」
「ごめんなさい」
「いや、謝らなくてもいい。オレもなんか用があるのかと思ったから声をかけただけだからな……もしかしてこのベンチで昼食にしようと思っていたか?」
「?!は、はい。良くわかりましたね?」
「オレは読心術がそれなりに得意だからな」
「律華さまが
私達が謝ると彼は気にしないと言ってくれた……
それに、ベンチで食べようと考えいたことを気が付くなんて……読心術って凄い……
「ねぇねぇ~君ってどうしてここにいるの~?」
「本音!!……す、すみません。本音が…」
「いや、いいさ。IS学園の後期受験者しかいないはずの場所に男がいるんだ。その子が言いたい事だってわかるさ……そうだな、ここであったのも何かの縁だな」
本音の直球過ぎる言い方に私が怒り、謝ろうとすると彼は気にしていないようだった…
「オレは園崎律華、リッカでもリカでも呼びやすい方で呼んでくれて構わない。一応これでも二人目の男性IS操縦者でもあるな」
「では私も……私はクロエ・クロニクル。律華さまのメイドです」
<(オラ、ポメ0号機!!プロトポメって呼んでね!!)>
「「え!?二人目の男性IS操縦者にメイド、それにロボット!?」」
男性IS操縦者!?、二人目なんて聞いてないよ!?それに、メイドにロボットって……彼は何者なの?
「それで、お前達は?」
「え?」
「いや、オレ達は自己紹介したぞ?」
「あ……ごめん。私は更識簪。出来れば名字で呼んでほしい」
「私は布仏本音で~す。よろしくね~」
私が彼……律華の事を考えていると律華が名前を聞いてきた…彼らだけに自己紹介させて終わるわけにはいかないよね
「更識、本音でいいか?一緒にお昼でもどうだ?」
「いいの?」
「ここであったのは何かの縁だろ?それに二人で食べるなら四人で食べた方が楽しいだろ?」
「私は構いませんよ」
「私も~」
律華は昼食を一緒に食べようと誘ってくれた……少し悩んでいると本音が勝手に了承してしまう…私も仕方なく了承した
「私もいいけど……ベンチは一つだけだよ?」
「地面と椅子どっちがいい?」
「?椅子の方がいい……かな?」
「私も椅子の方がいいかな~」
地面と椅子?どういう事だろ……
「ポメ、椅子四つにテーブル」
<かしこまり!>
ロボット……プロトポメとプラカードに書かれていたのでそう呼ぶことにしよう……プロトポメが敬礼すると赤い頭が半分に割れ中から背もたれ付きの椅子四つと白いテーブルが飛び出してきた
「これでいいな」
「これで……良いじゃ無いよ!?なに、これどうやったの!?」
「ん?ポメの中には高度な3Dプリンターと特殊プラスチック樹脂が内蔵されていてその樹脂で椅子とテーブルを生成したんだ。他にも食い物以外と成分が分からない物以外は基本作ることが出来るぞ」
本当に律華は何者なの?そんな高度な技術…国レベルの組織に入ってないと作れないと思うんだけど……
「あまり唖然としているとお昼の時間が無くなるぞ?」
「あ、う、うん。そうだね」
取り敢えず、落ちついて昼食を食べよう…
「……それって、クロロ~が使ったの~?」
「いえ、これは律華さまがお造りになりました。律華さま、こう見えてお料理得意なんですよ……」
本音が律華とクロエさんの弁当を見てクロエさんが作ったのかと思っていたんですが……律華が作ったなんて……なんか、嫉ましいな…
「律華はなんでも出来るんだね…」
「?なにを勘違いしているのか分からないが…オレはなんでも出来る分けじゃ無いぞ。ポメ造りも料理もそうだが最初なんてガラクタやダークマターしか出来なかったし、洗濯機を回したら爆発させて家を火事に仕掛けたさこともある。それに、今でもISは真面に乗り熟せない」
「え?!律華さまって料理出来なかったのですか!?」
う、嘘?こんなに美味しそうな弁当を作ってしかもロボットまで作ってるのに……最初は何も出来なかった?
「オレも何でもできるわけじゃ無いって事だ……何か悩みでもあるのか?」
「?!ど、どうして……」
「なんでも出来るらへんからどうも様子が可笑しいからな。それに、読心術を使った分けじゃ無いが何かに怯えている気がしてな。今日会った見も知らない俺で良ければ話を聞いてやるぞ?
無理して話せとは言わないが…」
律華の言葉で私に動揺が走った……何も話してないのに…どうして、私に悩みがあることに気が付いたの?……
「かんちゃん…私が言うのもアレかもだけど……ザッキーに話しても良いと思うよ。自分だけで背負い込んで解決出来るなら話さなくても良いと思う……けど、かんちゃんはずっと……「本音は黙ってて!!」ッ…ごめん」
本音が話してきたのを私は大声で遮ってしまう
「あ、……本音、ごめん。律華、クロエさんもごめん」
「いえ、私は気にしてません」
「うんん、私の方こそごめん」
「オレも気にしてないからな」
大声を出したことを三人に謝ると三人とも気にしてないようだったが…特に本音は気にしてないようで少し落ち込んでいるみたいだった
「色々と聞き過ぎたな。オレ達はもう、行く。また、学園でな」
律華はそう言って立ち上がり何処かに行こうとする…
「待って…話、聞いてくれる?」
私は咄嗟にそう言ってしまった…
続く