ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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少女達との雑談

 

 

 

 

「待って…話、聞いてくれる?」

 

 

 

 

 

「……えっと…私には姉がいるんだ……何でもできる優秀な姉が…」

 

 更識さんが話を聞いてほしいと言って少しして更識さんは話し出しました

 

「私と姉は…ずっと仲が良かったと思う……。一緒に遊んで勉強したりして……でも、姉との関係は姉の言葉で壊れた……」

「私の家は日本の中でも名家で当主制なんだけど……その17代目当主が姉なんだ…」

「姉が当主になってから直ぐに「あなたは何にもしなくていい」って言われて……それからほとんど口を聞いてない…更識家は自由国籍で姉はロシアの国家代表で私は日本の代表候補になってから顔もほとんど合わせてない。私の話はこんな感じ…」

 

 更識さんは過去にあった姉との話を話してくれましたが……私は少しだけ違和感を感じました

 

「なぁ、更識?姉とは仲が良かったんだよな?」

「う、うん……そうだと思う…」

 

 更識さんは姉と仲が良かったのを自信を持って言えないでいました

 

「かんちゃんとたっちゃんさんは仲が良かったよ~」

 

 第三者でもある本音さんがこう言ってくれると私の考えも纏まりますね

 

「人間が他人を傷つける言葉を言うときは大きく分けて二通りある……一つ目は嫌われてるから。嫌うにも二通りある……一つ目は言われた本人が何か嫌われることをした……」

「わ、私……そんなことしてない!」

 

 私の言葉に簪さんはテーブルを強くたたいた

 

「落ち着け、一つの可能性だ。嫌われてるの二つ目はそもそも言った側が嫌っていたから……まあ、更識の話ならこの二つとも当てはまらないな」

「なら、どういうこと~?」

「大きく分けての二つ目は……好きだからさ」

「……?」

 

 私の言葉に更識さん、本音さん、クロエさんがわからない顔をしました

 

「オレはこの【好きだから】を関係が拗れた理由と考えている。まず、更識と姉の仲が良かったのは第三者でもある本音が言ってくれたから嫌われていると言う可能性は低い……だが、好きなのに簪が突き放された理由にはならない……そこで、当主になった後が肝になる」

「当主は自然と悪意から狙われやすくなる……が、当主以上に狙われやすいのが……」

「……私?」

 

 私が答えを言う前に更識さんは気がついたのか呟きました

 

「そうだ、当主よりも狙われやすいのは家族……さらに言えば妹だ。姉の最大の弱点は妹……今回で言うなら更識、君だ。だからこそ、姉は君も突き離した……それも当主としての重圧、姉として妹を護りたいという姉のプライドに押しつぶされそうになりながらな……やり方に姉は後悔しているみたいだけどな」

「え?……どうしてそう思うの?」

 

 更識さんの目にはいつしか涙がたまっていました

 

「オレはそれなりに気配を察知できる。最初に二人を見つけたのはこれな……その時、もう一つの視線を感じたんだ。最初は興味、2人と話したり昼食を一緒にしていると嫉妬、今は悲しみと後悔といった視線から感じられる感情がなんとなくわかるからな……多分、更識の姉だろう」

「ザッキーってそんなこともわかるんだ~」

 

 本音さんや……あなたはお気楽過ぎると思いますよ……まあ、良いです

 

「お姉ちゃん……私のこときらいじゃ無かったんだ……」

「……悪いが本当の所はオレにもわからないからな?本当の所は本人にでも聞いてくれ……何かあったら相談に乗ってやる」

「どうして……どうしてそこまで優しくしてくれるの?」

 

 更識さんは涙を流して顔がぐちゃぐちゃな状態で聞いてきました

 

「…オレには親も兄弟も居ないからな…姉妹で仲の悪いのは良くないと思う……それに…苦しんでいる人が居るのに、知らん顔なんかできない」

「!!///」

 

 私の言葉と微笑みで更識さんが顔を真っ赤にしていました……私、何かしましたっけ?

 

「……いつまで見ているつもりだ、織斑先生?」

「なんだ、気がついていたのか?」

 

 私は更識さんの話の途中から気づいていた視線……織斑先生に声をかける

 

「彼処まで圧を出されていたら嫌でも気がつく。時間だったか?」

「そうか……ンン、ああ。そろそろ時間だから呼びに来た。布仏に更識妹……お前達も早くしないと遅れるぞ?」

「「あ!!??」」

 

 更識さんも本音さんも時間を忘れていたみたいで大慌てで支度を始める

 

「……そうだな。お前達2人とも、自分達の実技が終わったら第三アリーナまで来い。園崎の実技試験を見せてやる」

「いいのか?」

「構わん。それに……園崎の相手は……

 

 

 

 

生徒会長の更識楯無……更識妹の姉だ」

 

 

 

「え?」

「え?」

「え?」

〈え?〉

「これはまた……偶然か運命か……」

 

 素人の実技の相手に国家代表を指名しますか…普通?まあ、丁度いいタイミングですから構いませんけど……

 

「わかった……丁度、オレも聞きたいことがあったからな」

「律華!?相手は国家代表だよ!?」

「そうだな。だが、これは勝ち負けの試合ではなく試験だ。気楽にやらせてもらう……負けるつもりも無いがな」

 

 

 私はそう言い赤と黒のデッキケースに触れていました

 

 

 

 

続く

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