ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
「生体リンクで機体のダメージがそのまま身体のダメージになるだと!?」
Cピット内で手当を受けながら私が〝太陽の超新星〟の生体リンクについて説明するとその場の皆さんがかなり驚いていました
「どうしてそんな、無茶をしたんですか!?」
「オレに出来ることは戦うことだけだ……それに、やらなくちゃいけないことがある」
「だからって、ISを纏ったらまた……」
「…心配してくれてありがとうな、更識。だけど、さっきも言ったがオレにはやらなくちゃならないことがある」
「律華君?貴方のやらなくちゃならないことってなに?」
山田先生が怒声を更識さんが心配そうに、生徒会長さまは私の『やらなくちゃならないこと』が気になっているみたいだった
「オレのやらなくちゃならないことは何個かあるが……一つ目は[園崎家の復興]、二つ目は[ある人の願いを叶える]、三つ目は……[両親を殺した真犯人を突き止める]」
私の『やらなくちゃならないこと』を口にするとクロエさんが何処か申し訳なさそうにしていました
「美春さん達を殺した真犯人?園崎、お前はあの事故のことを……」
「誰かが仕組んだことだと思っている。そうしないと辻褄が合わないからな」
「辻褄?どういうことだ?」
「それは……」
「あの、織斑先生と園崎君はなにを話しているのでしょうか?事故や仕組んだとかかなり物騒な話してません?」
私と織斑先生の二人であの事故のことを話していると山田先生が話を止めてきた
「あぁ、すまない。園崎の両親には私は少し世話になったことがあってな……」
「織斑先生、あの事も含めて話しても構わない。この後調べられるだろうからな」
更識家は確か諜報部としてかなり優秀だったはずです……ここまで話して調べられないことは無いと思います
「そうか……園崎がそう言うならいい……だが、更識姉妹、布仏、お前達はどうする?あまりいい話ではないぞ?」
「私は聞きますよ、織斑先生。生徒会長としても更識家の当主としても彼が気になってますから」
「私は……律華のことが知りたいです」
「私も~ザッキーのこと知りたいで~す」
「そうか…まずは園崎家の話からだな……」
織斑先生は三人に確認してから園崎家の没落から話し始めました
織斑先生が一通り話し終えると更識さん達は私の方を見てきました
「織斑先生が言ったとおりだ…オレが生まれてから少しして両親と事故にあってオレだけ奇跡的に回復した」
「その事故のことは少し聞いたことがあるわ……」
「私もあります…」
生徒会長さまと山田先生もあの事故を知ってましたか……まあ、かなりの騒動だったので山田先生は知っていておかしくは無いですね
「回復したオレが聞いたのは事故の原因はわからないから捜査は打ち切りになったと……当時は意味が分からず怒り狂ったが……色々と調べたら…一つわかった…いくら何でも打ち切りが早すぎた」
「ッ!?確かにそうだった!!」
玉突き事故は前世でも少なからずあったが、少なからず事故の原因究明はされていたが私の事故は一ヶ月も無く「原因は全く分からないので捜査は打ち切りになった」と本当にそれで通用するのか?と言いたいくらいにお粗末でした
「打ち切りの原因を突き止めればオレ達、園崎家を邪魔としている奴らへの手がかりが見つかるかも知れない……園崎家を復興してもまた邪魔されるかも知れないしな」
「「「「「「……」」」」」」
なんか暗くなってしまいましたね
「オレの話はこれくらいだ。それて、織斑先生?クロエの実技試験は……こんな雰囲気でやれないか」
「……あ、あぁ、そうだな。クロニクル…実技試験はどうする?お前と園崎は〝特殊〟なため試験は受けなくても入学は決まっているぞ」
「そうなのですか……でしたら、私は実技試験はパスします」
「そうか……分かった。お前達、今日は帰っていいぞ。園崎とクロニクルにはアイツを経由して教科書などを送る」
「わかった」
「分かりました」
なんやかんやでクロエさんの実技試験はパスすることになりその日の日程は全て終わってしまった
「更識、本音、また学園でな。生徒会長は妹と仲良くな」
「お二人とも、また学園で会いましょう」
試験を終え、そのまま織斑先生たちと別れて会場前で更識さん達ともお別れするところです
「うん…またね。律華、クロエさん」
「ザッキー、クロロ~またね~」
「ええ、分かっているわよ。また、学園で会いましょう」
三人と別れを告げ、私とクロエさんは島へ戻りました
更識さん達ともバトスピ出来ればいいんですけどね。それはまだ、先の話になりますかね
続く