ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
「それじゃあ、整備室行こうか」
「はい」
「うん」
初日の放課後、色々と疲れは溜まっていますが更識さんの為にも頑張らないと行けません
「あっ、園崎くんはちょっと待てもらっていい?話しておきたいことがあるの」
教室から出ようとしたら紫乃宮先生に呼び止められてしまいました
「わかった。ごめんな、クロエと一緒に先に行っててくれないか?あまり長話はしないだろうからな」
「分かりました」
「うん、わかった」
更識さんとクロエさんを先に行かせて周りを見渡すと教室内には既に生徒は自分以外居ませんでした
「それで、話とは?」
「うん、剣ちゃんが来るまで待って…」
「すみません、まゐさん。園崎くんもお待たせしました」
少し待つと兵堂先生が少し慌てながら教室に入ってきました
「一つ目の話はこれです」
「鍵?」
「本当はもう少ししてからだったんだけど、政府からの要請もあって今日から園崎くんにも寮に入ってもらうことになったの。それは部屋の鍵ね。荷物は織斑先生に頼んでクロエさんの母親に最低限の用意を貰っているはずよ。他に必要な物があったら週末に用意してね」
「ありがとうございます」
寮ですか……確か、二人部屋のはずですから私はもう一人の男性IS操縦者の織斑一夏ですかね?
「それから、寮の部屋は急遽の為、女子生徒と一緒になっていますから風紀は考えてくださいね?」
「オレはそんな変態ではない」
確かに年頃の男女が同じ部屋に居ればそんな事が起こるかも知れませんけどね?
私は男ですけど、元は女なんですよ、そう言うのは抵抗ありますよ
「今のは事務的な話ね。今度は私用何だけど……君は
「ッ!?……いえ、オレは……私は園崎 律華。馬神 弾に憧れたカードバトラーです」
私は聞かれても居ない前世でバトルスピリッツを始めたことやこの世界に転生した理由を話しました
紫乃宮先生と兵堂先生は何も言わずに真剣に話を聞いてくれました
「こんな所です……なんか、聞かれても居ない話をしてすみません」
「うんん、貴方のことが知れて良かったわ。まさか、私達のことを知っている人がこの世界に来ているなんて知らなかったから」
「僕もです。それに、僕たちの話がアニメになっているなんて信じられませんよ」
「私も、こうしてコアの光主本人達に会えるなんて思ってもいませんでしたよ。」
信じ…ては貰えているみたいですね。流石コアの光主
「えっと、話はこの辺でしょうか?」
「あ、うん。聞きたいことは聞けたから話はお終いね。園崎くんはクロニクルさん達と何か約束があるのよね?もう、行って良いわよ」
「はい、わかり……わかった。また、明日」
私は口調を戻してから二人に挨拶をして教室からでました……が、ここであまり会いたくない人と会ってしまいました……
「あ!少し良いかな?」
それは、初の男性IS操縦者であり、織斑先生の弟さんで主人公補正を持った朴念仁……織斑一夏
「悪いが時間が推しているんだ、またにしてくれ」
「ほんの少しだけだから、頼む!!」
断る私に食い下がってくる……鬱陶しいし、私に触ろうとするな
「うおっ!?」
私はつい、触れてきた織斑一夏を背負い投げしてしまいました……
「……オレの邪魔はするな」
私はあまり織斑一夏を見たくない気持ちでそう言うと急いで整備室に向かいました
「遅れてすまない」
「律華!!」
「律華さま!」
「ザッキー!」
整備室に入るとそこには更識さん、クロエさんと本音が集まっていました
「紫乃宮先生と何を話したんですか?」
「今日からオレも寮に入ることになっただけだ、何でも日本政府からの要請らしい」
「そうなんだ~、荷物はどうするの~?」
「織斑先生経由でオレの家に居候しているクロエの母親に最低限は用意させているらしい。他に必要な物があれば週末に取りに行く」
「母さまが……」
クロエさんは何処か心配そうに呟いてました
「それで、この機体が更識の専用機なのか?」
「うん、これが私の専用機。打鉄弐式」
私達の目の前にはハンガーに水色を基調としたISが鎮座していました
打鉄……確か日本の第二世代ISでしたか…更識さんのは打鉄のカスタム機……いえ、後継機ですかね?
「本来の打鉄と違い弐式は機動性重視みたいだな」
「う、うん。防御面は普通のIS程度ぐらいまで落ちてるけど、機動性はそれなりにあると思う。スペックデータはこんな感じ」
なになに?ふむふむ、なるほど。武装は三つ
背中に搭載された2門の連射型荷電粒子砲〝春雷〟
近接武器である対複合装甲用の超振動薙刀〝夢現〟
最後にこの機体の最大武装第〝山嵐〟
3世代技術のマルチロックオン・システムによって6機×8門のミサイルポッドから最大48発の独立稼動型誘導ミサイルを発射するですが……武装はそんなに難しいことは要求されていませんね
「完成度は?」
「大体三割ほど」
三割程ですか……まだ、作り出してそんなに時間は立っていませんね……ですが、企業で作っていた割には完成度が低いような…
「企業が作っていた割には完成度が低くないか?」
「ッ!!え、えっとね。最初は5割ほど完成してはいたんだ……だけどね、お姉ちゃんが
は?部品に欠陥?しかも複数ですか?その企業巫山戯ていませんか?
「律華さま、落ち着いて下さい。そ、その……律華さまの後にドラゴンが見えます」
「?!わるかった。少し技術者としてその企業にイラついていた」
どうも本気でイラつくと私はスタンドを出してしまうようですね……気をつけないといけませんね
「その……律華大丈夫?」
「あぁ、すまなかった。二人は大丈夫だったか?」
「私は大丈夫だよ~」
「わ、私も大丈夫」
二人とも少し怖がっているみたいですが大丈夫そうですね
「そうか……今日は簡単に制作手順を考えて上がろう」
「う、うん。それで、手順って如何するの?」
「まず簡単に更識の専用機をオレとクロエで作るかオレ達がアドバイスをしながら更識が作るか……だな。前者なら5日もあれば出来るが、後者は三週間くらいか?」
「そうですね、更識さんに教えながら造ろうとするならそのくらいになります」
クロエさんが私の日数に頷くと更識さんは少し考え込みました
「その……律華やクロエさんが迷惑じゃなければ私が造りたい…」
「別に迷惑なんてないぞ。それに、オレが手伝うと言ったんだ、最後まで付き合う」
「私も戦闘よりも開発の方が得意ですから、お手伝いさせていただきます」
「もちろん、私も手伝うよ~」
「あり…がと」
更識さんは嬉しそうに笑みを浮かべていました
「明日から本格的に作業することになるだろうから、今日はこれで上がろう」
「うん、そうだね。律華の寮の部屋は誰と一緒?クロエさん?それとも……」
「いや、相部屋の相手は女子生徒と聞いているからもう一つではないな。部屋番号は≪1055≫だ」
「え!?」
「更識、どうした?」
私が部屋の番号を教えると更識さんは驚いた表情をしていました
「えっと……私も同じ部屋……なんだ…」
「マジ?」
まさかの偶然……いや、あの人。部屋の操作でもしましたか?
「並のホテルよりも高級感あるな」
「IS学園の寮だから…ね」
私と更識さんは寮の部屋にいますが……かなり豪華なんですよね……少し落ち着きません
因みに、クロエさんと本音さんの部屋は隣でした
「荷物を出す前に決めることは決めないとな。ベットはどっちを使いたい?」
「窓側がいい…」
窓側ですね……それよりも、更識さんはお疲れの模様ですね…
「疲れてるなら少し横になったらどうだ?」
「でも、夕飯まだだから……」
更識さんはそう言いながらも少しフラついてました
「おっと、フラついてるのに無理するな。何か作ってやるから少し待ってろ……の、前に何か嫌いな食べ物でもあるか?」
「鶏肉以外……」
「鶏肉以外だな。わかった、少し待ってろ」
私はそう言うと備え付けのキッチンに向かい、冷蔵庫内にあった鶏肉と卵を取り出し、明日のお昼用に炊いておいた(プロトポメにやって貰ってあった)を使いオムライスをパパッと作りました
「待たせたな。冷めないうちに食べてくれ」
「ありが…とう」
更識さんはウトウトしながらもオムライスを食べきってくださりました
「ご馳走…さま…」
「お粗末様。それじゃあ、もう休め」
「うん……そう、する」
更識さんはそう言うと自分のベットに吸い込まれるように倒れていき、物の数秒で寝息が聞こえてきました
「洗い物終わらせ……る前にオレも夕飯を食べないとな」
私はお皿を水に浸してから食堂に向かい、時間ギリギリの中、カツカレーを食べ、部屋に戻ってから皿を洗い、明日のお昼の下準備をしてから寝ました
明日は荷物の整理をしなくてはなりませんね
追加設定
律華は男に触れられるのを嫌い、無理に触られると投げる癖がある