ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

3 / 74
伝説語り(プロローグⅠ)

 

 

 

 

 

 

 

 私……園崎律華が【インフィニット・ストラトス】の世界で目を覚ましたのはそこは……病院の病室で酸素マスクと点滴が繋がれていました

今でと一番覚えているのは自分の担当の看護師が私を見て発狂してお医者さんを呼びに行ったことですね

 

「僕?自分がどうなっていたか分かるかい?」

 

「(僕?)」

 

 酸素マスクを外された私にお医者さんが聞いてきた二人称に違和感を感じました

 いや、私は女の子の筈です……と、声には出ませんでしたが心の中で呟くと……近くにあった手鏡鏡で自分の顔を見ると……そこには、写真で見たことがあった私の幼い頃の顔では無く……紛れもなく男の子……それも、赤い髪で元気で明るそうな顔が映っていました

 

「ッ!!!??」

 

「ぼ、僕、大丈夫かい!?」

 

 驚きの余り暴れそうになった私はお医者さんの焦り声で落ちつきを取り戻せました

 お医者さんが説明してくれましたがどうやら、私……いや、()()()()()()()()()は両親と出かけている最中に玉突き事故に巻き込まれて、父は事故で即死、母は園崎律華を庇って死亡し、母の御陰で死は免れたがこの世界の園崎律華は重体で今の病院に運び込まれて二ヶ月もの間、昏睡状態でヤバいと思い始めたその時に私が目を覚ましたらしいが……多分、この世界の園崎律華は既に亡くなり、空いた器にロロさんが私を転生させたんだと思います

園崎家には両親と私を除いて親戚らしい親戚は存在して無く、どうするかの話が警察から持ち上がってきたが……取り敢えず、リハビリしてから考えると言っておいておきました

それから、二ヶ月で怪我は完治し四ヶ月間のリハビリでなんとか、私生活に問題ない所まで回復して退院することが出来ました

 退院した直後に警察が来て孤児院に送るとか養子縁組の話をしてきましたが全て切り捨てて独りで暮らすと言ってこの世界の園崎家に帰ってきました

ここまでが8歳~9歳中盤の話

 

 園崎家に戻った私は9歳中盤から10歳中盤にかけて()()()()()()()()()()()()()について調べました

 園崎家はかなり古い名家だったのですが、十数年前に不慮の事故と言うより事件で母の園崎美春(そのざき みはる)と父の園崎霊牙(そのざき れいが)以外が亡くなり、名家園崎家は事実上消滅していました

その後、両親はこの家を買いひっそりと暮らし今から九年ちょっと前に私が……この世界の園崎律華が産まれた。

この世界の園崎律華はやんちゃな()()()だが、両親共に愛されて育てられていたらしい…事故に遭った日…8月30日は私の誕生日で誕生日プレゼントを買いに行く所で事故に遭った……両親とこの世界の律華が乗る車に車をぶつけた奴は即死で事故の原因は分からないと警察から聞かされている(ふざけんな)

そして、調べる内に分かったのですが、園崎家は島を所有していて、今までは父の霊牙の所有物……父が亡くなった後は律華に所有権が移る仕組みになっていたので今は私の所有物になっているみたいだ…ですが……

 

「……何これ?」

 

 島の近くの海域に園崎家が所有しているクルーザーで来ていたのですが、晴れているのに荒れていたり、その島付近だけ豪雨だったりなら…まあ、わかる…だけど、ここはそんなンじゃ無かった…晴れていて海は静かなのに……雷が音も無しに静に海面に落ちてきていました…しかも、水に触れても感電しないというおまけ付きで

 

「ここは、雷海域にでもなってるの?」

 

 雷海域…私が大好きなカードゲーム、バトルスピリッツのカードの一つで現実では起こり得ないと思っていましたが…間近で見ることが出来るとは…

 

「これを持ってきて正解でした」

 

 そう言って取り出したのはこの海域の地図……この地図には雷が落ちない海路が記されていて慣れていないクルーザーを操作して海路を進み、漸く島の船着き場に着くことが出来ました(島付近の海面には雷は落ちてない事に気がつきました)

 それから、島の中に歩いていくと豪邸とまでは行きませんがかなり大きな家が建っていて中に入ってみると少しホコリっぽいですが生活して行くには十分な広さです

キッチンには最低限の料理器具と長期保存出来る調味料、別の部屋は書庫となっていて大学までの参考書にISの専門本、それから料理や機械などの専門分野の本が大量に置いてあったり、また、別の部屋にはなぜかこの世界に無いはずのバトルスピリッツの全カードを閲覧やデッキ作成できる投射型ディスプレイの機械やマスターレア以下のカードが色・コスト・系統・種類で分けられているストレージやX(エックス)レア・XX(ダブルエックス)レアが色・コスト・系統・種類・レアで分けられているファイルが置いてある部屋、バトルスピリッツや他のカードゲームアニメ、他にも数十種類のBlu-rayの置いてある部屋…1階はトイレ、風呂場に脱衣所、客間、リビングキッチン、リビングの置くの襖の先を除いて全てがこんなかんじだった

2階は三つの寝室のみになっていて、内一部屋は転生前の私の部屋とほぼ同じ作りになっていて、他の部屋はダブルベットが一つに小さめなタンスが一つと質素な作りとなっていて、他には大きめな庭と花壇があって花を植えるのも良いかもしれませんね

そして、多分一番問題なのはリビングの襖の先……ここは、嫌な予感がして最後に残していましたが…開けないと駄目みたいです

 

「ッ!!!これって!!??」

 

 襖の先には私のよく知る三頭の竜を形取った……機械的なオブジェが置いてありました

 

「右からジークヴルム・ノヴァ、ダークヴルム・ノヴァ、最後にサジットアポロ・ドラゴン……どうしてこれが…?って、なにこれ??手紙?」

 

 手紙には“これを、読んでいると言うことは律華さんがちゃんとそちら側に転生できたことになりますね。今、律華さんはどうしてバトルスピリッツのカードや超神星竜ジークヴルム・ノヴァ達の形取った物があるのか?とお思いでしょう。その家……いえ、島は私からのプレゼントです。

普段はこういうサービスはしないんですよ?どうしてこう言うことをしたかと言いますと、私は律華さんが気に入ったんです、律華さんの許す勇気に心引かれたんです。受け取って下さると嬉しいです。

それでは、第二の人生を謳歌して下さい。        創界神ロロより

追記 お金は園崎家の隠し財産として、この手紙と一緒にあるはずの銀行カードに入れてありますのでご確認ください”

 

 

「……ロロさん、ここまでしてくれてありがとう御座います…それから……やり過ぎです」

 

 銀行カードの存在を確認して……ここまでして下さったロロさんには感謝ですが……同時に少しやり過ぎと感じてもいます。

この襖の中にはISの他にも各色のバラの種と園芸道具一式、更にこの部屋自体が地下に続くエレベーターになっていて、地下にはISの整備施設+大きめなトレーニングルームとなっていたのですから……

それから10歳後半からはこの島で暮らすようになり、毎日バラの世話や本を読んだり、ISのプログラム確認や軽く拭いてあげたり、アニメバトルスピリッツブレイヴに登場したロボットポメを制作したり、ロロさんからもらったアニメを見たりと毎日、充実した日々を過ごしていました

 

 

 

ズガァン!!!!!!

 

 

充実した日々を過ごして2年とちょっと……島に何かが落下した音が聞こえました……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、直ぐに充実した日々の終わりを迎えた音だと気づくことになりました。

 

 

 

 

 

 

続く

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。