ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
「ただいま帰りましたよ」
「「「「お、お邪魔します」」」」
パープル色の船、ヴァイオレット号で私の島に辿り着き、家の玄関ではなくヴァイオレット号を格納するエレベーターで地下に降りてから地上の家に直通のエレベーターで家に入りました
「リッくんお帰り!!大丈夫!?痛いところ無い!?クーちゃんからリッくんが大怪我したって泣きながら電話あって心配したんだよ!?」
「……すみません、
帰ってきたとたんに束さんが走ってきて私に抱きついてきました
その光景と私が束さんと呼んだことで皆さん困惑してますね
「律華くん……今、束さんって言わなかったかしら?」
「ええ、言いましたよ。束さんご挨拶して下さい」
「もちろんだよ!!知ってるかもだけど、私は篠ノ之束。ISの母と呼ばれているその人なのだ!!因みにクーちゃんの母親でもあるんだよ……義理だけど」
束さんがそう言いますとみなさんはかなり驚かれている模様でした
「私はお花の手入れしなくては行けませんので、クロエさん。この家の案内をお願いします。その後は海で遊ぶのがいいのでは無いでしょうか?」
「わかりました、律華さま」
「え!?私、水着持ってきてないよ?」
「私も持ってきてないわ」
「私も~」
あれ?事前に過去を話したときに島って言ってませんでしたっけ?
「ふふふ、そこは束さんにお任せなのだ~」
何か秘策があるのか束さんは笑っていましたが、束さんに任せてみましょうか
「では、束さんも皆さんに着いていって下さい。手入れは早めに終わらせますから、皆さんは先に海で遊んでいて下さい」
「皆さん、楽しそうですね」
薔薇の手入れが一段落して海に向かうとそこには水着姿で遊んでいる簪さん達が居ました
「あっ、リッくん遅いんだぞ」
「少し手入れに時間がかかってしまいました……所で、簪さん達が着ている水着は?」
「ふっふっふっ、よくぞ聞いてくれた!!あれは試験的に作った試作型水中専用IS「
お、おう?リアクションしにくいですね
しかも、何処かの小説で聞いたような名前ですし
「ISコアを小型化し飛行機能を撤廃して生命維持機能を拡大、コアネットワークを介しての念話を採用して声に出さなくても長距離通信が可能になってるよ。水着にもそこそこの防御力を与えてあるし拡張領域には水辺で遊べる道具を一式に念のために武器としても使える水鉄砲を入れてあるよ。」
なんとまあ、無茶くちゃ詰め込んでますね。ですが、水中は宇宙空間に近い場所でもありますから何れは宇宙に進出できるようになれればいいですね
「律華も遊ぼうよ」
「激しい運動はできませんが少しくらいなら……」
私はパーカーを束さんに渡して海に入りました
そう言えばこの世界に来てから海に入るのは初めてでしたね
「ねぇ、律華くん?私達の水着はどうかしら?」
「楯無さんや、それは元々同性の人に聞くことじゃ無いと思いますよ?」
「でも、今の律華くんは男の子でしょ?男の子なら目の前に美少女が四人も居るのに何も言わないのはどうかと思うわよ?それに……」
途中で言葉を切った楯無さんが私の耳元でささやいてきました
楯無さんと小声で話していると簪さんが少し不機嫌そうにジト目で見てきました
「……お姉ちゃんと小声で何話してたの?」
「…その、なんだ、男なら気の利いたことくらい言えるようになれって説教された……特に好意を持っている人がわかってるならって」
多分ごまかすのは余計に良く無い気がしたんで簡素に話すと簪さんはそっぽを向いてしまいました
「どうせ、私はみんなよりも胸小さいから水着似合ってないもん」
どうかしたかと思いましたら皆さんと胸を比較していたんですね……昔は良く悩んだことがあります
「その、なんだ。これは、男として話すが……オレは胸の大きさで善し悪しを選ぶつもりは無い。外見は二の次、大切なのは中身だ。どんなに見た目が良くても悪女ならお断りだ。篠ノ之箒がいい例だな」
まあ、あの人の場合は悪女と言うよりはマヌケ女ですがね。この場合は良い例えになります
「見た目が悪いのもあんまり好きになれないがな。だけど、簪。お前はスタイルも良いし優しい……それに、お前はオレのこの世界での初めての友達だ。自信を持て……似合ってるぞ、その水着」
「お世辞なら怒るよ?」
簪さんがこっちを向くと顔をほんのり赤くしていました
赤くなりたいのは私なんですが……とは言うわけに行けませんね
「お世辞を使うなら楯無さんに使う。似合ってますよ、楯無さん?」
「ねぇ、律華くん?お世辞を使う宣言してから言われてもちっとも嬉しくないのだけど?」
「ええ、分かってますよ。わざとですから」
「律華くんってそんな、鬼畜の一面もあるのね」
「さあ?何のことでしょ?それよりも遊びませんか?」
「そうだね、律華」
「ちょっと簪ちゃん!?ああ、もう待ちなさい!!」
続く