ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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少女達と模擬戦

 

 

 

 

 

「律華、本当に大丈夫?体、まだ痛むよね?」

「ええ、まだ、痛みはありますが大丈夫ですよ。ノヴァ達と違って輝龍は自分へのダメージはありませんから……それよりも、お二人の方が大丈夫でしょうか?簪さんは代表候補生としての経験がありますが本音さんは一般レベルですよね?それに、今回の機体は普段とは違う武器の使用法をします、私よりもお二人の方が心配です」

 

 模擬戦をすることになって数分後、模擬戦前に三人で用意していると簪さんが心配そうに声をかけてきました

 

「私は大丈夫。専用機は無くても訓練は怠ってないから、本音も私の訓練に付き合ってくれてたからそれなりに扱えるはずだよ」

「任せろなのだぁ~」

 

 少し緊張しているみたいですが落ち着いている簪さんといつも通りの本音さん……二人は大丈夫そうですね

 

「……私が言えたことではありませんが無理だけはしないで下さいね」

「それ、分かってるみたいだけどブーメランだよ?」

「かっちゃんの言うとおりなのだぁ~」

 

 私がそう言うと簪さんと本音さんは苦笑いしていました

 

「それでは、行きましょうか!」

「「うん!!」」

 

 私が一言言うと二人は頷いてデッキケースを右手に持ちました

 

「〝闇を照らせ光の翼!輝龍シャイニング・ドラゴン召喚!〟」

「〝我が友よ、時は来た。蒼白なる月よ、闇を照らす牙となれ!我が友、月光龍ストライク・ジークヴルムの声を聞け!〟」

「〝太陽よ、炎をまといて龍となれ!太陽龍ジーク・アポロドラゴン召喚!〟」

 

 炎と雷が私達を包み、それぞれのドラゴンが姿を現しました

 

 

 

 

 

『双方、用意はいいな?それでは、始め!』

《ブレイヴ!!砲凰竜フェニック・キャノン》

《ブレイヴ!砲竜バル・ガンナー 》

 

 織斑先生の合図と共に簪さんと本音さんが砲台を背負った猪のような生物と砲門が足になっている赤い鳥が量子変換で呼び出されました

その光景に相手の鈴さん、セシリアさん、山田先生は警戒して織斑一夏は呆気にとられていた

 

《(予定通り、前衛は私が務めますので遠距離からの援護お願いします)》

《(うん、任せて!)フェニック・キャノンをブレイヴ!》

《(了解なのだぁ~)バル・ガンナーをブレイヴ!》

 

 本音さんのアポロドラゴンの翼が無くなりバル・ガンナーの砲台が合体、簪さんのストライクは翼にフェニック・キャノンの砲門が、背中にも大型の砲台が装備されました

 

《私も、来たれ!輝剣!輝きの聖剣シャイニング・ソード!》

 

 試験時のようにシャイニング・ソードを呼び出しシャイニング・ドラゴンに合体させます……簪さんと本音さんのブレイヴは束さん作成のブレイヴを使用していますが私のシャイニング・ソードは《アポロノヴァ》の特殊能力で呼びましたが…破損などの現象は起きていませんでした

 

《行きます!》

 

 私が先陣を切り、四人へと飛翔。四人は迎撃態勢をとり私を待ち構えていました

 

《ハアァァァァァァァァ!!!》

「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 剣を振るうと織斑一夏が雄叫びを上げながら突進してきました

私の振るった剣を避け、私目掛けて直進、金色に光っていることから〝零落白夜〟で私を倒そうとしているのでしょうが……

 

《これは一対一では無いのですよ》

「どあぁ!?」

 

 〝零落白夜〟が決まる前に織斑一夏に砲撃が当たり吹き飛ばされました

後ろを確認すると簪さんの〝ストライク〟の砲門の一つから若干煙が見えました

 

《律華をやらせるわけないよ?》

 

 〝オープンチャンネル〟から聞こえた簪さんの声は少し低かったです

 

《(気にしてないと言ってましたが……やはり、少し怒っているのでしょう…)》

 

 本音さんから聞きましたが、織斑一夏の登場で簪さんの専用機制作が凍結されて、彼女は一時期部屋に閉じこもってしまったらしい……姉の楯無さんと距離を開けていたら壊れていたかもしれませんね……

 

《ここから仕切り直しだな》

 

 

 

 

「一夏のバカ!?私達の話をちゃんと聞いていたの!?」

 

 更識簪に一撃を貰った一夏の周りに鈴、セシリア、山田真耶の三人が集まるが、鈴が一夏に怒声を浴びせた

 

「だけど、アイツの所為で箒が!」

「それは、アイツの自業自得でしょ!?リッカが大怪我してでも助けなければアイツ含めて何人亡くなってると思ってるの!?いい加減に理解しなさい、バカ一夏!」

 

 鈴はそれだけ言うと振り返った

 

「セシリア、山田先生。やっぱり、三人でやることにする……します……足手まといは見ての通り使えないので」

「あ、はい。分かりました」

「一夏さんには申し訳ありませんが、そうするのがベストでしょう……」

 

 お互い同じ人を好きになったセシリアには鈴の気持ちが痛いほどわかっていた、だからそこ、鈴の言葉に反対はしなかった

 

 

 

 

続く

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