ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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少女達と説明会

 

 

 

 

 

「諸君に集まって貰ったのは他でもない、今年度に立て続けに起こっている異常事態についてだ」

 

 体育館に集められた全生徒がざわめく、話している織斑千冬が何かを掴んだのだ

 

「だが、話をするのは私では無い。こう言う話に1番の適役を呼んだ。こい」

「はいは~い!!」

 

 織斑千冬に呼ばれ壇上に現れたのはウサ耳カチューシャをした女性だった

 

「知ってる人もいるだろう!知らない人もいるだろう!そう、私が私こそが!ISの生みの親にして天災の篠ノ乃束さまだぁあああああ!!!!」

 

 この場に流れていた重々しい空気をぶち壊すような挨拶をする篠ノ乃束、そんな篠ノ乃束に織斑千冬千冬は呆れていた

 

「束、真面な挨拶は出来ないのか?」

「こう言う重い空気をぶち壊すならってリッくんに聞いたんだよ~。さて、皆もこれまで起きた異常事態を聞きたいんだよね?いいよ、私が知っていることを全て話そう!」

 

 束がそう言うと生徒達は息を呑む

 

「まず、あの化け物達が何処から来たか……勿論、アレは地球上に存在しない化け物達だ、あの化け物達はこの地球とは違う世界……〝異界グラン・ロロ〟に存在する紫の世界の住人なんだよ!」

【異界!?】

 

 束の一言でこの場にいる全員が静に聞かなくてはならなかったが声を上げてしまう

 

「そう!異界グラン・ロロには赤、緑、白、黄、青、そして、紫!この6つの世界が存在している。皆も不思議に思ったでしょ?紫の世界の住人が何しに来たのかを……一言で言えば…それは、侵略だよ!」

 

 【侵略】と言う二文字にこの場の全員がざわめいた

 

「束さんにも如何して侵略してくるのかは分からないけど、侵略が前回と今回で終わると思わないことだよ?」

「そんな!?」

「如何してそんなことが分かるんですか!?」

 

 束の言葉に数人の生徒が声を荒げた

 

「私が知った情報だと、侵略してきているのは紫の世界の一勢力、その名は魔界軍!そして、その軍の七体の将……魔界七将がここに攻めてきたバケモノ達の正体だよ!」

【魔界七将!!!????】

 

 束の話にこの事を知っていた数名以外が声を出してしまった

 

「名前の通り、魔界七将は七体の将軍の集まり。今回と前回の2回を差し引いても残り五体の将軍がここに攻め込んでくることになるんだよ!」

【ッ!!!!!!???????】

 

 生徒、職員共に顔色を青くして絶望し俯く者も居た

 

「ここまで言っておいてなんだけど、ここに攻め込んでくるのは可能性が高いであって絶対じゃ無いよ。目的も何も分かってないんだから。この学園に何かあるのかそれとも誰かを狙っているのか、憑依しているのか、実体化して来るのかすら私にも分からない。私達は後手を踏んでいくしかない……だけど!絶望するにはまだ早い!!この学園には希望がある!二体の魔界七将を倒したキセキが!」

【!!!!????】

 

 束の言う〝キセキ〟、それはIS学園の中では知らない人はいなかった

 前回と今回の戦闘を間近で見ていたのは1年全生徒と極少数の教師だけだったが、戦闘ログと生徒の口から学園全体に広まったのだった

更にはその〝キセキ〟は目の前のISの生みの親である篠ノ乃束のバックアップがあり、少し前には4機のISを渡されたという話もあった

その他にも孤島で住んでいるや過去に両親を事故で亡くしているなど、噂が絶えないのだ、知られていない方がおかしかった

 

「キセキの名前は園崎 律華!そして、彼が操るアポロ・ノヴァ!彼と彼の機体は〝異界グラン・ロロ〟の神が使わせた神の使徒!私は……ううん、私とIS学園は彼に協力を惜しまないことにした!そして、私とIS学園は魔界七将に対抗すべく新たな組織を作ることにする!」

 

 〝ダン!!〟と束は力一杯、床を踏んだ、すると、段幕が開かれ3人の教師と4人の少年少女の姿が現れた

 

「組織名は〝センチュリオン〟!後ろにいる7人とちーちゃんと私、それから2人加えた11人がメンバーだよ!センチュリオンのリーダー、園崎 律華から一言貰おう!」

 

 束がそう言うと律華がマイクを握る

 

「センチュリオンのリーダーに任命された、園崎律華だ。昨日の話でここまで決まって無い上、新たな組織を作るなんて今さっき聞いて自分も状況を呑み込めていないのだが……言いたいことだけ言おうと思う」

「まず、センチュリオンの始動にあたって追加メンバーを募集したいと思う、戦闘員は俺が魔界七将と戦うための梅雨払いを頼むことになるし事務仕事は人手が欲しいからな……だが!これだけは理解して欲しい!これは訓練や競技じゃない!ISの絶対防御を容易く突破してくる敵が相手だ!死ぬ覚悟もして貰わないと行けない!!専用機持ちだからできるや俺なら絶対死なないなどとふざけた考えをしている奴らは迷惑になる!」

「「「「!!!!????」」」」

 

 律華の言葉に何人かが声を出さなかったが反応していた

 

「事務仕事もそうだ、戦闘しないから大丈夫だと思うな、最前線で敵の分析や避難誘導をすることになる、相手は軍だ、部隊を投入してくるかもしれない……更には同じ人間も敵と思わないと行けかもしれない、センチュリオンに所属すると言うことはそう言うことだ!」

「センチュリオン所属になる場合、戦闘員には束さん特製の専用機を用意する、事務員にも専用端末と束さん特製の量産機を用意する。試験内容はこれから話し合い後日知らせることになる。以上だ」

「これにて、解散!クラスに戻れ!」

 

 

 律華と千冬の一言で説明会は終わりを迎えた

 

 

続く

 

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