ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
少女達と海の始まり
【海だあぁぁぁぁぁぁ!!!!!】
IS学園の臨海学習当日、私達1年は学園からリニアレールで本土に渡り、そこから各クラスに分かれてバスで移動しました
「はい、みなさーん!もう少しで旅館に着きますので忘れ物無いように片付けて下さい」
兵堂先生がそう言うとみなさん、お菓子やらトランプやら片付け始めました
私ですか?投写型ディスプレイでずっとアニメ見ていたので何も出してません、定期的に隣の簪さんから菓子をもらってましたがね
「さて、諸君!此方が今日から3日間お世話になる花月荘だ!挨拶をしろ!」
【よろしくお願いしまーす!】
旅館に到着した私達はクラス毎に整列する、旅館の前には1人の女性が立っていました
私達は織斑先生の指示に従い、みんな一斉に挨拶をする
「フフフ、皆さんお元気ですね。私は当旅館の女将を務めております。皆さん、どうぞお楽しみください」
そう言って、その女将さんは頭を下げてきました
すると、女将さんが私と織斑の事を見て、目を見開く
「おや、あなたたちが噂の...」
女将さんが私と織斑に視線を向けてきたのを確認すると、私は、女将さんの前に出て、挨拶をしました
「はい、男性IS操縦者の園崎律華と申します。この度は、私ともう1人の男性IS操縦者、織斑一夏のために男湯までお借りすることになり誠に申し訳ないのと共に感謝いたします」
私は前世で培った言葉遣いと礼儀作法をフル活用して精一杯の感謝を女将さんに示しました、後ろがざわついてるのは気のせいでしょう
「あらあら、ご丁寧にどうもありがとうございます」
そう言うと女将さんは旅館の中に入っていってしまいました
「みんな、どうかしたのか?」
後ろを向くと織斑先生含め、ほぼ全員が固まっていました
「園崎、お前がそんなに丁寧な挨拶が出来るとは思ってもいなかったぞ?」
「織斑先生酷いですね。これでも、十年近く1人で暮らしてたから何かあったときようにって練習はしていたんだ。それに、ここ最近は丁寧な言葉遣いのメイドが近くに居るから仕草も含めて勉強になってる」
ある意味ほんとである意味嘘なのですが、織斑先生は私の本来を知っているので納得してくれたみたいですね
「そうか、ンン!それでは、クラス毎に旅館に入り部屋割りを確認するように!」
そう言えばしおりには私と織斑一夏の部屋割りが載っていなかったと思いますがどうなのでしょうか?
「織斑、園崎。お前達はこっちだ」
「「はい」」
部屋割りを聞こうとすると織斑先生が先導して私達の部屋に案内してくれるそうです
「園崎はここだ」
「はい」
私達は他の生徒達と違い、奥……職員部屋と張り紙がされた部屋に通されましたが、なんか、部屋から聞いたことある3人の声が聞こえるのですよね
「り、律華!?」
「ザッキー!?」
「律華さま!?」
襖を開けると部屋に先に居た、簪さん、本音さん、クロエさんの3人が驚きの声を上げてきました
「教師でいろいろと話し合った結果、更識妹と園崎は一緒の方が何かあった場合、園崎が対処しやすいとの話になってな。それならとお前達四人を一緒の部屋にすることになった。私の部屋が隣だからナニかやれば直ぐにわかるからな?」
織斑先生の仰ったことは正しいですね、簪さんはPTSDの可能性があります……それに、簪さんは私との添い寝が悪夢を視ずに一番寝やすいとの検証結果ですから私が居るのが良いかもしれません……と言うより、織斑先生。確かに男女が同じ部屋に泊まればそう言う考えが思いつくとは思いますけど!
「そう言うことらしい……勿論、いやならなんとかしてもらうつもりだが…」
「私はかまいません、元々一つ屋根の下に住んでいる身で律華さまのメイドでもありますから」
「私も~モ~マンタイ~」
「……私も律華が側に居るのは安心できるから…私の方が……い、一緒にいてほしい」
いや、簪さんさんや、顔を真っ赤にして言われるとこっちが恥ずかしいのですよ
「私は織斑を連れていくから、お前達は荷物を置いたら海にでも行ってこい」
「「「「はい!」」」」
私は部屋に入り、織斑先生と織斑一夏は襖を閉めて行ってしまった
「あ、園崎君だ!」
「う、うそっ!わ、私の水着変じゃないよね!?大丈夫よね!?」
「わ、わ~。体かっこい~。鍛えてるね~」
「すっごく引き締まった筋肉だよ………」
更衣室で着替えて砂浜に出るとそんな声が聞こえてきましたが、少し恥ずかしいんですよね
「あっ……」
後ろから声が聞こえふり向くと、簪さん、クロエさん、本音さんの3人が居ました
「3人ともよく……似合ってる」
一瞬間が開いたのは、買い物の時に買った簪さんの水着がお店よりも砂浜で視たときの方が綺麗に見えたからのと、本音さんの水着がどう見てもキグルミだったからだ
「ありがとうございます、律華さま」
「ありがとうなのだ~」
「ありがとう、律華。律華の水着って……」
「ウサギに作ってもらった」
私の水着はあの買い物のときになんだかんだで買い忘れていたのを思い出して、束さん特製の試作型水中専用IS「
「ポメも連れてきたんだね」
「ああ、プロトポメはなんだかんだでずっと一緒に居るからな、癖で連れてきた」
いざってときにプロトポメがいれば便利ですから、実際は8割プロトポメがいないと安心出来なくなってるのですが、
「少し運動して……その前に簪とクロエは日焼け止め塗らなくていいのか?」
「「あ……」」
「ザッキー、私には聞かないの~?」
「本音はそのキグルミで大丈夫だろ?」
女の子は日焼けするとかなり痛い、これは男でも同じだとは思いますが、男性よりも女性の方が日焼けを気にしますからね
「その律華に……」
「オレはやらない……ちょっと恥ずかしいですから」
「……わかりました、簪さま、いきましょう」
「…うん」
簪さんが悲しげでしたが、最近は簪さんのことを考えるだけで恥ずかしくなるので勘弁してもらいたいです
「かんちゃん悲しそうだったよ~?」
「これだけは譲れないですね、好きな人に塗ってもらいたい気持ちはよくわかりますが……最近は簪さんのことを考えるだけで、思考がうまくいかなくなるんです…簪さんには内緒ですよ?」
「そうするね~」
なんか、本音さんが悪い顔をしている気がしますが気のせいでしょうか?
続く