ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
「ここが私のお気に入りの場所です」
「うわぁ~いろんな色のバラがこんなにも咲いてるなんて……」
私が連れてこられたのは大きめの庭で赤、青、緑と言った色々な色のバラが咲いていた
「ここに住むようになって毎日手入れして漸くここまで成長してくれたんですよ……」
「へぇ~君ってなんでもできるんだね……でも、ここだけ何も咲いてないよ?」
色々な色のバラが咲いている中、一角だけ何も咲いてない花壇があった
「そこには品種改良した虹のバラ……レインボーローズを植えているんですが……芽ですら出てこないんですよ」
もう、驚かないよ……自分で品種改良してたとしても束さんは驚かないよ
「レインボーローズ……そこまで自分でやってるなんて凄いね。流石、ミーちゃんの子供だよ」
「ありがとう御座います。バラは昔から好きなんです……母さんの話を聞いてもいいですか?」
「うん!そうだね、私とミーちゃんが出会った頃から話そうかな……えっと…」
クロエside
「クロエ……クロエ」
誰?私の名前を呼ぶのは……
「あに……さま?」
「うん。僕だよ、クロエ」
目を覚ますと見たことの無い部屋に寝かされていて兄さまが私のことを見ていました。
「ここは……束さまは?」
「分からない。だけど、僕たちの怪我を手当てしてくれてるのを見れば僕たちを追っていた奴らに捕まった訳じゃ無い筈だよ……クロエ、立てるかい?」
「はい、大丈夫です」
私は兄様の手を借り立ち上がると兄様と一緒に寝ていた部屋を出ました
部屋の外の廊下は画像や動画で見たことある一般的な家の廊下でした
部屋を一つ一つ兄さまと見ていくと見たこと無い機械やカードが置いてある部屋、本が沢山置いてある部屋など家主は大分整理整頓が得意な人だとわかるような綺麗な部屋が並んでいました。
そして、1階最後の部屋の戸を開けようとすると……
『……あはは』
『………ふふ』
「人の声が聞こえます…兄さまは?」
「僕も聞こえるよ……声は二人…束さんと……もう一人はここの家主かな?楽しそうに話してるし入っても大丈夫そうだよ。僕が先に入るからクロエは僕の後ろからついてきてくれ」
「はい。分かりました」
そう言って兄さまが戸を開けて部家に入っていきました、私も兄様の後ろに隠れるように後についていきました
「スーくんにクーちゃん!!目が覚めたんだ!!よかった~」
「く、苦しいです、束さま……」
束さまが戸を開けた兄様と後ろの私に気がつくと直ぐに私達の方に走り出して私を抱きしめてきました……離してくれましたが束さまの【アレ】は凶器です
「あ、ごめんねクーちゃん」
「い、いえ大丈夫……です。ところで……束さま、後ろの方は誰なんでしょうか?」
私は束さまの後ろに立っている見た目は私と兄さまくらいの男性が気になってました
「初めまして、私は園崎律華。律華かリカと呼んで下さい。この家の主で三人を手当てした者です」
「それから私の大親友ミーちゃんの息子なんだよ~」
束さまの大親友ミーちゃんと言えば何度も話して下さった美春さまの筈……その方の息子…
「初めまして、律華さま。私はクロエ、クロエ・クロニクルと申します」
「僕はスザク、枢木スザクです。助けてくれてありがとう」
「さま付けはしなくていいですよ。気軽に律華って呼んで下さい。お二人のことは束さんから聞いてます、大事な息子と娘って」
「「……////」」
大事な息子と娘って……束さま、私と兄様のことそんな風に思って下さってたなんて…。以前から私のことを溺愛してましたけど…気づきませんでした……
「お二人も起きたことですし…お昼にしましょう。少し待っていて下さい」
彼はそう言うとキッチンの中へと消えていきました
「束、彼は……」
「少し変わってるよね。喋り方は女の子ぽいし雰囲気も女の子……でも見た目は男の子なんだよね」
「そうですね……彼は何者なんでしょうか?」
「う~ん、束さんも分からないね~。ただ、二人が起きてから話をしてくれるって話だから今は待つしか無いね~」
束さまはそういいながら笑っていました。
続く