ISインフィニット・ストラトス太陽の超新星姫   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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また、お待たせして申し訳ありません。
大分前には書き終えていたのですが、そのまま続きを合わせて書くか数話に分けるかで悩みこんなに時間が掛かってしまいました
どのみちバトルシーンで長くなるので一度切りのいいところで区切り、次に回したいと思います


世界の行方 1

 

 

 

「ギデオン……彼もこの世界に…私が寝てしまっている間に大変なことが起きましたね」

 

 臨海学習から1週間、ISの暴走から始まった事件の後に起きたレオス・ギデオンによる宣戦布告はIS学園を世界を大きく変えることになりました

世界はギデオン賛成派、ギデオン反対派、中立の3つに分割され世界のあちこちでテロや紛争が起きていた

 

「ええ。ギデオン賛成派はアメリカとドイツを筆頭にロシア、中国、北朝鮮、イスラエルなど表明しているだけでも6ヶ国。反対派や中立は戦争になったら不利になるわね」

「ロシアの国家代表のお姉ちゃんはこんな所に居て大丈夫なの?」

 

 センチュリオンの会議室には私とクロエさん、織斑先生にまゐ様、兵堂先生の他に簪さんと本音さん、そしてギデオン賛成派のロシアの国家代表を務めている簪さんの姉の楯無さんが居ました

 

「そのこと?再三ロシアに来るように言われたから鬱陶しくなって国家代表の座を降りたわよ?今はただのIS学園の生徒会長で更識家の当主よ♪」

「それじゃあ、専用機も?」

「いいえ?コアは帰さないと国際問題になるから博士が用意したダミーコアを帰したけど、〝ミステリアスレディ〟は私の専用機だもの帰してないわよ♪」

 

 平然と言っているが普通に国際問題になりかねないのだが、そこは更識家の権限でロシアを脅しておいたみたいだった

 

「園崎君にはIS委員会日本支部に出頭命令が来ているわ。間違いなく、ギデオンの罠ね」

「そうでしょうね。今の彼はバトスピ以外では倒せない体になっているのでしょう。そして、彼を倒せる可能性が現状あるのは私だけですから私を先に潰せば後が簡単になると思っているのでしょう」

「紫乃宮先生も律華も普通に話してるけど、律華が負けたら誰も勝てないってことだよね?律華は勝てるの?」

 

 少し不安そうにしている簪さんが私に聞いてきました

 

「正直勝てないかもしれませんね。私の本気のデッキも彼の切り札〝ゾディアック・デスペリア〟とは相性がよくありませんし彼は他にも何か隠していると思います。勿論負けるつもりはありませんけど」

 

 カーディナル・サインの盟主〝ギデオン〟、あのダンさんとバトルして負けはしましたが僅差での負けでもありますから唯の素人ではないです、正直勝てるかは分かりませんね

 

「それでも一度戦うしかないですね、今回の出頭命令を利用しましょう。罠で拘束されそうになったのなら相手を根こそぎ倒して脱出、ギデオンがいるのならバトルで倒す。これで行きましょう」

「それしかないわよね、でも、園崎君。貴方が一番危険よ、私は教職に就いた身としては止めないといけないのだけど……」

「止まるつもりはありませんよ」

「分かっているわ。その顔を、目を見たら止められないってことはあっちで散々見てきたから……だから、委員会には私も行くわ。メンバーは園崎君、私、織斑先生に篠ノ之博士の四人。ヴァイオレット号を近くに待機させて操縦にスザク君、ヴァイオレット号の護衛に山田先生の最低限のメンバーにして他は学園の防衛にするわ。園崎君も良いわね?」

「はい、まゐ様」

「紫乃宮先生も律華も待って下さい!」

 

 まゐ様の話に待ったをかけたのは簪さんでした

 

「律華が行くなら私も行かせて下さい!」

「ダメです」

「ダメよ」

 

 簪さんが〝自分も連れて行って欲しいと〟言ってくるのは〝待った〟をかけてきた時に予想できた私とまゐ様は即断りました

 

「今回は私ですら勝てるか分からない相手です、彼はそれほどまでに強い相手なんです。私も本当なら簪さんに一緒に居て欲しいとは思います……ですが、この学園を守れるのは簪さん達だけです。彼はなにをしてくるか分かりません。私が戦っている間に学園に攻撃を仕掛けてくるかもしれません、それを防げるのは簪さん達だけです。

勝ったときに帰る場所が無くなっていたらたまりません、だから簪さんには勝った時に暖かく迎えて欲しいんです。〝ただいま〟と言える〝場所〟になって欲しいんですよ」

「律華……」

 

 私の本音を口にすると簪さんが頬を赤くして目をそらしてきました、まゐ様も呆れているみたいに私と簪さんを見てきました

 

「……まあ、いいわ。剣ちゃんは学園で待機組の指揮をお願い」

「分かりました。念のため専用機持ちは全員、センチュリオンの会議室に集まってもらいます」

「兵堂先生、彼奴らをお願いする」

「任せて下さい、織斑先生。皆さんも気を付けて下さい」

 

 兵堂先生の〝念のため〟とは私達が委員会に行ったことで無断出撃して乗り込んでくる可能性がある〝誰か〟のためなのか、直ぐに動けるための〝念のため〟なのかは気づいても何も言わない方が良いですかね

 

 

 

 

 

 

 

続く

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