毎度いつものやり取りから、ゲーム大会をする事になった一行。果たして勝負の行方は――?

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こんにちは、とある方の作品を読んで書いてみたくなって書いてみました。


ゲーム大会IN対馬ファミリー

 

 

 

 

 

一週間の学業を終えて、今日は土曜日。いつもよりはゆっくり寝られ(ry

 

 

 

「起きろレオ、朝だぞ」

 

 

 

 なかった、乙女さんがいた。仕方無しに目を開けてベッドから起きると「朝ごはん用のおにぎり作ってあるから早く顔を洗って来い」と言ってさっさと部屋から出て下りていった。

 

 

 

「惰眠を貪るのは無理か」

 

 

 

 そう呟きながら顔を洗い歯を磨いて食卓につきもう見慣れた不格好なおにぎりを食べる、味は普通。

 

 

 

 食後部屋に戻り何をしようかと思っていると携帯が鳴った。

 

 

 

「もしもし?」

 

 

 

「おう、おはようさんレオ。んでメンバーはもう揃ってるのか?」

 

 

 

 電話で喋りだすなり不可解なことを言うフカヒレ、なんのことがわからず聞いてみることにする。

 

 

 

「なんのこと?」

 

 

 

「おいおい……昨日話していてゲーム大会することにしただろ。まさかレオ、覚えてないの……か?」

 

 

 

 フカヒレに言われて昨日の会話を思い出す。若干疲れていて半眠状態時に言っていた気がする……。

 

 

 

「悪い、半分寝てた」

 

 

 

 

 

「やっぱりか、まあいいから、アイツ起こしといてくれ。昨日の恨み今日はらさせてもらう!」

 

 

 

 昨日の恨み……ああ、女の子の胸ばかり撮っていたカメラに向けてカニが国語辞典投げて壊したんだっけ。

 

 

 

「わかった、また後で」

 

 

 

「おう」

 

 

 

 今日することが決まったからにはさっそく動く。毎朝やっている通りにそのままカニのもとへ向かう……のは、面白くないので台所によってから向かう。

 

 

 

「おはようございます」

 

 

 

「あら、おはよう。今日もなの」

 

 

 

「はい」

 

 

 

 カニのお母さんに朝の挨拶をしつつ、お約束のやり取りが始まる。

 

 

 

「ねえ、アレ嫁にもらってくんない?」

 

 

 

「黙秘権、憲法が保障する基本的人権の一つで、自己に不利益な供述を強要されない権利……を黙、火拳!とか言ってどこぞの海賊みたいなポーズをする……ような娘はちょっと」

 

 

 

「そうよね、私が男だったら絶対イヤだもの」

 

 

 

 

 

 毎日このやり取りで話しているが、ネタが切れることは無い。何故なら毎日補充されるからだ。

 

 

 

 そんなことを思いつつカニの部屋へ。ドアを開けて中に入ると――掛け布団を蹴飛ばし腹を出して寝ているカニ。オマケに「ぐふふふ、美味いじぇー……」とかお約束な寝言を言っている。そうかそうか、美味い物を食べているのか……ならば――

 

 

 

「もっとお食べ〜」

 

 

 

 カニの口を開いて我が家の台所から持ってきたものをどんどん放り込んでやる。ムシャムシャと食べていくカニだが、飲み込むよりどんどん口の中の水分が無くなっていく。そうして……

 

 

 

「――――ぶへぇあ!?」

 

 

 

「おはよう、カニ」

 

 

 

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 

 

 

「まったく信じらんねーよ! 寝てるボクの口に無理矢理詰め込むなんて!」

 

 

 

「前は庭のやつだったけど、今日は台所にあったやつだぞ?」

 

 

 

「アホか! あんなに詰めたら口の中のパッサパサになって飲み込めないだろ! って言うか、海苔詰め込むんじゃねーよっ!!」

 

 

 

 

 

 前回は庭に生えていた草、今回は台所から持っていった海苔。ランクアップしたのに、何が問題なのだろう?

 

 

 

「フン! 今日はフカヒレともどもボッコボコにしてやっからな!」

 

 

 

 

 

 

 

 カニを起こして家に戻り部屋に入るとフカヒレとスバルは既に来ていてゲーム機を用意して待っていた。

 

 

 

「よーし、今日は必ず勝つからな!」

 

 

 

「アホか! おめーらなんかにボクが負けるか! ストレート勝ちしてやんよ!」

 

 

 

 早くも二人はヒートアップしているとそこへスバルが声を掛けてきた。

 

 

 

「熱くなるのはいいが、ここでルールの確認だ。勝負は五本勝負で先に三勝した方の勝ち、一戦ごと負けた方が次にやるゲームを選ぶ……このルールでいいな?」

 

 

 

「おう」

 

「おうよ」

 

「うん」

 

 

 

 三人がスバルのルール確認に同時に返事をする。ちなみにゲーム機はSF○であり、ソフトはかの有名な友情破壊ゲームドカ○ン、スパ○トⅡ、○トリス、○リカー、etc。皆で出かけた折にゲームショップで買ったりしているうちにかなりの数になっている……格ゲーも○鉄も、○弾魔、本当にすごい数だ……。

 

 

 

「では、始めのゲームはどれにする?」

 

 

 

 ここは重要な場面だ、ここで勝つと負けるとではその後の勢いが違うと言うこと。

 

 

 

「○リカー!」

 

「スパ○トⅡ!」

 

 

 

 スバルの問に、カニとフカヒレが同時に言う。即座に睨み合う二人。

 

 

 

「待て待て、ゲームで決着つけるんだからリアルは無しだ。二人同時だったからな、"コレ"で決めるか」

 

 

 

 スバルが取り出して見せたのは一枚のコインだった。それを二人が見てうなずくと、指で高く打ち上げた――

 

 

 

「おもてっ!」

 

「裏っ!」

 

 

 

 何処ぞの旅団よろしく、宣言する二人。そして落ちて来たコインを手の甲で受け止めるスバル。受け止める際かぶせた手のひらを退けると……

 

 

 

「よっしゃー!」

 

 

 

「ぐっ、野生児に負けた……!」

 

 

 

 カニの驚異的な直感により見事に当てていた。カニって絶対に強化系だよな……。

 

 

 

「ふっふっふー、このまま全勝してやるぜー!」

 

 

 

「たかが、初回の対戦カードの結果に勝ったくらい、レースで押し返してやる!」

 

 

 

 やたらとヒートアップを続ける二人、それを見ながらスバルが口を開く。

 

 

 

「最下位は罰ゲームだからな」

 

 

 

「おうよ!」

 

「おう!」

 

 

 

 さて、勝負の行方は――――

 

 

 

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 

 

 

 ……数十分後、フカヒレが真っ白になり物言わぬ置物となっていた。

 

 

 

 

 

「よっしゃー!! 三連勝! ストレート勝ちー!」

 

 

 

「」

 

 

 

 リアルでやり合うな、と言っても所詮聞きはしないのが対馬ファミリーたち。大戦中隣同士で並び座るや、対戦プレイ中に脇腹に手刀や足踏みつけ、肘打ちは当たり前。更にはチョークスリーパーそれの返して噛みつき、など妨害ダーティープレイを平気で行う。

 

 

 

「コ、コイツ……勝ちを確信して叫んだ直後に、脇腹を……攻撃して、来る……とは、ひ、卑怯者……!」

 

 

 

「はん! なんとでも言えや! 勝てばよかろうなのだ!」

 

 

 

 確かにそうなんだが、言っていることもやっていることも悪人の所業である。

 

 

 

「へへん! これでボクは罰ゲームは無し! ただ……レオ! 今日とこの間の分の返しだ! ボコってやんよ」

 

 

 

 

 

 どうやら白熱のダーティプレイはまだまだ続きそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

続く?

 




読んでくれた方、ありがとうございました。

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