バンドリ世界に響かせたい!   作:Krescent

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皆さん。ドリフェスはどうてしたか?
え、私ですか?私は限定リサと
限定蘭(何故か2枚)が来てくれました。
リサ姉と蘭ちゃんが来てくれた事に
『感・謝』ですが
私には心残りがあります
そう。着物姿の香澄と彩です。

私の...心の叫びを聞けぇッ‼︎

『出てくれ…出てくれェッ!!
香澄さん!彩さん!!!出てくれェッ!!

かすみん!あやや‼︎かすみん!!あやや!
出てくれっ!出てくれよぉっ‼
出てくれ…出てくれよ!
私は2人の笑顔を
見なくちゃいけないんだ‼︎

いやだ…嫌だぁ! 出てくれ! 出て!

なぁ…なんでこうなるんだよ…私は…私は…

(香澄と彩を手に入れて)幸せに
なりたかっただけなのに・・・』(全身発火)

私は...僕は...笑顔に...なれなかった...よ...。
ドサッ(雪原へと沈み
そのままフェードアウト)







はじまるよ♪


アダージョ/3人で

〈自宅〉

 

Circleを出た俺は

今日の夕食とこれからの食事の

食料の調達の為にスーパーへ寄った後

家に帰ってきたのであった。

 

「ふぅ〜、疲れた。

豆腐バトルに思いの外

時間が掛かっちまったな。」

 

因みに疲れた原因である

豆腐バトルだが

俺がスーパーで素晴らしい!豆腐を見つけ

それを買おうとしたところ

同時に手を伸ばした人がいて

そのまま豆腐を賭けて

バトルする事になったのだ。

それにしてもあの何処と無く

やさぐれたお兄さんは強敵だった。

なんかヤケクソでバースデーソングを

歌いそうな弟さんも応援していたが

あの時、閃かなければ負けたのは

俺だったかもしれない。その後、彼等は

『やはり、俺達に太陽は眩しすぎる...』

と言ってカップラーメンを

買って帰っていったんだが

まだ売っていたんだな〜、兄貴塩と弟味噌。

ボソッ俺も好きだけど

そんな事を考えながら

今日の夕食である

カレーの準備をしていると

ピンポーン♪と

チャイムが鳴る音がしたので

確認してみるとそこには

リサと友希那が立っていたのだった。

 

『あ、響〜?アタシだよ。

スタジオでの事を聞きたいのと

今日の夜ご飯はどうするのか

心配になって寄ってみたんだけど

中に入ってもいい?』

 

「分かった、鍵を持って

いるだろうからそのまま

上がってくれ。」

 

『はーい。』

 

そうしてリビングで

待っていると扉が開き

2人が入ってきたのだった

 

「お疲れー、響。」

 

「お疲れ様。」

 

「なんだ。てっきり

さっきの事は何だー!って

勢いよく入ってくると思った。」

 

「そんな事はしないわ。

さっきの事だって

いつかは彼女自身が気付かなければ

いけない事だったもの。

それが少し早まっただけよ。」

 

「アタシもさ、最初は

何を言ってるんだー!って

なったんだけど。

よく考えたら、響はちゃんと

紗夜に足りないモノを教えてやるって

言っていたなーって。

そう考えたらさ、少し分かりにくいけど

教えようって気持ちが有るって

分かったから、友希那と話して

一旦様子を見ようって事になったの。」

 

「へぇ〜、やっぱり

お前ら良い女だよ。

後、好きなところに座りな

お茶を用意してやる。」

 

「ありがと。

でも、そんなに褒めても

出るのはご飯かクッキーくらいだよ。」

 

そう言って彼女達は近くにある

ソファーに座った。

 

「ご飯にクッキーも出るのか、最高だな。」

 

「何が最高なのかしら?」

 

「そりゃ、世の男の大体は

美人の手料理というモノに

強く惹かれるのさ。」

 

「そう、変なのね。」

 

「まぁまぁ友希那。

それよりもさっきからしている

この匂い、カレーかな?」

 

「That's Right!

俺の好物なんだよ。

保存もアレンジも簡単だしな。

どうせなら食っていくか?」

 

「響の手料理⁉︎食べる食べる!

友希那も食べていくでしょ?」

 

「えぇ。」

(いい匂い...。)

 

「なら、サラダに豆腐も

人数分用意しないとな。」

 

「それぐらいならアタシ達が作るよ。

ほら行くよ、友希那。」

 

「分かったわ。」

 

そうして俺達は

一緒に夕食を準備して

食事を始めたのだった。

 

_______________

それは俺達が夕食であるカレーを

食べている時にリサが放った一言だった

 

「そういえば、響に

聞きたい事があったんだけど。」

 

「何だ?」

 

「ライブをするって言っていたけど

1人だよね?ギターもだけどまりなさんや

スタッフの人達って何か言わなかったの?」

 

「確かに気になるわね。

ソロで立つにしても相応の実力を

認められないといけないもの。」

 

「あぁ、その事なら問題無い。

()()()()()()は俺の演奏を

よく知っているし、ギターも

オーバーホールしている物が

来週中には届くことになっている。」

 

「へぇ〜って姉さん⁉︎

まりなさんの知り合いなの⁉︎」

 

「ああ、俺の父さんと

まりな姉さんの父親が知り合いでな。

過去に何度か会った事があるんだよ。

つっても年に一回会えるかどうかって

関係だっただけどな。」

 

「まりなさんのお父さん、か。

一体どんな人なのかしら?」

 

「そうだな...。

短気だけど、怒らせなければ

クールに見える人だな。

あ、後凄え強面だった。」

 

「へぇ、ていうことは

まりなさんってお父さんと

全然似てないんだ〜。」

 

「それで?私達が先に行った後

まりなさんと何を話していたのかしら?」

 

「そう急ぐなよ、ちゃんと話すからさ。」

 

そうして俺はCircleで

まりな姉さんと話していた事を

2人に話すのであった。

 

________________

 

「いえ、そうではなくて

実はさ分かっているでしょ

()()()()()()。」

 

「ん〜?、なんのことかな〜?」

 

「それはもういいから。

何はともあれ、久しぶり。

最後に会ったのが

俺と父さん達が外国へ行く前にした

見送りパーティだから...。

7年前ぐらいだな。」

 

「やっぱり分かっちゃうかー。

うん、久しぶりだね響くん。

大きくなったね。」

 

「まぁ育ち盛りだったからな。」

 

「うんうん、やっぱり

背が高い男の子は女の子的には

ポイント高いよ。」

 

「thank you。(女の子...?)

それより、次狼*1さんは元気か?」

 

「お父さん?

うんうん、元気にしているよ。

この前も美味しいコーヒーが

あると聞いて熊本県まで

行っていたからね。」

 

「流石、コーヒー狂いは健在って事か。」

 

「ハハハ...。まだまだ長生きすると思うよ。

それで何の話だったっけ?」

 

「あぁ、ここでLiveを

したいんだが大丈夫か?」

 

「う〜ん、ライブかぁ...。」

 

「何か出来ない理由があるのか?」

 

「ううん、そうじゃないんだけど...。

実はこのCicreの存亡を賭けた

大きな合同ライブが近々あってね。

その準備の為に少しバタバタしてるんだよ。」

 

「そこをどうにか出来ないか?」

 

「う〜ん、そうだなぁ。

あ!そうだ!ねぇ響くん!

ここでライブをしても良いよ。

た・だ・し、条件があります。」

 

「条件?」

 

「そう!ここで開催される

大きな合同ライブ..,

ガールズバンドパーティって

言うんだけど、それに参加する

バンドの子達に自分で招待する事。

それが条件です。」

 

「成る程な。察するに

それに参加するバンドに大きな刺激を

与えたいってところかな。」

 

「その通り!

で、参加するバンドは全部で5組!

顔と名前は教えてあげるから頑張ってね!」

 

「alright!任せな。」

 

「それと、招待の方法は任せるからね。」

 

そしてRoseliaの練習が終わった後

家に帰った俺は5枚の招待状を

作成したのであった。

________________

俺が話し終えると

2人はそういう事だったのかと

納得した様子だった。

 

「それでさ響。

招待するってどんな風にするの?」

 

「決まってる。こいつだよ。」

 

そう言って俺は

宙を掴むように

モルフォ蝶と青薔薇が

描かれた招待状を

取り出したのであった。

 

「手紙?」

 

「っていうか今の手品?

どうやったの、ねぇねぇ?」

 

リサはそう言って

テーブルから身を乗り出してきたので

俺は()()()()()()()()黙らせた。

 

「quiet。lady(レディ)はお静かに、な。」

 

するとリサは顔を真っ赤にして

コクコクと頷いた後

椅子に戻るのであった。

 

「いい子だ。」

 

「ふぅ...。響。

あなた、いつか刺されるわよ。」

 

「Don'tworry、No problem。

俺の愛は太陽より熱く海のよ〜うに広い。

そんな女が現れても

その愛憎すらも抱き締めてやるよ。」

 

そう返すと友希那は

深いため息をつくのであった。

するとまだ顔が赤いリサが

取り出した招待状の事を聞いてきた。

 

「それって招待状、だよね?」

 

「That'sRight。

それで改めてRoseliaにお願いしたい。

俺のLiveに来てくれますか?」

 

「えぇ。

招待状、確かに受け取ったわ。」

 

Roseliaの本能が加速する!

________________

そうして彼女達は夕食を終えた後

凄く美味しかった。と言って

帰っていったので俺は

洗い物をしていたのだが

扉を開ける音がしたので

やっと来たかと思いつつ

待っていると友希那だけが

リビングへと入ってきたのであった。

 

「何の用だ?友希那。」

 

「招待状を渡す際

私のポケットに頼みたい事があると

書かれたメモをすり込ませたのは

あなたでしょう。」

 

「そうだったな。」

 

「それで頼みたい事は何なのかしら?」

 

「あぁ。お前に___________

 

そこで俺は友希那へと

ある頼み事と()()()()

渡して別れたのであった。

 

 

*1
仮面ライダーキバに

出てくるウルフェン族最後の生き残りの事

決して特撮界にこの人有りと謳われた

岡元次郎さんの事では無い。




前書きで壮絶な最期を遂げた
私ですが無事にコンテニュー出来ました。
こんなどうしようもない自分にも
神が降りてきてくれたのです。

復活した経緯を要約で説明すると

「ワタシ、イヴちゃんを見ると
死んでしまいまーす。」

イヴ「イェイ、です!」

「あっ」(尊死)

コンテニュー土管より復活

「ワタシ、イヴちゃんを見る
と死んでしまいまーす。」

ポニーテールイヴ「イェイ、です!」

「あっ」(尊死)

コンテニュー土管より復活

「ワタシ、イヴちゃんを
見ると死んでしまいまーす。」

髪下ろしイヴ「イェイ、です‼︎」

「あっ」(昇天)

GameOver

「神は言っている
ここで果てる運命ではないと」

TIME VENT

全てが無かった事になった

こんな感じです

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