BLEACHの世界に最強になって転生 番外編 作:アニメ大好き
最近「鬼滅の刃」にハマっています。BLEACHの十刃もそうですが鬼滅の刃の十二鬼月も順位があるのがいいですよね。
敵の組織に序列があるのに魅力を感じるのは自分だけかな?
鬼滅の刃も第2期が今年中に放送されることが決定したし、上弦の声優さんが誰になるのか楽しみです。
今回はアンケートにあったもう一つの候補「戦姫絶唱シンフォギア」での世界です。時期としては第3期の終わりで4期が始まる少し前、3.5位の話です。後今回話が盛っていったら随分長くなってしまったので前中後と3編に分けることにしました。
とある世界の真夜中。
都市から少し離れた場所にある小さな森。そこにロングヘアのおかっぱ頭の少女が暗闇の中に1人ポツンと木々の中に佇んでいた。
「ここなら邪魔が入らなそうね。【d # g m t w j m、 g j h # a p t】」
少女が何かを唱えて始めると上空に巨大な魔法陣が出現、その中から無数の人魂が現れる。
「これがこの世界で未練ある者達の魂ね。しかしこの世界の人間達は随分と未練ある者が多いようね」
無数の人魂が至る所にへと飛び散らばっていく中、その内の一つを手に取ると人とは思えない長い舌を出し絡めとり丸呑みに捕食する。その時の彼女の顔は歓喜に震え、幸せいっぱいの表情になっていた。
「やっぱり新鮮な魂は最高ね。ん?」
少女が至福の時を味わっていると、ある2つの人魂に気付き近く。
「これは?…ヘェ〜、中々面白そうな魂があるじゃない」
人魂から何かを読み取ると少女は自身の力注ぎ込む。するとその人魂は次第に形を作っていき軈て2人の女性にへと姿が変わった。彼女達が目を開くとイキナリ辺りを見回す。
「こ、ここは!?あれ?私生きてるの?」
「…アタシはあの時死んだはず…何でここに…」
「お目覚めかしら?」
2人は自分達が何故ここにいるのか分からず混乱している中、少女の声で我に返り声の方へ視線を向ける。
「何だテメェ、アタシ達に何か用でもあるのか!」
「あらァ、随分な物言いね?私が貴方達を蘇らせてあげたんだから、もう少し感謝してもらいものね」
「貴方が私達を生き返らせてくれたの?」
「エェ、そうよ。でもタダでとは言う訳じゃないわ。その報酬として私の言うことを聞いてほしいのよ。フフフフフ」
少女は人とは思えないほどのニヤニヤ顔をしながら不気味な笑い声が夜の闇にへと誘う。
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そしてその翌日。
私立リディアン音楽院、その名の通り主に音楽教育を中心とした小中高一貫校。大勢の生徒が登校中、1人の茶髪の少女が白髪の少女に抱きつく。
「クリスちゃ〜ん、おッはよー!」
この元気のいい茶髪の少女は【
嘗てあるイベント会場でノイズに襲われた際に重傷を負い生死を彷徨ったが奇跡的に一命を取り止めた。
ある日ノイズに襲われていた女の子を助け守ろうとしたとき、胸の中に「歌」が思い浮かびあの事件で宿った力が目覚めノイズを倒すことに成功。それ以降はS.O.N.Gの一員となりノイズ含め凡ゆる災害から人々を守っている。
「ちょッおい、抱き付くな!鬱陶しい!」
そして抱きつかれた白髪の少女が【
当初は響と敵対していたが今では頼れる仲間となり響の一つ上の学年に通っている。しかしそれでも性格の上、一々突っかかってくる響のことを鬱陶しいと感じている。
「まぁまぁ、クリスちゃん。そこが響のいいところなんだから」
「てか、お前も私の方が先輩なんだからいい加減「ちゃん」付けは止めろって言ってるだろう!」
こっちの黒髪の少女は【
秘密を抱え込んでいた響と無力な自分自身に対する怒りから距離を置くよになったが、クリスと出会い相談したことにより思いが吹っ切れ響と和解することになる。それ以降は響達に協力するようになる。
「あらら、響先輩ま〜たクリス先輩に怒られてるデース」
「でも誰にでも仲良くしようとするところが響さんのいいところでもあるよ、切ちゃん」
語尾に「デース」っと付けている短髪で金髪の子が【
何処にでもいる女子高生の会話の中4人*1の小型の通信機(?)にサイレンが鳴り響く。4人は顔を合わせ頷くと急いでとある場所にへと向かう。それを1人だけ残った未来は心配した眼差しで見つめていた。
太平洋の大海原、その海域に浮かぶ巨大な戦艦。そこに一機のヘリが近づくと上部のハッチが開きヘリは降下、そしてハッチは閉まり格納される。そのヘリから響、クリス、切歌、調の4人が降り、格納庫から出るとある一室に向かって走り出す。軈て目的の場所の扉前まで来て中に入ると、凡ゆる一面コンピュータだらけで中央には巨大なモニターが映し出されている。それから少し後に作業員に扮した服装をした2人の女性が到着する。
「翼、マリアの両名、只今到着しました」
漢気を感じる青髪のサイドポニンテールの女性【
昔はある人物と【ツヴァイウィング】と言うボーカルユニットを結成していたがあることがキッカケで現在は1人で活動している。
そしてもう一人、ピンクの髪のツインテールの女性【マリア・カデンツァヴナ・イブ】。嘗ては切歌と調と行動し響達と敵対していたが今では心強い仲間。
さらに翼同様素晴らしい歌声と歌唱力を持っており、デビューして僅か2ヶ月で全米ヒットチャートの頂点に登り詰めた。最近では翼とコラボライブを開催している。
「全員揃ったな」
全員の前に腕組みをしているゴリラっ…ンン、失礼。このガタイのいい男こそS.O.N.Gの司令官である【
そしてもう1人椅子に座って端末を操作している子供が【エルフナイン】。彼女はある存在によってコピーとして造られたホムンクルスであるが、今では各種解析やギアのメンテナンスを受け持ち響達のサポートをしている。
「それでおっさん、今回は何だ?」
「あぁ、だが話す前にこれを観てほしい。エルフナイン君頼む」
「はい」
エルフナインが端末を操作して正面に大きなモニターが映し出され一つの街の風景が映った。しかしまだ昼間だと言うのに黒雲に覆われまるで夜のように暗い。そしてその街を茶色や青などの微生物の姿をした存在【ノイズ】が大量発生し襲撃している映像だった。
「ノイズ!?」
「やっぱり今回もノイズか?」
「そうです。でもこのノイズ、ちょっと可笑しいんです」
「可笑しいって何がデース?」
「これを観てください」
モニターが変わると1体のノイズが1人の女性に多い被さるように抱き付いた。女性は「いや、いや!」と叫び声を上げながら身体が炭化し灰となり死亡してしまう。そしてそのノイズは次の獲物を見探しに活動を再開する。
「何このノイズ!何で消滅しないの!?」
この思いもよらない光景に装者達は驚愕した。
ノイズは本来人間に触れると自身も炭化し消滅してしまう。しかし今回現れたノイズは人に触れても炭化しないで次々と人々を襲っている。
「解析したところこのノイズの細胞組織が今までとは違うことが分かりました」
「まさかアルカノイズのような新種だと言うのか!?」
「その可能性は高いと思います」
アルカノイズ───ある組織がノイズの遺伝子を改造しシンフォギアを分解させる力を持ったノイズである。今回現れたのはそれとは違う個体のようだが、人に触れても炭化しないとは初めてのケース。今持っているデータだけでは足りないのだ。
「ですので、もう少しデータがほしいんです」
「でもここでジーとしてたらドンドン被害が大きくなる一方デース」
「私も切ちゃんと同じ。これ以上多くの犠牲を出したくない」
仲良し2人組はこのまま街の人達がノイズに殺されるのを観たくないと出撃の許可を求める。
「私も2人と同じ気持ちです。沢山の人達が死んでいくのを黙って観ているだけなんて耐えられません!お願いです、行かせてください!」
「私も立花達の意見に賛同です、出撃の許可を!」
お節介焼きの響は2人の意見に賛同すると、それに釣られて翼も同じように出撃許可を求める。
エルフナインは迷っていた。今回現れたノイズは人に触れても炭化することなく活動を続けることが出来る。もしかしたらシンフォギアが通用しない可能性もある。ノイズは未だに未知の部分が多い。もしあのノイズ達がアルカノイズのようにシンフォギアを分解出来るような力を持っていたらと思うと。ある程度データを会得してから許可を出したいと言うのが本音である。しかし彼女達の気持ちを無駄にしたくないと思う自分もいる故、どう答えていいのか悩んでいた。
「…正直言うと俺もエルフナイン君と同じ意見だ。あのノイズが以前のアルカノイズのように改造された新種だとすると、またギアが分解される恐れもある」
「…そんな師匠「だが」ッ」
「響君や翼達の言う通り、これ以上一般市民を危険な目に遭われる訳にはいかん。全員直ちに現場に向かってくれ!」
弦十郎は「市民を守りたい」と言う響達の意見を尊重する返答に装者の表情は明るくなるが、エルフナインは目を見開き困惑な表情をしていた。
「そんな司令!?無茶です!ここはやっぱりもう少し様子を見てからの方がいいかと思います!」
「エルフナイン君、君の言いたいことも理解出来し響君達のことを思って言ってのことも分かっている」
「だったら「しかし」」
「市民を災害から守るのも我々の大事な役割だ。それに君も彼女達と同じ立場なら同じことを言っていたんじゃないか?」
「司令…分かりました。僕も出来る限り皆さんをサポートします」
「ありがとう。だがみんな呉々も無茶をするな」
『ハイ!』
「エルフナイン君、君はあのノイズの情報を出来るだけ多く集めてくれ」
「ハイ!」
「総員、出撃!」
『了解!!』
6人は号令と共に司令室を後にし格納庫に向かい待機してた一機のヘリにへと搭乗、現場に急行するのであった。
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「キャーーー!!」
「助けてくれ!!」
「死にたくない!死にたくない!!」
現場に到着すると大量のノイズが街中の人々を襲っていた。状況を確認すると全員ヘリから飛び降り首にぶら下げていたクリスタルを手に取る。
『Balwisyall Nescell gungnir tron』
『Imyuteus amenohabakiri tron』
『Killiter Ichaival tron』
『Seilien coffin airget-lamh tron』
『Various shul shagana tron』
『Zeios igalima raizen tron』
6人がそれぞれの聖詠を唱えるとクリスタルが光だし…
響は両腕にカートリッジが装着されたオレンジのギア【ガングニール】
翼は日本刀を所持したスタイリッシュな青のギア【天羽々斬】
クリスは大量の銃器を装着した赤のギア【イチイバル】
マリアは所々ガングニールに酷似した白銀のギア【アガートラーム】
調は両肩のパーツが浮遊しているのが特徴のピンクのギア【シュルシャガナ】
切歌は巨大な大鎌を所持した緑のギア【イガリマ】
…それぞれのギアが装着される。
響が即拳を繰り出しノイズにへと攻撃する。攻撃を受けたノイズは身体を貫かれ炭化し消滅、全員それを確認しシンフォギアが通用することが分かり他のメンバーも戦闘を開始。翼は刀でマリアは短剣で斬り裂き、クリスは銃火器や矢を撃ち込み、切歌は大釜を振るい、調は紐がついているヨーヨー型の丸ノコを飛ばし次々とノイズを撃破していく。
「ウワァー!!」
そんな時悲鳴が聞こえ振り向くと、逃げ遅れた一人の男性がノイズから逃げていた。すぐさま響が走り出し男性を襲っていたノイズを倒し安否を確認する。
「大丈夫ですか?怪我はありませんか?」
「あ、あぁ。お陰で助かったぜ」
「此処は危険です。早く安全なところへッ誰!?」
突如ビル影から気配の感じギアを構える。するとビル影から1人の女性が現れた。しかしその服はボロボロで身体もあちこち傷だらけであった。逃げている途中で怪我をしたのかと思っていると後ろにいる男性が動揺し始める。それはまるで信じられないモノを観ているかのように。
「カ、カホ…なのか…」
「ショウジさんお久しぶり。元気にしてた?」
「カホ……いや、違う。お前はカホじゃない、カホなはずがない!一体誰だ!」
「酷いわショウジさん、私はカホよ。貴方を愛して、そして貴方が愛していたカホ本人よ」
「そんなはずない!だってお前はあの時死んだんだ!だからここにいるはずが『ビリビリ、バン!』ッグァァァァーー!」
何と突如男性の目に黒い電流らしきものが流れたと思ったら眼球が爆発、男性はあまりの痛みに悶え苦しむ。
「大丈夫ですか!?しっかりしてください!貴方この人に何したですか!」
「私は何もしてないわ。その人が私のことを疑ったからそうなったらの。やっぱりショウジさんの私への愛は偽りだったのね」
「それはどう言う…」
『ウワァァァーー!!』
『アァァァァーー!!』
響がカホと言う女性の言葉に疑問を抱いた時、周りから大勢の人達の断末魔のような悲鳴が聞こえる。声のした方へ顔を向けると全員ショウジと言う男性と同じように両目を押さえて苦しんでいた。そしてその人達の近くには同じように服がボロボロで身体中傷だらけの人や、中にはゾンビのように顔色が良くない人もいた。
「何なんだコイツら一体?」
「分からんが人々にに危害を加えるなら対処するまでだ」
翼は防人としての責務を全うしようと近くにいたゾンビのような人物を斬り裂く。胴体を斬り裂かれた人物は絶命する。続くようにクリスも銃撃や矢を使い同じような人物に対処していく。
攻撃を受けた者達は動かなくなると肉体が消滅し人魂が現れた思ったら何処かにへと飛んでいってしまう。
人魂の向かう先に何があるのか気になったが、今は住民の安否を優先し湧いてくるノイズは倒していく。
そんな時マリアは後方から殺気を感じ反射的に剣を構えるとフードを被った何者かが短剣で斬りかかってきた。しかしその短剣は色は黒だが自分の物とよく似ている。
『マリア(さん)!』
「大丈夫、コイツはアタシに任せて。貴方達は市民の避難を優先して」
シンフォギアの武器はそれぞれ個々のもの、だから同じ武器が存在することはない。ソックリ品はあるかもしれないがここまで瓜二つと言ってもいい物が存在するのか?
色々と思考が巡るが今は考えるを後にし目の前の敵に集中することにする。互いの武器がぶつかり合い火花が散り、両者後退し距離を取る。
「貴方は何者?それにこのノイズとさっきのゾンビ達は貴方の仕業?」
「…」
しかしフードの人物は答える気配は全くなく、ただ黙って立ち尽くしていた。
「答える気はなさそうね。だった貴方が何者なのか力づくでも吐いてもらうわ!」
先程の殺気からして自分を殺しにかかってきていると思い手加減なしで相手をすることにし、左腕の竜手部分に収納されていた短剣を引き抜き複数の短剣が飛び出し上空で停止、一斉にフードの人物目掛けて飛び交う。
対するフードの人物は脇から黒い剣を取り出し、蛇腹状にしてシナヤカに振り回し全ての短剣を撃ち落とされる。
「やるわね。だったら」
再び無数の短剣を出現させ同じようにフードの人物に向けて飛び交わさせるが、向こうも同じように蛇腹剣で振り払う。しかしその最中マリアは持っていた短剣をロングソードにへと変形させフードの人物が短剣を相殺するのに集中しているところを一気に距離を詰め勢いよく振り下ろす。
「もらった」と思った瞬間、無数の黒い短剣が2人の間に出現し攻撃を防いだ。それはまるでフードの人物を守るかのように。そしてその短剣の刃が自分の方へ向き変えると一斉に目掛けて雨のように降り注いぎ吹き飛ばされる。
だが咄嗟にロングソードを盾にしたことで多少の傷を受けたがダメージを抑えた。しかしマリアにはさっきから気になる点があった。
「(アイツの攻撃方、私のギアの似ているような)」
さっきから自分のギアと似たような武器や攻撃をする相手に戸惑うマリアだが、突如フードの人物が話しかけてきた。しかしそれは自身にとって衝撃的な言葉だった。
「フフフ、やっぱり強いですね、
聞き覚えのある声に自分のことを「姉さん」と呼ぶ、まさかと思っていると謎の人物はフードを剥ぐ。その顔は嘗て事故で亡くなった実の妹【セレナ】であった。しかも黒いアガートラームを装着していた。
「久しぶりね、マリア姉さん」
「セレナ…本物なの…」
「勿論ですよ。可愛いものには目がなくて素直になれないけど、とても心優しいマリア姉さん」
若干揶揄い気味だが丁寧な口調でことを知っている。目の前にいるセレナは間違いなく本物だと疑う余地もなく二度と会えないと思っていた大切な妹に一歩また一歩と近づていく。だが────
「だからマリア姉さん……死んでくれる?」
「…エ?」
──突如雰囲気が一変するとセレナは腕を上げると自身の周りに無数の短剣を出現する。そして腕を振り下ろすとその短剣は一斉にマリアにへと襲い掛かる。最愛の妹に「死んで」言われたが故思考が遅れそのまま短剣の餌食になる、と思ったがいち早く事態に気付いた翼が彼女の前に飛び出し素早い剣術で全て短剣を振り払った。そして振り返り告げる。
「惑わされるなマリア!死者が生き返るはずなどない。それに
翼はマリアに「目の前にいるのは偽物だ」と言い正気に戻させようとする。自分も似たような境遇を辿った者として今の彼女の気持ちは分かる。だが今は目の前のことに集中する、自分達は防人なのだから。しかしその思考を破る出来事が起こる。
「それは違うぜ翼。そこにいる嬢ちゃんは偽者のなんかじゃない」
別の女性の声が聞こえた。だが響と翼はその声に聴き覚えがあった。まさかと思って声のした方へ振り向くとセレナと同じようにギアを纏っている長身の女性がいた。
「久しぶりだな、翼」
しかし響と翼の2人はそれとは違う意味で目の前にいた人物に驚きを隠せなかった。何故ならそこにいたのは…
「…奏」
…翼にとっては嘗て共に歌いノイズと戦かった最愛の友人、響にとっては自身の命を助けてもらい大勢の人を助ける力をくれた人物─────
何故亡者達が蘇ったのか?これが分かれば登場死刃が誰かが分かると思います。
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